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Chapter9:End of guild
第170話【Hover】
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「何だと!?」
「幾ら何でも無礼が過ぎるのではないか!!」
花子の言葉に一斉に不快感を示す勇者カヌーとオーウェン。
「落ち着きなさい二人共・・・」
スリムが二人を宥める。
「御嬢さん、 何故裏切るという発想が出て来るのかは分からないが
我々はそんな事をしない」
「何故?」
「我々は誇り高き貴族、 そんな卑劣な真似をしたら即死する」
「そうですかねぇ? 貴方の付き人と以前パーティを組みましたが殺されかけましたよ」
「何と・・・そんな経歴が有ったのか、 直ぐに首にします」
哀れ、 山田達の解雇が決まった。
「いずれにせよ、 僕は貴方の人間性を知らないし性格も分からない
そんな人間について行こうとは思えません」
「公爵に関しては人間性は分かるんじゃないのか?」
モルガナが口を挟む。
「うん?」
「幾ら何でもなぁ・・・」
「太りすぎかい?」
スリムがほっほと笑う。
「我々がこうして太っているのには理由が有る」
「?」
「太っている方が強いから、 それだけの理由だ」
「いや、 それは無いでしょう」
きっぱりと言い切るロダン。
「何故?」
「貴方、 自重を支え切れていないんじゃないですか?
ちょっと浮いてますよね?」
「良く見ているなぁ、 その通りだ」
スリムの側近の一人、 ライトの魔法、 レビテーションにより
少しだけ浮いている事で自重を気にせず移動出来るのだ。
「魔法使わないと移動すらままならないのはちょっと問題では?」
「いや、 動こうと思えば動けるから、 やろうとしないだけだから」
ニートの様な事を言うスリム。
「いや、 それは」
「いや、 本当だから、 こうして太っているのもわざとだし
その気になればすぐに痩せられるし、 マジで、 やろうとしないだけだから」
「・・・・・まぁ深く追求しませんよ」
「うん、 まぁ兎も角、 また来るよ、 それじゃあ皆
今日は宿を取ろうか」
「えぇ? 帰るんですか?」
カヌーが不満げな声を出す。
「いやいや、 数日かけて口説くつもりだよ
お互いに納得が行く結果になるまで話し合おうぞ」
「でも・・・」
「カヌー、 君は若いから直ぐに結果を出そうとするのは悪い癖だよ
それじゃあロダン君、 また来るよ」
「えぇ、 それじゃあまた・・・」
ホバー移動するスリムを始めとした一行を見送るロダン達であった。
「幾ら何でも無礼が過ぎるのではないか!!」
花子の言葉に一斉に不快感を示す勇者カヌーとオーウェン。
「落ち着きなさい二人共・・・」
スリムが二人を宥める。
「御嬢さん、 何故裏切るという発想が出て来るのかは分からないが
我々はそんな事をしない」
「何故?」
「我々は誇り高き貴族、 そんな卑劣な真似をしたら即死する」
「そうですかねぇ? 貴方の付き人と以前パーティを組みましたが殺されかけましたよ」
「何と・・・そんな経歴が有ったのか、 直ぐに首にします」
哀れ、 山田達の解雇が決まった。
「いずれにせよ、 僕は貴方の人間性を知らないし性格も分からない
そんな人間について行こうとは思えません」
「公爵に関しては人間性は分かるんじゃないのか?」
モルガナが口を挟む。
「うん?」
「幾ら何でもなぁ・・・」
「太りすぎかい?」
スリムがほっほと笑う。
「我々がこうして太っているのには理由が有る」
「?」
「太っている方が強いから、 それだけの理由だ」
「いや、 それは無いでしょう」
きっぱりと言い切るロダン。
「何故?」
「貴方、 自重を支え切れていないんじゃないですか?
ちょっと浮いてますよね?」
「良く見ているなぁ、 その通りだ」
スリムの側近の一人、 ライトの魔法、 レビテーションにより
少しだけ浮いている事で自重を気にせず移動出来るのだ。
「魔法使わないと移動すらままならないのはちょっと問題では?」
「いや、 動こうと思えば動けるから、 やろうとしないだけだから」
ニートの様な事を言うスリム。
「いや、 それは」
「いや、 本当だから、 こうして太っているのもわざとだし
その気になればすぐに痩せられるし、 マジで、 やろうとしないだけだから」
「・・・・・まぁ深く追求しませんよ」
「うん、 まぁ兎も角、 また来るよ、 それじゃあ皆
今日は宿を取ろうか」
「えぇ? 帰るんですか?」
カヌーが不満げな声を出す。
「いやいや、 数日かけて口説くつもりだよ
お互いに納得が行く結果になるまで話し合おうぞ」
「でも・・・」
「カヌー、 君は若いから直ぐに結果を出そうとするのは悪い癖だよ
それじゃあロダン君、 また来るよ」
「えぇ、 それじゃあまた・・・」
ホバー移動するスリムを始めとした一行を見送るロダン達であった。
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