BUZZER OF YOUTH

Satoshi

文字の大きさ
184 / 269
第4章 集大成・ウィンターカップ

第182話 3年生の大会

しおりを挟む
メンバープロフィール(女子)

渡辺わたなべ 糸織里しおり

星垓高等学校1年
160㎝??kg

誕生日:5/5

血液型:AB

バストサイズ:E

特徴:肩くらいまでのサラサラしたストレートヘアが特徴の、女子バスケ部1の元気っ子。普段の時は女子バスケ部1年で1、2を争うオシャレさん。基本的に敬語だが極度に真面目な時はタメ語になる。よく人にあだ名を付けて呼んでいるが、実は照れ屋な糸織里なりの精一杯の親愛の証。満月には入学早々に困っていた時助けて貰った恩があり、涼真との仲を1番応援しているのも糸織里。満月も満月で糸織里を大切に思っている(胸以外)。基本的にからかう側だが、からかわれると弱い。
人の気持ちに超敏感。

特技:スポーツ全般

趣味:興味を持ったことはなんでも

得意教科:現代文、生物

苦手教科:数学、物理

得意なプレイ:速攻に走ること、ディフェンス

バスケを始めたきっかけ:運動神経の良さを中学で友達にスカウトされて

好きな男性のタイプ:喜怒哀楽を一緒に分かちあってくれる人

密かな悩み:そういえば恋愛ってしたことない




-----------------------------













10月もあっという間に終わり、11月に。











-某日、練習終わり-







唐沢「それでは、ウィンターカップに臨むメンバーを発表します」












ゴクリ…










一同、固唾を飲んで発表を待つ。













唐沢「まずスタメンですが、中山君、真田君、新城君、神崎君、髙木君の5人です。背番号ですが…」









星垓、ウインターカップ予選に臨むメンバーは下記のようになった。







星垓 ウィンターカップ予選メンバー

4 新城 敦史  185㎝ 3年
5 中澤 透   176㎝ 3年
6 矢島 薫   180㎝ 3年
7 髙木 悠介  199㎝ 3年
8 神崎 健太  191㎝ 2年
9 真田 直斗  184㎝ 2年
10 須川 勇大  190㎝ 2年
11 中山 慎太郎 169㎝ 1年
12 福島 雅彦  185㎝ 2年
13 皆藤 賢   198㎝ 1年
14 篠田 武蔵  182㎝ 1年
15 小笠原 大樹 188㎝ 1年
16 三石 大地  173㎝ 2年
17 佐藤 宗平  186㎝ 1年
18 小宮山 悟  182㎝ 3年

















-練習後-






朝「くっそー!!!またメンバーに残れなかった…」







朝は身体能力こそ高いが、オフェンスでの貢献が同じガード陣と比べて低かった。









新城や慎太郎、中澤、矢島、三石といった面々には勝てなかったのだ。











翔太「俺もダメだったっす」









翔太はオフェンス、ディフェンス共に申し分なかったが、フィジカルに難がある故の落選。





















慎太郎「…」






ズーン……


















武蔵「…慎太郎はなんで落ち込んでんだ?」









涼真「どうせ登録身長が170いってないの気にしてんだろ。ほっとけ」













そして全員着替えて、男女バスケ部1年の全員が勢揃いし、大人数でだべっている。












華音「そっかぁ、翔太君メンバー入りできへんかったんかぁ…」







翔太「うん…まあフィジカル面で不安ってのは中学の時から散々言われてた事だ。まだ本戦もあるし頑張るしかないだろ」







賢「フィジカルが不安なのは俺もだなぁ…パワーじゃ髙木先輩や須川先輩、大樹に太刀打ちできないもん」







大樹「いや須川先輩と髙木先輩は別次元だから。須川先輩なんてプロレスラーみたいな身体してるし」






宗平「俺はなんとかメンバー入れた感じだけど…ディフェンスはできても他の事もできねえとな…」






優花「そこそこデカいんだからそれを活かせればいいんじゃない?」






宗平「うーん…」









春香「慎ちゃんはついにスタメンに抜擢だね!」



慎太郎「うん、ありがとう」





美保「やっぱりスタメンって特別感あるよね。なんて言うか…そのチームの代表って感じ」








慎太郎「その通りだな。まあ、涼真が離脱したオマケなんて言われねえようにしねえとな」













涼真「女子は?」







糸織里「女子は1年生は元々メンバー入りしてたなっちゅ、ゆーかりんに加えてみずっちが新しくメンバー入りしたくらいですかね?」









佳奈絵「もぐもぐ…私のライバルって優花もそうだし、奈津実や松本先輩がいるし…まだ現時点では敵わなかったかな…もぐもぐ」






佳奈絵は今日は肉まんをほうばっている。








小春「あーん…私もメンバー入りしたかったよぉ」







紗妃「よしよし」








華音「私は谷口先輩だったりエースの千草先輩やもんなぁ…満月に紗妃だっておる…」







翔太「女子もユニフォーム争奪は厳しい戦いなんだな」





糸織里「流石に全国ベスト4チームでメンバー入りするのは難しいもんですよね…かののんもかななんも中学では全中まで行ってるのに…
私もガードのポジション争いに結局負けちゃいましたし…」










満月(そうは言っても糸織里も前より数段上手くなってきたんだけどね…)









糸織里「てゆーか!最近みずっちとマッチアップするともの凄く気合い入ってるし容赦ないんですけど!私何か悪いことしました?」










満月「おっぱい…」ぼそっ














満月、誰にも聞こえない声でボソリと呟く。











武蔵「ってか部活終わった夕方にこんなだべってていいのか?」












奈津実「平気でしょ。少なくともスポーツクラスは寮の近くだし」






涼真「スポーツクラスでも俺は家からだけどな」






満月「私も」







大樹「はぁー今日の寮母さんの飯、何かなぁ」















そんな事をいいつつ、日は暮れていく。



















そして、11月中旬。














3年生にとって最後の大会、ウィンターカップの県予選が開幕!















順当にいけば男子準々決勝の組み合わせは




星垓 vs 藤宮東

法帝大付三 vs 東裁大相模

桐神学園 vs 慶鵬義塾

平塚学院 vs 湘洋大付属





となる。


















会場の記者席には、国体と同じく山下と中嶋。












山下「村上さんはまだ戻ってこないのね」








中嶋「大学のオータムリーグの後すぐにインカレの取材の準備してましたから。来週からインカレですし」








山下「というかなんで県予選から取材を…」
(注目度の高い他県にも県予選から取材に何人も行ってるし…)











中嶋「それは…これが3年生にとって最後の大会だからですよ。
ウィンターカップは『3年生の大会』とも言われる位3年生による集大成の大会なんです。最後の大会に悔いは残したくない。そんな気持ちの強さからかつて様々な奇跡やドラマを生んできた。そんな大会なんです」









山下「なるほど…」








中嶋「そして下級生も主力を担うチームでは、先輩を勝たせたいという後輩の想いも大事になってきますね。特に僅かな差で夏に全国大会出場や優勝を逃したようなチームなんて」












山下「各チームの1年間の集大成…特に3年生にとっては高校生活の集大成の大会って事ね」












中嶋「そうですね。そのために…なのかはわかりませんが来年からは全国出場枠も50から60になりますし」













山下「高校タイトルが3つから2つになるだけじゃなくて…名実共に最大の大会が最後に…」
















ブーッ!!!!














目の前では、桐神学園の初戦が始まろうとしている。













山下「桐神学園は夏と同じスタメンね」














中嶋「1年の新海、櫻田のバックコートコンビにオールラウンダーの主将・長崎。裏方タイプだけど堅実かつ安定感の青木と米田の3年インサイドコンビ。スタメンの最長身は193㎝の米田君ですね」









山下「ベンチには関東大会でも出番のあった3年生の佐藤、2年生にもフォワードの桝田、センターの山村と戦力の厚みは十分ね」











中嶋「いや、夏は怪我でいませんでしたが2年生にもう1人…」


















ブーッ!!!












桐神学園、スタートから4分で交代。










交代したのは、1年生ガードの新海。












そして交代で出てきたのは…














山下「…大きくない?」










そこにいたのは、長崎程も身長のある選手。












中嶋「あの選手は秦野はだの 武史たけし。187の長身にしてコンボガード。ただし本職は…ポイントガード」











桐神学園、一気にラインナップが大型化。
出場の5人全員が180半ば~190代というかなり大型なチームに。











スパァッッ!!!









秦野はスリーポイントも決める。












この試合、4本のスリーポイントをゲット。








秦野の怪我からの復帰により、桐神学園に外の大砲がまた1つ加わった。








外からは櫻田、長崎、新海、秦野の4人が交代で射抜く。












インサイドでは青木、米田に加えて桝田、山村、といった、サイズは全員物足りないがタイプの違うインサイドプレイヤーが支える。













特に3年生である長崎、米田、青木の活躍は目覚ましかった。













長崎はチーム最多の28得点。米田は13リバウンドを獲得。青木は自身のマーク相手のインサイドでの得点を僅か4に抑え込む。










新海「先輩たち…今までで1番熱いや」










櫻田(先輩達とプレーできる最後の大会、俺も全てを出し切って全国に出てやる!)














そのまま初戦を全員出場、140得点で突破。













また、東裁大相模も夏に怪我で離脱していた1年の岸が復帰。選手層に厚みが生まれていた。














だが初戦、最も会場を震撼させたのは3年生ではなく1年生センター・梅村だった。




















ドッガァァァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!

















4人に囲まれながら豪快なボースハンドダンクでディフェンスを吹き飛ばす。














梅村はこの日、52得点25リバウンド11ブロックという常識外れにも程があるスコアを記録。











梅村(夏も秋も…いや、入学してから先輩達には迷惑ばっかかけっぱなしだった。最後の大会、全国にいけないなんて許されない!俺は先輩達を勝たす為なら…どんなプレーだって進んでやってやる!)

















湘洋大付属は、元々選手層も県内最高級だった為にケミストリーが醸成されており、県内最高のサイズと合わせてより安定感が増した。












織田(同じコートに立つと嫌でもわかる…先輩達がどれだけ勝ちたいのか。最後の大会の先輩達の姿、目に焼き付けておかないとな)

















そして、4強最後の一角。














夏の王者・星垓にも初陣が訪れる。














エース無き王者、次回、初陣。




































































































-----------------------------

おまけ
女子バスケ部1年、糸織里のニックネーム集

涼真→うまっち
慎太郎→慎ちゃま
武蔵→むささびくん
満月→みずっち
春香→はるるん
美保→みほりん
大樹→だいきん
宗平→そうそう
賢→まさるん
政史→まーしー
翔太→しょっちゃん
小春→こはるん
紗妃→さっきー
優花→ゆーかりん
奈津実→なっちゅ
佳奈絵→かななん
華音→かののん
唐沢監督→のりちゃん先生(下の名前である武徳たけのりから)

-----------------------------







……To be continued
しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件

遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。 一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた! 宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!? ※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません

竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──

小学生をもう一度

廣瀬純七
青春
大学生の松岡翔太が小学生の女の子の松岡翔子になって二度目の人生を始める話

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

処理中です...