28 / 529
第1章 出会い〜旅の始まり
街へ戻ろう!
しおりを挟む
とりあえず俺はさっき確信したことは胸に押し込めて、今まで通りリッキーさんと接しようと心に決めた。
だって心が読まれていようが、俺はリッキーさんに嫌な気持ちは感じなかったからだ。
リッキーさんは常に俺のことを気にかけてくれていて、まるで本当の兄みたいだと思っていたのもある。
それにいつかは話してくれると思っているしね。
だから俺は、これはこれで気づかなかったことにした。
それから俺達はここを出発するために準備を始める。
「なぁシエル、この子竜…ユーリだったか?このままじゃ街へは戻れないが、どうするつもりだ?」
そうスコットさんが聞いてきた。
「えっとですね、実は大きさを変えられるようなんです。だからそれで街には入れるんじゃないかな?と。ただ、街に着いたその足でギルドへ向かわないとだめかもしれません。すぐに従魔登録をしないと、何かあってからでは遅いですからね。」
「確かにな!それにこの指名依頼の達成も伝えなきゃならないから丁度良いな。じゃあ街についたらギルドへ行こう。」
俺とスコットさんがそう話していたのを、リリーさんが今度は聞いていたようで……。
「えっ!?ユーリちゃん、小さくなれるの!?見たい、触りたい、抱っこしたい!!!」
と言い出した。
するとリリーさん以外の全員が「やっぱりか!」という気持ちになったようで、代表してリッキーさんが言う。
「リリー、あまりユーリに接触しないようにしろよ?まだ契約したばかりで周りを警戒しているのもあるが、普通は契約した従魔っていうのは主人以外に触られるのを極端に嫌う傾向がある。それはお前も分かっているだろう?だけどそれ以上にお前、ユーリに信用されてないじゃないか。いつ自分がシエルから離されるかわからないって顔でお前を見てるぞ、ユーリは。」
それを聞いて再びショックを受けるリリーさん。
確かにあそこまでグイグイ来られると俺もつい不安になってしまうしな。
でもまぁ、ユーリには一応どこまで小さくなれるのかやってもらわないと、これからどうするのかが決まらない。
「ユーリ、とりあえずお前が一番小さくなれる大きさになってみてもらえるか?」
するとユーリは一声「キュ~!」と鳴くとみるみる小さくなっていった。
そして最終的に頭から尻尾の先までの長さが50cm程度まで小さくなった。
そして浮上し、俺の目の前まで飛んでくる。
「キュ~?」
「あぁ、ありがとう。これで街中まで連れていけそうだ。」
「キュッキュ~!」
それを聞いてユーリは嬉しそうに鳴くと俺の胸にしがみついた。
するとその光景を見ていたリリーさんが悔しそうに唇を噛んで唸っている。
「羨ましい~!私もあんなに懐かれたい!…っていうか、私がシエルくんに代わって主人になりたいっ!」
「いや無理だろ。お前は鼻息荒く近寄っていくから、怖がられるんだぞ。それに、この子竜はシエルを親だと思っている。お前はそんな2人を引き離したいのか?」
そうリッキーさんに突っ込まれるリリーさん。
スコットさんもエミリーさんも呆れた顔をして2人を…っていうかリリーさんを見ている。
「いつまでもここにいてもしょうがないから帰るぞ、リリー。シエル、この壁を撤去してくれるか?」
「はい、わかりました!」
俺はスコットさんにそう答えて壁に手をつき、壁に使われた土をバラバラにする。
綺麗にその場を元通りにすると、俺達は入口に向かって移動を始める。
オークの残党がまたこの巣に帰ってきている可能性もあるので、一応確認しながら歩く。
歩きながらふと、気になったことがあったのでスコットさんに聞いてみた。
「スコットさん、そういえばこの洞窟ってこのままにしておくんですか?」
「う~ん、ホントは壊して帰るのがセオリーなんだが、ちょっと規模がでかいから無理だよな…」
するとそれを聞いていたリッキーさんがスコットさんに提案する。
「じゃあさ、入口をシエルに塞いでもらうとか?昨日の夜は寝ても壁は崩れなかっただろ?ってことは作って放置しても壁は崩れないってことだ。」
「…なるほど。確かにその案は良いな。シエル、お願いできるか?」
「はい、わかりました!」
そうして歩いて入口付近まで来た時に、ここまで来る間中、隣を歩くリリーさんのユーリを見るうっとりとした目を見て俺はふと思い出した。
そう、あの婆さんから貰った首輪を。
確かあれはユーリを誰にも奪われないように守ってくれる性能だったはずだ!
早速俺は首輪を取り出し、俺の胸にしがみついているユーリの首に着けてあげた。
するとユーリの体が薄っすら光り、その光が首輪の宝石?に吸い込まれていく。
その光が収まるとまるで何もなかったかのように元に戻った。
「シエルくん、それって何なの?」
隣にいるリリーさんが聞いてくる。
「これは例の婆さんからもらった首輪で、ユーリを守ってくれるそうですよ。ついでに従魔ですっていうアピールも兼ねてます。」
「ふ~ん、そうなんだぁ。こうやって小さいと、誰でも奪えると思っちゃうからそういうのって必要よね~。」
リリーさんはそう言いながらうんうんと頷く。
…いや、一番危ないと思っているのはあなたなんですけど。
俺はそう思ってはいても口には出さない、大人だからな!
ともかく、これで多分リリーさんのような人からユーリを守れるだろう。
俺はホッとすると、前を向く。
前を歩くのはスコットさん達の3人だ。
特にリッキーさんは常に探査魔法で周りを警戒してくれている。
今のところ何の反応もしてないってことは、このあたり周辺には魔物も人もいないということだろう。
それから俺達は洞窟の入口を出る。
外にみんなが出た後、俺は約束通り入口を土魔法で隙間なくぴっちりと閉じた。
これで入り込める隙間はない。
しかも崖と同じ感じにしたから穴があったとは分からない仕様だ。
「これでいいですか?」
「ああ、ありがとう。それにしてもシエルの魔法はすごいな!崖と一体化しているから、そこに洞窟の穴があったなんてまるでわからない。」
「そうね、見つけた私たちですら、もうわからないものね。」
スコットさんとエミリーさんの2人は崖を見て感心している。
「じゃあ穴も隠したし、街に戻るか。」
スコットさんがそう言い、街に向けて歩き出した。
だって心が読まれていようが、俺はリッキーさんに嫌な気持ちは感じなかったからだ。
リッキーさんは常に俺のことを気にかけてくれていて、まるで本当の兄みたいだと思っていたのもある。
それにいつかは話してくれると思っているしね。
だから俺は、これはこれで気づかなかったことにした。
それから俺達はここを出発するために準備を始める。
「なぁシエル、この子竜…ユーリだったか?このままじゃ街へは戻れないが、どうするつもりだ?」
そうスコットさんが聞いてきた。
「えっとですね、実は大きさを変えられるようなんです。だからそれで街には入れるんじゃないかな?と。ただ、街に着いたその足でギルドへ向かわないとだめかもしれません。すぐに従魔登録をしないと、何かあってからでは遅いですからね。」
「確かにな!それにこの指名依頼の達成も伝えなきゃならないから丁度良いな。じゃあ街についたらギルドへ行こう。」
俺とスコットさんがそう話していたのを、リリーさんが今度は聞いていたようで……。
「えっ!?ユーリちゃん、小さくなれるの!?見たい、触りたい、抱っこしたい!!!」
と言い出した。
するとリリーさん以外の全員が「やっぱりか!」という気持ちになったようで、代表してリッキーさんが言う。
「リリー、あまりユーリに接触しないようにしろよ?まだ契約したばかりで周りを警戒しているのもあるが、普通は契約した従魔っていうのは主人以外に触られるのを極端に嫌う傾向がある。それはお前も分かっているだろう?だけどそれ以上にお前、ユーリに信用されてないじゃないか。いつ自分がシエルから離されるかわからないって顔でお前を見てるぞ、ユーリは。」
それを聞いて再びショックを受けるリリーさん。
確かにあそこまでグイグイ来られると俺もつい不安になってしまうしな。
でもまぁ、ユーリには一応どこまで小さくなれるのかやってもらわないと、これからどうするのかが決まらない。
「ユーリ、とりあえずお前が一番小さくなれる大きさになってみてもらえるか?」
するとユーリは一声「キュ~!」と鳴くとみるみる小さくなっていった。
そして最終的に頭から尻尾の先までの長さが50cm程度まで小さくなった。
そして浮上し、俺の目の前まで飛んでくる。
「キュ~?」
「あぁ、ありがとう。これで街中まで連れていけそうだ。」
「キュッキュ~!」
それを聞いてユーリは嬉しそうに鳴くと俺の胸にしがみついた。
するとその光景を見ていたリリーさんが悔しそうに唇を噛んで唸っている。
「羨ましい~!私もあんなに懐かれたい!…っていうか、私がシエルくんに代わって主人になりたいっ!」
「いや無理だろ。お前は鼻息荒く近寄っていくから、怖がられるんだぞ。それに、この子竜はシエルを親だと思っている。お前はそんな2人を引き離したいのか?」
そうリッキーさんに突っ込まれるリリーさん。
スコットさんもエミリーさんも呆れた顔をして2人を…っていうかリリーさんを見ている。
「いつまでもここにいてもしょうがないから帰るぞ、リリー。シエル、この壁を撤去してくれるか?」
「はい、わかりました!」
俺はスコットさんにそう答えて壁に手をつき、壁に使われた土をバラバラにする。
綺麗にその場を元通りにすると、俺達は入口に向かって移動を始める。
オークの残党がまたこの巣に帰ってきている可能性もあるので、一応確認しながら歩く。
歩きながらふと、気になったことがあったのでスコットさんに聞いてみた。
「スコットさん、そういえばこの洞窟ってこのままにしておくんですか?」
「う~ん、ホントは壊して帰るのがセオリーなんだが、ちょっと規模がでかいから無理だよな…」
するとそれを聞いていたリッキーさんがスコットさんに提案する。
「じゃあさ、入口をシエルに塞いでもらうとか?昨日の夜は寝ても壁は崩れなかっただろ?ってことは作って放置しても壁は崩れないってことだ。」
「…なるほど。確かにその案は良いな。シエル、お願いできるか?」
「はい、わかりました!」
そうして歩いて入口付近まで来た時に、ここまで来る間中、隣を歩くリリーさんのユーリを見るうっとりとした目を見て俺はふと思い出した。
そう、あの婆さんから貰った首輪を。
確かあれはユーリを誰にも奪われないように守ってくれる性能だったはずだ!
早速俺は首輪を取り出し、俺の胸にしがみついているユーリの首に着けてあげた。
するとユーリの体が薄っすら光り、その光が首輪の宝石?に吸い込まれていく。
その光が収まるとまるで何もなかったかのように元に戻った。
「シエルくん、それって何なの?」
隣にいるリリーさんが聞いてくる。
「これは例の婆さんからもらった首輪で、ユーリを守ってくれるそうですよ。ついでに従魔ですっていうアピールも兼ねてます。」
「ふ~ん、そうなんだぁ。こうやって小さいと、誰でも奪えると思っちゃうからそういうのって必要よね~。」
リリーさんはそう言いながらうんうんと頷く。
…いや、一番危ないと思っているのはあなたなんですけど。
俺はそう思ってはいても口には出さない、大人だからな!
ともかく、これで多分リリーさんのような人からユーリを守れるだろう。
俺はホッとすると、前を向く。
前を歩くのはスコットさん達の3人だ。
特にリッキーさんは常に探査魔法で周りを警戒してくれている。
今のところ何の反応もしてないってことは、このあたり周辺には魔物も人もいないということだろう。
それから俺達は洞窟の入口を出る。
外にみんなが出た後、俺は約束通り入口を土魔法で隙間なくぴっちりと閉じた。
これで入り込める隙間はない。
しかも崖と同じ感じにしたから穴があったとは分からない仕様だ。
「これでいいですか?」
「ああ、ありがとう。それにしてもシエルの魔法はすごいな!崖と一体化しているから、そこに洞窟の穴があったなんてまるでわからない。」
「そうね、見つけた私たちですら、もうわからないものね。」
スコットさんとエミリーさんの2人は崖を見て感心している。
「じゃあ穴も隠したし、街に戻るか。」
スコットさんがそう言い、街に向けて歩き出した。
979
あなたにおすすめの小説
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
追放されたけど実は世界最強でした ~元下僕の俺、気ままに旅していたら神々に愛されてた件~
fuwamofu
ファンタジー
「お前なんか要らない」と勇者パーティから追放された青年リオ。
しかし彼は知らなかった。自分が古代最強の血筋であり、封印級スキル「創世の権能」を無意識に使いこなしていたことを。
気ままな旅の途中で救ったのは、王女、竜族、聖女、そして神。彼女たちは次々とリオに惹かれていく。
裏切った勇者たちは没落し、リオの存在はやがて全大陸を巻き込む伝説となる――。
無自覚にチートでハーレムな最強冒険譚、ここに開幕!
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる