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バイバイ
祭囃子⑧
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急に始まった射的対決。きいと音羽による、このクソ忙しいときにやって欲しくないこと第1位の火蓋が切られた。
「で、ルールはどうすんの?」
「より多くのポイントを稼いだ方の勝ち。」
音羽は銃口にコルクを詰めながら言う。
うちのクラスの射的はポイント制。6発の間に稼いだポイントによって景品が決まる仕組みだ。1番シンプルで、そんでもって1番優劣がつく。現状、カレンが1番ポイントを稼いでいて、入り口にあるホワイトボードにはカレンの名前と稼いだポイント、『1000』の文字が書かれている。倒したのは500ポイントのジェンガ、150ポイントのペットボトルキャップを2つ、そして、100ポイントのめちゃくちゃ重くした缶を2つだ。
「あっ、カレンよりは下手くそやから期待しないでね。」
「あんなんがうじゃうじゃ居られた方が困るわ。あと、出来るだけ早く頼む。」
「うい。」
音羽はまず小手調べに100ポイントの缶を当てた。が、倒れない。それもそうだ。これが倒れるのは、缶の縁に当てたときだけ。昨日、俺たちが調整を続けてここまで完成させた、傑作だ。
その隣のきいは…
「やったー!」
まずは50ポイント。普通の重りの入っている缶を落としたようだ。これは比較的軽い重りが入っているだけだから、まだ落ちる。
「私も小刻みに刻んでこっかな?」
「ロマンは?」
「そんなこと言われたら、狙うしか無くなるやん。」
音羽はペットボトルキャップに銃口を向ける。このペットボトルキャップ、ただのペットボトルキャップでは無い。後ろにクリップが置いてあって、それに引っかかるように止まっている。つまり、ずらして落とすしかないのだ。1人例外はいたが。
「これってさ、もしかして、下ジャストミートしたら落ちる?」
「落ちる。」
カレンがやった方法。コルクをキャップの下の方に当てて、少し凹まして飛ばす。そのためには、ノーバンで当てることが必須だ。ちなみに、俺はこの落とし方で落としたことはない。
音羽は狙いを定めて引き金を引く。パンと軽い音が鳴って、コルクに当たる。そして、狙い通り上に跳ねた。
「行けぇ~!」
音羽のその声に押されたように、キャップは奥に飛んでいき、そして落ちた。
「よっしゃあぁぁ~!」
「すっげ」
「で、ルールはどうすんの?」
「より多くのポイントを稼いだ方の勝ち。」
音羽は銃口にコルクを詰めながら言う。
うちのクラスの射的はポイント制。6発の間に稼いだポイントによって景品が決まる仕組みだ。1番シンプルで、そんでもって1番優劣がつく。現状、カレンが1番ポイントを稼いでいて、入り口にあるホワイトボードにはカレンの名前と稼いだポイント、『1000』の文字が書かれている。倒したのは500ポイントのジェンガ、150ポイントのペットボトルキャップを2つ、そして、100ポイントのめちゃくちゃ重くした缶を2つだ。
「あっ、カレンよりは下手くそやから期待しないでね。」
「あんなんがうじゃうじゃ居られた方が困るわ。あと、出来るだけ早く頼む。」
「うい。」
音羽はまず小手調べに100ポイントの缶を当てた。が、倒れない。それもそうだ。これが倒れるのは、缶の縁に当てたときだけ。昨日、俺たちが調整を続けてここまで完成させた、傑作だ。
その隣のきいは…
「やったー!」
まずは50ポイント。普通の重りの入っている缶を落としたようだ。これは比較的軽い重りが入っているだけだから、まだ落ちる。
「私も小刻みに刻んでこっかな?」
「ロマンは?」
「そんなこと言われたら、狙うしか無くなるやん。」
音羽はペットボトルキャップに銃口を向ける。このペットボトルキャップ、ただのペットボトルキャップでは無い。後ろにクリップが置いてあって、それに引っかかるように止まっている。つまり、ずらして落とすしかないのだ。1人例外はいたが。
「これってさ、もしかして、下ジャストミートしたら落ちる?」
「落ちる。」
カレンがやった方法。コルクをキャップの下の方に当てて、少し凹まして飛ばす。そのためには、ノーバンで当てることが必須だ。ちなみに、俺はこの落とし方で落としたことはない。
音羽は狙いを定めて引き金を引く。パンと軽い音が鳴って、コルクに当たる。そして、狙い通り上に跳ねた。
「行けぇ~!」
音羽のその声に押されたように、キャップは奥に飛んでいき、そして落ちた。
「よっしゃあぁぁ~!」
「すっげ」
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