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「…流石に今回は『抜け殻をくれ』とは言わなかったな」
「そりゃな。どっかで金貨一億枚相当の価値を掛けてんだから無理だろ」
「んじゃ海、鑑定と解呪任せたぜ」
「おう」
いつものようにとりとめのない世間話しながらの帰り道で藤原が頼むように言ってくるので…
俺は二人から金を受け取り、家に着いてから直ぐに藤原のスキルで王都の拠点へと移動した。
ーーーーーー
…王都の鑑定屋で鑑定を済ました後に教会に解呪をお願いして…
終わるまで暇なので俺は時間潰しに料理長の所へと遊びに行く事に。
「お、兄ちゃん。また戻って来てたのか」
「まあね。今日はちょっと時間潰しに遊びに来た」
「ほお、わざわざ俺に会いに来てくれたのか。そりゃ嬉しいねぇ」
出来の良い弟子どもはみんな忙しくて会いに来ねぇからな…と、料理長は嬉しさと寂しさが混じったような笑い方をして呟く。
「たまには休んだら?温泉とか行ってさ」
「温泉!いいねぇ!…だが休めても一日二日だからな。遠出は無理だ」
忙しそうな料理長に俺が提案すると乗り気になってテンションが上がるも、どうやらスケジュールの都合上難しいようだ。
「俺今ナンホクナンに住んでるけど一緒に来る?一日ぐらいなら俺が代われるし」
「ナンホクナンだって?兄ちゃん、馬鹿言っちゃいけねぇな。ココからじゃどんなに急いでも3日はかかるだろ」
「普通なら、な。ま、無理にとは言わないけど」
「…そういや王妃達も一日でナンホクナンを行き来した、って話を聞いたが…本当なのか?」
最初は馬鹿にしたように信じなかった料理長も俺の返事と何かをふと思い出してか信じるような感じで確認してきた。
「正確には一日あっちで休養した、が正解だな。移動時間はほぼ一瞬だし」
「ほお!そいつは凄ぇ!一体どうやってだ!?」
「ソレは内緒。ってか俺には説明できねーし」
「もし本当に出来るんなら是非ともお願いしてぇ話だな!温泉なんていったい何年振りだ?」
…どう考えても俺の説明に信憑性は無いはずなのに何故か料理長は信じて乗り気になる。
そんなこんな料理長と雑談しながら兵を5体召喚して貸し出して厨房で新作の料理を教わっていると佐藤から電話がかかって来た。
「もしもし?」
「あ、海原?今ヒマ?」
「割と暇だな。今時間待ちだし」
「時間待ち?ってことは家に居ないの?」
「おう。今お前んとこの城の厨房に居るぜ」
「そこ動かないでよ!」
「…あ?」
佐藤の確認に答えると何故か即答で指示された挙句に通話が切れる。
「どうした?」
「いや、佐藤がココに来るんだと」
「サトー?…ああ、あの娘っ子か。第一王子の婚約者の」
俺がスマホをポケットにしまうと料理長が尋ねて来るので内容を教えると不思議そうな顔をした後にふと思い出したように呟く。
「…流石に今回は『抜け殻をくれ』とは言わなかったな」
「そりゃな。どっかで金貨一億枚相当の価値を掛けてんだから無理だろ」
「んじゃ海、鑑定と解呪任せたぜ」
「おう」
いつものようにとりとめのない世間話しながらの帰り道で藤原が頼むように言ってくるので…
俺は二人から金を受け取り、家に着いてから直ぐに藤原のスキルで王都の拠点へと移動した。
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…王都の鑑定屋で鑑定を済ました後に教会に解呪をお願いして…
終わるまで暇なので俺は時間潰しに料理長の所へと遊びに行く事に。
「お、兄ちゃん。また戻って来てたのか」
「まあね。今日はちょっと時間潰しに遊びに来た」
「ほお、わざわざ俺に会いに来てくれたのか。そりゃ嬉しいねぇ」
出来の良い弟子どもはみんな忙しくて会いに来ねぇからな…と、料理長は嬉しさと寂しさが混じったような笑い方をして呟く。
「たまには休んだら?温泉とか行ってさ」
「温泉!いいねぇ!…だが休めても一日二日だからな。遠出は無理だ」
忙しそうな料理長に俺が提案すると乗り気になってテンションが上がるも、どうやらスケジュールの都合上難しいようだ。
「俺今ナンホクナンに住んでるけど一緒に来る?一日ぐらいなら俺が代われるし」
「ナンホクナンだって?兄ちゃん、馬鹿言っちゃいけねぇな。ココからじゃどんなに急いでも3日はかかるだろ」
「普通なら、な。ま、無理にとは言わないけど」
「…そういや王妃達も一日でナンホクナンを行き来した、って話を聞いたが…本当なのか?」
最初は馬鹿にしたように信じなかった料理長も俺の返事と何かをふと思い出してか信じるような感じで確認してきた。
「正確には一日あっちで休養した、が正解だな。移動時間はほぼ一瞬だし」
「ほお!そいつは凄ぇ!一体どうやってだ!?」
「ソレは内緒。ってか俺には説明できねーし」
「もし本当に出来るんなら是非ともお願いしてぇ話だな!温泉なんていったい何年振りだ?」
…どう考えても俺の説明に信憑性は無いはずなのに何故か料理長は信じて乗り気になる。
そんなこんな料理長と雑談しながら兵を5体召喚して貸し出して厨房で新作の料理を教わっていると佐藤から電話がかかって来た。
「もしもし?」
「あ、海原?今ヒマ?」
「割と暇だな。今時間待ちだし」
「時間待ち?ってことは家に居ないの?」
「おう。今お前んとこの城の厨房に居るぜ」
「そこ動かないでよ!」
「…あ?」
佐藤の確認に答えると何故か即答で指示された挙句に通話が切れる。
「どうした?」
「いや、佐藤がココに来るんだと」
「サトー?…ああ、あの娘っ子か。第一王子の婚約者の」
俺がスマホをポケットにしまうと料理長が尋ねて来るので内容を教えると不思議そうな顔をした後にふと思い出したように呟く。
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