1 / 529
第1章 出会い〜旅の始まり
プロローグ
しおりを挟む
俺、沖 紫惠琉は会社帰りに行きつけの居酒屋で同期の同僚と飲んでいた。
「はぁ…今日もすごい忙しくて疲れたなぁ~…」
同僚の山田は疲れ果てた顔でため息を尽きながら注文したビールを一気飲みした。
山田は俺と違い営業のエースで、上からの期待が半端ないらしく、いつも月の終わり頃になると愚痴を言っている。
営業部のノルマがギリギリの時は特に大変らしい。
そんな時は友人の俺を飲みに誘って愚痴りながらストレス発散をするのだ。
ちなみに俺は山田とは違い、営業部ではなく経理課だからほどほどの忙しさでしかないのでいつ誘われても問題はない。
「…それにしてもお前、全っ然浮いた話ないよな」
唐突に山田がそんな事を言ってきた。
「…別にいいだろ、俺の勝手だ。」
「まぁ、ぶっちゃけそうなんだけど、俺さ、よく取引先の人や会社の女性陣に聞かれんだよ、沖さんって付き合っている人いないんですか?って。」
「なんだそりゃ。そんな話一度も聞いたことないぞ?」
「そりゃそーだよ、本人には聞きづらいと思うぞ?でもな、考えてもみろよ、銀髪碧眼のハーフモデルのようなイケメンで、人当たりもよく、それでいて仕事もできる。そんな男がその歳で普通1人だと思うか!?今だって周りの客がお前のことチラチラ見ているんだぞ?気づいてないのか?」
呆れたような顔で山田はそんな事を言った。
「全然モテない俺にそんなこと言ったって現実味ないぞ?うっ…なんか、ちょっと胸が痛くなってきた…」
心の傷が痛む胸を押さえて渋い顔をする。
そう、この話の流れでわかるように、俺は年齢イコール彼女いない歴なのだ。
そんな心の奥底に閉じ込めておいた禁断の箱を山田は心の表面に浮き上がらせてしまったのだ。
せっかくそんな悲しいことは忘れて楽しく飲んでいたのに…と山田を軽く睨む。
すると山田は微妙な顔をして言った。
「…ホント、なんでみんなお前に声をかけないのかねぇ~…イケメンすぎるのも良くないってことなんだろなぁ。」
それからはあまりその話には触れずに、またもや山田の愚痴を聞きながら相槌を打つことに専念して過ごし、美味しい酒と料理を楽しんで今日はお開きになった。
「じゃあ明日、明後日と連休だからゆっくり休めよ!」
そんなことをお互いに交わして、俺は1人で自宅への帰り道を歩き出した。
しばらく歩いていると、ふと通りがかった店に目がいった。
(こんな所にこんな店、あったっけ…?)
その店は見た目はとても古めかしい建物で、中は薄暗い照明がついているだけで看板もなく、一体何を売っているのかも外からではよくわからなかった。
そんなにあやしい雰囲気な店なのに、それなのになぜだか無性に中に入ってみたくなり、一歩店の中に足を踏み入れた。
すると、先ほどまでと異なり中はまったくあやしい雰囲気などなく、所狭しと何に使うのかよくわからないガラクタ(のように見える)が置いてあった。
俺はそれらを見ながら奥の方へと進んでいく。
するとカウンターの所にフードを被ったおばあさんがいた。
「すみません、この店って一体何の店なんですか?」
俺は思わずそのおばあさんにそう声をかけてしまった。
おばあさんはそんな俺を見てにやりと笑い、話しかけてきた。
「ヒッヒッヒっ、何って、ここは魔道具の店さね」
「…魔道具?」
「そう、色々便利な機能のついた道具を売っているんだ。お前さんも1つ買ってみるかい?」
「便利な道具…ねぇ~…」
「そう!例えばこの首輪!この首輪は取り付けた生き物の体がどんなに大きさが変わろうとも自動調整で大きさが変わったり、これをつけた生き物がどこにいるのかもすぐに教えてくれる機能やその生き物に悪さをしようとすると守ってくれる機能もついている。他にもこの腕輪なんか、あらゆる攻撃から身を守ってくれる機能があるんだよ?」
おばあさんはすこしニヤリとしながらおすすめの品を棚から取り出してカウンターに置いた。
首輪の方はどう見ても、少しキラキラした石がついてはいるが犬用の首輪にしか見えない。
もう1つの腕輪の方はシルバーに何らかの宝石がついていてよくわからない文字が彫られている海外の民芸品みたいな感じだった。
「…なかなか2つとも綺麗だけと、首輪はペットを飼っていないからいらないし、腕輪は普段使いできないからいらないな。」
俺はきっぱりとおばあさんにそう言ってやったのだが、おばあさんはニヤリと笑った。
「まぁまぁ、持っておいても良いんじゃないかねぇ~…あっ、そうだ!お前さんにはこれを渡そう。」
そう言ってまたもやカウンターの下の棚から何かを取り出した。
それは、とても大きな卵だった。
まるでダチョウの卵のような大きさの卵で、なぜだか当たる光の角度によっては銀色にも見える不思議な卵だった。
「この卵は生きているから、肌身放さず持っていなさい。ちょっとしたおまけにこの卵を入れられる肩掛け鞄をつけてあげるさね。これは持ち主の登録をして盗難防止の魔法をかけてやるからのぉ。…とまあ、そんなことだからさっきの首輪と腕輪は購入していきなさいな。おまけしてやるさね。」
俺は酔っ払っていたこともあり、ついその卵と肩掛け鞄、首輪、腕輪を購入してしまった。
ちなみに肩掛け鞄になんだか魔法をかけるとか言っていたが、ちょっと指先に針を刺して血を出し、その血を鞄に吸い込ませるだけだった。
そんなこんなでみんな肩掛け鞄に入れて持たされたので、ついでだから今自分が持っている鞄なんかも肩掛け鞄に入れておいた。
この肩掛け鞄、不思議なことにあんなに大きな卵を入れたにも関わらず薄っぺらいのだ。
他にもたくさんいろんな物を入れていた通勤用の鞄なんかも吸い込まれるように肩掛け鞄に入っていった。
ん~、酔っているからそう見えただけかな?
その後、酔っ払っている俺はおばあさんに見送られながら店を出た。
ふとおばあさんを振り返ると、そこには店などなく、ただのコンクリートの壁があっただけだった。
「うわっっっ!!」
俺は面食らってものすごく間近にある壁から離れた。
するとあまりにも焦ったのか足がもつれ、そのまま後ろに尻餅をついてしまった。
その時にふと、あのおばあさんから購入したものなんかが入っている肩掛け鞄が目に入った。
(夢じゃ…なかったのか…?)
いろんなことがありすっかり酔いが冷めてしまったが、それでもパニックにならなかったのはあまりにも非現実的すぎたからだろう。
(…とりあえず家に帰るか)
尻餅をついたまましばらくの間ぼーっとしていたが、このままでは酔った挙げ句地べたで寝てしまう人だと思われかねないと立ち上がってまた家に向かって歩き出した。
その間中、先程のお店やおばあさんとの会話なんかを思い出しては首を傾げてばかりいたけど、結局はよくわからないという結果に落ち着く。
その時、貰った肩掛け鞄を眺めながら立ち止まった。
(とりあえず帰ったらこの鞄の中にある物を取り出してみるか)
そんなことを思って左足を踏み出したのだが、踏み出した足はそのままぽっかり空いた穴の中に踏み込んでしまった。
「うわっっっ!!」
踏み込んだ足のせいでバランスを崩し、そのまま体は穴の中に落ちてしまった。
延々と落ちていく穴の中で俺は、後に訪れるであろう穴底に叩きつけられる痛みを想像し、恐怖で気を失ってしまった。
「はぁ…今日もすごい忙しくて疲れたなぁ~…」
同僚の山田は疲れ果てた顔でため息を尽きながら注文したビールを一気飲みした。
山田は俺と違い営業のエースで、上からの期待が半端ないらしく、いつも月の終わり頃になると愚痴を言っている。
営業部のノルマがギリギリの時は特に大変らしい。
そんな時は友人の俺を飲みに誘って愚痴りながらストレス発散をするのだ。
ちなみに俺は山田とは違い、営業部ではなく経理課だからほどほどの忙しさでしかないのでいつ誘われても問題はない。
「…それにしてもお前、全っ然浮いた話ないよな」
唐突に山田がそんな事を言ってきた。
「…別にいいだろ、俺の勝手だ。」
「まぁ、ぶっちゃけそうなんだけど、俺さ、よく取引先の人や会社の女性陣に聞かれんだよ、沖さんって付き合っている人いないんですか?って。」
「なんだそりゃ。そんな話一度も聞いたことないぞ?」
「そりゃそーだよ、本人には聞きづらいと思うぞ?でもな、考えてもみろよ、銀髪碧眼のハーフモデルのようなイケメンで、人当たりもよく、それでいて仕事もできる。そんな男がその歳で普通1人だと思うか!?今だって周りの客がお前のことチラチラ見ているんだぞ?気づいてないのか?」
呆れたような顔で山田はそんな事を言った。
「全然モテない俺にそんなこと言ったって現実味ないぞ?うっ…なんか、ちょっと胸が痛くなってきた…」
心の傷が痛む胸を押さえて渋い顔をする。
そう、この話の流れでわかるように、俺は年齢イコール彼女いない歴なのだ。
そんな心の奥底に閉じ込めておいた禁断の箱を山田は心の表面に浮き上がらせてしまったのだ。
せっかくそんな悲しいことは忘れて楽しく飲んでいたのに…と山田を軽く睨む。
すると山田は微妙な顔をして言った。
「…ホント、なんでみんなお前に声をかけないのかねぇ~…イケメンすぎるのも良くないってことなんだろなぁ。」
それからはあまりその話には触れずに、またもや山田の愚痴を聞きながら相槌を打つことに専念して過ごし、美味しい酒と料理を楽しんで今日はお開きになった。
「じゃあ明日、明後日と連休だからゆっくり休めよ!」
そんなことをお互いに交わして、俺は1人で自宅への帰り道を歩き出した。
しばらく歩いていると、ふと通りがかった店に目がいった。
(こんな所にこんな店、あったっけ…?)
その店は見た目はとても古めかしい建物で、中は薄暗い照明がついているだけで看板もなく、一体何を売っているのかも外からではよくわからなかった。
そんなにあやしい雰囲気な店なのに、それなのになぜだか無性に中に入ってみたくなり、一歩店の中に足を踏み入れた。
すると、先ほどまでと異なり中はまったくあやしい雰囲気などなく、所狭しと何に使うのかよくわからないガラクタ(のように見える)が置いてあった。
俺はそれらを見ながら奥の方へと進んでいく。
するとカウンターの所にフードを被ったおばあさんがいた。
「すみません、この店って一体何の店なんですか?」
俺は思わずそのおばあさんにそう声をかけてしまった。
おばあさんはそんな俺を見てにやりと笑い、話しかけてきた。
「ヒッヒッヒっ、何って、ここは魔道具の店さね」
「…魔道具?」
「そう、色々便利な機能のついた道具を売っているんだ。お前さんも1つ買ってみるかい?」
「便利な道具…ねぇ~…」
「そう!例えばこの首輪!この首輪は取り付けた生き物の体がどんなに大きさが変わろうとも自動調整で大きさが変わったり、これをつけた生き物がどこにいるのかもすぐに教えてくれる機能やその生き物に悪さをしようとすると守ってくれる機能もついている。他にもこの腕輪なんか、あらゆる攻撃から身を守ってくれる機能があるんだよ?」
おばあさんはすこしニヤリとしながらおすすめの品を棚から取り出してカウンターに置いた。
首輪の方はどう見ても、少しキラキラした石がついてはいるが犬用の首輪にしか見えない。
もう1つの腕輪の方はシルバーに何らかの宝石がついていてよくわからない文字が彫られている海外の民芸品みたいな感じだった。
「…なかなか2つとも綺麗だけと、首輪はペットを飼っていないからいらないし、腕輪は普段使いできないからいらないな。」
俺はきっぱりとおばあさんにそう言ってやったのだが、おばあさんはニヤリと笑った。
「まぁまぁ、持っておいても良いんじゃないかねぇ~…あっ、そうだ!お前さんにはこれを渡そう。」
そう言ってまたもやカウンターの下の棚から何かを取り出した。
それは、とても大きな卵だった。
まるでダチョウの卵のような大きさの卵で、なぜだか当たる光の角度によっては銀色にも見える不思議な卵だった。
「この卵は生きているから、肌身放さず持っていなさい。ちょっとしたおまけにこの卵を入れられる肩掛け鞄をつけてあげるさね。これは持ち主の登録をして盗難防止の魔法をかけてやるからのぉ。…とまあ、そんなことだからさっきの首輪と腕輪は購入していきなさいな。おまけしてやるさね。」
俺は酔っ払っていたこともあり、ついその卵と肩掛け鞄、首輪、腕輪を購入してしまった。
ちなみに肩掛け鞄になんだか魔法をかけるとか言っていたが、ちょっと指先に針を刺して血を出し、その血を鞄に吸い込ませるだけだった。
そんなこんなでみんな肩掛け鞄に入れて持たされたので、ついでだから今自分が持っている鞄なんかも肩掛け鞄に入れておいた。
この肩掛け鞄、不思議なことにあんなに大きな卵を入れたにも関わらず薄っぺらいのだ。
他にもたくさんいろんな物を入れていた通勤用の鞄なんかも吸い込まれるように肩掛け鞄に入っていった。
ん~、酔っているからそう見えただけかな?
その後、酔っ払っている俺はおばあさんに見送られながら店を出た。
ふとおばあさんを振り返ると、そこには店などなく、ただのコンクリートの壁があっただけだった。
「うわっっっ!!」
俺は面食らってものすごく間近にある壁から離れた。
するとあまりにも焦ったのか足がもつれ、そのまま後ろに尻餅をついてしまった。
その時にふと、あのおばあさんから購入したものなんかが入っている肩掛け鞄が目に入った。
(夢じゃ…なかったのか…?)
いろんなことがありすっかり酔いが冷めてしまったが、それでもパニックにならなかったのはあまりにも非現実的すぎたからだろう。
(…とりあえず家に帰るか)
尻餅をついたまましばらくの間ぼーっとしていたが、このままでは酔った挙げ句地べたで寝てしまう人だと思われかねないと立ち上がってまた家に向かって歩き出した。
その間中、先程のお店やおばあさんとの会話なんかを思い出しては首を傾げてばかりいたけど、結局はよくわからないという結果に落ち着く。
その時、貰った肩掛け鞄を眺めながら立ち止まった。
(とりあえず帰ったらこの鞄の中にある物を取り出してみるか)
そんなことを思って左足を踏み出したのだが、踏み出した足はそのままぽっかり空いた穴の中に踏み込んでしまった。
「うわっっっ!!」
踏み込んだ足のせいでバランスを崩し、そのまま体は穴の中に落ちてしまった。
延々と落ちていく穴の中で俺は、後に訪れるであろう穴底に叩きつけられる痛みを想像し、恐怖で気を失ってしまった。
1,066
あなたにおすすめの小説
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
お人好し転生鍛冶師は異世界で幸せを掴みます! ものづくりチートでらくらく転生ライフ
かむら
ファンタジー
旧題:生鍛冶師は異世界で幸せを掴みます! 〜物作りチートで楽々異世界生活〜
剣持匠真は生来の不幸体質により、地球で命を落としてしまった。
その後、その不幸体質が神様によるミスだったことを告げられ、それの詫びも含めて匠真は異世界へと転生することとなった。
思ったよりも有能な能力ももらい、様々な人と出会い、匠真は今度こそ幸せになるために異世界での暮らしを始めるのであった。
☆ゆるゆると話が進んでいきます。
主人公サイドの登場人物が死んだりなどの大きなシリアス展開はないのでご安心を。
※感想などの応援はいつでもウェルカムです!
いいねやエール機能での応援もめちゃくちゃ助かります!
逆に否定的な意見などはわざわざ送ったりするのは控えてください。
誤字報告もなるべくやさしーく教えてくださると助かります!
#80くらいまでは執筆済みなので、その辺りまでは毎日投稿。
追放されたけど実は世界最強でした ~元下僕の俺、気ままに旅していたら神々に愛されてた件~
fuwamofu
ファンタジー
「お前なんか要らない」と勇者パーティから追放された青年リオ。
しかし彼は知らなかった。自分が古代最強の血筋であり、封印級スキル「創世の権能」を無意識に使いこなしていたことを。
気ままな旅の途中で救ったのは、王女、竜族、聖女、そして神。彼女たちは次々とリオに惹かれていく。
裏切った勇者たちは没落し、リオの存在はやがて全大陸を巻き込む伝説となる――。
無自覚にチートでハーレムな最強冒険譚、ここに開幕!
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
剣の世界のβテスター~異世界に転生し、力をつけて気ままに生きる~
島津穂高
ファンタジー
社畜だった俺が、βテスターとして異世界に転生することに!!
神様から授かったユニークスキルを軸に努力し、弱肉強食の異世界ヒエラルキー頂点を目指す!?
これは神様から頼まれたβテスターの仕事をしながら、第二の人生を謳歌する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる