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ノンビリ
one flame㉞
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「杯を乾すと書いて~!乾杯と読む~!せーの!」
『かんぱーい!』
時雨が音頭をとって乾杯する。机の上には大量のピザ。もちろん出前を取るなんてあかんけど、上手くバレずにできた。そんでもって手にはプラスチックのコップに入ったジンジャーエール。カットしたレモンを浮かべているところあたり、時雨のお洒落さが出ている。
見ての通り今日は最後の昼休みだ。宴会と化した催しがどこのクラスでも行われていて、高校3年生ラストのイベントを楽しんでいる。他校はどうかは知らないが、受験生らしくない風景だ。
「っくう~!うめぇぇぇ!」
その中でも時雨は1番はしゃいでいて、飲み会のおじさんみたいになっている。片手にピザを持ちながらジンジャーエールで流し込んでいる風景はなぜだかそそられるものがある。
「桜はQと食べたかったんちゃう?」
「Iもなんかやってるみたいやから今日はええかなって。あとでおこぼれだけ貰いに行ってみる?」
「そんなに食べれんの?」
「ん~、無理っぽいね。」
机12脚の上に乗っているピザとポテトたち。教室は絶対次の授業も匂いが残ってるやろうなって匂いが充満している。先生たちも分かっているやろうけど、念には念をって感じだ。
「時雨、換気せんくていいん?」
「ん~…いけるやろ。なんとかなるて。」
遊び始めた時雨は文化祭のときみたいなキラキラした目をしている。この時雨の止め方は誰も知らない。根っからの楽しいこと好きなんやろうな。
私もピザを1切れ取って。口の中に放り込む。照り焼きのちょっと濃いめの味付けが口の中に広がり、ジンジャーエールを誘っている。
「くっくっくっ…くはぁ~。おかわり!」
これはジンジャーエールが進むわけだ。男子たちはもうコーラを開けていて、私もそれを貰いに行く。
「私にも入れて!」
「はいよ。」
2年間も一緒にいると、私もそこまでキャラを作らなくて済む。全く同じクラスで時間を過ごしてきたこのクラスだからこそだ。
「ありがと。」
「どういたしまして。よォーしお前らァ!メントスコーラするやつはこっち来い!」
『うおおお!』
グラウンドに出る窓を開けて、跨いで外に出る男子たち。その手にはクォーターのピザの箱があって、机の上のピザは空の箱が3つと半分程度になった箱が1つになった。
「あれがハム大志望とか思われへんよな。」
「それな。傍から見とったら完全にアホやもん。」
いつの間にか横にいた桜がそんなことを言う。桜はこのクラスで1番色々あったその本人だ。
「ねぇ、高校生活楽しかった?」
何となく聞いてみたくなった。そばで見続けてきた1人として。
「もちろん!最高に楽しかった!」
桜は笑顔でそう言う。その顔は嘘偽りなく、本心からの笑顔だった。
『かんぱーい!』
時雨が音頭をとって乾杯する。机の上には大量のピザ。もちろん出前を取るなんてあかんけど、上手くバレずにできた。そんでもって手にはプラスチックのコップに入ったジンジャーエール。カットしたレモンを浮かべているところあたり、時雨のお洒落さが出ている。
見ての通り今日は最後の昼休みだ。宴会と化した催しがどこのクラスでも行われていて、高校3年生ラストのイベントを楽しんでいる。他校はどうかは知らないが、受験生らしくない風景だ。
「っくう~!うめぇぇぇ!」
その中でも時雨は1番はしゃいでいて、飲み会のおじさんみたいになっている。片手にピザを持ちながらジンジャーエールで流し込んでいる風景はなぜだかそそられるものがある。
「桜はQと食べたかったんちゃう?」
「Iもなんかやってるみたいやから今日はええかなって。あとでおこぼれだけ貰いに行ってみる?」
「そんなに食べれんの?」
「ん~、無理っぽいね。」
机12脚の上に乗っているピザとポテトたち。教室は絶対次の授業も匂いが残ってるやろうなって匂いが充満している。先生たちも分かっているやろうけど、念には念をって感じだ。
「時雨、換気せんくていいん?」
「ん~…いけるやろ。なんとかなるて。」
遊び始めた時雨は文化祭のときみたいなキラキラした目をしている。この時雨の止め方は誰も知らない。根っからの楽しいこと好きなんやろうな。
私もピザを1切れ取って。口の中に放り込む。照り焼きのちょっと濃いめの味付けが口の中に広がり、ジンジャーエールを誘っている。
「くっくっくっ…くはぁ~。おかわり!」
これはジンジャーエールが進むわけだ。男子たちはもうコーラを開けていて、私もそれを貰いに行く。
「私にも入れて!」
「はいよ。」
2年間も一緒にいると、私もそこまでキャラを作らなくて済む。全く同じクラスで時間を過ごしてきたこのクラスだからこそだ。
「ありがと。」
「どういたしまして。よォーしお前らァ!メントスコーラするやつはこっち来い!」
『うおおお!』
グラウンドに出る窓を開けて、跨いで外に出る男子たち。その手にはクォーターのピザの箱があって、机の上のピザは空の箱が3つと半分程度になった箱が1つになった。
「あれがハム大志望とか思われへんよな。」
「それな。傍から見とったら完全にアホやもん。」
いつの間にか横にいた桜がそんなことを言う。桜はこのクラスで1番色々あったその本人だ。
「ねぇ、高校生活楽しかった?」
何となく聞いてみたくなった。そばで見続けてきた1人として。
「もちろん!最高に楽しかった!」
桜は笑顔でそう言う。その顔は嘘偽りなく、本心からの笑顔だった。
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