443 / 562
443
しおりを挟む
…そして昼食後。
「ウミハラ殿。頼みがあるのだが」
何故か各国の王子達がぞろぞろと揃って家にやって来た。
「頼み?」
「…魔鉱石製の武器と防具を譲って欲しい」
ドロウィンの王子の言葉に俺が聞き返すとトルツの王子が内容を言う。
「…王子自ら遠征隊に参加するつもり?」
「あ、いや…冒険者達が使うやつを」
俺が驚きながら聞くとトルツの王子は訂正するように返す。
「あー…まあ金さえ払うんなら別に構わないよ」
「!ホントか!?」
「そこらの奴らの頼みなら断るけど他ならぬ王子達の頼みだしね」
俺は王子達に恩を売るように言いながら了承する。
「助かる。ではとりあえず20人分頼みたいのだが…金貨150万枚で足りるだろうか?」
「えーと…剣が3万で…60万、鎧が4万で…80万…足して……140万だね」
「では残りは人件費という事で」
「お、やったね」
ドロウィンの王子の確認に俺が計算しながら返すと色を付けてくれるようなので俺は喜んで兵に金を受け取らせた。
「…どれくらい、かかる…?」
「形を指定しないんなら明日の朝までには終わるかも」
「流石の仕事の早さだな!我々も見習いたいものだ!」
ワウシャープの王子が期間を聞いてくるので最速の場合での想定で返すとモニクァの王子が笑いながら褒めてくる。
「ふむ…計画を前倒ししても問題無さそうですな」
「…ん」
「ではウミハラ殿、また明日」
「おー」
王子達は用が済むと次の遠征の事を話しながら家から出て行った。
「…もう慣れてきたけどよ、王子からの直接の依頼で150万の仕事ってすげーな」
「しかも一日で、だろ?儲かるなー」
「まあお前らのおかげで材料が揃ってっからな」
俺が兵達を召喚して指示を出すと柴田が弄るように言い、藤原も乗っかってくるので…
俺は一応柴田と藤原の功績も大きい事を告げるように返す。
「この前大量に採ったやつか」
「いくら俺でも材料が無いとどうしようもないからな。一人じゃ採りにも行けんし」
「アレあとどのぐらいあんの?」
「さあ?とりあえずまだまだ大量にあるぞ」
「やっぱあの時大量に採ってて良かったな」
「な」
「全くだ」
藤原の疑問に俺が適当に返すと柴田が思い出すように言うので藤原と俺はソレに同意した。
「ん?」
「どーした?」
「王子が一人引き返して来た」
王子達が出て行って5分もしない内にモニクァの王子が戻って来る。
「どうかした?」
「この前のチョコを譲ってくれないか?」
「いくつ?」
「…そうだな…10個ほど頼む」
部屋に通しての問いに王子はまた妹にねだられたのか新大陸製のお菓子を欲しがるので量を聞くと考えながら答えた。
「じゃあ金貨1000枚ね」
「1000!?チョコで!?いやいや高くね?」
「何言ってんだ、全然高くねーよ。逆に超格安だぞ」
「いやチョコ10個で金貨1000枚は高いだろ。ぼったくりかよ」
俺が料金を請求すると藤原が値段に驚くので俺が否定するも柴田も藤原に賛同するように言う。
「ウミハラ殿。頼みがあるのだが」
何故か各国の王子達がぞろぞろと揃って家にやって来た。
「頼み?」
「…魔鉱石製の武器と防具を譲って欲しい」
ドロウィンの王子の言葉に俺が聞き返すとトルツの王子が内容を言う。
「…王子自ら遠征隊に参加するつもり?」
「あ、いや…冒険者達が使うやつを」
俺が驚きながら聞くとトルツの王子は訂正するように返す。
「あー…まあ金さえ払うんなら別に構わないよ」
「!ホントか!?」
「そこらの奴らの頼みなら断るけど他ならぬ王子達の頼みだしね」
俺は王子達に恩を売るように言いながら了承する。
「助かる。ではとりあえず20人分頼みたいのだが…金貨150万枚で足りるだろうか?」
「えーと…剣が3万で…60万、鎧が4万で…80万…足して……140万だね」
「では残りは人件費という事で」
「お、やったね」
ドロウィンの王子の確認に俺が計算しながら返すと色を付けてくれるようなので俺は喜んで兵に金を受け取らせた。
「…どれくらい、かかる…?」
「形を指定しないんなら明日の朝までには終わるかも」
「流石の仕事の早さだな!我々も見習いたいものだ!」
ワウシャープの王子が期間を聞いてくるので最速の場合での想定で返すとモニクァの王子が笑いながら褒めてくる。
「ふむ…計画を前倒ししても問題無さそうですな」
「…ん」
「ではウミハラ殿、また明日」
「おー」
王子達は用が済むと次の遠征の事を話しながら家から出て行った。
「…もう慣れてきたけどよ、王子からの直接の依頼で150万の仕事ってすげーな」
「しかも一日で、だろ?儲かるなー」
「まあお前らのおかげで材料が揃ってっからな」
俺が兵達を召喚して指示を出すと柴田が弄るように言い、藤原も乗っかってくるので…
俺は一応柴田と藤原の功績も大きい事を告げるように返す。
「この前大量に採ったやつか」
「いくら俺でも材料が無いとどうしようもないからな。一人じゃ採りにも行けんし」
「アレあとどのぐらいあんの?」
「さあ?とりあえずまだまだ大量にあるぞ」
「やっぱあの時大量に採ってて良かったな」
「な」
「全くだ」
藤原の疑問に俺が適当に返すと柴田が思い出すように言うので藤原と俺はソレに同意した。
「ん?」
「どーした?」
「王子が一人引き返して来た」
王子達が出て行って5分もしない内にモニクァの王子が戻って来る。
「どうかした?」
「この前のチョコを譲ってくれないか?」
「いくつ?」
「…そうだな…10個ほど頼む」
部屋に通しての問いに王子はまた妹にねだられたのか新大陸製のお菓子を欲しがるので量を聞くと考えながら答えた。
「じゃあ金貨1000枚ね」
「1000!?チョコで!?いやいや高くね?」
「何言ってんだ、全然高くねーよ。逆に超格安だぞ」
「いやチョコ10個で金貨1000枚は高いだろ。ぼったくりかよ」
俺が料金を請求すると藤原が値段に驚くので俺が否定するも柴田も藤原に賛同するように言う。
40
あなたにおすすめの小説
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
【改訂版アップ】10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
ばいむ
ファンタジー
10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
大筋は変わっていませんが、内容を見直したバージョンを追加でアップしています。単なる自己満足の書き直しですのでオリジナルを読んでいる人は見直さなくてもよいかと思います。主な変更点は以下の通りです。
話数を半分以下に統合。このため1話辺りの文字数が倍増しています。
説明口調から対話形式を増加。
伏線を考えていたが使用しなかった内容について削除。(龍、人種など)
別視点内容の追加。
剣と魔法の世界であるライハンドリア・・・。魔獣と言われるモンスターがおり、剣と魔法でそれを倒す冒険者と言われる人達がいる世界。
高校の休み時間に突然その世界に行くことになってしまった。この世界での生活は10日間と言われ、混乱しながらも楽しむことにしたが、なぜか戻ることができなかった。
特殊な能力を授かるわけでもなく、生きるための力をつけるには自ら鍛錬しなければならなかった。魔獣を狩り、いろいろな遺跡を訪ね、いろいろな人と出会った。何度か死にそうになったこともあったが、多くの人に助けられながらも少しずつ成長し、なんとか生き抜いた。
冒険をともにするのは同じく異世界に転移してきた女性・ジェニファー。彼女と出会い、ともに生き抜き、そして別れることとなった。
2021/06/27 無事に完結しました。
2021/09/10 後日談の追加を開始
2022/02/18 後日談完結しました。
2025/03/23 自己満足の改訂版をアップしました。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として
たぬきち25番
ファンタジー
流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
※他サイト様にも公開しております。
※※皆様、ありがとう! HOTランキング1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
※※皆様、ありがとう! 完結ランキング(ファンタジー・SF部門)1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
どうやら俺は、魔王を倒した英雄の両親より強いらしい。~オリハルコンを斬ってくっつけたら試験無しで王立学園に入学、いろいろやらかすハメに
試運転中
ファンタジー
山を割るほどに剣を極めたおとん「ケン」と、ケガなど何でも治してしまうおかん「セイ」。
そんな二人に山で育てられた息子「ケイ」は、15歳の大人の仲間入りを機に、王都の学園へと入学する。
両親の素性すらも知らず、その血を受け継いだ自分が、どれほど常軌を逸しているかもわからず。
気心の知れた仲間と、困ったり楽しんだりする学園生活のはずが……
主人公最強だけど、何かがおかしい!? ちょっぴり異色な異世界学園ファンタジー。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる