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「…にしても街道がねぇとどこに行っていいか分からんな」
「俺らとりあえず北に直進してるだけだしな」
「せめて清水の言う『元の世界に戻るための鍵』ってのがもっと具体的に、どこにあるとか分かれば良いんだが…本人もイマイチ良く分かってないからなぁ」
「海の言う転移装置だとして多分あるとしたらダンジョンとか建物の中だろーし…外歩いてて何か意味あんのか?」
「意味とか考え出したら終わりだろ。攻略本見ながらのゲームほどつまんねーもんはねーし、目的を探す冒険をもっと楽しめよ」
「「…確かに」」
俺と藤原が探索に飽きて愚痴り出すと柴田が良く分からん事を言い始めたが、気持ちはまあまあ理解出来るので俺と藤原は同意した。
「つってもなぁ…平原平原平原…周りには遠くに山しか見えねーし、ちょっとした丘がある程度で景色が代わり映えしねーからな…」
「魔獣と戦うにしても面倒すぎてエンカウント避けてっから楽しむもクソもねーしな」
「…そりゃそうだけどよ……いっそのこと山にでも登ってみるか?なんか見つかるかもしんねーし」
「…そだな」
「賛成」
少し歩いてまた愚痴り出した藤原に俺が乗っかると柴田がそう提案してくるので、俺らは進路を少し変える事に。
…そして山の麓あたりで野営をしての翌日。
朝食を食べて直ぐにみんなで片付けをして登山を開始する。
「…流石に整備されてねー山道を登るのはキツイな」
「いくら靴が良くても平坦な道と登りではやっぱ負担がちげーわ」
「そりゃそうだ」
山を登り始めて一時間ほどで柴田が疲れたように言うので藤原と俺も同意した。
「…ふう。海、ジュースくれ」
「はいよ」
「俺も」
「ほい」
俺らは疲れるたびにその場で止まって少し休み、霊水のジュースを飲んで体力と疲労を回復させてからまた進む…を繰り返しながら中々のハイペースで山をどんどん登っていく。
「おっ。なんか洞窟があんぞ」
「なんか変わった鉱石とか採れねーかな?海、どうする?」
「…時間的に微妙だな…まあいいか」
山の中腹あたりで藤原が洞窟を発見すると柴田が聞いてくるので俺は時計を見て時間を確認したが、好奇心に負けてとりあえず入ってみる事にした。
「…意外と中は広いな」
「だな」
柴田がランタンのようなかなりの値段がする照明を点けて先に入ると藤原が続き、最後に俺が魔導兵を召喚しながら洞窟の中へと入る。
「…お。やっぱりなんかの鉱石とかあるっぽいぜ」
「マジで?」
「おう。そこの壁とかにも埋まってるっぽい」
魔導兵達に発動させた探知魔法の結果を話すと藤原が聞いてきて俺は近くの壁を指差しながら答えた。
「へー。どんなのがあんだろーな?」
「ちょっと採掘してみるわ」
「「…えっ!?」」
柴田の疑問に俺は魔導兵達に魔法を使うよう指示しながら返すと…
魔法が発動して壁からコロコロと出てきた鉱物を見ながら二人が驚く。
「…これも魔法の力かよ…」
「おう。『魔法鉱法』つって埋まってる原石とか鉱石の塊だけを採り出す技術だな」
「もはやお前一人で産業革命を起こせんじゃねーかよ!歴史の方じゃなくて言葉通りのやつ!」
「一応探知魔法とセットじゃねーと使えねーぞ」
呆れる柴田に説明すると藤原がツッコむように返し、俺はそれをスルーして無駄だと思いつつも補足で注意した。
「俺らとりあえず北に直進してるだけだしな」
「せめて清水の言う『元の世界に戻るための鍵』ってのがもっと具体的に、どこにあるとか分かれば良いんだが…本人もイマイチ良く分かってないからなぁ」
「海の言う転移装置だとして多分あるとしたらダンジョンとか建物の中だろーし…外歩いてて何か意味あんのか?」
「意味とか考え出したら終わりだろ。攻略本見ながらのゲームほどつまんねーもんはねーし、目的を探す冒険をもっと楽しめよ」
「「…確かに」」
俺と藤原が探索に飽きて愚痴り出すと柴田が良く分からん事を言い始めたが、気持ちはまあまあ理解出来るので俺と藤原は同意した。
「つってもなぁ…平原平原平原…周りには遠くに山しか見えねーし、ちょっとした丘がある程度で景色が代わり映えしねーからな…」
「魔獣と戦うにしても面倒すぎてエンカウント避けてっから楽しむもクソもねーしな」
「…そりゃそうだけどよ……いっそのこと山にでも登ってみるか?なんか見つかるかもしんねーし」
「…そだな」
「賛成」
少し歩いてまた愚痴り出した藤原に俺が乗っかると柴田がそう提案してくるので、俺らは進路を少し変える事に。
…そして山の麓あたりで野営をしての翌日。
朝食を食べて直ぐにみんなで片付けをして登山を開始する。
「…流石に整備されてねー山道を登るのはキツイな」
「いくら靴が良くても平坦な道と登りではやっぱ負担がちげーわ」
「そりゃそうだ」
山を登り始めて一時間ほどで柴田が疲れたように言うので藤原と俺も同意した。
「…ふう。海、ジュースくれ」
「はいよ」
「俺も」
「ほい」
俺らは疲れるたびにその場で止まって少し休み、霊水のジュースを飲んで体力と疲労を回復させてからまた進む…を繰り返しながら中々のハイペースで山をどんどん登っていく。
「おっ。なんか洞窟があんぞ」
「なんか変わった鉱石とか採れねーかな?海、どうする?」
「…時間的に微妙だな…まあいいか」
山の中腹あたりで藤原が洞窟を発見すると柴田が聞いてくるので俺は時計を見て時間を確認したが、好奇心に負けてとりあえず入ってみる事にした。
「…意外と中は広いな」
「だな」
柴田がランタンのようなかなりの値段がする照明を点けて先に入ると藤原が続き、最後に俺が魔導兵を召喚しながら洞窟の中へと入る。
「…お。やっぱりなんかの鉱石とかあるっぽいぜ」
「マジで?」
「おう。そこの壁とかにも埋まってるっぽい」
魔導兵達に発動させた探知魔法の結果を話すと藤原が聞いてきて俺は近くの壁を指差しながら答えた。
「へー。どんなのがあんだろーな?」
「ちょっと採掘してみるわ」
「「…えっ!?」」
柴田の疑問に俺は魔導兵達に魔法を使うよう指示しながら返すと…
魔法が発動して壁からコロコロと出てきた鉱物を見ながら二人が驚く。
「…これも魔法の力かよ…」
「おう。『魔法鉱法』つって埋まってる原石とか鉱石の塊だけを採り出す技術だな」
「もはやお前一人で産業革命を起こせんじゃねーかよ!歴史の方じゃなくて言葉通りのやつ!」
「一応探知魔法とセットじゃねーと使えねーぞ」
呆れる柴田に説明すると藤原がツッコむように返し、俺はそれをスルーして無駄だと思いつつも補足で注意した。
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