6 / 162
第6話:人生一発大逆転するぞ、やめたほうがいいんじゃないすか
しおりを挟む
俺と相棒二人だけの冴えない冒険者パーティー。リーダーの俺は宿屋の階段で転んでケガをして、いまだに治るまで部屋のベッドで休んでいる。
「異世界なんてねーよ」
「ないんすか」
「当たり前だろ」
「けど、今、流行ってるらしいっすけど」
「異世界に行って、楽して暮らそうなんて妄想していると現実世界でどうにもならなくなるぞ」
「けど、すでにリーダーは現実世界で足をケガして治るまで寝たきりのどうにもならない生活をしてますねえ」
相棒に嫌味を言われた。
確かに宿屋の階段でスっ転んでケガして、今は治るまでベッドで寝たきり。
情けない。
ケガした俺は仕方がないので相棒の世話になっている。
「しかし、輪廻転生ってのはあるかもしれませんっすねえ」
「そうだな」
「あれ、さっきは異世界なんてないって言ってなかったすか」
「うむ。実際のところ転生とかあるかもしれん。たださあ、仮に来世があるとしたら前世があったわけじゃないか」
「そうすねえ」
「お前、前世の事、覚えているかよ」
「いや、全く覚えてないすね」
「覚えていないと言うことはなかったことと一緒だ。つまり、人生は一度きりなんだ。あっと言う間に終わるんだ」
「何か宗教家に怒られそうっすね、リーダーの考えは」
「しかしだなあ、今、俺たちはしょぼくれた生活をしているわけだ。これが前世で悪い事をした報いとはっきり分かるなら納得がいくわけだ。しかし、覚えていない。前世の報いとか言っているが、それを忘れたら反省できないじゃないか。単に自分は運が悪いとか、自分を認めない世間の連中が悪いとか思い込むだけだぞ」
「まあ、輪廻転生も人間の考えたことかもしれませんっすねえ」
「異世界に行って楽しようって考えよりもマシかもしれんがな」
「けど、流行ってるんすよ。それだけ、みんな生活が苦しいんじゃないんすかねえ」
「それは現実逃避じゃないかな。ちゃんと生きろ、根性だせ。特に若い奴ら、ちゃんと暮らせ!」
「ちゃんと暮らしてますよ。いいかげんに暮らしてきたリーダーに言われたくないって異世界好きの人たちに怒られるんじゃないすか」
「だからさ、俺を反面教師にしろって言ってるんだ。おっさんになってもスライム退治。もう、どうしようもないぞ」
「あれ、この前、人生一発逆転を狙うって言ってませんすか」
「そのつもりだぞ」
「人生一発逆転って、異世界に行くのと同じ考えじゃないすか。現実逃避っすよ」
「うるさいぞ」
確かに現実逃避かもしれん。
しかし、妄想よりはましじゃないかなあ。
「とにかく何か行動しようとしているんだから、現実逃避ではないぞ」
「そんなことを言ってる人が、下手に無茶な行動して大失敗。異世界どころかあの世に逝くんじゃないすか」
そうなるかもしれん。
しかし、人生、このままスライム退治で終わるのはやはり嫌なんだな。
「とにかくケガが治ったら行動するぞ、俺は」
「はいはい、わかりましたっすよ。まあ、気楽な異世界に行くなら付き合いますが、あの世には一人で逝ってくれませんすかね」
相棒はニヤリと笑った。
どうせ口だけと思っているんだろ。
しかし、俺は本気だ。
ただ、問題は何をもって人生大逆転させるかだな。
何も思いつかん。
少し考えるか。
……………………………………………………
数日後。
うーむ、ケガがなかなか治らない。
もう、おっさんだからか。
若い頃なんて、あっと言う間治ったものだがなあ。
ベッドに横になって、イライラする俺。
つい、わめいてしまう。
「とにかく、俺は人生一発大逆転するぞ!」
「やめたほうがいいんじゃないすか」
「なんでだよ」
「ろくなことにならないんじゃないすか」
「まだ、失敗するかどうかはわからないだろ」
「そうっすね。けど、たいがい失敗しますけどね」
「けど、成功する奴もいるだろ」
「まあ、ごく一部じゃないすか。ところでリーダーはどうやって、人生一発大逆転するんすか」
