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第4章 集大成・ウィンターカップ
第221話 近学大阪の弱点
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チーム メンバープロフィール
高松 晃良
洛阪高等学校3年
193㎝87kg
誕生日:7/17
血液型:AB
特徴:今年の高校を代表するプレイヤーの1人にして現在の高校界No.1プレイヤー。オフェンスディフェンス共に超一流で穴は無く、中学2、3年の時に東福岡中で全国連覇しており、高校に入学しても1年時のインターハイ決勝で博多第一に破れた以外では無敗と、ここ3年の8度の全国大会で7度の日本一を経験。自信家だがそれは勝ち続けてきた故の圧倒的な自信と誇りから来る物である。
昼寝がとにかく好きで、何処だろうと眠る。
特技:早寝
趣味:昼寝に最適な場所探し(教室や屋上だと最近よく邪魔されるから)
得意教科:地理
苦手教科:特になし
得意なプレイ:なんでも
バスケを始めたきっかけ:小学校1年でミニバスに入団して
密かな悩み:公式戦だろうと練習試合だろうと、試合前は何故か緊張してトイレの頻度が多くなる
-----------------------------
ウィンターカップ直前の練習試合、近畿学院大学付属大阪とのハーフゲーム1戦目。
ガン!!
近学大阪・岩田のシュートが外れ髙木がリバウンド。
新城「速攻!」
新城、涼真にロングパス。
金子「止める!!!」
速攻から涼真と金子の1対1。
涼真、シュートを打たんと跳ぶ。
バチッ!
金子、ファウル覚悟でボールを叩く。
クルッ…
涼真、空中で半回転し、ゴールに背を向ける。
ピピーッ!!!
審判の笛が鳴る中、ゴールに背を向けたまま後ろに向かいボールを投げる。
バス!!!
審判「ファウル!赤14番!バスケットカウント!!!」
中澤「おおおおお!?」
矢島「ファウルされて…ゴールに背を向けたままシュート…」
小宮山「あれが入るのかよ…」
近学大阪は、エースの金子が涼真の厳しいマークを受けるも12得点、3アシスト、3リバウンド。
インサイドの岩田が14得点でスコアリーダー。
下級生のチームながらも星垓と渡り合った。
それでも…
後半残り2:12
星垓 50
近学大阪 37
金子「強え…」
(特にあの北条…俺と同い年だろ!?国体の時の京都・高松と同等の威圧感、絶望感がある…
アメリカでもあそこまでの奴はそういなかったぞ…)
涼真(流石にアメリカで仕込まれただけあるな…この14番…1度見せたプレーには2度目は完全に肉薄してきやがる。このチームが全国に出てこれなかったのが不思議な位だ)
星垓は、途中出場した慎太郎が鳥川にピッタリマークし、スティールも3本記録。
真田もスリーポイントとディフェンスで違いを生み出し、神崎はディフェンスの司令塔としてヘルプディフェンスで近学大阪の反撃の芽を摘んだ。
ブーッ!!
試合終了
星垓 56
近学大阪 40
星垓、まずは快勝。
唐沢「ナイスゲーム。ですが40点取られているディフェンスはもう少し連携が必要ですね。北条君が復帰したばかりなのでそこはコミュニケーションを取っていくように」
星垓メンバー「「「はい!!!」」」
金子「北条、って言ったか」
涼真「おう」
金子「ホンマ…何食ったらそんなんなんねん…常に全力でディフェンスして、全力で点取ろう思て頑張ったのに…尽く跳ね返しよるやん、自分」
涼真「でもお前も流石にアメリカ仕込みだな。2度目は絶対食らいついてくるじゃんか。来年は絶対全国まで来いよ。公式戦でガチの勝負しよう」
金子「せやなぁ…その前に大阪で勝ち抜かんといかんなぁ…泰正学園も逢坂学園も強敵でな」
涼真「…あとさ、アメリカの話聞きたいんだけど」
金子「…ん?」
涼真「アメリカには…俺よりも強い奴がやっぱりいるのか?」
金子「どうやろなぁ…でも、心当たりは2、3人おるで」
涼真「!」
金子「1回やっただけやけど…勝てん気が全然せんかった奴がおるわ」
涼真「名前は…?」
金子「んとな…」
休憩の後、近学大阪と豊誠学園の試合が行われる。
近畿学院大学付属大阪(ユニフォーム白)
4 鳥川 真尋 176㎝ 2年
14 金子 淳基 188㎝ 1年
34 澤村 凌平 187㎝ 1年
3 篠原 敬浩 187㎝ 2年(cap)
15 岩田 航平 197㎝ 1年
豊誠学園(ユニフォーム水色)※審判は青で呼ぶ
4 古沢 雅紀 183㎝ 3年
9 間島 慶臣 179㎝ 2年
5 山内 正博 185㎝ 3年
10 神崎 玲太 193㎝ 2年
15 菊田 陽介 204㎝ 1年
髙木「豊誠学園は夏に出てた丸山がベンチか…」
新城「スタメン級のベンチプレイヤーが控えてるって恐ろしいな」
中澤「ディフェンスの強い山内が出てるってことは…恐らくさっきの試合を見て金子をマークするって事なんだろう」
涼真「…」
ビッ!
バシィッ!
ジャンプボールは菊田が制する。
古沢「よし」
古沢がボールをキープ。
古沢がフロントコートに入ると、菊田を除く他の選手が円を描くように走り出す。
神崎「やはりクロックオフェンスで来るか」
ダム!!!
古沢、ドライブでマークの鳥川を置き去りにする。
鳥川(早い…!)
ガシィッ!
古沢、菊田のスクリーンを使いピックアンドロール。
そのままインサイドにロールした菊田にパス。
岩田「させるか!」
ゴールを狙う菊田に対し、スイッチせず追いついた岩田。
岩田「決めさせんわ!」
後方からブロックに跳ぶ。
バシィッ!
岩田の手が、菊田の持つボールを捉える。
近学大阪メンバー「「「やった!!!」」」
立ち上がる近学大阪メンバー。
だが。
ドッガァァァアアアアアアアアアアアア!!!!!!!
岩田「ぐあっ…」
菊田、岩田のブロックを弾き飛ばしそのまま両手でリングに叩き込む。
豊誠学園メンバー「「「よーし!!!!」」」
髙木「げえっ…」
(ボールをきっちり叩いてたお陰でファウルにはならなかったが…なんつーパワーだよ)
神崎「夏よりスケールが増してる感じがありますね…背も伸びてますし」
須川「インターハイの時は病み上がりだったんだろ?スケールが増したのもあるが、感覚が戻ってきてるんじゃないか?」
ドスン!!!
大きな音を立てて着地。
菊田「…」
尻餅をついている岩田を無言で見下ろす。
岩田「…っの野郎」
菊田、無言でディフェンスに戻る。
鳥川「熱くなり過ぎるなよ岩田!」
岩田「わーってますよ!」
近学大阪のオフェンス。
鳥川がボールを運ぶ。
ボールは、鳥川からハイポストでポストアップした岩田へ。
岩田、ターンアラウンドでゴールと正対。
マッチアップは菊田。
ダム!!
岩田、そこからドライブ。
慎太郎「なかなかのキレだな」
涼真「だがそれだけじゃ菊田のディフェンスからは逃げられない」
菊田、ドライブに対応。
キュキュッ!
岩田、そこからスピンターンで菊田の裏に一瞬で回り込む。
バス!!!
菊田のブロックが飛んでくるより一瞬早くボールをリリースし、バックシュートで決める。
髙木「マジかよ…」
(菊田をかわして決めた…)
涼真「やっぱり純粋なセンターじゃなかったか」
(フォワード級のテクニックとスピード…まあそれにしたって守備範囲の広い菊田を初っ端からかわすのは凄いな)
岩田「どや!返したぜ?」
菊田「…それが?」
煽る岩田に対し、リアクションの薄い菊田。
岩田「ケッ、んならその無表情を歪める位点取ったるわ!」
菊田「…あんたにゃ無理だと思うよ」
カチン!
岩田「ぬかしおったな…?」
続く豊誠学園のオフェンス。
クロックオフェンスからポストアップした菊田に再びボールが入る。
岩田「来てみいや!」
菊田「…いいの?」
ダム!!!!
菊田、ゴールに背を向けたまま猛烈なパワードリブル。
岩田「ぐあ…!!」
岩田、ゴール裏まで吹き飛ばされる。
ドガァァァアアアアアア!!!!!
菊田、無人のゴール下でボースハンドダンク。
岩田「おのれ…」
菊田「あんたがいいって言ったんじゃん」
菊田、ディフェンスに戻る。
続いての近学大阪のオフェンス。
岩田「鳥川先輩!俺がまた取り替えします!」
岩田、ハイポストで再びボールを要求。
鳥川(とは言っても…頭に血が登ってるんだもんなぁ…)
金子「ヘイ」
岩田の影から飛び出した金子がウイングでボールを要求。
鳥川(ここはエースに仕掛けさせよう)
金子、右ウイングでボールを受ける。
マークは山内。
ダム!!!
金子、そこからドライブ。
山内「!!!」
(北条とはまた違う…!こっちの嫌なポイントに的確にドライブしてくる感じだ)
山内、半身ながら並走。
キュキュッ!
そこからステップバックで山内との距離を作り、ジャンプシュート。
バッ!!
金子「!」
何処から跳んできたのか、菊田のブロックが目の前に現れた。
ビッ!
そこから金子、咄嗟にインサイドの岩田にパス。
岩田「ナイスパァス!!」
バゴォッ!!!
菊田、着地後直ぐに岩田の方に向けて全力でジャンプ。
岩田のシュートをたたき落とす。
岩田「なんやて…!?」
新城「ただでさえデカい身体と長い手足、オマケにセンターらしからぬ反射神経…金子の時のブロックはほとんど跳んでなかった」
髙木「最初からパスを警戒してたな、今のは」
近学大阪は、エースの金子とインサイドの要・岩田が点を取り対抗するも、インサイドの菊田の牙城をなかなか崩せない。
加えてディフェンスでは、警戒すべきは菊田だけではなかった。
スパァァッッ!!!!!
豊誠学園メンバー「「「ナイシュー!古沢!!」」」
古沢のロングスリーが炸裂。
バス!!!
真田「神崎玲太の1対1!」
神崎健太「あれだけサイズがあって、インサイドだけじゃなくてフォワードのプレーも上手いんだもんな…」
また、星垓のスペインピック、豊誠学園のクロックオフェンスのように組織で武器となるオフェンスパターンが無く、個人の1対1に偏りがちなのも痛かった。
柳澤監督(3年がいなくなって、チームができたばかりだ…やはり星垓や豊誠学園とは攻守の完成度が違う…)
チームの完成度もさることながら、近学大阪は攻守で組織的な戦法を持っていないという弱点が浮き彫りになった。
ブーッ!!!
試合終了
近学大阪 36
豊誠学園 52
チーム力の差で、豊誠学園が快勝。
……To be continued
高松 晃良
洛阪高等学校3年
193㎝87kg
誕生日:7/17
血液型:AB
特徴:今年の高校を代表するプレイヤーの1人にして現在の高校界No.1プレイヤー。オフェンスディフェンス共に超一流で穴は無く、中学2、3年の時に東福岡中で全国連覇しており、高校に入学しても1年時のインターハイ決勝で博多第一に破れた以外では無敗と、ここ3年の8度の全国大会で7度の日本一を経験。自信家だがそれは勝ち続けてきた故の圧倒的な自信と誇りから来る物である。
昼寝がとにかく好きで、何処だろうと眠る。
特技:早寝
趣味:昼寝に最適な場所探し(教室や屋上だと最近よく邪魔されるから)
得意教科:地理
苦手教科:特になし
得意なプレイ:なんでも
バスケを始めたきっかけ:小学校1年でミニバスに入団して
密かな悩み:公式戦だろうと練習試合だろうと、試合前は何故か緊張してトイレの頻度が多くなる
-----------------------------
ウィンターカップ直前の練習試合、近畿学院大学付属大阪とのハーフゲーム1戦目。
ガン!!
近学大阪・岩田のシュートが外れ髙木がリバウンド。
新城「速攻!」
新城、涼真にロングパス。
金子「止める!!!」
速攻から涼真と金子の1対1。
涼真、シュートを打たんと跳ぶ。
バチッ!
金子、ファウル覚悟でボールを叩く。
クルッ…
涼真、空中で半回転し、ゴールに背を向ける。
ピピーッ!!!
審判の笛が鳴る中、ゴールに背を向けたまま後ろに向かいボールを投げる。
バス!!!
審判「ファウル!赤14番!バスケットカウント!!!」
中澤「おおおおお!?」
矢島「ファウルされて…ゴールに背を向けたままシュート…」
小宮山「あれが入るのかよ…」
近学大阪は、エースの金子が涼真の厳しいマークを受けるも12得点、3アシスト、3リバウンド。
インサイドの岩田が14得点でスコアリーダー。
下級生のチームながらも星垓と渡り合った。
それでも…
後半残り2:12
星垓 50
近学大阪 37
金子「強え…」
(特にあの北条…俺と同い年だろ!?国体の時の京都・高松と同等の威圧感、絶望感がある…
アメリカでもあそこまでの奴はそういなかったぞ…)
涼真(流石にアメリカで仕込まれただけあるな…この14番…1度見せたプレーには2度目は完全に肉薄してきやがる。このチームが全国に出てこれなかったのが不思議な位だ)
星垓は、途中出場した慎太郎が鳥川にピッタリマークし、スティールも3本記録。
真田もスリーポイントとディフェンスで違いを生み出し、神崎はディフェンスの司令塔としてヘルプディフェンスで近学大阪の反撃の芽を摘んだ。
ブーッ!!
試合終了
星垓 56
近学大阪 40
星垓、まずは快勝。
唐沢「ナイスゲーム。ですが40点取られているディフェンスはもう少し連携が必要ですね。北条君が復帰したばかりなのでそこはコミュニケーションを取っていくように」
星垓メンバー「「「はい!!!」」」
金子「北条、って言ったか」
涼真「おう」
金子「ホンマ…何食ったらそんなんなんねん…常に全力でディフェンスして、全力で点取ろう思て頑張ったのに…尽く跳ね返しよるやん、自分」
涼真「でもお前も流石にアメリカ仕込みだな。2度目は絶対食らいついてくるじゃんか。来年は絶対全国まで来いよ。公式戦でガチの勝負しよう」
金子「せやなぁ…その前に大阪で勝ち抜かんといかんなぁ…泰正学園も逢坂学園も強敵でな」
涼真「…あとさ、アメリカの話聞きたいんだけど」
金子「…ん?」
涼真「アメリカには…俺よりも強い奴がやっぱりいるのか?」
金子「どうやろなぁ…でも、心当たりは2、3人おるで」
涼真「!」
金子「1回やっただけやけど…勝てん気が全然せんかった奴がおるわ」
涼真「名前は…?」
金子「んとな…」
休憩の後、近学大阪と豊誠学園の試合が行われる。
近畿学院大学付属大阪(ユニフォーム白)
4 鳥川 真尋 176㎝ 2年
14 金子 淳基 188㎝ 1年
34 澤村 凌平 187㎝ 1年
3 篠原 敬浩 187㎝ 2年(cap)
15 岩田 航平 197㎝ 1年
豊誠学園(ユニフォーム水色)※審判は青で呼ぶ
4 古沢 雅紀 183㎝ 3年
9 間島 慶臣 179㎝ 2年
5 山内 正博 185㎝ 3年
10 神崎 玲太 193㎝ 2年
15 菊田 陽介 204㎝ 1年
髙木「豊誠学園は夏に出てた丸山がベンチか…」
新城「スタメン級のベンチプレイヤーが控えてるって恐ろしいな」
中澤「ディフェンスの強い山内が出てるってことは…恐らくさっきの試合を見て金子をマークするって事なんだろう」
涼真「…」
ビッ!
バシィッ!
ジャンプボールは菊田が制する。
古沢「よし」
古沢がボールをキープ。
古沢がフロントコートに入ると、菊田を除く他の選手が円を描くように走り出す。
神崎「やはりクロックオフェンスで来るか」
ダム!!!
古沢、ドライブでマークの鳥川を置き去りにする。
鳥川(早い…!)
ガシィッ!
古沢、菊田のスクリーンを使いピックアンドロール。
そのままインサイドにロールした菊田にパス。
岩田「させるか!」
ゴールを狙う菊田に対し、スイッチせず追いついた岩田。
岩田「決めさせんわ!」
後方からブロックに跳ぶ。
バシィッ!
岩田の手が、菊田の持つボールを捉える。
近学大阪メンバー「「「やった!!!」」」
立ち上がる近学大阪メンバー。
だが。
ドッガァァァアアアアアアアアアアアア!!!!!!!
岩田「ぐあっ…」
菊田、岩田のブロックを弾き飛ばしそのまま両手でリングに叩き込む。
豊誠学園メンバー「「「よーし!!!!」」」
髙木「げえっ…」
(ボールをきっちり叩いてたお陰でファウルにはならなかったが…なんつーパワーだよ)
神崎「夏よりスケールが増してる感じがありますね…背も伸びてますし」
須川「インターハイの時は病み上がりだったんだろ?スケールが増したのもあるが、感覚が戻ってきてるんじゃないか?」
ドスン!!!
大きな音を立てて着地。
菊田「…」
尻餅をついている岩田を無言で見下ろす。
岩田「…っの野郎」
菊田、無言でディフェンスに戻る。
鳥川「熱くなり過ぎるなよ岩田!」
岩田「わーってますよ!」
近学大阪のオフェンス。
鳥川がボールを運ぶ。
ボールは、鳥川からハイポストでポストアップした岩田へ。
岩田、ターンアラウンドでゴールと正対。
マッチアップは菊田。
ダム!!
岩田、そこからドライブ。
慎太郎「なかなかのキレだな」
涼真「だがそれだけじゃ菊田のディフェンスからは逃げられない」
菊田、ドライブに対応。
キュキュッ!
岩田、そこからスピンターンで菊田の裏に一瞬で回り込む。
バス!!!
菊田のブロックが飛んでくるより一瞬早くボールをリリースし、バックシュートで決める。
髙木「マジかよ…」
(菊田をかわして決めた…)
涼真「やっぱり純粋なセンターじゃなかったか」
(フォワード級のテクニックとスピード…まあそれにしたって守備範囲の広い菊田を初っ端からかわすのは凄いな)
岩田「どや!返したぜ?」
菊田「…それが?」
煽る岩田に対し、リアクションの薄い菊田。
岩田「ケッ、んならその無表情を歪める位点取ったるわ!」
菊田「…あんたにゃ無理だと思うよ」
カチン!
岩田「ぬかしおったな…?」
続く豊誠学園のオフェンス。
クロックオフェンスからポストアップした菊田に再びボールが入る。
岩田「来てみいや!」
菊田「…いいの?」
ダム!!!!
菊田、ゴールに背を向けたまま猛烈なパワードリブル。
岩田「ぐあ…!!」
岩田、ゴール裏まで吹き飛ばされる。
ドガァァァアアアアアア!!!!!
菊田、無人のゴール下でボースハンドダンク。
岩田「おのれ…」
菊田「あんたがいいって言ったんじゃん」
菊田、ディフェンスに戻る。
続いての近学大阪のオフェンス。
岩田「鳥川先輩!俺がまた取り替えします!」
岩田、ハイポストで再びボールを要求。
鳥川(とは言っても…頭に血が登ってるんだもんなぁ…)
金子「ヘイ」
岩田の影から飛び出した金子がウイングでボールを要求。
鳥川(ここはエースに仕掛けさせよう)
金子、右ウイングでボールを受ける。
マークは山内。
ダム!!!
金子、そこからドライブ。
山内「!!!」
(北条とはまた違う…!こっちの嫌なポイントに的確にドライブしてくる感じだ)
山内、半身ながら並走。
キュキュッ!
そこからステップバックで山内との距離を作り、ジャンプシュート。
バッ!!
金子「!」
何処から跳んできたのか、菊田のブロックが目の前に現れた。
ビッ!
そこから金子、咄嗟にインサイドの岩田にパス。
岩田「ナイスパァス!!」
バゴォッ!!!
菊田、着地後直ぐに岩田の方に向けて全力でジャンプ。
岩田のシュートをたたき落とす。
岩田「なんやて…!?」
新城「ただでさえデカい身体と長い手足、オマケにセンターらしからぬ反射神経…金子の時のブロックはほとんど跳んでなかった」
髙木「最初からパスを警戒してたな、今のは」
近学大阪は、エースの金子とインサイドの要・岩田が点を取り対抗するも、インサイドの菊田の牙城をなかなか崩せない。
加えてディフェンスでは、警戒すべきは菊田だけではなかった。
スパァァッッ!!!!!
豊誠学園メンバー「「「ナイシュー!古沢!!」」」
古沢のロングスリーが炸裂。
バス!!!
真田「神崎玲太の1対1!」
神崎健太「あれだけサイズがあって、インサイドだけじゃなくてフォワードのプレーも上手いんだもんな…」
また、星垓のスペインピック、豊誠学園のクロックオフェンスのように組織で武器となるオフェンスパターンが無く、個人の1対1に偏りがちなのも痛かった。
柳澤監督(3年がいなくなって、チームができたばかりだ…やはり星垓や豊誠学園とは攻守の完成度が違う…)
チームの完成度もさることながら、近学大阪は攻守で組織的な戦法を持っていないという弱点が浮き彫りになった。
ブーッ!!!
試合終了
近学大阪 36
豊誠学園 52
チーム力の差で、豊誠学園が快勝。
……To be continued
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