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ムカシハ
最強の闘い②
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ダメだ。楽しい。まさかこんな隠し刃があるなんて。
それにしてもこのボール、多分Qが焚き付けたな。きいのボールと同じだ。こんなにドッジボールで負けるかもしれないと思ったのはいつぶりやろう。私たちのクラスは常勝軍団やったから、そんなの忘れたや。
「楓ちゃんが当たるなんて珍しいやん。」
「んなことないで。たまにある。」
元から外野だったゆめちんと言葉を交わす。それにしてもどうやっているんだろうか。また投げようとしている花胡ちんの指先を見ることにした。
〇〇〇〇〇
やっぱりまだ慣れない。この視線の圧が。というか、なんか後ろからの圧が異常なんやけど。
それでも投げることには変わりは無い。由良君みたいに何個も持っとけばいいんやけど、私には1種類だけしかない。
相手に当たったボールは地面に落ち、ホイッスルの音が鳴り響く。相手が慣れるまでにとことん潰しとかないとな。
〇〇〇〇〇
「わかった。」
「何が?」
隣にいるゆめちんが訊いてくる。
「あれの投げ方。」
「うわぁ~、相手の矛までも自分の武器にしちゃうとか怖すぎ。」
「どっちか言うと褒めて欲しいんやけど。」
内野からのフライボールを捕る。
たぶん投げ方は普通に投げるのとそんなに変わらない。違うのは、回すのではなくて抜くってこと。花胡ちんがやっているのは親指と人差し指の間から抜く感じかな?それで斜め下回転をかけて落ちる球を投げる。軸が少し傾いただけにしか見えないボール。本当に
「何教えてくれてんねん。」
お陰で攻略するの時間かかったやん。でも、
「もーらい!」
花胡ちんがやっているのと同じように回転をかけて投げる。とりあえず試投ということで、テキトーに狙いを定めて。ボールは少し高めに浮いたかと思えば、しっかり落ちた。
「何これ!めっちゃ楽しい!」
〇〇〇〇〇
海南さんが回転をかけた。別にできないことでは無いと思うけど、ほぼ初見で、だ。まさに鬼と言えるだろう。
「力バカのゴリラが頭使うゴリラになった。」
隣に来たくるみの一言で吹き出してしまう。
「くるみ、安心して。頭使うのは私たちの方が得意やろ。それに、もうそろそろ入ってくるし。」
私の視線の先には、審判が持っているソフトバレーボールが1個。橋本さんもやってたあのボールは、うちのクラスでは私しかできない。
「ふふっ。」
「どしたの?」
「ん?いや、なんでもない。」
海南さん、まだ、主役は渡さないから。
それにしてもこのボール、多分Qが焚き付けたな。きいのボールと同じだ。こんなにドッジボールで負けるかもしれないと思ったのはいつぶりやろう。私たちのクラスは常勝軍団やったから、そんなの忘れたや。
「楓ちゃんが当たるなんて珍しいやん。」
「んなことないで。たまにある。」
元から外野だったゆめちんと言葉を交わす。それにしてもどうやっているんだろうか。また投げようとしている花胡ちんの指先を見ることにした。
〇〇〇〇〇
やっぱりまだ慣れない。この視線の圧が。というか、なんか後ろからの圧が異常なんやけど。
それでも投げることには変わりは無い。由良君みたいに何個も持っとけばいいんやけど、私には1種類だけしかない。
相手に当たったボールは地面に落ち、ホイッスルの音が鳴り響く。相手が慣れるまでにとことん潰しとかないとな。
〇〇〇〇〇
「わかった。」
「何が?」
隣にいるゆめちんが訊いてくる。
「あれの投げ方。」
「うわぁ~、相手の矛までも自分の武器にしちゃうとか怖すぎ。」
「どっちか言うと褒めて欲しいんやけど。」
内野からのフライボールを捕る。
たぶん投げ方は普通に投げるのとそんなに変わらない。違うのは、回すのではなくて抜くってこと。花胡ちんがやっているのは親指と人差し指の間から抜く感じかな?それで斜め下回転をかけて落ちる球を投げる。軸が少し傾いただけにしか見えないボール。本当に
「何教えてくれてんねん。」
お陰で攻略するの時間かかったやん。でも、
「もーらい!」
花胡ちんがやっているのと同じように回転をかけて投げる。とりあえず試投ということで、テキトーに狙いを定めて。ボールは少し高めに浮いたかと思えば、しっかり落ちた。
「何これ!めっちゃ楽しい!」
〇〇〇〇〇
海南さんが回転をかけた。別にできないことでは無いと思うけど、ほぼ初見で、だ。まさに鬼と言えるだろう。
「力バカのゴリラが頭使うゴリラになった。」
隣に来たくるみの一言で吹き出してしまう。
「くるみ、安心して。頭使うのは私たちの方が得意やろ。それに、もうそろそろ入ってくるし。」
私の視線の先には、審判が持っているソフトバレーボールが1個。橋本さんもやってたあのボールは、うちのクラスでは私しかできない。
「ふふっ。」
「どしたの?」
「ん?いや、なんでもない。」
海南さん、まだ、主役は渡さないから。
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