525 / 562
525
しおりを挟む
その夜。
俺らは今後の事を話し合うために飯島と駒込に小林とかの話の分かるクラスメイトと…
灰村や石井とかのまだギリ話が分かる奴らを家へと呼んで集まる事に。
「…海原、なんでこのメンツなんだ?」
「一応最低限話が分かって他の奴にも話を通せそうな奴に声をかけたつもりだけど」
「ふーん…なるほどね」
食堂へと集まったクラスメイト達を見て駒込が不思議そうに聞いてくるので俺が理由を教えるとどうでもよさそうに答えた。
「んで?今後の事ってなに話すんだよ?」
「俺らが元の世界に戻る方法とか…まあ情報交換とかだな」
「情報交換か…海原くんもなんか冒険者みたいになってきたんじゃない?」
「まあアイディア出したのは俺と柴だけどな」
石井の問いに俺が議題的なものを挙げると飯島が珍しく弄るように言い、藤原が笑いながら成果を主張する。
「情報交換とか言っても俺たちはギルドでもよく聞くようなものしかないと思うぜ?」
「人が多いと色んな意見や発想が出るからとりあえず集めただけでお前らの情報には少ししか期待してねーよ。自惚れんな」
「…少しは期待してるんだ」
石井が微妙な顔で難色を示すような事を言うと柴田はツンデレみたいなディスり方をして小林にツッコまれた。
「…お前らが提供する情報はなんだ?『死霊王の抜け殻』の取り方でも教えてくれんのか?」
「…おめーまだソレに拘ってんのかよ…」
「そもそも取り方聞かれても俺らが倒すと普通に落とすから俺らも条件が分かんねーんだよ。とりあえず分かるのは時間かけて倒せば落ちるかも…ぐらいか」
灰村の確認に俺が呆れながら呟くと柴田は突き放すように言いつつも自分達の予想を教える…という優しさを見せる。
「時間をかける…だと?」
「そーそー。海と組んだ時と他の奴らと組んだ時の違いっつーのがかかった時間ぐらいしか思いつかなくてな」
「…海原の場合はどれぐらいの時間がかかる?」
「だいたい二日から三日だな」
「え!?そんなにかかんの!?」
「みたい。僕達と一緒に行った時もAランクの魔獣でそれぐらいかかってたし」
藤原の説明を聞いた灰村が具体的に尋ねるので柴田が答えると何故か駒込が驚き、飯島が肯定しながら体験談を話す。
「今回も倒すのに時間かかったから『災魔の腕』とか『害獣の足』とか落ちてたしな」
「「「「…は?」」」」
柴田が今回の件を引き合いに出して言うと俺ら三人以外の野郎どもの反応と言葉が被った。
「災魔の…腕?」
「腕ってなんだ?」
「…災魔とか害獣ってアイテム落とすんだ…」
「海原それホント?」
駒込、石井、飯島が不思議そうに言うと佐藤が確認してくる。
「マジマジ。ほら、コレよ」
「うおっ、ミイラか?」
「…ちょっと見せて?」
「はいよ」
俺は肯定しながら物を取り出して見せるとみんなの視線が集中し、佐藤が手を出しながら言うので完成した左腕の方を渡した。
「…『邪神の一部。左腕』だって…邪神?」
佐藤はスキルを使ってアイテムの詳細を見たのか説明するように話した後に不思議そうな顔をする。
「「「邪神?」」」
「はっ、邪神ねぇ…」
俺ら以外のみんなが不思議そうな顔をする中、灰村だけが鼻で笑う。
「なんか知ってんのか?」
「俺が最初にぶっ殺した害獣が邪神の生贄がどうこう言ってた気がするが…言葉も上手く喋れないクセにお喋りでウザかったから拳で黙らせてやった」
「いやお前そこは聞いとけよ」
藤原の確認に灰村が思い出すように言うとその内容に駒込が思わずツッコんだ。
俺らは今後の事を話し合うために飯島と駒込に小林とかの話の分かるクラスメイトと…
灰村や石井とかのまだギリ話が分かる奴らを家へと呼んで集まる事に。
「…海原、なんでこのメンツなんだ?」
「一応最低限話が分かって他の奴にも話を通せそうな奴に声をかけたつもりだけど」
「ふーん…なるほどね」
食堂へと集まったクラスメイト達を見て駒込が不思議そうに聞いてくるので俺が理由を教えるとどうでもよさそうに答えた。
「んで?今後の事ってなに話すんだよ?」
「俺らが元の世界に戻る方法とか…まあ情報交換とかだな」
「情報交換か…海原くんもなんか冒険者みたいになってきたんじゃない?」
「まあアイディア出したのは俺と柴だけどな」
石井の問いに俺が議題的なものを挙げると飯島が珍しく弄るように言い、藤原が笑いながら成果を主張する。
「情報交換とか言っても俺たちはギルドでもよく聞くようなものしかないと思うぜ?」
「人が多いと色んな意見や発想が出るからとりあえず集めただけでお前らの情報には少ししか期待してねーよ。自惚れんな」
「…少しは期待してるんだ」
石井が微妙な顔で難色を示すような事を言うと柴田はツンデレみたいなディスり方をして小林にツッコまれた。
「…お前らが提供する情報はなんだ?『死霊王の抜け殻』の取り方でも教えてくれんのか?」
「…おめーまだソレに拘ってんのかよ…」
「そもそも取り方聞かれても俺らが倒すと普通に落とすから俺らも条件が分かんねーんだよ。とりあえず分かるのは時間かけて倒せば落ちるかも…ぐらいか」
灰村の確認に俺が呆れながら呟くと柴田は突き放すように言いつつも自分達の予想を教える…という優しさを見せる。
「時間をかける…だと?」
「そーそー。海と組んだ時と他の奴らと組んだ時の違いっつーのがかかった時間ぐらいしか思いつかなくてな」
「…海原の場合はどれぐらいの時間がかかる?」
「だいたい二日から三日だな」
「え!?そんなにかかんの!?」
「みたい。僕達と一緒に行った時もAランクの魔獣でそれぐらいかかってたし」
藤原の説明を聞いた灰村が具体的に尋ねるので柴田が答えると何故か駒込が驚き、飯島が肯定しながら体験談を話す。
「今回も倒すのに時間かかったから『災魔の腕』とか『害獣の足』とか落ちてたしな」
「「「「…は?」」」」
柴田が今回の件を引き合いに出して言うと俺ら三人以外の野郎どもの反応と言葉が被った。
「災魔の…腕?」
「腕ってなんだ?」
「…災魔とか害獣ってアイテム落とすんだ…」
「海原それホント?」
駒込、石井、飯島が不思議そうに言うと佐藤が確認してくる。
「マジマジ。ほら、コレよ」
「うおっ、ミイラか?」
「…ちょっと見せて?」
「はいよ」
俺は肯定しながら物を取り出して見せるとみんなの視線が集中し、佐藤が手を出しながら言うので完成した左腕の方を渡した。
「…『邪神の一部。左腕』だって…邪神?」
佐藤はスキルを使ってアイテムの詳細を見たのか説明するように話した後に不思議そうな顔をする。
「「「邪神?」」」
「はっ、邪神ねぇ…」
俺ら以外のみんなが不思議そうな顔をする中、灰村だけが鼻で笑う。
「なんか知ってんのか?」
「俺が最初にぶっ殺した害獣が邪神の生贄がどうこう言ってた気がするが…言葉も上手く喋れないクセにお喋りでウザかったから拳で黙らせてやった」
「いやお前そこは聞いとけよ」
藤原の確認に灰村が思い出すように言うとその内容に駒込が思わずツッコんだ。
40
あなたにおすすめの小説
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
【改訂版アップ】10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
ばいむ
ファンタジー
10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
大筋は変わっていませんが、内容を見直したバージョンを追加でアップしています。単なる自己満足の書き直しですのでオリジナルを読んでいる人は見直さなくてもよいかと思います。主な変更点は以下の通りです。
話数を半分以下に統合。このため1話辺りの文字数が倍増しています。
説明口調から対話形式を増加。
伏線を考えていたが使用しなかった内容について削除。(龍、人種など)
別視点内容の追加。
剣と魔法の世界であるライハンドリア・・・。魔獣と言われるモンスターがおり、剣と魔法でそれを倒す冒険者と言われる人達がいる世界。
高校の休み時間に突然その世界に行くことになってしまった。この世界での生活は10日間と言われ、混乱しながらも楽しむことにしたが、なぜか戻ることができなかった。
特殊な能力を授かるわけでもなく、生きるための力をつけるには自ら鍛錬しなければならなかった。魔獣を狩り、いろいろな遺跡を訪ね、いろいろな人と出会った。何度か死にそうになったこともあったが、多くの人に助けられながらも少しずつ成長し、なんとか生き抜いた。
冒険をともにするのは同じく異世界に転移してきた女性・ジェニファー。彼女と出会い、ともに生き抜き、そして別れることとなった。
2021/06/27 無事に完結しました。
2021/09/10 後日談の追加を開始
2022/02/18 後日談完結しました。
2025/03/23 自己満足の改訂版をアップしました。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
どうやら俺は、魔王を倒した英雄の両親より強いらしい。~オリハルコンを斬ってくっつけたら試験無しで王立学園に入学、いろいろやらかすハメに
試運転中
ファンタジー
山を割るほどに剣を極めたおとん「ケン」と、ケガなど何でも治してしまうおかん「セイ」。
そんな二人に山で育てられた息子「ケイ」は、15歳の大人の仲間入りを機に、王都の学園へと入学する。
両親の素性すらも知らず、その血を受け継いだ自分が、どれほど常軌を逸しているかもわからず。
気心の知れた仲間と、困ったり楽しんだりする学園生活のはずが……
主人公最強だけど、何かがおかしい!? ちょっぴり異色な異世界学園ファンタジー。
神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として
たぬきち25番
ファンタジー
流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
※他サイト様にも公開しております。
※※皆様、ありがとう! HOTランキング1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
※※皆様、ありがとう! 完結ランキング(ファンタジー・SF部門)1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
最強魔法は生活魔法!? ~異世界ではモンスター退治も生活のうち~
gagaga
ファンタジー
神の気まぐれにより異世界へと転移した主人公田辺竜太(大学生)が生活魔法を駆使して冒険したり町の人と触れ合ったりする物語です。
なお、神が気まぐれすぎて一番最初に降り立つ地は、無人島です。
一人称視点、独り言多め、能天気となっております。
なお、作者が気ままに書くので誤字脱字は多いかもしれませんが、大目に見て頂けるとありがたいです。
ただ、敢えてそうしている部分もあり、ややこしくてすいません。(^^;A
ご指摘あればどんどん仰ってください。
※2017/8/29 連載再開しました!
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる