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第5章 再度、スノービーク〜
ゴーダさんを送ろう!
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俺達がスノービークに帰ってきた翌日の朝、俺は1人で屋敷の門のところまで出てきている。
ゴーダさんをローランの街まで送り届けるためだ。
ついでといってはなんだけど、ルーシェさんにこの前空から降ってきた石の加工を習ってくる予定だ。
この冬、雪で外に出られない間に作ってみようかなと思ってね!
ちなみに今、ユーリとセバスはこの屋敷にいない。
俺と同じく、朝食を食べたらグリーさんと一緒に山の上の広場まで行ってしまったんだ。
グリーさんは結局、一晩で帰ることにしたようだ。
やっぱりここにいる間あの言葉遣いでいるのは限界だったようだ。
その代わり、また遊びに来るってウォールさんに言っていた。
その時は竜でこの屋敷の敷地に直接降りる許可を貰っていたよ。
そういえば、俺は昨日あのまま一度も起きなかったらしく、相当疲れていたみたい。
皆は普通に夕飯を食べたりお風呂に入ったりとしたらしい。
俺が門の前で少し待っていると、大通りの方からゴーダさんが来るのが見えた。
そう、昨日も思ったけど、リッキー達から聞いていた通り町の住宅や店の前は雪が積もっているのに、この大通りだけは全く雪が積もっておらず、濡れているだけで凍りさえしていない。
道自体が暖かくなるんだってさ。すごく便利だね!
「おう、待たせたな!」
「いえ、そんなに待ってないですよ。さっき着いたばかりです。」
そんなふうにゴーダさんがこちらに到着すると挨拶を交わす。
「早速ですが、もう帰ります?」
「ああ!昨日のうちに女房へのお土産や仲間や家族との飲み会もしたし、大丈夫だ。……またお前が来た時にでも里帰りを頼めば送ってくれるか?」
最初は笑顔で言った後に、すまなそうに頼んできた。
もちろん俺はOKを伝えたよ!
だって店持っているとなかなか里帰りなんでできないと思うんだよね。
俺の転移魔法使えば何日もかかる里帰りも一瞬で行ける。
それから俺達は、門番の目の前で転移することにした。
だって次に来る時に領主の館の中に転移したらまずくない?
それだったらこの場で転移すれば、次回同じ状況になったら慌てなくてすむと思うんだ。
一応門番には「転移する時めちゃくちゃ眩しい光になるとは思いますが、大丈夫ですからね。」とあらかじめ言っておいた。
「じゃあゴーダさん、俺の手を握ってくださいね。」
「おうよ!……こうか?」
ゴーダさんはオドオドと俺の手を握った。
「じゃあ行きますよ~!」
俺はゴーダさんに声をかけるとローランの街へと転移した。
転移先はもちろんのことだが、ルーシェさんの執務室だ。
おそらく初めて入ったであろうゴーダさんは、キョロキョロと周りを見渡してルーシェさんを見つけると、ここが何処なのか何となく理解したようだ。
「……シエルくんって、ここ以外転移先ないの?」
いきなりの転移で驚いたルーシェさんからそう言われた。……だよねぇ、そう言われるよねぇ?
「そうなんですよ、まだここしか転移先ないんですよ。すみません!」
「まぁ、良いけどさ。ただ、もしお客さんが来ていたら困るから、他にも作っておくと良いよ、転移先。」
ルーシェさんが肩を竦めてそう言った。
それは一理あるかも!
「だったら俺の所も転移先にしておけばいいじゃねぇか。うちは大丈夫だからよ。」
「えっ、良いんですか?」
「おうよ!」
ゴーダさんはニカッと笑ってそう言った。
それから俺達はルーシェさんにお暇の挨拶をするとギルドを後にした。
そのままゴーダさんのお店へと向かう。
ゴーダさんのお店に到着すると、ゴーダさんは店の奥に大きな声で声をかける。
「お~い、今帰ったぞぉ~!」
すると店の奥から見た感じは40歳以上だと思われる人族の女性が現れた。
「おかえりなさい!……って、お客さんも一緒だったのね?いらっしゃい、坊や。」
「おいおい、もう坊やってぇ歳じゃねぇぞ?」
「あら、それはごめんなさい!気を悪くしないでね?」
その女性は俺の方を向くと謝ってきた。
こちらの子供の大きさから考えると「坊や」っていう年齢なんだろうな。
「ところでこの子はどなたなの?」
その女性はゴーダさんに問いかける。
「コイツはリキ坊達の冒険者チームの1人で、。シエルっていうんだ。シエル、コイツは俺の女房で、エダムというんだ。よろしくな!」
「こちらこそ、よろしくお願いします。いつも旦那さんには武器のことでお世話になっています。今回は長期に店を休んで俺たちが参加した大会を観戦してもらったんですが……問題はなかったですかね?」
俺が今回の旅のことを話すと、エダムさんは笑顔で頷いて「問題はなかったわ」と言った。
「それに店を休んでって言ったけど、実は販売だけはしていたのよ?だからお店としては別に休んでなかったの。」
「そうなんですか?てっきり休んでいたのかと思っていました。」
「まぁ、そんなにお客さん来ないから開店休業みたいなものね。」
エダムさんは笑いながらそう言った。
えっ、そうなの?まぁ冗談だろうなぁ。
それからゴーダさんはネシアで買った品や食べ物をマジックバッグから取り出し、エダムさんに手渡した。
「今夜はこれでも食いながら、ネシアでの出来事を話してやらぁ。」
「あら素敵ね!楽しみにしてるわね。」
2人はそう言い合ってニコニコ笑い合っている。
仲がとても良さそうで良かったよ!
ゴーダさんをローランの街まで送り届けるためだ。
ついでといってはなんだけど、ルーシェさんにこの前空から降ってきた石の加工を習ってくる予定だ。
この冬、雪で外に出られない間に作ってみようかなと思ってね!
ちなみに今、ユーリとセバスはこの屋敷にいない。
俺と同じく、朝食を食べたらグリーさんと一緒に山の上の広場まで行ってしまったんだ。
グリーさんは結局、一晩で帰ることにしたようだ。
やっぱりここにいる間あの言葉遣いでいるのは限界だったようだ。
その代わり、また遊びに来るってウォールさんに言っていた。
その時は竜でこの屋敷の敷地に直接降りる許可を貰っていたよ。
そういえば、俺は昨日あのまま一度も起きなかったらしく、相当疲れていたみたい。
皆は普通に夕飯を食べたりお風呂に入ったりとしたらしい。
俺が門の前で少し待っていると、大通りの方からゴーダさんが来るのが見えた。
そう、昨日も思ったけど、リッキー達から聞いていた通り町の住宅や店の前は雪が積もっているのに、この大通りだけは全く雪が積もっておらず、濡れているだけで凍りさえしていない。
道自体が暖かくなるんだってさ。すごく便利だね!
「おう、待たせたな!」
「いえ、そんなに待ってないですよ。さっき着いたばかりです。」
そんなふうにゴーダさんがこちらに到着すると挨拶を交わす。
「早速ですが、もう帰ります?」
「ああ!昨日のうちに女房へのお土産や仲間や家族との飲み会もしたし、大丈夫だ。……またお前が来た時にでも里帰りを頼めば送ってくれるか?」
最初は笑顔で言った後に、すまなそうに頼んできた。
もちろん俺はOKを伝えたよ!
だって店持っているとなかなか里帰りなんでできないと思うんだよね。
俺の転移魔法使えば何日もかかる里帰りも一瞬で行ける。
それから俺達は、門番の目の前で転移することにした。
だって次に来る時に領主の館の中に転移したらまずくない?
それだったらこの場で転移すれば、次回同じ状況になったら慌てなくてすむと思うんだ。
一応門番には「転移する時めちゃくちゃ眩しい光になるとは思いますが、大丈夫ですからね。」とあらかじめ言っておいた。
「じゃあゴーダさん、俺の手を握ってくださいね。」
「おうよ!……こうか?」
ゴーダさんはオドオドと俺の手を握った。
「じゃあ行きますよ~!」
俺はゴーダさんに声をかけるとローランの街へと転移した。
転移先はもちろんのことだが、ルーシェさんの執務室だ。
おそらく初めて入ったであろうゴーダさんは、キョロキョロと周りを見渡してルーシェさんを見つけると、ここが何処なのか何となく理解したようだ。
「……シエルくんって、ここ以外転移先ないの?」
いきなりの転移で驚いたルーシェさんからそう言われた。……だよねぇ、そう言われるよねぇ?
「そうなんですよ、まだここしか転移先ないんですよ。すみません!」
「まぁ、良いけどさ。ただ、もしお客さんが来ていたら困るから、他にも作っておくと良いよ、転移先。」
ルーシェさんが肩を竦めてそう言った。
それは一理あるかも!
「だったら俺の所も転移先にしておけばいいじゃねぇか。うちは大丈夫だからよ。」
「えっ、良いんですか?」
「おうよ!」
ゴーダさんはニカッと笑ってそう言った。
それから俺達はルーシェさんにお暇の挨拶をするとギルドを後にした。
そのままゴーダさんのお店へと向かう。
ゴーダさんのお店に到着すると、ゴーダさんは店の奥に大きな声で声をかける。
「お~い、今帰ったぞぉ~!」
すると店の奥から見た感じは40歳以上だと思われる人族の女性が現れた。
「おかえりなさい!……って、お客さんも一緒だったのね?いらっしゃい、坊や。」
「おいおい、もう坊やってぇ歳じゃねぇぞ?」
「あら、それはごめんなさい!気を悪くしないでね?」
その女性は俺の方を向くと謝ってきた。
こちらの子供の大きさから考えると「坊や」っていう年齢なんだろうな。
「ところでこの子はどなたなの?」
その女性はゴーダさんに問いかける。
「コイツはリキ坊達の冒険者チームの1人で、。シエルっていうんだ。シエル、コイツは俺の女房で、エダムというんだ。よろしくな!」
「こちらこそ、よろしくお願いします。いつも旦那さんには武器のことでお世話になっています。今回は長期に店を休んで俺たちが参加した大会を観戦してもらったんですが……問題はなかったですかね?」
俺が今回の旅のことを話すと、エダムさんは笑顔で頷いて「問題はなかったわ」と言った。
「それに店を休んでって言ったけど、実は販売だけはしていたのよ?だからお店としては別に休んでなかったの。」
「そうなんですか?てっきり休んでいたのかと思っていました。」
「まぁ、そんなにお客さん来ないから開店休業みたいなものね。」
エダムさんは笑いながらそう言った。
えっ、そうなの?まぁ冗談だろうなぁ。
それからゴーダさんはネシアで買った品や食べ物をマジックバッグから取り出し、エダムさんに手渡した。
「今夜はこれでも食いながら、ネシアでの出来事を話してやらぁ。」
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