BUZZER OF YOUTH

Satoshi

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第4章 集大成・ウィンターカップ

第178話 ポジション争い勃発

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メンバープロフィール(女子)

山浦やまうら 小春こはる

星垓高等学校1年
159㎝??kg

誕生日 :4/7

血液型 :B

バストサイズ:C

特徴:スタイル的には痩せ型。ゆるくふわふわした肩くらいまでの長さの髪をポニーテールやツインテールで結んでいる事が多い。満月、紗妃とは同じ中学で満月だけクラスは違うもののよく一緒に行動している。よくふざけたり満月をからかっては満月にツッコまれたり怒られている。休日だろうと電話やメッセージで1日1回は満月をいじるのを日課としている。

特技 :料理

趣味 :料理を作ってはSNSにアップすること

得意教科 :家庭科、化学、現代文

苦手教科 :英語、社会科全般

得意なプレイ :フェイク、アウトサイドシュート

バスケを始めたきっかけ :姉がミニバスをやっていて

好きな男性のタイプ:ガタイがいい人

密かな悩み :満月をいじるネタが欲しい




-----------------------------

















国体終了から1週間















星垓高校は、テスト期間。









現在、テストの真っ最中。













慎太郎「ぐ…」
(わかんねえ…)











答案用紙に空欄の目立つ慎太郎。












「Zzz…」










早々に解き終わり(というか半ば諦め)、居眠りを始める大樹。










涼真「……」







同じく早々に解き終わり(余裕で)、瞑想している涼真。










その足には、痛々しい包帯。







そして傍らには松葉杖。














キーンコーンカーンコーン












試験が終わる。













この日は試験最終日。
この日から部活動が再開するのだ。












慎太郎「っしゃあ!試験終わり!バスケだバスケ!」







一目散に部室へと走っていく慎太郎。








武蔵「試験が終わった途端にこれだよ…」








翔太「一般組の俺らと違ってあいつはバスケしに学校来てんだもんな」







賢「まあ、気持ちはわかるよ。
試験期間中俺も息が詰まりそうだったし」








全員、ロッカールームに着く。








慎太郎、着替え終わって既に体育館にいるのか既に更衣室にはいない。







政史「てかウィンターカップ予選っていつよ」







宗平「11月の中旬だから…あと丁度1ヶ月とかかな」









大樹「涼真が欠場になって…メンバーどうするんだろ?スタメンは?」









一同「「あ…」」










国体終了直後のチームでのミーティング。












涼真の怪我からの復帰は、早くて12月上旬。











つまり、全国への切符を賭けて戦う県予選には全試合出場できない。










本戦が12月下旬の為、全国に行ければ復帰できるかどうか…と言った所だ。










加えてウィンターカップは選手登録が15人とインターハイの12人から3人も増える。










涼真がメンバー落ちの為、空いている4人のユニフォームの枠を星垓のチーム内で争う事に。









1年生達も必然、気合いが入る。















そしてそれは、女子も同じ。














満月「よーし!テストも終わったし!なんとしても冬はユニフォーム取るんだから!」








小春「気合い入ってるね、満月」








満月「とーぜん!先輩達が相手でもシュートビシバシ決めてびっくりさせるんだから!」







華音「確かに…1年でも1番速い満月にシュート力があれば鬼に金棒やもんね」







佳奈絵「真面目にメンバー入りも現実的なんじゃない?…もぐもぐ」









糸織里「むぅ…私も足の速さとか脚力には自信があるのに…みずっちには勝てないんだよねぇどうしても…
シュートじゃ明らかにみずっちが上だし」








優花「単純にスピードに関しては空気抵抗の差じゃない?」







紗妃「どういう事?」








優花「どういう事って…そりゃあ」








優花の目線は、隣に並ぶ満月と糸織里の胸元に。









糸織里「ほえ?」







満月「…ねえ優花、ケンカ売ってる?」











満月はスタイルはかなりいいものの、スレンダーで胸の膨らみは遠慮がち。









対して糸織里は、推定でE以上の果実をぶら下げている。











小春「ちょ…w空気抵抗って」







小春、笑いを堪えるのに必死。











糸織里「スピードに関しては空気抵抗とかよく分からないけど…シュートはね…胸が邪魔で狙いが上手く定まらないんだよねぇ」












ピキ!












満月のこめかみから嫌な音がする。










紗妃「それはちょっとわかるかも。糸織里ほど大きくはないけどさ」










佳奈絵「私も」(もぐもぐ)


























満月「表に出ろぉ!おのれらあああああ!!!!」





小春「どうどう」











そこに2年生の佐藤が入ってくる。










佐藤「ほら、練習始まるよ」








1年生「「「はーい」」」













部室から出ると、体育館の入口で男子の1年生勢と遭遇。







そして、マネージャーの春香と美保も。










糸織里「おおっ!だいきんにそうそうに慎ちゃま、まさるんにまーしー、しょっちゃんも!マネちゃんず含め1年生勢揃いじゃないですか!」

※大樹、宗平、慎太郎、賢、政史、翔太






普段から笑顔がトレードマークの糸織里。





部活動再開ということもあり今日も満面の笑みで男子にも声をかける。










大樹「だいきん…」
(なんかニュアンスがバイ菌みたいで嫌なんだが…)




慎太郎「渡辺は相変わらず元気いっぱいだな」
(そしてニックネームのセンスも)









春香「しおりちゃんもテストお疲れ様!今日からまたお互い練習がんばろうね」







美保「それはそうと、赤点はいないわよね?」









ギクッ…










何人かは表情が強ばる。











-----------------------------

1年生男女バスケ部、成績分布



・涼真、春香、満月 ←上位
・武蔵、翔太、美保
・宗平、糸織里
・奈津実、佳奈絵
・賢、紗妃     ←平均
・優花、華音
・小春       ←赤点ボーダーくらい
・大樹
・慎太郎、政史   ←下位


-----------------------------






優花「そういや北条君だけいないね…練習には来るんでしょ?」









賢「松葉杖だし、今唐沢先生と話してるから後から来ると思うよ」








奈津実「そっか…」









満月「ぐすん…私だってBあるもん…ギリだけど…」
(見てなさいよ…練習でボコボコにしてやるんだから!)














慎太郎「…小早川はなんで胸を抑えて悲しそうなの…」
(そして謎に燃えている…)







美保「女の子特有の悩みよ、ほっといてあげて」









なおこの日、先輩や同級生関係なく満月より豊満な胸を持つ女子バスケ部の部員(満月より豊満となるとほぼ全員だが)は、もれなく満月に1対1の勝負で完膚無きまでに叩きのめされる事になる。

























































キュキュッ!









コートにはバッシュの擦れるスキール音、ボールのドリブル音が響きわたる。










涼真「…」










メンバーの練習を涼真は椅子に座り、ボールを触りながら眺めている。










涼真(なんで今なんだ…何で今離脱しなきゃならないんだ)











涼真は先程、唐沢からメンバー登録外になる事を伝えられたばかり。







怪我で致し方ないとはいえ、怪我で長期離脱をした事もなく、ましてや所属チームでメンバー外にされた事もなかった涼真にとって、初めての屈辱でもあった。












涼真(何がスーパールーキーだ…何がエースだ…俺は肝心な時にチームの役に立てないで終わるのか…そんなんで何がエースだ…)













慎太郎「…」











慎太郎、時折涼真の方を見る。











普段なら練習中に率先して声を出している涼真が、座っているだけで押し黙っている。










慎太郎は、涼真の怪我もベンチから目撃していた。
それなのに、その場では何も声を掛けることすら出来なかった。












慎太郎(国体の準決勝でも出番はあったけど…俺は何もできなかった…涼真がいないと俺はプレイヤーとしてあんなにも無様だったのか…?)














そして練習終わりのミーティング。













唐沢「さて、丁度1ヶ月後にはウィンターカップの県予選があります。メンバー登録はインターハイの12人より多く15人。メンバー提出の期限は大会の10日程前なのであと20日あまりです」







新城「もう高校最後の大会開始まであと1ヶ月なのか…」









唐沢「私の中でメンバー入りが確定しているメンバーを先に言っておきます。
まずは3年生、新城君、中澤君、矢島君、髙木君」









新城「はい!」



中澤「はい…!」



矢島「はい!!」



髙木「はい」








唐沢「それと小宮山君」






小宮山「は、はい?」









唐沢「君はまだ怪我が完治しきっていませんが…最後の大会です。これまでチームで3年間努力してきた君をメンバーから外す訳にはいかない。出場機会を与えられるかはわかりませんが…ベンチにはいて欲しいんです」







小宮山「…はい…!!」






小宮山、唐沢の計らいに目頭が熱くなる。










神崎(よかったっすね、先輩)

















唐沢「そして北条君ですが、今大会はメンバー登録外として観客席から応援してもらいます」










涼真「はい…」











真田(残念だが当然っちゃ当然か…小宮山先輩みたいに最後って事でもなけりゃ試合に出れない人間をベンチ入りさせておく意味は無い)














唐沢「決まってるのは以上です」


















一同「「「!?」」」













唐沢「スタメンはおろか、メンバー登録も1度リセットします。普段の練習と…大会まで毎週末に練習試合か紅白戦を行うので、そこで最終的なメンバーを決めていくつもりです」











新城(なるほどな…チーム内でのポジション争い、ユニフォーム争いをさせつつレベルアップも狙う。北条が離脱した今、県大会を勝ち抜くには1人1人のレベルアップが必須だからな…)





















星垓、チーム内でのポジション争い勃発。















……To be continued
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