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バイバイ
体育祭Ⅱ⑬
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息を切らしながらも、どうにかステージ上に上がる。他のカップルはもう終わっているようで、残っているのは私たちだけ。
「それではどうぞ!」
放送部がそんなことを言う。
私たちの告白は今できるようなものではなかった。だから多少は事実と違うことをしないといけない。
「やるの?」
私は奏に尋ねる。『やる』とは私がした告白のこと。私は別にいいけど、この企画は基本的に男子から女子への告白。それでキュンとさせるって感じだ。
「いや、オリジナルだ。」
奏はそう言うと私の耳元に顔を近づける。外野から「キャーッ!!!!!」って歓声が響いた。これならマイクにはそこまで声が入らない。ただただ私が恥ずかしがってるのが見られるだけ。
鬼畜め。
奏はそのまま耳元で囁く。
「俺の特別になってくれ。」
私たちだけに分かる、特別って言葉。私が奏に告白したときに言った言葉だ。そんな言葉をここで出してくるなんて…
「もちろん、喜んで。」
これはマイクに入るように。もう隠さないでいいように私はそう言う。まさか言われるとは思っていなかったのか、一瞬奏の視線を感じた。私は少し笑って呟く。
「オリジナルじゃないやん。」
外野は何て言われたのか分からないから、私の答えでざわついている。でもこれだけは誰にも聞かれたくない私たちだけの秘密。
私たちはそのままステージを下りた。
「それではどうぞ!」
放送部がそんなことを言う。
私たちの告白は今できるようなものではなかった。だから多少は事実と違うことをしないといけない。
「やるの?」
私は奏に尋ねる。『やる』とは私がした告白のこと。私は別にいいけど、この企画は基本的に男子から女子への告白。それでキュンとさせるって感じだ。
「いや、オリジナルだ。」
奏はそう言うと私の耳元に顔を近づける。外野から「キャーッ!!!!!」って歓声が響いた。これならマイクにはそこまで声が入らない。ただただ私が恥ずかしがってるのが見られるだけ。
鬼畜め。
奏はそのまま耳元で囁く。
「俺の特別になってくれ。」
私たちだけに分かる、特別って言葉。私が奏に告白したときに言った言葉だ。そんな言葉をここで出してくるなんて…
「もちろん、喜んで。」
これはマイクに入るように。もう隠さないでいいように私はそう言う。まさか言われるとは思っていなかったのか、一瞬奏の視線を感じた。私は少し笑って呟く。
「オリジナルじゃないやん。」
外野は何て言われたのか分からないから、私の答えでざわついている。でもこれだけは誰にも聞かれたくない私たちだけの秘密。
私たちはそのままステージを下りた。
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