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第4章 集大成・ウィンターカップ
第198話 ポジションレス・バスケット
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チーム メンバープロフィール
平井 圭太郎
湘洋大付属高等学校3年
181㎝72kg
誕生日:4/30
血液型:O
特徴:厳つい風貌に坊主頭が特徴。ガードながらその屈強なフィジカルで主にディフェンスで貢献する。そのディフェンス力は高く涼真や櫻田など各チームのエース級をマークする事も多い。
普段はヘラヘラしている山本を日下部等と一緒にいじっているが、同時に山本に期待してもいる。
卒業後は関東2部、長谷田大学への進学が決まっている。
特技:懸垂
趣味:写真を撮ってSNSに上げること
得意教科:英語
苦手教科:特になし
得意なプレイ:フェイスガードディフェンス、スリーポイント
バスケを始めたきっかけ:小1の時に兄に連れられてミニバスを見学して
密かな悩み:写真投稿があまりバズらない
-----------------------------
ビッ!
湘洋大付属のスローインから後半開始。
第3Q 残り10:00
桐神学園 50
湘洋大付属 53
桐神学園
13 秦野 武史 187㎝ 2年
9 佐藤 昌平 184㎝ 3年
14 櫻田 祥人 184㎝ 1年
4 長崎 健正 187㎝ 3年
11 枡田 一輝 188㎝ 2年
湘洋大付属
14 山本 晋吾 175㎝ 1年
6 平井 圭太郎 181㎝ 3年
7 日下部 亘 186㎝ 3年
4 徳山 勝美 193㎝ 3年
5 中西 岳 203㎝ 3年
涼真「…ん?」
桐神学園のディフェンスはマンツーマン。
武蔵「マジか…このサイズ差でもマンツーマン…」
華音「てっきりゾーンでも敷いてくるかと思ってたわ…」
唐沢「平面の勝負ではどのポジションでも最低でもイーブン、負けているポジションは皆無。インサイドを攻めてきたら人数で囲む前提で、あくまで勝負は機動力で、という事でしょう」
涼真「…」
(後半開始のマンツーマンなのにナンバーコールをしないのか?)
山本がボールをキープ。
対峙しているのは佐藤。
山本(流石に3年生、攻撃重視の桐神学園とはいえディフェンスもかなり鍛えられてる)
インサイドの中西には枡田がフルフロントで守っている。
平井には櫻田。
徳山には秦野。
日下部には長崎というマッチアップ。
ビッ!
ビッ!
湘洋大付属がどれだけパス回しを速くしようと、マンツーマンに穴が空かない。
山本(普通にボール回しても無理か…時間を無駄に消費するだけだ)
ダム!!!
山本、ドライブで仕掛ける。
佐藤、即ドライブの進路を塞ぐ。
山本(ダメだ!抜けねえ)
佐藤(そりゃあそう来るしかねえよな。だが生憎来るとわかってたら止めんのはそう難しくねえよ)
山本「くっ…」
山本、外の平井へと展開。
湘洋メンバー「平井!時間ない!」
平井「!?」
24秒タイマー、残り6秒。
平井(パスコースはない、時間もない!)
ビッ!
やむなく自ら打つ。
インサイドでは枡田、秦野が中西、徳山を必死で抑え込む。
ガッ!!!
ガシッ!!
走り込んだ櫻田がリバウンドを取る。
櫻田「1本!」
櫻田、そのままドリブル発進。
だが湘洋大付属の戻りが速く速攻は止められる。
櫻田には、スリーポイントを打たせまいと平井がマーク。
秦野には日下部。
佐藤には山本。
長崎には徳山。
枡田には中西のマッチアップ。
全員外で動いてるのに合わせ、中西も例外なく外を動いている。
山下「湘洋もマンツー…?でもどうして?中西君が外に釣り出されたら脅威が半減するのに」
中嶋「かといって桐神メンバーのシュート力を考えたらゾーンにはできないでしょうね…今の桐神は全員が走れて、全員スリーポイントも打てて、全員がドライブを仕掛けてくる。もっとも、マンツーマンでもゾーンでも厄介な相手ですが…」
慎太郎「俺もマンツーマンって選択は正しいと思う…というか湘洋大付属の現有戦力じゃそれしかない」
美保「なんで?」
慎太郎、スコアブックを取り出す。
美保や春香、2年マネージャーの臼井が入部からずっと記録してくれていた物だ。
これには他校の試合のデータも入っている。
慎太郎、パラパラとページをめくる。
慎太郎「これによると…桐神学園…夏の関東予選からウインターカップ予選準々決勝までの全試合での平均フィールドゴール成功率は…2点のシュートが49.8%、スリーポイントが41.8%…フリースローが92.0%か」
春香「?」
慎太郎「現代の特に高いレベルのバスケ…NBAだとかオリンピックやワールドカップだとかでは今、ゴール下とスリーポイントでいかに得点するかが問われてる。最も得点効率が良いのはゴール下とスリーポイントだからね。
そこで問題なんだけど、2点を55%決められるプレイヤーと、スリーポイントを40%決められる選手ならどっちを起用する?」
紗妃「そりゃ…2点を確率良くいっぱい決められた方がいいんじゃ?」
糸織里「えっ?スリーポイントの方じゃないんですか?」
慎太郎「渡辺が正解かな。じゃあ、その2人のプレイヤーが100回それぞれ攻撃したとすると…
2点を55%決められる選手は…100回攻撃したら2×100×0.55=110。つまり110点取れる。
これに対してスリーポイントを40%決められる選手は…100回攻撃したら3×100×0.40=120。つまり120得点できる訳だ」
春香「そっか…!期待値の問題なのね!」
美保「なるほど、だから今までのデータのシュート確率を引っ張りだして来たのね。
それによると…桐神が2ポイントだけで100回攻撃したら2×100×0.498…99.6得点。
スリーポイントだけだと3×100×0.418…125.4得点…!」
慎太郎「そういうこと。まあ、どのプレイヤーに打たせるか?とか厳密には考える事が他にもあるけど…桐神学園を相手取るなら2点より3点を防いだ方が勝てる確率は格段に上がるって事さ」
春香「なるほど…だからスリーポイントを防ぐためにマンツーマンであえて守ってるのね」
美保(こんなデータ取ってキツいだけかと思ってたけど…ちゃんと活用してくれてたんだ…ちょっと嬉しいかも)
慎太郎、データを再びチラッと見る。
慎太郎(まあ、桐神には2人例外がいて…2ポイントの方が点を取れてる選手と…どっちを止めても絶望的に点を取ってくる化け物とがいるんだけども)
慎太郎が目を止めたのは、長崎、櫻田のデータ。
長崎 健正
2ポイント 65.2%
3ポイント 42.0%
フリースロー 95.6%
櫻田 祥人
2ポイント 61.6%
3ポイント 48.0%
フリースロー 99.0%
スパッ!!!
長崎がミドルシュートを決める。
第3Q 残り9:25
桐神学園 52
湘洋大付属 53
涼真(近年のバスケではミドルシュートは効率の悪いシュートって言われてるけど…長崎さんみたいにあれだけ決まるなら、立派な武器だよな。
まあ、俺もよくミドル打つけども)
そして、続く湘洋の攻撃。
山本「え?」
山本の眼前には、櫻田。
山本「マークが変わってる?」
山本だけではない。
中西には秦野。
徳山には佐藤。
日下部には長崎。
平井には枡田。
涼真「まさか…」
(ポジションレス・バスケットって…そういう事かよ…!)
先程と違うマークマンに湘洋メンバーは面食らう。
バシィッ!!
山本「!?」
ドライブに行ったところを、後ろから櫻田にボールをチップされる。
こぼれ球を秦野が拾う。
ビッ!
拾った秦野が前線にボールを投げた時には、桐神メンバー全員が走り出していた。
湘洋大付属のメンバーは、誰一人追いつけなかった。
バス!!!
速攻から長崎のレイアップが決まる。
ブーッ!!!
オフィシャル「タイムアウト!黒!」
涼真「流石に白石監督、危険と見てタイムアウトで切るのが早いな」
このタイムアウトで白石監督が出した指示は「マンツーマンのまま守る」だった。
先程の慎太郎のデータはもちろん湘洋も知っており、桐神の爆発的な攻撃力を止めるための選択だった。
ブーッ!!
タイムアウトがあけ、湘洋大付属の攻撃からスタート。
第3Q 残り9:12
桐神学園 54
湘洋大付属 53
山本「1本!!」
山本をマークしているのは今度は長崎。
山本(全員が脚力もディフェンス力もあって、全員がドライブもアウトサイドもできる…オマケにみんな身長も似通ってる。だから誰が誰をマークしても関係ないって事か…)
湘洋大付属がどれだけボールを回しても、ディフェンスに穴ができない。
ドライブで突破しようにも、スピードで桐神メンバーに対抗できるメンバーが山本以外いない為、活路をなかなか見い出せない。
逆に桐神学園には、インサイドの要・中西を外に釣り出され守備網をドライブで自在に切り裂かれ、そこからの合わせやキックアウトでのスリーポイントで得点を奪われる。
リバウンドを中西が支配し、途中で山本に替えて2年生シューターの松本を投入するも
第3Q 残り3:08
桐神学園 74
湘洋大付属 65
点差は少しずつ開いていた。
更に…
ダム!!!
平井「く…!」
櫻田、ドライブで平井を抜く。
アウトサイドでボールを受け、平井がチェックに来た所をカウンターで抜いた。
ゴール下付近まで侵入した櫻田、ヘルプに来た中西と1対1。
櫻田、完全には中まで侵入せずジャンプシュートを構える。
キュキュッ!
中西、間合いを詰める。
櫻田、シュートの構え。
中西(フェイクだ…!)
クッ…
櫻田、シュートフェイクを1つ入れる。
中西、ジャンプするのをこらえる。
櫻田、再度シュートの構え。
中西(よし!!)
バッ!
中西、シュートブロックに跳ぶ。
だが…
クッ…
櫻田、これもフェイク。
中西(ポンプフェイク2回だと…!?)
櫻田、今度こそクイックでシュート。
その一瞬後、中西の身体が櫻田に接触。
ガッシィィ!!!
ピピーッ!!!!
中西のファウルを告げるホイッスルが鳴る中
スパッ!!
ボールがリングを通過する。
……To be continued
平井 圭太郎
湘洋大付属高等学校3年
181㎝72kg
誕生日:4/30
血液型:O
特徴:厳つい風貌に坊主頭が特徴。ガードながらその屈強なフィジカルで主にディフェンスで貢献する。そのディフェンス力は高く涼真や櫻田など各チームのエース級をマークする事も多い。
普段はヘラヘラしている山本を日下部等と一緒にいじっているが、同時に山本に期待してもいる。
卒業後は関東2部、長谷田大学への進学が決まっている。
特技:懸垂
趣味:写真を撮ってSNSに上げること
得意教科:英語
苦手教科:特になし
得意なプレイ:フェイスガードディフェンス、スリーポイント
バスケを始めたきっかけ:小1の時に兄に連れられてミニバスを見学して
密かな悩み:写真投稿があまりバズらない
-----------------------------
ビッ!
湘洋大付属のスローインから後半開始。
第3Q 残り10:00
桐神学園 50
湘洋大付属 53
桐神学園
13 秦野 武史 187㎝ 2年
9 佐藤 昌平 184㎝ 3年
14 櫻田 祥人 184㎝ 1年
4 長崎 健正 187㎝ 3年
11 枡田 一輝 188㎝ 2年
湘洋大付属
14 山本 晋吾 175㎝ 1年
6 平井 圭太郎 181㎝ 3年
7 日下部 亘 186㎝ 3年
4 徳山 勝美 193㎝ 3年
5 中西 岳 203㎝ 3年
涼真「…ん?」
桐神学園のディフェンスはマンツーマン。
武蔵「マジか…このサイズ差でもマンツーマン…」
華音「てっきりゾーンでも敷いてくるかと思ってたわ…」
唐沢「平面の勝負ではどのポジションでも最低でもイーブン、負けているポジションは皆無。インサイドを攻めてきたら人数で囲む前提で、あくまで勝負は機動力で、という事でしょう」
涼真「…」
(後半開始のマンツーマンなのにナンバーコールをしないのか?)
山本がボールをキープ。
対峙しているのは佐藤。
山本(流石に3年生、攻撃重視の桐神学園とはいえディフェンスもかなり鍛えられてる)
インサイドの中西には枡田がフルフロントで守っている。
平井には櫻田。
徳山には秦野。
日下部には長崎というマッチアップ。
ビッ!
ビッ!
湘洋大付属がどれだけパス回しを速くしようと、マンツーマンに穴が空かない。
山本(普通にボール回しても無理か…時間を無駄に消費するだけだ)
ダム!!!
山本、ドライブで仕掛ける。
佐藤、即ドライブの進路を塞ぐ。
山本(ダメだ!抜けねえ)
佐藤(そりゃあそう来るしかねえよな。だが生憎来るとわかってたら止めんのはそう難しくねえよ)
山本「くっ…」
山本、外の平井へと展開。
湘洋メンバー「平井!時間ない!」
平井「!?」
24秒タイマー、残り6秒。
平井(パスコースはない、時間もない!)
ビッ!
やむなく自ら打つ。
インサイドでは枡田、秦野が中西、徳山を必死で抑え込む。
ガッ!!!
ガシッ!!
走り込んだ櫻田がリバウンドを取る。
櫻田「1本!」
櫻田、そのままドリブル発進。
だが湘洋大付属の戻りが速く速攻は止められる。
櫻田には、スリーポイントを打たせまいと平井がマーク。
秦野には日下部。
佐藤には山本。
長崎には徳山。
枡田には中西のマッチアップ。
全員外で動いてるのに合わせ、中西も例外なく外を動いている。
山下「湘洋もマンツー…?でもどうして?中西君が外に釣り出されたら脅威が半減するのに」
中嶋「かといって桐神メンバーのシュート力を考えたらゾーンにはできないでしょうね…今の桐神は全員が走れて、全員スリーポイントも打てて、全員がドライブを仕掛けてくる。もっとも、マンツーマンでもゾーンでも厄介な相手ですが…」
慎太郎「俺もマンツーマンって選択は正しいと思う…というか湘洋大付属の現有戦力じゃそれしかない」
美保「なんで?」
慎太郎、スコアブックを取り出す。
美保や春香、2年マネージャーの臼井が入部からずっと記録してくれていた物だ。
これには他校の試合のデータも入っている。
慎太郎、パラパラとページをめくる。
慎太郎「これによると…桐神学園…夏の関東予選からウインターカップ予選準々決勝までの全試合での平均フィールドゴール成功率は…2点のシュートが49.8%、スリーポイントが41.8%…フリースローが92.0%か」
春香「?」
慎太郎「現代の特に高いレベルのバスケ…NBAだとかオリンピックやワールドカップだとかでは今、ゴール下とスリーポイントでいかに得点するかが問われてる。最も得点効率が良いのはゴール下とスリーポイントだからね。
そこで問題なんだけど、2点を55%決められるプレイヤーと、スリーポイントを40%決められる選手ならどっちを起用する?」
紗妃「そりゃ…2点を確率良くいっぱい決められた方がいいんじゃ?」
糸織里「えっ?スリーポイントの方じゃないんですか?」
慎太郎「渡辺が正解かな。じゃあ、その2人のプレイヤーが100回それぞれ攻撃したとすると…
2点を55%決められる選手は…100回攻撃したら2×100×0.55=110。つまり110点取れる。
これに対してスリーポイントを40%決められる選手は…100回攻撃したら3×100×0.40=120。つまり120得点できる訳だ」
春香「そっか…!期待値の問題なのね!」
美保「なるほど、だから今までのデータのシュート確率を引っ張りだして来たのね。
それによると…桐神が2ポイントだけで100回攻撃したら2×100×0.498…99.6得点。
スリーポイントだけだと3×100×0.418…125.4得点…!」
慎太郎「そういうこと。まあ、どのプレイヤーに打たせるか?とか厳密には考える事が他にもあるけど…桐神学園を相手取るなら2点より3点を防いだ方が勝てる確率は格段に上がるって事さ」
春香「なるほど…だからスリーポイントを防ぐためにマンツーマンであえて守ってるのね」
美保(こんなデータ取ってキツいだけかと思ってたけど…ちゃんと活用してくれてたんだ…ちょっと嬉しいかも)
慎太郎、データを再びチラッと見る。
慎太郎(まあ、桐神には2人例外がいて…2ポイントの方が点を取れてる選手と…どっちを止めても絶望的に点を取ってくる化け物とがいるんだけども)
慎太郎が目を止めたのは、長崎、櫻田のデータ。
長崎 健正
2ポイント 65.2%
3ポイント 42.0%
フリースロー 95.6%
櫻田 祥人
2ポイント 61.6%
3ポイント 48.0%
フリースロー 99.0%
スパッ!!!
長崎がミドルシュートを決める。
第3Q 残り9:25
桐神学園 52
湘洋大付属 53
涼真(近年のバスケではミドルシュートは効率の悪いシュートって言われてるけど…長崎さんみたいにあれだけ決まるなら、立派な武器だよな。
まあ、俺もよくミドル打つけども)
そして、続く湘洋の攻撃。
山本「え?」
山本の眼前には、櫻田。
山本「マークが変わってる?」
山本だけではない。
中西には秦野。
徳山には佐藤。
日下部には長崎。
平井には枡田。
涼真「まさか…」
(ポジションレス・バスケットって…そういう事かよ…!)
先程と違うマークマンに湘洋メンバーは面食らう。
バシィッ!!
山本「!?」
ドライブに行ったところを、後ろから櫻田にボールをチップされる。
こぼれ球を秦野が拾う。
ビッ!
拾った秦野が前線にボールを投げた時には、桐神メンバー全員が走り出していた。
湘洋大付属のメンバーは、誰一人追いつけなかった。
バス!!!
速攻から長崎のレイアップが決まる。
ブーッ!!!
オフィシャル「タイムアウト!黒!」
涼真「流石に白石監督、危険と見てタイムアウトで切るのが早いな」
このタイムアウトで白石監督が出した指示は「マンツーマンのまま守る」だった。
先程の慎太郎のデータはもちろん湘洋も知っており、桐神の爆発的な攻撃力を止めるための選択だった。
ブーッ!!
タイムアウトがあけ、湘洋大付属の攻撃からスタート。
第3Q 残り9:12
桐神学園 54
湘洋大付属 53
山本「1本!!」
山本をマークしているのは今度は長崎。
山本(全員が脚力もディフェンス力もあって、全員がドライブもアウトサイドもできる…オマケにみんな身長も似通ってる。だから誰が誰をマークしても関係ないって事か…)
湘洋大付属がどれだけボールを回しても、ディフェンスに穴ができない。
ドライブで突破しようにも、スピードで桐神メンバーに対抗できるメンバーが山本以外いない為、活路をなかなか見い出せない。
逆に桐神学園には、インサイドの要・中西を外に釣り出され守備網をドライブで自在に切り裂かれ、そこからの合わせやキックアウトでのスリーポイントで得点を奪われる。
リバウンドを中西が支配し、途中で山本に替えて2年生シューターの松本を投入するも
第3Q 残り3:08
桐神学園 74
湘洋大付属 65
点差は少しずつ開いていた。
更に…
ダム!!!
平井「く…!」
櫻田、ドライブで平井を抜く。
アウトサイドでボールを受け、平井がチェックに来た所をカウンターで抜いた。
ゴール下付近まで侵入した櫻田、ヘルプに来た中西と1対1。
櫻田、完全には中まで侵入せずジャンプシュートを構える。
キュキュッ!
中西、間合いを詰める。
櫻田、シュートの構え。
中西(フェイクだ…!)
クッ…
櫻田、シュートフェイクを1つ入れる。
中西、ジャンプするのをこらえる。
櫻田、再度シュートの構え。
中西(よし!!)
バッ!
中西、シュートブロックに跳ぶ。
だが…
クッ…
櫻田、これもフェイク。
中西(ポンプフェイク2回だと…!?)
櫻田、今度こそクイックでシュート。
その一瞬後、中西の身体が櫻田に接触。
ガッシィィ!!!
ピピーッ!!!!
中西のファウルを告げるホイッスルが鳴る中
スパッ!!
ボールがリングを通過する。
……To be continued
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