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第八章
第107話 精霊石
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ヤーマ族のドロノは巫女を探しているらしい。
探査で探ったが、首都では見つからなかった。
偽名を使っている可能性もあるし、巫女を発見したと報告に出かけている可能性もある。
翌日、レイミは母を城へ案内した後で、ラーザン領に飛んだ。
レイチェル付きのメイド2人には、夕べのうちに色々なスキルと魔道具を付与してある。
元々、レイチェル付きのメイドたちには、コンバットスーツを下に着こんでベルトも装着しているため、それらを使った行動訓練も十分に行われている。
それが収納やクモ糸を持ち、マヒ銃やアイスショットも保有するのだ。
そこいらの兵士が束になってかかっても、敵うハズがない。
「レイミ様、3人目の女王様が表舞台に登場されたのですね。」
「そうね。落ち着いたらラッシング女王にも会ってもらわないといけないわね。」
「3者会談とか、面白そうですよね。」
「バカなことを言わないで。あの3人が迎合しちゃったらどうするの!無理難題を吹っ掛けられるのは私なのよ。」
「は、はぁ……」
「それにしても、ジョーを人質にとられるとは思わなかったわ。」
「なぜジョーをお連れになったのでしょう?」
「昨日の夕食の時に、エリザベート婦人の話が出たでしょ。」
「はい。」
「私が信頼して町を任せているのよ。お母様なら、すぐにその意味を推測するわ。」
「あっ、町を統治する能力を有していると……」
「それが、どう使えるのかをジョーから聞き出すんだと思うわ。ああ、お母様の事だもの、自分の側近として欲しがるわよ。エリザベート……リシィのベストポジションはナンバー2なのよ。優れた指導者の副官として最大限のチカラを発揮するタイプなの……」
「分析とかのスキルでしたか。」
「ああ、考えてみたら、一番危ない組み合わせじゃない。二人を組ませたら、あっという間にこの国は制圧されちゃうわ。」
「大袈裟じゃないんですか?」
「タジンはお母様のカリスマ性を知らないからそんな事を言えるのよ。カリスマ性だけでいったら、間違いなくこの大陸で1番の人なのよ。そこのリシィという副官が加わったらラッシング女王の統治能力すら凌駕するわよ。」
「な、何だか、背筋が冷たくなってきました……」
「しまった!ラッシングの土魔法兵士……」
「ど、どうしたんですか?」
「えっと、土魔法の在庫は……10個じゃ全然足りないわよ!」
「何ですかいったい。」
「国を整備しようと思ったら、土魔法師の軍団を作ればあっという間なのよ。擁壁・護岸・整地に開墾。建物だっていくらでも作れるし、川を掘り下げれば大型船だって首都まで入っていけるわ。」
「それはレイミ様のお考えではないのですか?」
「そうじゃないのよ。私の思考というのは、”お母様だったらどう考えるか”というのがベースなのよ。だから、お母様は間違いなくそう考えるわね。」
「なぜそう思うんですか?」
「だって、私に考える事を教えてくれたのはお母様なのよ。思考のプロセスがお母様と似るのは仕方ないじゃない。というか、子供の私が褒められるためには、お母様の思考をトレースするのが一番じゃない。そりゃあ、経験の積み重ねで変化はあるけど、根幹は変わりようがないじゃない。」
「……そういう事ですか……」
「だから、今の優先順位は土魔法の確保と、精霊呼び出しの確立。そしてリシィを首都へ連れていく事ね。土魔法とリシィはセットだから同時進行……タジンはラーザン領についたら、すぐにリシィの元に飛んで理由を説明してお母様のところに連れて行って頂戴。」
「エリザベート様が簡単に応じるとは思えませんけど……」
「そこの決め手になるのが土魔法よ。100人規模の専門部隊を作り上げて、一気に護岸改修と川の拡張を行う。町長だと何年もかかる工事が、2か月くらいで完了するわ。町にとってどちらにメリットがあるかしら?」
「そういう事ですか……」
「重要な案件を国が行ってくれるのなら、実務はキャンディがいれば十分なのよ。もしくはラーダム氏を町長にしちゃうとかね。」
「あっ……」
「町長が商会を運営してもおかしくはないでしょ。」
「こっちに来て数日で、そこまで考えられるものなのでしょうか?」
「根底にあるのは、私が整備してきた国ですからね。お母様ならば、それをベースに考えればこれくらいはすぐに組み上げるわよ。そして私と違うのは、思考と行動が直結してるから動きが早いのよ。」
「これまでの政策が加速すると……」
「お、お姉さま……、お母様ってそんなに怖い方なんですか?」
「大丈夫よ。お母様は相手の能力以上の事は求めないわ。」
「そ、それはそれで怖いですよね。言われなければ期待されてないって事みたいで。」
やがてジェットはラーザン領の教会に到着し、タジンはノーズローの町へ飛び立った。
「さてと、多分この教会よね。スキルを探査で探してみましょう。」
だが”共有”のスキルはその墓地では見つからず、精霊石とかの手がかりもなかった。
レイミたちは教会の神父を訪ねる。
「この領で教会はここだけですか?」
「どういうご用なのでしょう?」
「知り合いの墓がここにあると聞いてきたんですが、どうやら無さそうなので他の場所があるのではないかと。」
「どういうお方の墓でしょう?」
「ヤーマ族の知り合いなのですが。」
神父は急に不機嫌な顔になった。
「奴隷の墓がココにあるはずないだろう!教会を愚弄するつもりか!」
「はあ、仕方ないですね。」
レイミは神父に催眠をかけて町の外にある平均や奴隷用の墓地の場所を確認した。
そこは、協同墓地と呼べるのかも怪しい場所だった。
墓守によれば、ただ穴を掘って死体を投げ込み土をかけるだけで墓石も手向けられる花もない。
そんな目印のない墓でも、スキルで区別はできた。
レイミは”共有”のスキルを見つけ出し、それを自分のものとした。
その場所を掘り返して骨を露出させてクリーンで汚れを落とす。
「多分お母さんの骨だと思うけど、故郷の村に連れて行ってちゃんとしたお墓を作ってあげようか。」
涙をポロポロと零しながらマリアは小さく頷いた。
レイミはその場でアルミの箱を作り、骨を箱に納めた。
4年前に焼き払われたという村だったが、土壁や石造りの土台などはそのまま残っていた。
「家の場所とか覚えてる?」
「……裏に井戸があった。」
周りを見たが、井戸らしきものは見当たらない。
「井戸だと埋まっちゃったかな。」
レイミは探査で井戸の名残を見つけた。
そして井戸を掘り返したところ、底から50cm程の精霊石が出てきた。
緑色のそれは、見た目は翡翠だった。
レイミは精霊石を収納にしまった。
「ここが井戸だった場所ね。他に覚えてる事はないの?」
「家の……表側に大きな木があったの。多分あれだと思う。だから、ココが……私たちの家……」
マリアはその場所に膝をつき、そのまま横になって土に頬をつけた。
「炎の……精霊様……」
マリアの呟きにあわせ、首からかけた精霊石の勾玉が淡い光を放った。
そしてマリアの前に3m程の、炎を纏った巨人が現れた。
『ふむ、サローネの娘か。久しいな。』
「えっ、……イフリートさま……」
『ああ、炎の精霊だ。お前の求めに応じて顕現した。おや、そこの娘、巫女でもないのにスキルを持っておるとは珍しいな。』
「あ、はい。亡くなった方からスキルを引き継ぐ事ができるのですよ。まさか、精霊様とお話しできるとは思いませんでしたわ。」
『その様子だと、特に願いがある訳ではなさそうだな。』
「あっ、はい。イフリート様とお会いしたくて呼び出してしまったようです。」
「こうやってお呼びするのはダメでしょうか?」
『話し相手に呼んでもらっても構わぬぞ。』
【あとがき】
イフリート参上。
探査で探ったが、首都では見つからなかった。
偽名を使っている可能性もあるし、巫女を発見したと報告に出かけている可能性もある。
翌日、レイミは母を城へ案内した後で、ラーザン領に飛んだ。
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そこいらの兵士が束になってかかっても、敵うハズがない。
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「そうね。落ち着いたらラッシング女王にも会ってもらわないといけないわね。」
「3者会談とか、面白そうですよね。」
「バカなことを言わないで。あの3人が迎合しちゃったらどうするの!無理難題を吹っ掛けられるのは私なのよ。」
「は、はぁ……」
「それにしても、ジョーを人質にとられるとは思わなかったわ。」
「なぜジョーをお連れになったのでしょう?」
「昨日の夕食の時に、エリザベート婦人の話が出たでしょ。」
「はい。」
「私が信頼して町を任せているのよ。お母様なら、すぐにその意味を推測するわ。」
「あっ、町を統治する能力を有していると……」
「それが、どう使えるのかをジョーから聞き出すんだと思うわ。ああ、お母様の事だもの、自分の側近として欲しがるわよ。エリザベート……リシィのベストポジションはナンバー2なのよ。優れた指導者の副官として最大限のチカラを発揮するタイプなの……」
「分析とかのスキルでしたか。」
「ああ、考えてみたら、一番危ない組み合わせじゃない。二人を組ませたら、あっという間にこの国は制圧されちゃうわ。」
「大袈裟じゃないんですか?」
「タジンはお母様のカリスマ性を知らないからそんな事を言えるのよ。カリスマ性だけでいったら、間違いなくこの大陸で1番の人なのよ。そこのリシィという副官が加わったらラッシング女王の統治能力すら凌駕するわよ。」
「な、何だか、背筋が冷たくなってきました……」
「しまった!ラッシングの土魔法兵士……」
「ど、どうしたんですか?」
「えっと、土魔法の在庫は……10個じゃ全然足りないわよ!」
「何ですかいったい。」
「国を整備しようと思ったら、土魔法師の軍団を作ればあっという間なのよ。擁壁・護岸・整地に開墾。建物だっていくらでも作れるし、川を掘り下げれば大型船だって首都まで入っていけるわ。」
「それはレイミ様のお考えではないのですか?」
「そうじゃないのよ。私の思考というのは、”お母様だったらどう考えるか”というのがベースなのよ。だから、お母様は間違いなくそう考えるわね。」
「なぜそう思うんですか?」
「だって、私に考える事を教えてくれたのはお母様なのよ。思考のプロセスがお母様と似るのは仕方ないじゃない。というか、子供の私が褒められるためには、お母様の思考をトレースするのが一番じゃない。そりゃあ、経験の積み重ねで変化はあるけど、根幹は変わりようがないじゃない。」
「……そういう事ですか……」
「だから、今の優先順位は土魔法の確保と、精霊呼び出しの確立。そしてリシィを首都へ連れていく事ね。土魔法とリシィはセットだから同時進行……タジンはラーザン領についたら、すぐにリシィの元に飛んで理由を説明してお母様のところに連れて行って頂戴。」
「エリザベート様が簡単に応じるとは思えませんけど……」
「そこの決め手になるのが土魔法よ。100人規模の専門部隊を作り上げて、一気に護岸改修と川の拡張を行う。町長だと何年もかかる工事が、2か月くらいで完了するわ。町にとってどちらにメリットがあるかしら?」
「そういう事ですか……」
「重要な案件を国が行ってくれるのなら、実務はキャンディがいれば十分なのよ。もしくはラーダム氏を町長にしちゃうとかね。」
「あっ……」
「町長が商会を運営してもおかしくはないでしょ。」
「こっちに来て数日で、そこまで考えられるものなのでしょうか?」
「根底にあるのは、私が整備してきた国ですからね。お母様ならば、それをベースに考えればこれくらいはすぐに組み上げるわよ。そして私と違うのは、思考と行動が直結してるから動きが早いのよ。」
「これまでの政策が加速すると……」
「お、お姉さま……、お母様ってそんなに怖い方なんですか?」
「大丈夫よ。お母様は相手の能力以上の事は求めないわ。」
「そ、それはそれで怖いですよね。言われなければ期待されてないって事みたいで。」
やがてジェットはラーザン領の教会に到着し、タジンはノーズローの町へ飛び立った。
「さてと、多分この教会よね。スキルを探査で探してみましょう。」
だが”共有”のスキルはその墓地では見つからず、精霊石とかの手がかりもなかった。
レイミたちは教会の神父を訪ねる。
「この領で教会はここだけですか?」
「どういうご用なのでしょう?」
「知り合いの墓がここにあると聞いてきたんですが、どうやら無さそうなので他の場所があるのではないかと。」
「どういうお方の墓でしょう?」
「ヤーマ族の知り合いなのですが。」
神父は急に不機嫌な顔になった。
「奴隷の墓がココにあるはずないだろう!教会を愚弄するつもりか!」
「はあ、仕方ないですね。」
レイミは神父に催眠をかけて町の外にある平均や奴隷用の墓地の場所を確認した。
そこは、協同墓地と呼べるのかも怪しい場所だった。
墓守によれば、ただ穴を掘って死体を投げ込み土をかけるだけで墓石も手向けられる花もない。
そんな目印のない墓でも、スキルで区別はできた。
レイミは”共有”のスキルを見つけ出し、それを自分のものとした。
その場所を掘り返して骨を露出させてクリーンで汚れを落とす。
「多分お母さんの骨だと思うけど、故郷の村に連れて行ってちゃんとしたお墓を作ってあげようか。」
涙をポロポロと零しながらマリアは小さく頷いた。
レイミはその場でアルミの箱を作り、骨を箱に納めた。
4年前に焼き払われたという村だったが、土壁や石造りの土台などはそのまま残っていた。
「家の場所とか覚えてる?」
「……裏に井戸があった。」
周りを見たが、井戸らしきものは見当たらない。
「井戸だと埋まっちゃったかな。」
レイミは探査で井戸の名残を見つけた。
そして井戸を掘り返したところ、底から50cm程の精霊石が出てきた。
緑色のそれは、見た目は翡翠だった。
レイミは精霊石を収納にしまった。
「ここが井戸だった場所ね。他に覚えてる事はないの?」
「家の……表側に大きな木があったの。多分あれだと思う。だから、ココが……私たちの家……」
マリアはその場所に膝をつき、そのまま横になって土に頬をつけた。
「炎の……精霊様……」
マリアの呟きにあわせ、首からかけた精霊石の勾玉が淡い光を放った。
そしてマリアの前に3m程の、炎を纏った巨人が現れた。
『ふむ、サローネの娘か。久しいな。』
「えっ、……イフリートさま……」
『ああ、炎の精霊だ。お前の求めに応じて顕現した。おや、そこの娘、巫女でもないのにスキルを持っておるとは珍しいな。』
「あ、はい。亡くなった方からスキルを引き継ぐ事ができるのですよ。まさか、精霊様とお話しできるとは思いませんでしたわ。」
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