188 / 529
第4章 ネシア国〜
大会6日目 2
しおりを挟む
闘技場の舞台入り口に到着すると、中からはいつもの様に席に着くようアナウンスが流れている。
そして暫くしてほぼ観客席が埋まると、再度アナウンスがあった。
「皆さ~ん!今日はお待ちかねの大会6日目です!ここからは本当の実力者だけが残れる領域ですので、試合も見ものだと思います!特に今大会は稀に見る試合が期待されていますので、これを聞いている選手の方たちも頑張ってくださ~い!ではでは、まずは今日の第1試合です!第1試合はAグループの優勝決定戦となります!こちらは前大会のグループ優勝者のクーガー選手と、期待の超新星シエル選手との試合です!お2人はある意味因縁の対決となりますが……この試合、どちらが勝利を掴み取るのか!まずはクーガー選手の入場です!」
それを聞いたクーガーは何も言わずに舞台中央へと向かう。
今までのように観客席に向かってにこやかな笑顔や手を振るようなことはせず、前方を睨みつけるような目で歩いて行った。
クーガーが中央まで着くと、またアナウンスが流れる。
「それでは、挑戦者、シエル選手の入場です!」
それを聞いて一歩踏み出そうとした時、背中に向かってスコットさんから「緊張しすぎるなよ!」と声がかけられた。……分かっているよ、兄さん!
そして、歩いている間にもアナウンスが流れる。
「今、歩いて中央に向かっているシエル選手は、大会始まって以来の最年少出場者となります!ですが、その実力はまだ未知数!今までの対戦相手では本気を出せなかったようですので、今回のクーガー選手との戦いで本気を見せてもらえるのかも楽しみですねぇ!」
ちょうどアナウンスが終わった頃に中央に着いたが、その時クーガーが「……本気なんて出させる前に倒してしまうがな。」なんて呟いた。
……まるで、俺に聞かせるかのようだな、こいつ。
俺はそれを聞いてイラッとはしたが、無視を決め込んだ。
こんな時に力加減を間違うわけにはいかないからね。
クーガーは武器を所持していないので、どうやらリッキーの時と同じく素手のようだ。
……しょうがない、さすがに゙素手相手に武器使用はあまりにも見た感じ悪印象なので、俺も素手で戦うことにする。
どうするかな……多分クーガーはリッキーと同じ技を使ってくる気がする。
それに対抗して俺も使うとして……胴体に使うのは無しだな。
「さて、舞台上に第1試合の主役が揃いました!見た目からして大人と子供という感じですが、両者ともに実力は確かです!さあ、両者のどちらに勝利の女神は微笑むのか!それでは……試合開始!」
アナウンスの合図により、俺とクーガーは互いに肉薄する。
先にこちらに仕掛けてきたのはクーガーだ。
まずは軽いパンチを素早い動きであちこちに打ち込んでくる。
俺はそれを受け流したり避けたりしてまともにパンチを受けないようにした。
そんな俺にだんだん苛立ちを募らせていくクーガー。
「てめぇは避けるだけしか能が無いのか!?」
クーガーは俺に挑発をかけるが、そんな誘いにはのらない。
だが奴のパンチが俺に効かないことをわからせる為にも一度くらいは受けたほうがいいのか?
そう考えた俺は、あえて相手のパンチに拳を打ち込んだ。
確かに奴のパンチには魔力が込められていて、俺の拳に当たると同時に魔力が腕に入ってきた。
だがやはりというか、全く俺に効果はない。……少し痛いけど。
そんな俺を見て、クーガーは目を見開く。
慌てて後ろに飛び退って、少し距離を取られた。
「そんな馬鹿な!何だか魔力の入り方がおかしかったぞ!?お前は一体何者なんだ!?」
「何者って言われてもなぁ。素直に答えるわけないじゃん。」
俺はスコットさんを真似て飄々と答えてみた。
するとクーガーは苦虫を噛み潰したような顔で俺を睨む。
「そっちから来ないなら、俺から行くよ?」
俺はそう言うと床を蹴って、一瞬でクーガーの側に行って回し蹴りを繰り出す。
クーガーは慌ててガードをするが、少しタイミングが遅かったらしく、横に軽く吹っ飛んで床に転がった。
だがダメージはそこまでなかったらしく、すぐに立ち上がりこちらに走ってくる。
それから互いにまたパンチの応酬をし、パンチを打ち当てる時に今度は俺のほうがクーガーの技を使ってみた。……もちろん、ごく少量の魔力だけど!
どうやら奴も魔力を流したらしく、相殺されて少量の魔力が流れただけのようでそこまでダメージはなかったようだが、その分、ものすごく驚いた顔をしている。
「なっ……!?貴様、一体どこでその技を!?」
「あんたのお兄さんに教わったんだよ!」
俺はそう言うと近距離での力を込めた回し蹴りを繰り出し、クーガーを吹き飛ばす。
クーガーが態勢を整える前に素早く向かった。
クーガーは慌てていたのか、それとも条件反射なのか、そばまで来た俺に向かってパンチを繰り出した。
今度はもう少し魔力を込めて拳にパンチをすると、しっかり効いたのか手首から肩までの骨が砕ける感触があった。
「ヤバい、魔力込めすぎた!」と思いはしたが、今は試合中なので治せない。
俺はクーガーの意識を刈り取るために、砕けていない方の腕を素早く掴んで思い切り床へと背負い投げを決める。
叩きつけた床にクーガーが少しめり込んで、床を壊してしまったようだ。
その代わり、その一撃でクーガーの意識を刈り取ることに成功した。
審判がすぐにやってきて、クーガーの状態を確認する。
「クーガー選手が意識喪失の為、シエル選手の勝利です!」
するとそれまで静まり返っていた闘技場内がもの凄い大歓声に包まれた。
「凄い試合でしたね!あまりの速さによく動きが見えない時もありましたが……本当に、凄いとしか言えません!……おっと、シエル選手、倒れて意識のないクーガー選手に近寄って治療を始めました!」
そう、アナウンスが流れている間に俺はクーガーの治療を開始したのだ。
まずは砕いてしまった腕の治療から。
意識がない時なら痛みは感じられないだろうから、意識を取り戻す前にとにかく全身の治療を完了しなければ!
意識を刈り取るために全力で背負い投げをしたので、どうやら背骨や肋骨も折れているようだ。
心の中でクーガーに謝りつつ、外傷や骨の治療だけではなく内臓の損傷も素早く治療する。
本当は全力でやれば一瞬なんだが、それをするのは何だか危険な気がしたのであえてしなかった。
全身の治療が完了すると、クーガーから穏やかな寝息が聞こえてきた。よしよし、これで安心だ!
それから俺は意識の無いクーガーを背負い、出口へと向かう。
そんな俺を見て審判は心配そうな顔をしている。
どうやらあまりの体格差で俺が潰れないか心配らしい。
審判には「力持ちですから安心してください。」と伝えて、歩き出す。
俺は入り口にいるスコットさんを見て目線を合わせると、とても良い笑顔で「よくやった!」と口パクで祝ってくれた。
ヒューザは少し驚いた顔で俺を見ていたが、すぐに隣のスコットさんをチラッと見て考え込んだ……ように見えた。
それから俺が出口まで向かうと、そこには闘技場の係の人が待っていて、クーガーを休ませる部屋に連れていくとのことだった。
俺はそのままクーガーをおんぶしながら係について行き、部屋に着くとベッドにゆっくりと寝かせてやった。
「シエル選手は出口の所で観戦するんですよね?クーガー選手の事は私たちに任せて行っていいですよ。」
係の人からOKが出たので、俺は出口の所に引き返した。
そして暫くしてほぼ観客席が埋まると、再度アナウンスがあった。
「皆さ~ん!今日はお待ちかねの大会6日目です!ここからは本当の実力者だけが残れる領域ですので、試合も見ものだと思います!特に今大会は稀に見る試合が期待されていますので、これを聞いている選手の方たちも頑張ってくださ~い!ではでは、まずは今日の第1試合です!第1試合はAグループの優勝決定戦となります!こちらは前大会のグループ優勝者のクーガー選手と、期待の超新星シエル選手との試合です!お2人はある意味因縁の対決となりますが……この試合、どちらが勝利を掴み取るのか!まずはクーガー選手の入場です!」
それを聞いたクーガーは何も言わずに舞台中央へと向かう。
今までのように観客席に向かってにこやかな笑顔や手を振るようなことはせず、前方を睨みつけるような目で歩いて行った。
クーガーが中央まで着くと、またアナウンスが流れる。
「それでは、挑戦者、シエル選手の入場です!」
それを聞いて一歩踏み出そうとした時、背中に向かってスコットさんから「緊張しすぎるなよ!」と声がかけられた。……分かっているよ、兄さん!
そして、歩いている間にもアナウンスが流れる。
「今、歩いて中央に向かっているシエル選手は、大会始まって以来の最年少出場者となります!ですが、その実力はまだ未知数!今までの対戦相手では本気を出せなかったようですので、今回のクーガー選手との戦いで本気を見せてもらえるのかも楽しみですねぇ!」
ちょうどアナウンスが終わった頃に中央に着いたが、その時クーガーが「……本気なんて出させる前に倒してしまうがな。」なんて呟いた。
……まるで、俺に聞かせるかのようだな、こいつ。
俺はそれを聞いてイラッとはしたが、無視を決め込んだ。
こんな時に力加減を間違うわけにはいかないからね。
クーガーは武器を所持していないので、どうやらリッキーの時と同じく素手のようだ。
……しょうがない、さすがに゙素手相手に武器使用はあまりにも見た感じ悪印象なので、俺も素手で戦うことにする。
どうするかな……多分クーガーはリッキーと同じ技を使ってくる気がする。
それに対抗して俺も使うとして……胴体に使うのは無しだな。
「さて、舞台上に第1試合の主役が揃いました!見た目からして大人と子供という感じですが、両者ともに実力は確かです!さあ、両者のどちらに勝利の女神は微笑むのか!それでは……試合開始!」
アナウンスの合図により、俺とクーガーは互いに肉薄する。
先にこちらに仕掛けてきたのはクーガーだ。
まずは軽いパンチを素早い動きであちこちに打ち込んでくる。
俺はそれを受け流したり避けたりしてまともにパンチを受けないようにした。
そんな俺にだんだん苛立ちを募らせていくクーガー。
「てめぇは避けるだけしか能が無いのか!?」
クーガーは俺に挑発をかけるが、そんな誘いにはのらない。
だが奴のパンチが俺に効かないことをわからせる為にも一度くらいは受けたほうがいいのか?
そう考えた俺は、あえて相手のパンチに拳を打ち込んだ。
確かに奴のパンチには魔力が込められていて、俺の拳に当たると同時に魔力が腕に入ってきた。
だがやはりというか、全く俺に効果はない。……少し痛いけど。
そんな俺を見て、クーガーは目を見開く。
慌てて後ろに飛び退って、少し距離を取られた。
「そんな馬鹿な!何だか魔力の入り方がおかしかったぞ!?お前は一体何者なんだ!?」
「何者って言われてもなぁ。素直に答えるわけないじゃん。」
俺はスコットさんを真似て飄々と答えてみた。
するとクーガーは苦虫を噛み潰したような顔で俺を睨む。
「そっちから来ないなら、俺から行くよ?」
俺はそう言うと床を蹴って、一瞬でクーガーの側に行って回し蹴りを繰り出す。
クーガーは慌ててガードをするが、少しタイミングが遅かったらしく、横に軽く吹っ飛んで床に転がった。
だがダメージはそこまでなかったらしく、すぐに立ち上がりこちらに走ってくる。
それから互いにまたパンチの応酬をし、パンチを打ち当てる時に今度は俺のほうがクーガーの技を使ってみた。……もちろん、ごく少量の魔力だけど!
どうやら奴も魔力を流したらしく、相殺されて少量の魔力が流れただけのようでそこまでダメージはなかったようだが、その分、ものすごく驚いた顔をしている。
「なっ……!?貴様、一体どこでその技を!?」
「あんたのお兄さんに教わったんだよ!」
俺はそう言うと近距離での力を込めた回し蹴りを繰り出し、クーガーを吹き飛ばす。
クーガーが態勢を整える前に素早く向かった。
クーガーは慌てていたのか、それとも条件反射なのか、そばまで来た俺に向かってパンチを繰り出した。
今度はもう少し魔力を込めて拳にパンチをすると、しっかり効いたのか手首から肩までの骨が砕ける感触があった。
「ヤバい、魔力込めすぎた!」と思いはしたが、今は試合中なので治せない。
俺はクーガーの意識を刈り取るために、砕けていない方の腕を素早く掴んで思い切り床へと背負い投げを決める。
叩きつけた床にクーガーが少しめり込んで、床を壊してしまったようだ。
その代わり、その一撃でクーガーの意識を刈り取ることに成功した。
審判がすぐにやってきて、クーガーの状態を確認する。
「クーガー選手が意識喪失の為、シエル選手の勝利です!」
するとそれまで静まり返っていた闘技場内がもの凄い大歓声に包まれた。
「凄い試合でしたね!あまりの速さによく動きが見えない時もありましたが……本当に、凄いとしか言えません!……おっと、シエル選手、倒れて意識のないクーガー選手に近寄って治療を始めました!」
そう、アナウンスが流れている間に俺はクーガーの治療を開始したのだ。
まずは砕いてしまった腕の治療から。
意識がない時なら痛みは感じられないだろうから、意識を取り戻す前にとにかく全身の治療を完了しなければ!
意識を刈り取るために全力で背負い投げをしたので、どうやら背骨や肋骨も折れているようだ。
心の中でクーガーに謝りつつ、外傷や骨の治療だけではなく内臓の損傷も素早く治療する。
本当は全力でやれば一瞬なんだが、それをするのは何だか危険な気がしたのであえてしなかった。
全身の治療が完了すると、クーガーから穏やかな寝息が聞こえてきた。よしよし、これで安心だ!
それから俺は意識の無いクーガーを背負い、出口へと向かう。
そんな俺を見て審判は心配そうな顔をしている。
どうやらあまりの体格差で俺が潰れないか心配らしい。
審判には「力持ちですから安心してください。」と伝えて、歩き出す。
俺は入り口にいるスコットさんを見て目線を合わせると、とても良い笑顔で「よくやった!」と口パクで祝ってくれた。
ヒューザは少し驚いた顔で俺を見ていたが、すぐに隣のスコットさんをチラッと見て考え込んだ……ように見えた。
それから俺が出口まで向かうと、そこには闘技場の係の人が待っていて、クーガーを休ませる部屋に連れていくとのことだった。
俺はそのままクーガーをおんぶしながら係について行き、部屋に着くとベッドにゆっくりと寝かせてやった。
「シエル選手は出口の所で観戦するんですよね?クーガー選手の事は私たちに任せて行っていいですよ。」
係の人からOKが出たので、俺は出口の所に引き返した。
450
あなたにおすすめの小説
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
追放されたけど実は世界最強でした ~元下僕の俺、気ままに旅していたら神々に愛されてた件~
fuwamofu
ファンタジー
「お前なんか要らない」と勇者パーティから追放された青年リオ。
しかし彼は知らなかった。自分が古代最強の血筋であり、封印級スキル「創世の権能」を無意識に使いこなしていたことを。
気ままな旅の途中で救ったのは、王女、竜族、聖女、そして神。彼女たちは次々とリオに惹かれていく。
裏切った勇者たちは没落し、リオの存在はやがて全大陸を巻き込む伝説となる――。
無自覚にチートでハーレムな最強冒険譚、ここに開幕!
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる