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アケボノ
買い出し②
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買い出しと言えど、使うところと言えばいつものあの樟葉のところだ。実際ここが1番なんでも揃うし、楽しめる。
「これってデートってことでいいかな?」
隣で歩く桜はそうやって笑いかける。今日はいつもと違って黒のロングスカートを履いて、上は白のセーター。その上からダウンコートを羽織っている。
「ええんちゃう?」
少し恥ずかしくなってそう答えた。休日のここは家族連ればっかで少しガヤガヤしているが、たまにいる高校生カップルらしき人たちを見ると、自分もこんなふうに見えてるんだなと思う。
とはいえ、今日買いに来たのは修学旅行用のお菓子。そして、家で荷詰めしていたときに足りないことに気づいた俺の服だ。トレーナーと長Tシャツくらいだが。両方とも普段制服で生活していると自然と足りなくなっていくもので、いつもパーカーばっかり着ていた俺は最近買っていなかったのだ。
まずは俺の服を買いにスポーツ量販店へ。ここは結構広くて、種類もある。そして、スポーツ系だからこそ軽かったりするのだ。
「どんなのが嫌?」
ここを聞いてくるのあたり、桜は俺の事を理解している。「どういうのがいい?」って聞いてきたら多分答えられなくて「なんでもいい」って答えてしまうからだ。
「ロゴがドーンってやつと派手なやつ。ぴっちりしてるやつも嫌やな。」
「おっけー。てか、いっつもジーンズはぴっちりしてるやつなのに、ぴっちりしてるやつ嫌なんや。」
「上はダボッとしてるやつの方がいい。こんなふうに。」
今日は上はベージュのパーカー。ダボッとしてるやつ。今風に言ったらオーバーサイズとか言うやつだが、めんどくさいのでダボッとしてるやつ。そしてしたは薄い青のジーンズ。ぴちっとしててストレッチ性のあるやつ。こうじゃないと落ち着かないのだ。
「たしかに、久志ってそんなやつ着てる方が多いかも。」
「やろ。」
とりあえず店舗の真ん中に固まっている服たちを見て回る。スポーツで使う系のジャージとかスウェットとかはやっぱりロゴどーん!って感じで嫌だ。だから普段使いするような服のところに落ち着いた。
「何色がいい?」
「黒、ベージュ、ネイビー。」
これは即答できる。てか、俺の服ってこんな色しかない。白とかは俺は絶対似合わないし、グレーも主張が強すぎる。ベージュはちょっと明るいけど落ち着いているからいけるのだ。
「えーっ。普段着てない白とか着せてあげようと思ったのに。てきとーに選ぶから試着室の中入っといて。」
「俺も見て回る権利は?」
「入っといて。」
だとさ。
「これってデートってことでいいかな?」
隣で歩く桜はそうやって笑いかける。今日はいつもと違って黒のロングスカートを履いて、上は白のセーター。その上からダウンコートを羽織っている。
「ええんちゃう?」
少し恥ずかしくなってそう答えた。休日のここは家族連ればっかで少しガヤガヤしているが、たまにいる高校生カップルらしき人たちを見ると、自分もこんなふうに見えてるんだなと思う。
とはいえ、今日買いに来たのは修学旅行用のお菓子。そして、家で荷詰めしていたときに足りないことに気づいた俺の服だ。トレーナーと長Tシャツくらいだが。両方とも普段制服で生活していると自然と足りなくなっていくもので、いつもパーカーばっかり着ていた俺は最近買っていなかったのだ。
まずは俺の服を買いにスポーツ量販店へ。ここは結構広くて、種類もある。そして、スポーツ系だからこそ軽かったりするのだ。
「どんなのが嫌?」
ここを聞いてくるのあたり、桜は俺の事を理解している。「どういうのがいい?」って聞いてきたら多分答えられなくて「なんでもいい」って答えてしまうからだ。
「ロゴがドーンってやつと派手なやつ。ぴっちりしてるやつも嫌やな。」
「おっけー。てか、いっつもジーンズはぴっちりしてるやつなのに、ぴっちりしてるやつ嫌なんや。」
「上はダボッとしてるやつの方がいい。こんなふうに。」
今日は上はベージュのパーカー。ダボッとしてるやつ。今風に言ったらオーバーサイズとか言うやつだが、めんどくさいのでダボッとしてるやつ。そしてしたは薄い青のジーンズ。ぴちっとしててストレッチ性のあるやつ。こうじゃないと落ち着かないのだ。
「たしかに、久志ってそんなやつ着てる方が多いかも。」
「やろ。」
とりあえず店舗の真ん中に固まっている服たちを見て回る。スポーツで使う系のジャージとかスウェットとかはやっぱりロゴどーん!って感じで嫌だ。だから普段使いするような服のところに落ち着いた。
「何色がいい?」
「黒、ベージュ、ネイビー。」
これは即答できる。てか、俺の服ってこんな色しかない。白とかは俺は絶対似合わないし、グレーも主張が強すぎる。ベージュはちょっと明るいけど落ち着いているからいけるのだ。
「えーっ。普段着てない白とか着せてあげようと思ったのに。てきとーに選ぶから試着室の中入っといて。」
「俺も見て回る権利は?」
「入っといて。」
だとさ。
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