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ムカシハ
私のGW
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今日もまた、インターホンが鳴る。
「音羽ちゃん!料理教えて!」
「また?もう結構作れるようになったんちゃう?」
「いや、教えて。」
隣の部屋の新宮カレン。私の疫病神って言っちゃいけないのは分かってるが、そうとしか言えない。
「んで、何作りたいん?」
「いや、自分が作るから待ってて。」
「作れるん?」
「たぶん。やから待ってて。」
「はいよ。」
カレンが自分1人で作れるって何だろう?私は少し心配しながら課題を進めることにした。
いい匂いがしてきた。ソースの焦げる匂いと、肉の油の匂い。
「焼きそば作ってるん?」
「正解!ってよう分かったな。」
「たまに作るから。しかもそのレシピ、カレンに教えたし。」
しかし、どういう風の吹き回しだろうか。カレンが1人で作ろうと思うなんて。何か企んでるんやないかな?
「はい、完成。どや、上手いことできたやろ。」
「炭しか作れなかったカレンが…てか、急にどうしたん?」
「あぁ、何だ?文IIで頑張ってる音羽ちゃんにご飯作ってもらってるってどうかと思うし、それに、音羽ちゃんが頑張ってんのめっちゃ知ってるし。やから、証明。自分もある程度は作れるようになった。やから、自分もたまに作るから、任せてってこと。」
「カレン…」
何だろう。嬉しさと悔しさが一気に押し寄せてきて…泣きそうだ。いつの間に人に気を遣えるようになったんだろう。いつ、私がしんどそうに見えたのだろう。
「ごめん、カレン。心配させて。私も勉強ギリなとこあるから、たまに頼むね。」
「うん、音羽ちゃん。じゃあ食べようか。」
「「いただきます!」」
恐る恐る1口。入れた瞬間にソースの味が口に広がり、変な味はしなかった。
「どうしたの?」
「ん?だってびっくりした顔してるから。変な味せんくってびっくりしたやろ。」
カレンにしては察しがいいのがさらにムカつく。
「あっ、当たりって顔してる。焼きそばだけは夜食で作ってたから、自信あんねん。どう、美味しい。」
「…………」
そんな顔ずるい。そんな顔されたら、文句なんか絶対に言えないやんか。
「…しいよ。」
「えっ?なんて?」
「だから、美味しいって!恥ずいから言わせんな!」
「音羽ちゃん!料理教えて!」
「また?もう結構作れるようになったんちゃう?」
「いや、教えて。」
隣の部屋の新宮カレン。私の疫病神って言っちゃいけないのは分かってるが、そうとしか言えない。
「んで、何作りたいん?」
「いや、自分が作るから待ってて。」
「作れるん?」
「たぶん。やから待ってて。」
「はいよ。」
カレンが自分1人で作れるって何だろう?私は少し心配しながら課題を進めることにした。
いい匂いがしてきた。ソースの焦げる匂いと、肉の油の匂い。
「焼きそば作ってるん?」
「正解!ってよう分かったな。」
「たまに作るから。しかもそのレシピ、カレンに教えたし。」
しかし、どういう風の吹き回しだろうか。カレンが1人で作ろうと思うなんて。何か企んでるんやないかな?
「はい、完成。どや、上手いことできたやろ。」
「炭しか作れなかったカレンが…てか、急にどうしたん?」
「あぁ、何だ?文IIで頑張ってる音羽ちゃんにご飯作ってもらってるってどうかと思うし、それに、音羽ちゃんが頑張ってんのめっちゃ知ってるし。やから、証明。自分もある程度は作れるようになった。やから、自分もたまに作るから、任せてってこと。」
「カレン…」
何だろう。嬉しさと悔しさが一気に押し寄せてきて…泣きそうだ。いつの間に人に気を遣えるようになったんだろう。いつ、私がしんどそうに見えたのだろう。
「ごめん、カレン。心配させて。私も勉強ギリなとこあるから、たまに頼むね。」
「うん、音羽ちゃん。じゃあ食べようか。」
「「いただきます!」」
恐る恐る1口。入れた瞬間にソースの味が口に広がり、変な味はしなかった。
「どうしたの?」
「ん?だってびっくりした顔してるから。変な味せんくってびっくりしたやろ。」
カレンにしては察しがいいのがさらにムカつく。
「あっ、当たりって顔してる。焼きそばだけは夜食で作ってたから、自信あんねん。どう、美味しい。」
「…………」
そんな顔ずるい。そんな顔されたら、文句なんか絶対に言えないやんか。
「…しいよ。」
「えっ?なんて?」
「だから、美味しいって!恥ずいから言わせんな!」
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