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第10章 国立学校 (後期)
『ブレイズ』へのダンジョン遠征 5
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翌日、俺はまだ日が昇る前に目が覚めた。
普段こんな風に日の昇らない内に目が覚めることは稀なので、どうせなら早めに朝食を作ろうかと起きることにした。
テントの外へと出るとまだ外は真っ暗で、俺は1つ伸びをして辺りを見渡す。
まだみんなは起きていないようだ。
そして昨日テーブルを出した辺りにまたテーブルを出すと、朝食を作る前に一服することにして椅子に腰掛ける。
俺は腕輪から、山田に買っておいてもらった缶コーヒーを取り出し、カシュッ!と開けて一口飲む。
うん、久々の珈琲は美味いね!
するとその時、何か微かな音が聞こえた。……何だ?
俺は振り向かずに索敵魔法を展開する。
するとネシア兵のテントの方角で何人か動いているらしく、マークが付いている。
多分彼らのうちの一部なんだろう。
でも……何をしているんだろうな?
なんかこちらのテントの方に向かって立ち止まっている?
そこまで考えたところで、昨日結界をそれぞれのテントに張ったことを思い出す。
でも……あの結界、『害を及ぼさなければ素通りできる』ようにしてあるので、彼らなら問題なく通れるはずなんだけど……?
俺は訝しげな顔をしながら椅子からそっと立ち上がると、闇魔法で影に潜ってみる。
……おぉ、初めて使ってみたけど、意外とこっちからは外の様子が見えるんだね。
そうやって気づかれない様にこっそりと、彼らの影のある場所まで移動する。
影の中では音までは聞こえないので、しょうがなく近くの影になっている所から頭だけこっそりと出す。
「おいっ!この結界、誰が張ったんだ!?」
「そんなの俺が知るわけないだろうっ!どうするよ!?」
「……お前等、もう少し小さい声で話せ。他の奴等に気付かれるぞ?」
「分かってるって!……ふぅ。とりあえず落ち着こうか。焦ってもしょうがない。」
3人の獣人はやはり昨日の兵士の中の3人で、どの兵士もどちらかというと筋骨隆々なタイプではなくしなやかな筋肉がついているので、どちらかというと斥候タイプなのかもしれない。
その彼らの1人が結界を軽く叩きながら小声で叫ぶと、焦っていたのかもう1人の獣人が慌てている。
それを見て、一番落ち着いていた獣人がさらに小声で諭す。
どうやら彼らの話を聞く限り、他の兵士には知られたくない何かをしようとしていたらしい。
少し落ち着いてきた彼らは、顔を寄せ合って話し始めた。
「なぁ、この結界って誰が張ったんだ?」
「さあ……?少なくても俺たちの方にはそんな事のできる魔法師はいない。あっちの方には見るからに魔法師って感じの奴が何人もいたから、その中の誰かなんじゃないのか?」
「とりあえず張った奴があっちにいるのは間違いないが、何のために2つに分ける位置に結界を張ってあるんだ?全体に1つ、っていうなら分かるんだが。」
「まさか俺達の事を警戒して……?」
「それはありえないだろう。俺たちの仲間以外には全くバレないように潜入しているのだから。ネシア兵の奴も分かってないようだから、まして昨日会ったばかりの奴らにはバレてはいないはずだ。」
そんな話を聞き、俺は思案する。
こいつら……何のためにネシア軍へと潜入しているんだ?
一体何をしようというんだろう。
俺はしばらく彼らの話を聞いていようと思ったのだが、彼らはそれ以上何かをすることなく立ち去ろうとし始める。
俺は慌てて、見つからないようにすぐさま頭を影に沈めた。
彼らはもう結界に何かをすることなくそのまま自分たちのテントへと戻っていった。
なので俺も先程までのテーブルに戻ることに。
戻ったら朝食作らなきゃね!
影移動でテーブルまで戻ると、俺がテーブルの上に置いておいた缶コーヒーが無くなっていた。
……えっ?缶コーヒーは!?
俺は慌てて辺りを探してみたが……どうも見つからない。
その時、俺の頭をスパンッ!と叩かれた。
振り向くとそこにはリッキーがいる。
……何故に叩かれた?
俺がムッとした顔で見ていると、目の前に缶コーヒーを出され、「お前なぁ……移動していなくなるならしまっていけよ!誰か見たらどうすんだ?」と言われた。……た、確かに。
流石にまだ起きるには時間が早いので、真っ暗ではあるけれども。
「それにしても一体何があった?お前がそれを置いたままいなくなるなんて、慌てていたからなんだろう?見つけた俺としては、万が一だったとしても、お前に何かあったんじゃないか……って心臓が止まりそうになるほど驚いたんだぞ?」
リッキーが真剣な顔で俺にそう言う。
申し訳ないなと思って心の中で謝りながら、俺は先ほどのことを話す。
するとリッキーは1つ頷き、「俺もそれは聞こえた」と言う。
「……お前には何が聞こえたんだ?」
「俺には『排除する』とはっきり聞こえたぞ。ただ、何を排除するのかは分からなかったがな。」
俺の質問にリッキーはそう答えて肩を竦める。
……排除、ねぇ。
ただ1つ言えることは、先ほどの3人がクレイン国側のダンジョン遠征チームの方に何かしら危害を加えようと思っていたことだ。
これは俺の結界に阻まれたことでも実証済みだから間違いがない。
だがそれも彼らが明確に『害を与えよう』と考えている間だけしか反応はしない。
だから結界に触れる前に心の中で害を与えることを一切考えなければ素通りできてしまうのだ。
「……まぁ、そんな事を今、考えても仕方ないか。」
俺はそう一言言うと、缶の中に残っていたコーヒーを飲もうと傾ける。……が、まったく出てこない。
あれ?確か一口しか飲んでなかったはず?
俺がそう思って首を傾げると、リッキーが「悪い、俺が飲んだ」と白状する。
「……。」
俺はぶすっとした顔でもう一本微糖コーヒーを出すと自分の前に置き、リッキーの前には無糖コーヒーを置く。
「おっ!買ってもらったんだな。サンキュー。」
リッキーはそう言ってさっさと缶コーヒーを開け、飲みだす。
「おぉ~、これだよ、これ!あいつ、分かってるじゃん!」
リッキーはニヤニヤしながら、山田が買ったコーヒーを飲んでそう言う。
……いや、それ買ったの、自分だろ?
俺は少し呆れ気味にそう思いながら、俺用のコーヒーを飲みだす。……美味いねぇ。
コーヒーを飲み終わってから、俺はみんなの朝食を作り出す。
また暗いうちから作りだすのでライトの魔法で少し明るくしようかな?と思ったら、ライトニングがポン!と出てきて自分自身が光り輝き出した。
『俺がライト代わりになるぜ!強さや範囲は言ってくれよな!』
久々に出てきたライトニングは嬉しそうにそう言って胸を張る。……まぁ、こいつでもいいか。
俺はライトニングにこれから料理をすること、そしてこのテーブルの上を明るくしてよく見えるようにしてくれと頼む。
ライトニングは『任せろ!』と言って、言われた通りにしっかりとやってくれた。
おかげでとても料理がしやすくて捗ったので、今朝のメニューはとても品数が多くなっちゃった!
普段こんな風に日の昇らない内に目が覚めることは稀なので、どうせなら早めに朝食を作ろうかと起きることにした。
テントの外へと出るとまだ外は真っ暗で、俺は1つ伸びをして辺りを見渡す。
まだみんなは起きていないようだ。
そして昨日テーブルを出した辺りにまたテーブルを出すと、朝食を作る前に一服することにして椅子に腰掛ける。
俺は腕輪から、山田に買っておいてもらった缶コーヒーを取り出し、カシュッ!と開けて一口飲む。
うん、久々の珈琲は美味いね!
するとその時、何か微かな音が聞こえた。……何だ?
俺は振り向かずに索敵魔法を展開する。
するとネシア兵のテントの方角で何人か動いているらしく、マークが付いている。
多分彼らのうちの一部なんだろう。
でも……何をしているんだろうな?
なんかこちらのテントの方に向かって立ち止まっている?
そこまで考えたところで、昨日結界をそれぞれのテントに張ったことを思い出す。
でも……あの結界、『害を及ぼさなければ素通りできる』ようにしてあるので、彼らなら問題なく通れるはずなんだけど……?
俺は訝しげな顔をしながら椅子からそっと立ち上がると、闇魔法で影に潜ってみる。
……おぉ、初めて使ってみたけど、意外とこっちからは外の様子が見えるんだね。
そうやって気づかれない様にこっそりと、彼らの影のある場所まで移動する。
影の中では音までは聞こえないので、しょうがなく近くの影になっている所から頭だけこっそりと出す。
「おいっ!この結界、誰が張ったんだ!?」
「そんなの俺が知るわけないだろうっ!どうするよ!?」
「……お前等、もう少し小さい声で話せ。他の奴等に気付かれるぞ?」
「分かってるって!……ふぅ。とりあえず落ち着こうか。焦ってもしょうがない。」
3人の獣人はやはり昨日の兵士の中の3人で、どの兵士もどちらかというと筋骨隆々なタイプではなくしなやかな筋肉がついているので、どちらかというと斥候タイプなのかもしれない。
その彼らの1人が結界を軽く叩きながら小声で叫ぶと、焦っていたのかもう1人の獣人が慌てている。
それを見て、一番落ち着いていた獣人がさらに小声で諭す。
どうやら彼らの話を聞く限り、他の兵士には知られたくない何かをしようとしていたらしい。
少し落ち着いてきた彼らは、顔を寄せ合って話し始めた。
「なぁ、この結界って誰が張ったんだ?」
「さあ……?少なくても俺たちの方にはそんな事のできる魔法師はいない。あっちの方には見るからに魔法師って感じの奴が何人もいたから、その中の誰かなんじゃないのか?」
「とりあえず張った奴があっちにいるのは間違いないが、何のために2つに分ける位置に結界を張ってあるんだ?全体に1つ、っていうなら分かるんだが。」
「まさか俺達の事を警戒して……?」
「それはありえないだろう。俺たちの仲間以外には全くバレないように潜入しているのだから。ネシア兵の奴も分かってないようだから、まして昨日会ったばかりの奴らにはバレてはいないはずだ。」
そんな話を聞き、俺は思案する。
こいつら……何のためにネシア軍へと潜入しているんだ?
一体何をしようというんだろう。
俺はしばらく彼らの話を聞いていようと思ったのだが、彼らはそれ以上何かをすることなく立ち去ろうとし始める。
俺は慌てて、見つからないようにすぐさま頭を影に沈めた。
彼らはもう結界に何かをすることなくそのまま自分たちのテントへと戻っていった。
なので俺も先程までのテーブルに戻ることに。
戻ったら朝食作らなきゃね!
影移動でテーブルまで戻ると、俺がテーブルの上に置いておいた缶コーヒーが無くなっていた。
……えっ?缶コーヒーは!?
俺は慌てて辺りを探してみたが……どうも見つからない。
その時、俺の頭をスパンッ!と叩かれた。
振り向くとそこにはリッキーがいる。
……何故に叩かれた?
俺がムッとした顔で見ていると、目の前に缶コーヒーを出され、「お前なぁ……移動していなくなるならしまっていけよ!誰か見たらどうすんだ?」と言われた。……た、確かに。
流石にまだ起きるには時間が早いので、真っ暗ではあるけれども。
「それにしても一体何があった?お前がそれを置いたままいなくなるなんて、慌てていたからなんだろう?見つけた俺としては、万が一だったとしても、お前に何かあったんじゃないか……って心臓が止まりそうになるほど驚いたんだぞ?」
リッキーが真剣な顔で俺にそう言う。
申し訳ないなと思って心の中で謝りながら、俺は先ほどのことを話す。
するとリッキーは1つ頷き、「俺もそれは聞こえた」と言う。
「……お前には何が聞こえたんだ?」
「俺には『排除する』とはっきり聞こえたぞ。ただ、何を排除するのかは分からなかったがな。」
俺の質問にリッキーはそう答えて肩を竦める。
……排除、ねぇ。
ただ1つ言えることは、先ほどの3人がクレイン国側のダンジョン遠征チームの方に何かしら危害を加えようと思っていたことだ。
これは俺の結界に阻まれたことでも実証済みだから間違いがない。
だがそれも彼らが明確に『害を与えよう』と考えている間だけしか反応はしない。
だから結界に触れる前に心の中で害を与えることを一切考えなければ素通りできてしまうのだ。
「……まぁ、そんな事を今、考えても仕方ないか。」
俺はそう一言言うと、缶の中に残っていたコーヒーを飲もうと傾ける。……が、まったく出てこない。
あれ?確か一口しか飲んでなかったはず?
俺がそう思って首を傾げると、リッキーが「悪い、俺が飲んだ」と白状する。
「……。」
俺はぶすっとした顔でもう一本微糖コーヒーを出すと自分の前に置き、リッキーの前には無糖コーヒーを置く。
「おっ!買ってもらったんだな。サンキュー。」
リッキーはそう言ってさっさと缶コーヒーを開け、飲みだす。
「おぉ~、これだよ、これ!あいつ、分かってるじゃん!」
リッキーはニヤニヤしながら、山田が買ったコーヒーを飲んでそう言う。
……いや、それ買ったの、自分だろ?
俺は少し呆れ気味にそう思いながら、俺用のコーヒーを飲みだす。……美味いねぇ。
コーヒーを飲み終わってから、俺はみんなの朝食を作り出す。
また暗いうちから作りだすのでライトの魔法で少し明るくしようかな?と思ったら、ライトニングがポン!と出てきて自分自身が光り輝き出した。
『俺がライト代わりになるぜ!強さや範囲は言ってくれよな!』
久々に出てきたライトニングは嬉しそうにそう言って胸を張る。……まぁ、こいつでもいいか。
俺はライトニングにこれから料理をすること、そしてこのテーブルの上を明るくしてよく見えるようにしてくれと頼む。
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