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#048 『いっき』
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今から3年ほど前。私がまだ、怪談を蒐めるばかりで 本格的な執筆まで至っていなかった頃のこと。
その日、行きつけのファミレスにて、木梨さんという40代の男性から『実家の倉から出てきた奇妙なモノ』の話をお聞きしていた時だった。
「みしゃなもね、知ってるよ、こわい話!」
木梨さんが連れてきた一人娘の美沙奈ちゃんが、おもむろに我々の話に割り込んできた。
「みしゃな のお話の方が、すごいよ。妖怪だもん」
木梨さんは「こら、美紗奈。やめなさい」と娘さんを窘めたが、私は彼女が言った「妖怪」という言葉に興味をそそられてしまった。
美沙奈ちゃんは、どうして〝妖怪〟なんて言葉を知ってるの?と尋ねると、「アニメでやってるもん」との即答。
なるほど、ウォッチの奴か・・・と合点していると、美沙奈ちゃんは「でも、あれはつくりものの 妖怪なんだよ!」「ほんものは、もっとこわいんだよ!」と言ってケラケラ笑った。
だんぜん、興味が湧いた。
ここから、お父さんそっちのけである。
「あのね、〝いっき〟なんだよ」
「〝いっき〟?何それ、ゲームの?」
「ちがうー!妖怪の なまえなの。あのねー、〝いっき〟はねー、園(彼女が当時通っていた幼稚園のこと)の、すべり台のとこに いるんだよ」
「へぇ」
「あのねー、園が終わってねー、先生さようならーって いってねー、いつまでも園にのこってたらねー、ときどき、すべり台のところに〝いっき〟がいるの」
「〝いっき〟に会うと、どうなるの?」
「あのねー、〝いっき〟は、あった人に ジュースをくれるんだよ」
「いい妖怪じゃん」
「ちがうよ。えーとね、〝いっき〟がくれるジュースは、ちがうの」
「何が違うの?」
「うーんと、〝いい子〟が〝いっき〟にあったときにはね、オレンジジュースとか、ぶどうジュースとか、りんごジュースとかなの」
「〝わるい子〟が会った時には?」
「〝わるい子〟にはねー、あのねー、シュワシュワのジュース」
「炭酸入り?」
「うん、サイダーとかコーアとか」
「コーラ、ね。それで?」
「〝いっき〟から、ジュースをもらったらねー、それはねー、いっきにのまないとダメなの。だから〝いっき〟なんだよ」
「ははぁ、一気飲みの〝いっき〟か!なるほど、なるほど」
「だからねー、〝わるい子〟はねー、〝ふり〟なの。だって、シュワシュワのジュースだったら、すぐにゲホッ、ゲホッてなっちゃって、いっきに のめないから、〝ふり〟なの」
「〝不利〟なんて難しい言葉を知ってるんだね。ところで、〝いっき〟から貰ったジュースでムセてしまったり、一気に飲み干せなかったりしたら、どうなっちゃうの?」
美沙奈ちゃんは、そこでまた「うふふふ」と笑った。そして、
「いっきにのめなかった子はねー、あたまを ばかにされちゃうの!!」
・・・何て率直な物言い。
無邪気って ちょっと怖い。思わず私も苦笑いが出てしまう。
「・・・こら美沙奈、いいかげんにしなさい。この人は、パパと話してたんだぞ?」
子供の言うことですから・・・ 恐縮しながら木梨さんは頭を何度も下げられた。
――だが、何だろう?その素振りが、何処か必要以上に必死だ。
両方の肩をパパから押さえられ、暗に「もう お話はおしまいだ」と宣告される形となった美沙奈ちゃん。だが、彼女はまだまだ、話し足りないようだった。
「んーん、パーパ!」としかめっ面で むずがりながら、「あのね、あのねー」と〝いっき〟の話の続きを私にしようとしている。
「こないだね、こうた君がね、〝いっき〟に会ったんだよ・・・!」
「・・・え?! ほんとに妖怪と会った子が居るの?!!」
「うん!こうた君はね、〝わるい子〟だったの。先生のおはなしのとちゅうで ワ~ッ!てさわいだり、ユカちゃんの 工作ねんどを、かくしちゃったこともあるんだよ。だからね、〝いっき〟はね、シュワシュワのジュースをくれたんだよ」
「それで、それで?!」
その時だった。
美沙奈!!! ――遂にお父さんが声を荒げたのである。
「聞き分けの無い子は、パパ 嫌いになっちゃうぞ!しばらく静かにしてなさい。いいね!」
大好きなお父さんから「嫌いになっちゃうぞ」と言われ、さしもの美沙奈ちゃんもションボリとなってしまった。私も、(そこまで言わなくても・・・)と思ったものだ。
さて、松岡さん。何処まで話しましたっけ―― 木梨さんの取材が続行のかたちとなる。
私の頭は、もう完璧に『妖怪モード』だったので、思考の切り替えに多少の時間を要した。
※ ※ ※ ※
木梨さんのお話の聞き取りが終わった。
お礼を言い、3人で食事をとって、さてお別れという直前に、木梨さんはトイレの為に席を立たれた。
「美沙奈、おりこうさんにしてるんだよ」
テーブルに、私と美沙奈ちゃんの二人っきりとなる。
チャンス。
「・・・美沙奈ちゃん、こうた君は、その後 どうなったの?」
ひそひそ声で話しかけると、それまで元気のなかった美沙奈ちゃんは ぱぁっと笑顔を見せた。
テーブルに身を乗り出し、やっぱり ひそひそ声でもって、
「こうた君ね、シュワシュワのジュースで、ゲホゲホってなっちゃったんだよ・・・ わるいことばかりしてるから、しかたないよね・・・!」
「そして・・・?」
「ばかになっちゃった・・・!」
「・・・それで?」
「それでねぇ、うーん・・・わかんない!だって、園に きてないもの」
「え?な、何で?」
いま、〝しせつ〟ってとこに、いるんだって。
――「先生が言ってたよ」と、美沙奈ちゃんは こともなげに言った。
いきなり飛び出した現実的な言葉に、思わず私は絶句してしまう。
こうた君が園をやめる前、美沙奈ちゃんは彼に会った。妖怪に遭遇した翌日までは、ふつうに登園していたようだ。
彼女曰く、「おひるまえまでは ふつうだったけど」「おべんとうをたべたら かんぜんに ばか」だったという。
ただ、「ぼくは きのう〝いっき〟をみたよ」「のみもの、はいちゃった」という言葉だけは、何度も何度も、口走っていたらしい。
「みしゃな ね、そのとき こうた君にね、〝いっき〟ってどんなかっこうしてるの?ってきいたんだよ。そしたらねー、」
タコがうねるような ヘンなダンスを踊りながら、こうた君はわけのわからない歌を唄ったのだという。
「きもかった!だいきらい!こうた君、もう園にこないから、よかったなぁ」
「・・・・・・・・・・・・」
この一件以降、園児達は前にも増して〝いっき〟を怖れるようになり、お昼休みですら、すべり台に近付く子は一人も居なくなってしまった。そのおかげか、次の犠牲者は まだ出ていない・・・と美沙奈ちゃんは熱っぽく語った。
「ほんとうは、だれにもしゃべっちゃ いけないんだよ。先生がいってたもの!だから、このおはなしは、おじさんと みしゃな との ひみつ、ね!」
ああ、そうか。美沙奈ちゃんと指切りげんまんをしながら、私は確信した。
木梨さんが、やけに必死に〝いっき〟の話を遮ろうとした理由。
(園の方から、父兄にも箝口令が出たんだな・・・)
一気に、口の中が乾いたような感覚をおぼえた。
美沙奈ちゃんが言ったことは、たぶん、ぜんぶ、本当だ。子供の世迷い言ではない。
鳥肌が立った。
美沙奈ちゃんの小指は、とても小さかった。
※ ※ ※ ※
――やがて木梨さんがトイレから戻られ、彼に連れられて美沙奈ちゃんも「ばいばーい!」と元気にお家へ帰って行った。
ひとりファミレスに残って、木梨さんと美沙奈ちゃんの話の概要を電子メモ帳に打ち込みながら、私は失敬ながらも思ったものだった。
・・・お父さんより、美沙奈ちゃんの話の方が数段〝怪談〟だったな、と。
(※)この怪談は、美沙奈ちゃんのお父さんである木梨さんから直接 掲載承諾を取り、公開したものです。「娘も既に卒園しており、あの後 おかしな事件が幼稚園で起こることも無かったから」というのが承諾の主な理由です。ちなみに、〝すべての登場人物は仮名である〟ことを最後に再明記しておくことを、掲載条件とされました。
その日、行きつけのファミレスにて、木梨さんという40代の男性から『実家の倉から出てきた奇妙なモノ』の話をお聞きしていた時だった。
「みしゃなもね、知ってるよ、こわい話!」
木梨さんが連れてきた一人娘の美沙奈ちゃんが、おもむろに我々の話に割り込んできた。
「みしゃな のお話の方が、すごいよ。妖怪だもん」
木梨さんは「こら、美紗奈。やめなさい」と娘さんを窘めたが、私は彼女が言った「妖怪」という言葉に興味をそそられてしまった。
美沙奈ちゃんは、どうして〝妖怪〟なんて言葉を知ってるの?と尋ねると、「アニメでやってるもん」との即答。
なるほど、ウォッチの奴か・・・と合点していると、美沙奈ちゃんは「でも、あれはつくりものの 妖怪なんだよ!」「ほんものは、もっとこわいんだよ!」と言ってケラケラ笑った。
だんぜん、興味が湧いた。
ここから、お父さんそっちのけである。
「あのね、〝いっき〟なんだよ」
「〝いっき〟?何それ、ゲームの?」
「ちがうー!妖怪の なまえなの。あのねー、〝いっき〟はねー、園(彼女が当時通っていた幼稚園のこと)の、すべり台のとこに いるんだよ」
「へぇ」
「あのねー、園が終わってねー、先生さようならーって いってねー、いつまでも園にのこってたらねー、ときどき、すべり台のところに〝いっき〟がいるの」
「〝いっき〟に会うと、どうなるの?」
「あのねー、〝いっき〟は、あった人に ジュースをくれるんだよ」
「いい妖怪じゃん」
「ちがうよ。えーとね、〝いっき〟がくれるジュースは、ちがうの」
「何が違うの?」
「うーんと、〝いい子〟が〝いっき〟にあったときにはね、オレンジジュースとか、ぶどうジュースとか、りんごジュースとかなの」
「〝わるい子〟が会った時には?」
「〝わるい子〟にはねー、あのねー、シュワシュワのジュース」
「炭酸入り?」
「うん、サイダーとかコーアとか」
「コーラ、ね。それで?」
「〝いっき〟から、ジュースをもらったらねー、それはねー、いっきにのまないとダメなの。だから〝いっき〟なんだよ」
「ははぁ、一気飲みの〝いっき〟か!なるほど、なるほど」
「だからねー、〝わるい子〟はねー、〝ふり〟なの。だって、シュワシュワのジュースだったら、すぐにゲホッ、ゲホッてなっちゃって、いっきに のめないから、〝ふり〟なの」
「〝不利〟なんて難しい言葉を知ってるんだね。ところで、〝いっき〟から貰ったジュースでムセてしまったり、一気に飲み干せなかったりしたら、どうなっちゃうの?」
美沙奈ちゃんは、そこでまた「うふふふ」と笑った。そして、
「いっきにのめなかった子はねー、あたまを ばかにされちゃうの!!」
・・・何て率直な物言い。
無邪気って ちょっと怖い。思わず私も苦笑いが出てしまう。
「・・・こら美沙奈、いいかげんにしなさい。この人は、パパと話してたんだぞ?」
子供の言うことですから・・・ 恐縮しながら木梨さんは頭を何度も下げられた。
――だが、何だろう?その素振りが、何処か必要以上に必死だ。
両方の肩をパパから押さえられ、暗に「もう お話はおしまいだ」と宣告される形となった美沙奈ちゃん。だが、彼女はまだまだ、話し足りないようだった。
「んーん、パーパ!」としかめっ面で むずがりながら、「あのね、あのねー」と〝いっき〟の話の続きを私にしようとしている。
「こないだね、こうた君がね、〝いっき〟に会ったんだよ・・・!」
「・・・え?! ほんとに妖怪と会った子が居るの?!!」
「うん!こうた君はね、〝わるい子〟だったの。先生のおはなしのとちゅうで ワ~ッ!てさわいだり、ユカちゃんの 工作ねんどを、かくしちゃったこともあるんだよ。だからね、〝いっき〟はね、シュワシュワのジュースをくれたんだよ」
「それで、それで?!」
その時だった。
美沙奈!!! ――遂にお父さんが声を荒げたのである。
「聞き分けの無い子は、パパ 嫌いになっちゃうぞ!しばらく静かにしてなさい。いいね!」
大好きなお父さんから「嫌いになっちゃうぞ」と言われ、さしもの美沙奈ちゃんもションボリとなってしまった。私も、(そこまで言わなくても・・・)と思ったものだ。
さて、松岡さん。何処まで話しましたっけ―― 木梨さんの取材が続行のかたちとなる。
私の頭は、もう完璧に『妖怪モード』だったので、思考の切り替えに多少の時間を要した。
※ ※ ※ ※
木梨さんのお話の聞き取りが終わった。
お礼を言い、3人で食事をとって、さてお別れという直前に、木梨さんはトイレの為に席を立たれた。
「美沙奈、おりこうさんにしてるんだよ」
テーブルに、私と美沙奈ちゃんの二人っきりとなる。
チャンス。
「・・・美沙奈ちゃん、こうた君は、その後 どうなったの?」
ひそひそ声で話しかけると、それまで元気のなかった美沙奈ちゃんは ぱぁっと笑顔を見せた。
テーブルに身を乗り出し、やっぱり ひそひそ声でもって、
「こうた君ね、シュワシュワのジュースで、ゲホゲホってなっちゃったんだよ・・・ わるいことばかりしてるから、しかたないよね・・・!」
「そして・・・?」
「ばかになっちゃった・・・!」
「・・・それで?」
「それでねぇ、うーん・・・わかんない!だって、園に きてないもの」
「え?な、何で?」
いま、〝しせつ〟ってとこに、いるんだって。
――「先生が言ってたよ」と、美沙奈ちゃんは こともなげに言った。
いきなり飛び出した現実的な言葉に、思わず私は絶句してしまう。
こうた君が園をやめる前、美沙奈ちゃんは彼に会った。妖怪に遭遇した翌日までは、ふつうに登園していたようだ。
彼女曰く、「おひるまえまでは ふつうだったけど」「おべんとうをたべたら かんぜんに ばか」だったという。
ただ、「ぼくは きのう〝いっき〟をみたよ」「のみもの、はいちゃった」という言葉だけは、何度も何度も、口走っていたらしい。
「みしゃな ね、そのとき こうた君にね、〝いっき〟ってどんなかっこうしてるの?ってきいたんだよ。そしたらねー、」
タコがうねるような ヘンなダンスを踊りながら、こうた君はわけのわからない歌を唄ったのだという。
「きもかった!だいきらい!こうた君、もう園にこないから、よかったなぁ」
「・・・・・・・・・・・・」
この一件以降、園児達は前にも増して〝いっき〟を怖れるようになり、お昼休みですら、すべり台に近付く子は一人も居なくなってしまった。そのおかげか、次の犠牲者は まだ出ていない・・・と美沙奈ちゃんは熱っぽく語った。
「ほんとうは、だれにもしゃべっちゃ いけないんだよ。先生がいってたもの!だから、このおはなしは、おじさんと みしゃな との ひみつ、ね!」
ああ、そうか。美沙奈ちゃんと指切りげんまんをしながら、私は確信した。
木梨さんが、やけに必死に〝いっき〟の話を遮ろうとした理由。
(園の方から、父兄にも箝口令が出たんだな・・・)
一気に、口の中が乾いたような感覚をおぼえた。
美沙奈ちゃんが言ったことは、たぶん、ぜんぶ、本当だ。子供の世迷い言ではない。
鳥肌が立った。
美沙奈ちゃんの小指は、とても小さかった。
※ ※ ※ ※
――やがて木梨さんがトイレから戻られ、彼に連れられて美沙奈ちゃんも「ばいばーい!」と元気にお家へ帰って行った。
ひとりファミレスに残って、木梨さんと美沙奈ちゃんの話の概要を電子メモ帳に打ち込みながら、私は失敬ながらも思ったものだった。
・・・お父さんより、美沙奈ちゃんの話の方が数段〝怪談〟だったな、と。
(※)この怪談は、美沙奈ちゃんのお父さんである木梨さんから直接 掲載承諾を取り、公開したものです。「娘も既に卒園しており、あの後 おかしな事件が幼稚園で起こることも無かったから」というのが承諾の主な理由です。ちなみに、〝すべての登場人物は仮名である〟ことを最後に再明記しておくことを、掲載条件とされました。
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