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ウソツキ
キュウソク!
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「よっ、奏。」
「げっ!」
ふふっ、驚いてる驚いてる。何年あんたの彼女やってきてると思ってんのよ。サウナ3セット分+20分ぐらいでしょ。いつも通りなら。今日は少し長く入ってたみたいだけど、あんたより遅くなかったらいいんだから。
「なんでいんだよ。」
「あれれぇ~?可愛い彼女と会えて嬉しい~!とかじゃないの?」
「ったく、今日ぐらいは静かな休日を過ごしたかったのに。」
「ニシシ~!じゃ~んにぇ~んで~した~!」
「ムカつく。」
そんなこと言って嬉しいくせに。顔赤くなってるぞ。
「はい、奏の分のコーヒー牛乳。」
「ありがとよ。何円だ?」
「いいのいいの。今日1日、奏を貸してもらえるお題だから。」
「この後どっか行くのは確定か。」
奏の言った通りどこかに行くのは確定だ。しかし、この周りには何も無い。とりあえず駅に出ないと。
「さっ、行くよ~!」
私は奏の手を引っ張って退場ゲートを通り抜けた。
バスに揺られて香里園まで。さてとこの後どこに行くかだが。
「あっ、そうだ。このお守り返すの手伝ってくんない?」
「えっ、まぁ行くとこもないしいいけど。どこだ?」
「清水寺。」
「まだ桜咲いてねぇじゃねぇか。」
「何?私と花見デートしたかったの?」
「違ぇし。」
そう言って奏は顔を逸らす。はぁ~、私の彼氏可愛すぎ!
「ふふーん!行こ!」
「分かったよ。行きゃいいんだろ。行きゃあ。」
いくら京都に近い枚方からと言えど、清水寺までは30分くらいまでかかる。最寄りである清水五条は観光地であるのにもかかわらず、止まる電車が少ない。準急で枚方市まで行き、そこから特急に乗り換える。七条でまた準急に乗り換えて、そして一駅。面倒臭い道のりだ。
「ついたついたぁ。」
「意外と遠いんだな。」
「私が痴漢されないように電車の中できちんと護っていたのは誰ですか~?」
「少しは感謝くらいはしろよ…」
「ありがとね♡」
「素直にされるのもムカつく。」
うわぁ!嬉しそう!まったく素直じゃないなぁ。
しかし昼過ぎだ。朝一に来た去年とは違い、人でごったがえしている。普段は地面が見えているこの辺りからも、もう人でいっぱいだ。
「こっち人少ないだろ。行くぞ。」
奏が指さしたのは茶わん坂。こっちは人が少なくて、観光地というのも忘れそうになるほどだ。
「そだね。人いっぱいだから、はぐれないように手繋いでてね。ずっと。」
そう言って私は指を絡ませる。
「いいよ。」
奏はその手をぎゅっと握ってくれた。
「げっ!」
ふふっ、驚いてる驚いてる。何年あんたの彼女やってきてると思ってんのよ。サウナ3セット分+20分ぐらいでしょ。いつも通りなら。今日は少し長く入ってたみたいだけど、あんたより遅くなかったらいいんだから。
「なんでいんだよ。」
「あれれぇ~?可愛い彼女と会えて嬉しい~!とかじゃないの?」
「ったく、今日ぐらいは静かな休日を過ごしたかったのに。」
「ニシシ~!じゃ~んにぇ~んで~した~!」
「ムカつく。」
そんなこと言って嬉しいくせに。顔赤くなってるぞ。
「はい、奏の分のコーヒー牛乳。」
「ありがとよ。何円だ?」
「いいのいいの。今日1日、奏を貸してもらえるお題だから。」
「この後どっか行くのは確定か。」
奏の言った通りどこかに行くのは確定だ。しかし、この周りには何も無い。とりあえず駅に出ないと。
「さっ、行くよ~!」
私は奏の手を引っ張って退場ゲートを通り抜けた。
バスに揺られて香里園まで。さてとこの後どこに行くかだが。
「あっ、そうだ。このお守り返すの手伝ってくんない?」
「えっ、まぁ行くとこもないしいいけど。どこだ?」
「清水寺。」
「まだ桜咲いてねぇじゃねぇか。」
「何?私と花見デートしたかったの?」
「違ぇし。」
そう言って奏は顔を逸らす。はぁ~、私の彼氏可愛すぎ!
「ふふーん!行こ!」
「分かったよ。行きゃいいんだろ。行きゃあ。」
いくら京都に近い枚方からと言えど、清水寺までは30分くらいまでかかる。最寄りである清水五条は観光地であるのにもかかわらず、止まる電車が少ない。準急で枚方市まで行き、そこから特急に乗り換える。七条でまた準急に乗り換えて、そして一駅。面倒臭い道のりだ。
「ついたついたぁ。」
「意外と遠いんだな。」
「私が痴漢されないように電車の中できちんと護っていたのは誰ですか~?」
「少しは感謝くらいはしろよ…」
「ありがとね♡」
「素直にされるのもムカつく。」
うわぁ!嬉しそう!まったく素直じゃないなぁ。
しかし昼過ぎだ。朝一に来た去年とは違い、人でごったがえしている。普段は地面が見えているこの辺りからも、もう人でいっぱいだ。
「こっち人少ないだろ。行くぞ。」
奏が指さしたのは茶わん坂。こっちは人が少なくて、観光地というのも忘れそうになるほどだ。
「そだね。人いっぱいだから、はぐれないように手繋いでてね。ずっと。」
そう言って私は指を絡ませる。
「いいよ。」
奏はその手をぎゅっと握ってくれた。
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