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「んじゃ逆に横に大きくすんのは?正方形のコンテナハウスみたいな」
「横風で横転する事は無くなるけど今度は前からの向かい風で空気抵抗が増えんじゃねーか」
「…まあ確かに正方形の荷台なんて見た事ねーな」
「縦もダメ横もダメか…意外とトラックのコンテナがあの形ってのも理にかなってるんだな」
「当たり前だろ。頭の良い人達の知識や知恵と技術の結晶だぞ」
アイディアを全部否定された藤原がため息混じりに呟いて俺らの世界のトラックを思い出しながら言うので俺は肯定する。
「…もういっその事スピード落としてでも二段バスで良くね?」
一回で倍の人数運べるし…と、柴田は投げやりになったようにボツになったアイディアを拾い上げた。
「いやいや、このためだけに作ってどうすんだよ。次使うか分かんねーんだから置いといても邪魔になるだけだぜ?」
「…確かに」
「…それもそうか」
俺が否定しながら理由を話すと藤原と柴田は考えながら諦めたように同意する。
「じゃあ結局今のに乗るだけか」
「そうなるな」
「つーか冒険者50人で大工が30人ぐらいだろ?佐藤みたいに指揮を執るのが5人居れば十分として、残りの200人ってそんなに要るか?」
「料理作ったりテント設営したりの雑務担当だからそれだけ必要なんじゃね?俺らだって3人で行動してっけど海が兵を10人から30人ぐらい使ってるだろ?」
「あー…そうか、雑務要員か。…最近海が全部やってくれっからすっかり忘れてたわ」
藤原の疑問に柴田が説明しながら返すと藤原は思い出したように納得した。
…翌日。
「海原オッケー」
「んじゃ行くか」
「よろしく頼む」
朝食後に朝早くから指揮を執って準備させてたらしい佐藤が車に乗り込みながら合図を出すので…
俺が車を馬に引かせて出発させると何故か同行する事になったトルツの王子が返事する。
「…つーか今日はモニクァの王子が来るって話じゃなかったか?」
「うむ、本来なら武勇に秀でているヒルミィ殿が遠征に同行する予定だったのだが…『英雄達が一緒なら誰が同行しようと構わない』という話になったのでクジ引きの結果、私が同行する事となった」
「柴田さえいれば危険は無いし、藤原がいれば安全を確保出来る上に海原も居ればもう向かう所敵無しだよね、って」
柴田の疑問に王子が理由と経緯を話すと佐藤が補足のような事を言う。
「まあ俺らは金さえ貰えれば王子の誰が来ようと関係ねーんだけど。海の知り合いならな」
「無駄に面倒な奴だったらお断りだけど…海の知り合いならその点は保証されてるし」
「おい。それは俺がやべー奴だ、って事か?」
「そこまでは言ってねーだろ。言ってねーだけだけど」
「おい!」
「あはは!」
「ははは」
藤原と柴田に確認するように聞くと柴田がボケるので俺がツッコむと佐藤と王子が笑う。
…そして拠点から出て車を走らせる事、約一時間後。
「前と同じ地点だったら多分ココらへんだろ。なんか周りに資材とか散らばってるし」
「…もう着いたのか…前の遠征の時は二日ほどかかったと聞いたが…」
俺が車を停めて辺りの様子を報告すると王子は驚きながら窓の外を見る。
「横風で横転する事は無くなるけど今度は前からの向かい風で空気抵抗が増えんじゃねーか」
「…まあ確かに正方形の荷台なんて見た事ねーな」
「縦もダメ横もダメか…意外とトラックのコンテナがあの形ってのも理にかなってるんだな」
「当たり前だろ。頭の良い人達の知識や知恵と技術の結晶だぞ」
アイディアを全部否定された藤原がため息混じりに呟いて俺らの世界のトラックを思い出しながら言うので俺は肯定する。
「…もういっその事スピード落としてでも二段バスで良くね?」
一回で倍の人数運べるし…と、柴田は投げやりになったようにボツになったアイディアを拾い上げた。
「いやいや、このためだけに作ってどうすんだよ。次使うか分かんねーんだから置いといても邪魔になるだけだぜ?」
「…確かに」
「…それもそうか」
俺が否定しながら理由を話すと藤原と柴田は考えながら諦めたように同意する。
「じゃあ結局今のに乗るだけか」
「そうなるな」
「つーか冒険者50人で大工が30人ぐらいだろ?佐藤みたいに指揮を執るのが5人居れば十分として、残りの200人ってそんなに要るか?」
「料理作ったりテント設営したりの雑務担当だからそれだけ必要なんじゃね?俺らだって3人で行動してっけど海が兵を10人から30人ぐらい使ってるだろ?」
「あー…そうか、雑務要員か。…最近海が全部やってくれっからすっかり忘れてたわ」
藤原の疑問に柴田が説明しながら返すと藤原は思い出したように納得した。
…翌日。
「海原オッケー」
「んじゃ行くか」
「よろしく頼む」
朝食後に朝早くから指揮を執って準備させてたらしい佐藤が車に乗り込みながら合図を出すので…
俺が車を馬に引かせて出発させると何故か同行する事になったトルツの王子が返事する。
「…つーか今日はモニクァの王子が来るって話じゃなかったか?」
「うむ、本来なら武勇に秀でているヒルミィ殿が遠征に同行する予定だったのだが…『英雄達が一緒なら誰が同行しようと構わない』という話になったのでクジ引きの結果、私が同行する事となった」
「柴田さえいれば危険は無いし、藤原がいれば安全を確保出来る上に海原も居ればもう向かう所敵無しだよね、って」
柴田の疑問に王子が理由と経緯を話すと佐藤が補足のような事を言う。
「まあ俺らは金さえ貰えれば王子の誰が来ようと関係ねーんだけど。海の知り合いならな」
「無駄に面倒な奴だったらお断りだけど…海の知り合いならその点は保証されてるし」
「おい。それは俺がやべー奴だ、って事か?」
「そこまでは言ってねーだろ。言ってねーだけだけど」
「おい!」
「あはは!」
「ははは」
藤原と柴田に確認するように聞くと柴田がボケるので俺がツッコむと佐藤と王子が笑う。
…そして拠点から出て車を走らせる事、約一時間後。
「前と同じ地点だったら多分ココらへんだろ。なんか周りに資材とか散らばってるし」
「…もう着いたのか…前の遠征の時は二日ほどかかったと聞いたが…」
俺が車を停めて辺りの様子を報告すると王子は驚きながら窓の外を見る。
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