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壮年期 33
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…そんなこんなダンジョンを進んでいると…
「おっ、アレは」
「ボーンナイトですね。スケルトンの上位種の」
第五階層で珍しい魔物を発見した。
「スケルトンの上位種か…初めて見たね」
「意外と強いから気をつけた方が良いよ」
「因みに亜種としてボーンナイトライダーという骨だけの馬に乗った魔物も存在します」
「へえ、そんなのもいるのか。会うのが楽しみだね」
分身の女性が珍しそうに言いながら剣を抜くので分身の俺は念の為に注意を促し、分身のお姉さんが補足を話すと分身の女性は嬉しそうに笑って魔物に近付く。
「…騎士のような鎧兜を身に纏った骸骨とは…まずはどれほどのものか」
分身の女性は間合いの外で剣を構えて呟くと素早く魔物との距離を詰めて斬りかかるが、盾でガードされる。
「…流石にスケルトンのようにはいかないか…おっと」
分身の女性がもう一度斬りかかるも今度は剣でガードされ、嬉しそうに笑って呟くと魔物が足を狙って剣を突くが分身の女性は軽く避けた。
「…なるほどね。確かに上位種だけあって剣技の方はなかなかだ」
魔物の攻撃を避けて斬りかかり、盾でガードされ、またしても攻撃を避けて斬りかかるも剣でガードされて分身の女性は分析するように呟く。
「しかしこの階層から考えると所詮は中級、動きに慣れると隙も多い」
分身の女性は魔物の攻撃を見切り、最小限の動きで避けると同時にカウンターで剣を突いて魔物の胴体に当てると鎧に剣が刺さる。
「ふっ!…っと」
そこから更に体重や力を込めて剣の鍔まで刺し込んで貫通させると直ぐに剣を抜き様に距離を取るようにして魔物の攻撃を避けた。
「…はあっ!」
魔物の攻撃を避けては斬り、避けては斬りを数度繰り返したところで魔物がダメージからか動きが一瞬止まり…その隙を見逃さずに分身の女性が首チョンパして魔物を倒す。
「…流石に初見だと時間がかかっちまうね」
「それはしょうがない。でも中級の魔物相手に初見でノーダメージは凄いよ」
分身の女性が恥ずかしそうに頬を掻きながら言い訳のような事を言うが分身の俺は適当に流して無傷で済ませた事を褒める。
「そうですね。普通ならかすり傷ぐらいは負いそうなものですし」
「そうかい?じゃあ日頃の鍛錬の成果が出てるって事だね」
「そういう事。やっぱり地道な努力で基礎をじっくり丁寧に作り上げるとちゃんと結果はついてくるもんだ」
分身のお姉さんも賛同すると分身の女性は自信がついたように拳を握りながら返し、分身の俺は肯定して継続する事の大切さを説く。
「…んお。なんだ?今度はマミーか?」
…第七階層を進んでいると2mほどの細長いミイラ男のような魔物を発見し、分身の俺は上位種だと予想して呟く。
「多分ミイラの上位種だね」
「なんか…あまり強そうには見えませんね…」
分身の女性も賛同するように返すと分身のお姉さんはヒョロい見た目の魔物を見ながら第一印象を告げた。
「とりあえず戦ってみるか」
「ヒュッ!」
「おお?」
分身の俺が魔物に近付くと洞窟を抜ける鋭い風のような音が聞こえたと思えば魔物が素早い動きで右腕の包帯を伸ばして分身の俺を拘束する。
「ヒュアァ!」
「…ほう、包帯をロープだか鞭のように使っての攻撃か。なかなかやりおる」
そして分身の俺を引きつけるように引っ張るも分身の俺がその場から動かずに踏ん張ると、左腕の包帯を伸ばして俊敏な動きで鞭のように叩きつけてきた。
「ヒュアァ!」
「おお?いて、いてっ」
魔物はある程度包帯を叩きつけると左腕の包帯で足を絡め取るように巻き付けて引っ張り、分身の俺が倒れると…
包帯で雁字搦め状態の分身の俺を振り回して壁や地面に思いっきり叩きつけてくる。
「…なかなか多彩な攻撃だな。拘束、鞭叩き、投げ技からの叩きつけとは」
「…ミイラとは全然違う…包帯を完全に武器として扱ってますね」
「…動きの拘束だけじゃなく武器を絡め取られる危険性もあるかもしれない。奪い取られた武器の重さも加わったらフレイルみたいな攻撃になるから厄介だよ」
分身の俺が地面や壁に叩きつけられながら分析すると分身のお姉さんが意外そうに呟き、分身の女性も魔物について分析しながら返した。
「…そろそろいいかな」
分身の俺は頃合いを見て包帯による拘束を抜け出した後に魔石抜きを決めて魔物を倒す。
「…あんな簡単に拘束を抜け出すなんて…」
「力づくで包帯を破って抜け出す、って方法もあるし」
「…マミーの魔石は赤黒い色なんですね…やっぱり暗い色だとなんだか不気味な感じがします…」
微妙な顔をしながら呟く分身の女性に分身の俺が強引に抜け出すやり方を教えると、分身のお姉さんは魔石を見ながら微妙な顔をしながら感想を呟く。
「せめてミイラの魔石みたいにもうちょいピカピカ光ってくれてたらいいんだけどねぇ、発光が弱いから間接照明的な不気味さが生まれるんじゃないかな?」
「この形でこの色合いはちょっと…よくない想像がふと頭をよぎってしまいそうだし…インテリアとしては飾りたくないかな」
分身の俺もマミーの魔石を見ながら無駄な改善点と予想を話すと分身の女性はなんとも言えない顔をしながら言う。
「おっ、アレは」
「ボーンナイトですね。スケルトンの上位種の」
第五階層で珍しい魔物を発見した。
「スケルトンの上位種か…初めて見たね」
「意外と強いから気をつけた方が良いよ」
「因みに亜種としてボーンナイトライダーという骨だけの馬に乗った魔物も存在します」
「へえ、そんなのもいるのか。会うのが楽しみだね」
分身の女性が珍しそうに言いながら剣を抜くので分身の俺は念の為に注意を促し、分身のお姉さんが補足を話すと分身の女性は嬉しそうに笑って魔物に近付く。
「…騎士のような鎧兜を身に纏った骸骨とは…まずはどれほどのものか」
分身の女性は間合いの外で剣を構えて呟くと素早く魔物との距離を詰めて斬りかかるが、盾でガードされる。
「…流石にスケルトンのようにはいかないか…おっと」
分身の女性がもう一度斬りかかるも今度は剣でガードされ、嬉しそうに笑って呟くと魔物が足を狙って剣を突くが分身の女性は軽く避けた。
「…なるほどね。確かに上位種だけあって剣技の方はなかなかだ」
魔物の攻撃を避けて斬りかかり、盾でガードされ、またしても攻撃を避けて斬りかかるも剣でガードされて分身の女性は分析するように呟く。
「しかしこの階層から考えると所詮は中級、動きに慣れると隙も多い」
分身の女性は魔物の攻撃を見切り、最小限の動きで避けると同時にカウンターで剣を突いて魔物の胴体に当てると鎧に剣が刺さる。
「ふっ!…っと」
そこから更に体重や力を込めて剣の鍔まで刺し込んで貫通させると直ぐに剣を抜き様に距離を取るようにして魔物の攻撃を避けた。
「…はあっ!」
魔物の攻撃を避けては斬り、避けては斬りを数度繰り返したところで魔物がダメージからか動きが一瞬止まり…その隙を見逃さずに分身の女性が首チョンパして魔物を倒す。
「…流石に初見だと時間がかかっちまうね」
「それはしょうがない。でも中級の魔物相手に初見でノーダメージは凄いよ」
分身の女性が恥ずかしそうに頬を掻きながら言い訳のような事を言うが分身の俺は適当に流して無傷で済ませた事を褒める。
「そうですね。普通ならかすり傷ぐらいは負いそうなものですし」
「そうかい?じゃあ日頃の鍛錬の成果が出てるって事だね」
「そういう事。やっぱり地道な努力で基礎をじっくり丁寧に作り上げるとちゃんと結果はついてくるもんだ」
分身のお姉さんも賛同すると分身の女性は自信がついたように拳を握りながら返し、分身の俺は肯定して継続する事の大切さを説く。
「…んお。なんだ?今度はマミーか?」
…第七階層を進んでいると2mほどの細長いミイラ男のような魔物を発見し、分身の俺は上位種だと予想して呟く。
「多分ミイラの上位種だね」
「なんか…あまり強そうには見えませんね…」
分身の女性も賛同するように返すと分身のお姉さんはヒョロい見た目の魔物を見ながら第一印象を告げた。
「とりあえず戦ってみるか」
「ヒュッ!」
「おお?」
分身の俺が魔物に近付くと洞窟を抜ける鋭い風のような音が聞こえたと思えば魔物が素早い動きで右腕の包帯を伸ばして分身の俺を拘束する。
「ヒュアァ!」
「…ほう、包帯をロープだか鞭のように使っての攻撃か。なかなかやりおる」
そして分身の俺を引きつけるように引っ張るも分身の俺がその場から動かずに踏ん張ると、左腕の包帯を伸ばして俊敏な動きで鞭のように叩きつけてきた。
「ヒュアァ!」
「おお?いて、いてっ」
魔物はある程度包帯を叩きつけると左腕の包帯で足を絡め取るように巻き付けて引っ張り、分身の俺が倒れると…
包帯で雁字搦め状態の分身の俺を振り回して壁や地面に思いっきり叩きつけてくる。
「…なかなか多彩な攻撃だな。拘束、鞭叩き、投げ技からの叩きつけとは」
「…ミイラとは全然違う…包帯を完全に武器として扱ってますね」
「…動きの拘束だけじゃなく武器を絡め取られる危険性もあるかもしれない。奪い取られた武器の重さも加わったらフレイルみたいな攻撃になるから厄介だよ」
分身の俺が地面や壁に叩きつけられながら分析すると分身のお姉さんが意外そうに呟き、分身の女性も魔物について分析しながら返した。
「…そろそろいいかな」
分身の俺は頃合いを見て包帯による拘束を抜け出した後に魔石抜きを決めて魔物を倒す。
「…あんな簡単に拘束を抜け出すなんて…」
「力づくで包帯を破って抜け出す、って方法もあるし」
「…マミーの魔石は赤黒い色なんですね…やっぱり暗い色だとなんだか不気味な感じがします…」
微妙な顔をしながら呟く分身の女性に分身の俺が強引に抜け出すやり方を教えると、分身のお姉さんは魔石を見ながら微妙な顔をしながら感想を呟く。
「せめてミイラの魔石みたいにもうちょいピカピカ光ってくれてたらいいんだけどねぇ、発光が弱いから間接照明的な不気味さが生まれるんじゃないかな?」
「この形でこの色合いはちょっと…よくない想像がふと頭をよぎってしまいそうだし…インテリアとしては飾りたくないかな」
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