「まだ、決めてない」
「何なんすか。そんなの全然ダメじゃないすか」
「うるさいぞ」
とは言え、今のところ何にもアイデアが浮かばない。
おまけに足のキズがいまだに治ってない。
おっさんになると、本当にケガの治りが遅くなる。
やれやれ。
「おとなしくスライム退治してるほうがいいんじゃないすか」
「しかし、スライム退治じゃあ、ジリ貧だぞ」
「スライム退治も立派な仕事ですよ。あれ、リーダーも以前、そんなこと言ってなかったすか」
「そうだったな。しかしなあ、やはり、このままだと野垂れ死にかもしれん。それは嫌だ。どうせ死ぬなら、やはり、人生一発大逆転だぞ」
「スライム退治も面白いときもありませんすかね」
「お前、そんなこと言ってるけど、たまにさぼってるじゃないか」
「さぼれるというところがスライム退治のいいところなんですよ。ドラゴンを退治中にさぼれないっすよ。踏みつぶされて終わりっすよ」
「お前、仕事をなめてるんじゃないか」
「たまには休憩も必要っすよ」
「ふざけた奴だな。お前、若いんだから、もっと冒険しろよ。若い冒険者のうちは~やりたいこと~何でもできるのさ~♪」
「なんすか、その変な歌は」
「遥か古代に流行っていた歌のようだな。著作権の関係上、ちょっと変えたがな」
「まあ、人生あきらめが肝心すよ。あれ、これも前、リーダーが言っていたような覚えがしますっけど」
「俺のようなおっさんならな。お前は若いんだから、もっと前向きに生きろ。異世界に行くなんて考えるな。現実世界で頑張れ」
「前向きに階段を歩いて、滑って転んでケガして、ゴブリン退治に参加出来なかったリーダーには言われたくないっすね」
「うるさいぞ」
確かに冒険者としては情けない。
しかし、どうしようもない。
運命とは残酷かもしれん。
しかし、このままスライム退治で人生が終わるのはやはり嫌なんだな。
「さて、おいらはスライム退治にいってきまっすよ、場所は村の隣のすぐ近くの森。剣を借りますよ」
「ああ、かまわんぞ」
相棒は宿屋を出て行った。
俺は考える。
何とか、良い方法はないか。
しかし、さっぱり思いつかん。
相棒がなかなか帰って来ない。
まさか、見捨てられたんではと不安になる。
夕方。
やっと相棒が帰ってきた。
剣を俺に返す。
金もくれた。
「今日の報酬の半分すよ」
「おお、すまないな」
しかし、ほんのわずかな金額。
「なんか、世話になっているので文句言うつもりはないけど、えらく金額が少ないな」
「一日、森にいたんすけど、結局、最弱スライムを一匹退治しただけっすからね」
「そうなのか、やはりスライム退治ではジリ貧じゃないか」
「こういう日もありますよ」
「こういう日が連続で続いたらどうすんだよ」
「人生、山あり谷ありっすよ」
そう相棒は言うが、冷静に考えてスライム退治では先細り確実だな。
「悪いが、冒険者ギルドに行って、なんか興味深い仕事を探してくれないか」
「なんすか、興味深いって」
「一見、簡単そうで、実は大冒険につながるような仕事だ」
「そんな都合のいいものないっすよ。その考えは異世界に行って楽しようとしている人と同じじゃないすか。偉そうに異世界好きの人を批判できませんすよ、リーダーは」
言われてみれば、そうだな。
「しかし、このままスライム退治ばっかじゃ、やばいぞ」
「わかったすよ。ただ、今日はもう冒険者ギルドは閉まってるんで、明日いきますよ。それに、まだリーダーの足、治ってないじゃないすか」
「いや、もう大丈夫だ」
俺は何とか立ち上がる。
そう、これが俺のしがないスライム退治人生を一発大逆転する最初の一歩だ。
そこで、またスっ転ぶ俺。
「イテテ」
「ほら、まだ無理しちゃまずいっすよ、ちゃんと治るまで寝ててくれませんかね」
「うーむ、悔しいがそうするか」
しかし、俺はまだ諦めてないぞ。
俺はまだ生きている。
死ぬまで生きる。
命が尽きるまでがんばるぞ!
「異世界なんてねーよ」
「ないんすか」
「当たり前だろ」
「けど、今、流行ってるらしいっすけど」
「異世界に行って、楽して暮らそうなんて妄想していると現実世界でどうにもならなくなるぞ」
「けど、すでにリーダーは現実世界で足をケガして治るまで寝たきりのどうにもならない生活をしてますねえ」
相棒に嫌味を言われた。
確かに宿屋の階段でスっ転んでケガして、今は治るまでベッドで寝たきり。
情けない。
ケガした俺は仕方がないので相棒の世話になっている。
「しかし、輪廻転生ってのはあるかもしれませんっすねえ」
「そうだな」
「あれ、さっきは異世界なんてないって言ってなかったすか」
「うむ。実際のところ転生とかあるかもしれん。たださあ、仮に来世があるとしたら前世があったわけじゃないか」
「そうすねえ」
「お前、前世の事、覚えているかよ」
「いや、全く覚えてないすね」
「覚えていないと言うことはなかったことと一緒だ。つまり、人生は一度きりなんだ。あっと言う間に終わるんだ」
「何か宗教家に怒られそうっすね、リーダーの考えは」
「しかしだなあ、今、俺たちはしょぼくれた生活をしているわけだ。これが前世で悪い事をした報いとはっきり分かるなら納得がいくわけだ。しかし、覚えていない。前世の報いとか言っているが、それを忘れたら反省できないじゃないか。単に自分は運が悪いとか、自分を認めない世間の連中が悪いとか思い込むだけだぞ」
「まあ、輪廻転生も人間の考えたことかもしれませんっすねえ」
「異世界に行って楽しようって考えよりもマシかもしれんがな」
「けど、流行ってるんすよ。それだけ、みんな生活が苦しいんじゃないんすかねえ」
「それは現実逃避じゃないかな。ちゃんと生きろ、根性だせ。特に若い奴ら、ちゃんと暮らせ!」
「ちゃんと暮らしてますよ。いいかげんに暮らしてきたリーダーに言われたくないって異世界好きの人たちに怒られるんじゃないすか」
「だからさ、俺を反面教師にしろって言ってるんだ。おっさんになってもスライム退治。もう、どうしようもないぞ」
「あれ、この前、人生一発逆転を狙うって言ってませんすか」
「そのつもりだぞ」
「人生一発逆転って、異世界に行くのと同じ考えじゃないすか。現実逃避っすよ」
「うるさいぞ」
確かに現実逃避かもしれん。
しかし、妄想よりはましじゃないかなあ。
「とにかく何か行動しようとしているんだから、現実逃避ではないぞ」
「そんなことを言ってる人が、下手に無茶な行動して大失敗。異世界どころかあの世に逝くんじゃないすか」
そうなるかもしれん。
しかし、人生、このままスライム退治で終わるのはやはり嫌なんだな。
「とにかくケガが治ったら行動するぞ、俺は」
「はいはい、わかりましたっすよ。まあ、気楽な異世界に行くなら付き合いますが、あの世には一人で逝ってくれませんすかね」
相棒はニヤリと笑った。
どうせ口だけと思っているんだろ。
しかし、俺は本気だ。
ただ、問題は何をもって人生大逆転させるかだな。
何も思いつかん。
少し考えるか。
……………………………………………………
数日後。
うーむ、ケガがなかなか治らない。
もう、おっさんだからか。
若い頃なんて、あっと言う間治ったものだがなあ。
ベッドに横になって、イライラする俺。
つい、わめいてしまう。
「とにかく、俺は人生一発大逆転するぞ!」
「やめたほうがいいんじゃないすか」
「なんでだよ」
「ろくなことにならないんじゃないすか」
「まだ、失敗するかどうかはわからないだろ」
「そうっすね。けど、たいがい失敗しますけどね」
「けど、成功する奴もいるだろ」
「まあ、ごく一部じゃないすか。ところでリーダーはどうやって、人生一発大逆転するんすか」
「まだ、決めてない」
「何なんすか。そんなの全然ダメじゃないすか」
「うるさいぞ」
とは言え、今のところ何にもアイデアが浮かばない。
おまけに足のキズがいまだに治ってない。
おっさんになると、本当にケガの治りが遅くなる。
やれやれ。
「おとなしくスライム退治してるほうがいいんじゃないすか」
「しかし、スライム退治じゃあ、ジリ貧だぞ」
「スライム退治も立派な仕事ですよ。あれ、リーダーも以前、そんなこと言ってなかったすか」
「そうだったな。しかしなあ、やはり、このままだと野垂れ死にかもしれん。それは嫌だ。どうせ死ぬなら、やはり、人生一発大逆転だぞ」
「スライム退治も面白いときもありませんすかね」
「お前、そんなこと言ってるけど、たまにさぼってるじゃないか」
「さぼれるというところがスライム退治のいいところなんですよ。ドラゴンを退治中にさぼれないっすよ。踏みつぶされて終わりっすよ」
「お前、仕事をなめてるんじゃないか」
「たまには休憩も必要っすよ」
「ふざけた奴だな。お前、若いんだから、もっと冒険しろよ。若い冒険者のうちは~やりたいこと~何でもできるのさ~♪」
「なんすか、その変な歌は」
「遥か古代に流行っていた歌のようだな。著作権の関係上、ちょっと変えたがな」
「まあ、人生あきらめが肝心すよ。あれ、これも前、リーダーが言っていたような覚えがしますっけど」
「俺のようなおっさんならな。お前は若いんだから、もっと前向きに生きろ。異世界に行くなんて考えるな。現実世界で頑張れ」
「前向きに階段を歩いて、滑って転んでケガして、ゴブリン退治に参加出来なかったリーダーには言われたくないっすね」
「うるさいぞ」
確かに冒険者としては情けない。
しかし、どうしようもない。
運命とは残酷かもしれん。
しかし、このままスライム退治で人生が終わるのはやはり嫌なんだな。
「さて、おいらはスライム退治にいってきまっすよ、場所は村の隣のすぐ近くの森。剣を借りますよ」
「ああ、かまわんぞ」
相棒は宿屋を出て行った。
俺は考える。
何とか、良い方法はないか。
しかし、さっぱり思いつかん。
相棒がなかなか帰って来ない。
まさか、見捨てられたんではと不安になる。
夕方。
やっと相棒が帰ってきた。
剣を俺に返す。
金もくれた。
「今日の報酬の半分すよ」
「おお、すまないな」
しかし、ほんのわずかな金額。
「なんか、世話になっているので文句言うつもりはないけど、えらく金額が少ないな」
「一日、森にいたんすけど、結局、最弱スライムを一匹退治しただけっすからね」
「そうなのか、やはりスライム退治ではジリ貧じゃないか」
「こういう日もありますよ」
「こういう日が連続で続いたらどうすんだよ」
「人生、山あり谷ありっすよ」
そう相棒は言うが、冷静に考えてスライム退治では先細り確実だな。
「悪いが、冒険者ギルドに行って、なんか興味深い仕事を探してくれないか」
「なんすか、興味深いって」
「一見、簡単そうで、実は大冒険につながるような仕事だ」
「そんな都合のいいものないっすよ。その考えは異世界に行って楽しようとしている人と同じじゃないすか。偉そうに異世界好きの人を批判できませんすよ、リーダーは」
言われてみれば、そうだな。
「しかし、このままスライム退治ばっかじゃ、やばいぞ」
「わかったすよ。ただ、今日はもう冒険者ギルドは閉まってるんで、明日いきますよ。それに、まだリーダーの足、治ってないじゃないすか」
「いや、もう大丈夫だ」
俺は何とか立ち上がる。
そう、これが俺のしがないスライム退治人生を一発大逆転する最初の一歩だ。
そこで、またスっ転ぶ俺。
「イテテ」
「ほら、まだ無理しちゃまずいっすよ、ちゃんと治るまで寝ててくれませんかね」
「うーむ、悔しいがそうするか」
しかし、俺はまだ諦めてないぞ。
俺はまだ生きている。
死ぬまで生きる。
命が尽きるまでがんばるぞ!
22
あなたにおすすめの小説
日本国 召喚獣管理省 関東庁 召喚獣総合事案即応科。
wakaba1890
ファンタジー
召喚獣。
それは向こう側とされる所から、10歳を迎えた日本人の子供の下に召喚されるモンスターのことである。
初代天皇・神武天皇が日本を建国した際に書かれた絵画には彼は金鵄と呼ばれる金色に輝く鵄(とび)と契約したのが原初となっている。
そして、縄文、弥生、古墳、飛鳥、平安、戦国時代から近代から今に至るまで、時代を動かしてきた人物の側には確かに召喚獣は介在していた。
また、奇妙な事に、日本国に限り、齢10歳を迎えた日本在住の日本人にのみ体のどこかから多種多様な紋章が発現し、当人が念じると任意の場所から召喚陣が現れ、人ならざるモンスターを召喚される。
そして、彼らモンスターは主人である当人や心を許した者に対して忠実であった。
そのため、古来の日本から、彼ら召喚獣は農耕、治水、土木、科学技術、エネルギー、政治、経済、金融、戦争など国家の基盤となる柱から、ありとあらゆる分野において、今日に至るまで日本国とアジアの繁栄に寄与してきた。
そして、建国から今まで、国益の基盤たる彼ら数万種類以上をも及ぶ召喚獣を取り締まり管理し、2600年以上と脈々と受け継がれてきた名誉ある国家職がーーーーー国家召喚獣管理官である。
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚…
スマホのネット小説や漫画が好きな少年、洲河 愽(すが だん)。
いつもの様に幼馴染達と学校帰りの公園でくっちゃべっていると地面に突然魔法陣が現れて…
気付くと愽は1人だけ見渡す限り草原の中に突っ立っていた。
愽は幼馴染達を探す為に周囲を捜索してみたが、一緒に飛ばされていた筈の幼馴染達は居なかった。
生きていればいつかは幼馴染達とまた会える!
愽は希望を持って、この不思議な無人島でサバイバル生活を始めるのだった。
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つものなのかな?」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達よりも強いジョブを手に入れて無双する!」
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は魔王から力を授かり人類に対して牙を剥く‼︎」
幼馴染達と一緒に異世界召喚の第四弾。
愽は幼馴染達と離れた場所でサバイバル生活を送るというパラレルストーリー。
はたして愽は、無事に幼馴染達と再会を果たせるのだろうか?
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる