250 / 529
第6章 王都近くのダンジョン編
やっぱりしぶといね?
しおりを挟む
その後、まだまだ起きる時間には早かったので俺とユーリはもう一度寝直す。
ほとんど寝ることのないセバスは、また転移装置から軍の関係者が来ても良いようにテントの外でテーブルと椅子を出してティータイムを楽しむことにしたようだ。
そして次に俺が起きた時はみんなはもう起きていて、セバスと一緒にお茶を飲んでいた。ごめん、起きるの遅くて。
俺が起きるすまでの間に早朝の出来事をセバスから聞いていたらしく、スコットさんから「俺たちが寝ている間に厄介な奴らが来たようだな」と苦笑いしながら言われた。
「ミラー騎士団長はなぁ~……権力を振りかざして従わせようとしてくるからあまり好きじゃないんだよな。あの人、『自分は王族の次に偉い』とでも思っているんじゃないかと思うほど態度でかかっただろ?」
リッキーも嫌そうな顔でそう言う。
……確かにそうだったねぇ。
「シエルには言ってなかったが、実は俺たちは以前、その実力を買われて軍所属にならないかと打診が来たんだ。もちろん自由が無くなるから断ったが。その時に奴が強引に契約させようとしてきて、俺たちは友人のギルマスであるルーシェに相談したんだよ。そしたらその所属契約の話が国王まで行ってな。厳重注意を受けたらしい。『Aランク冒険者ならいざ知らず、まだBランク冒険者なのだから強引な契約はしてはならない』って言われたらしい。」
「……でもまぁ、その国王にも『さっさとAランクに上げて、国の所属になってはもらえないか?』とは打診されたがな。もちろん、断ったよ。『あまりしつこく言ってくるようなら他国に行く』とね!」
スコットさんとリッキーはそう言う。
……なるほど、そんなやり取りが過去にあったんだね。
その当時から実力は国のトップに知られていたのかぁ。
今はさらに4人の実力も高くなって、新たに俺達3人も加わり、その当時よりも強くなっている。
それこそ実力でいえばAランクなんてとっくになれるはずだ。
それをあえてならないのは『自由がなくなってしまう』からだって、初めて会ったときにも言ってたもんね。
これからも俺たちは『限りなくAランクに近いBランク冒険者』で世界中を自由に旅しようね!
それから俺たちは朝食を手早く食べると、俺が張った結界の外にある『16階層へと続く階段』を登る。
この階段はフロアボスを倒すと出てくるんだよね。
他の階層とは違って光の階段だから、毎回『登り切る前に消えるのでは?』って不安になる。
16階層はそれまでと同じようにまた石造りの通路になった。
それまでと違うのは、石の色が真っ白になったくらいだね。
しばらく歩いて進んでいるが、今のところ全く魔物と遭遇しない。おかしいなぁ?
「朝来たっていう軍の連中のおかげか、まったく魔物がいないな。どんどん進むには助かるが、冒険者としては商売上がったり、だな。」
そんな事をスコットさんが笑いながら話す。
「まぁな。でも俺たちの目的は『結界を維持するための巨大な魔石を手に入れる事』だから、『魔物の数を間引く』のはついででしかないだろ?こうやって軍が頑張ってくれているなら、本来の目的を達成したら帰ろうぜ?」
「そうよ、私はそろそろ地上が恋しいわ。確かにダンジョンの中でもシエルのおかげで快適に過ごせているけれども、やっぱり地上とは全然違うもの。」
そう言って互いに見やるリッキーとリリーさん。
まぁ……その気持ちは分からないでもない。
なんとなく閉塞感を感じるんだよね。
ボスのいるフロアはフィールドフロアだからまだマシだけど、こういう通路が延々と続くと、ね?
なんか地震大国の日本に住んでいたからか、地震みたいなのが起きると生き埋めになってしまう印象が拭えないんだよ。
みんなに話を聞くと、『生前の自分』を思い出したからか今までとはちょっと違った見方で物事を見るようになって、普段の生活にも変化があったみたい。
……なるほど、そんなところでも変化があったんだね。
さらに暫く通路を進むと、スコットさんから「変わっていなければ、この近くの部屋に宝箱があるんだ」との情報が。
角を曲がった所のすぐの部屋らしく、どうせ通るなら……と行くことになった。
そして角を曲がってすぐの所に、軍人らしき軍服を着た人が2人立っていた。
どうやらその2人の立っている所がその部屋の入り口らしい。
「……すまないが、その部屋に入って宝箱を取りたいんだが、構わないか?」
スコットさんが立っている軍人に声をかける。
すると軍人たちはスコットさんに「もしかして『スノーホワイト』の方たちですか?」と返答した。
それを聞いてスコットさんは眉間にしわを寄せ、どう返答するのが良いかと考えている。
多分「イエス」と答えたら何かあると考えているんだろう。……俺でもそれは考えるもんね。
するとリッキーさんがため息をついて、その軍人さんを見る。
「……それを答えてどうする?連行するんだろ、ミラー騎士団長の前に。どんな手を使っても結界を作った奴を知りたいんだろ?いい加減にしてもらいたいんだけど。」
リッキーのその答えに驚き、狼狽える軍人さん2人。
やっぱり連行するつもりだったんだね?
しかもどうあっても、俺の存在を知りたい、と。
困ったなぁ……1度どんな奴か知れば納得してくれるんだろうか?
俺がそう心に思うと、リッキーは俺を見て横に首を振る。……なるほど、ダメなんだね?
すると意を決したのか軍人さんの1人が「申し訳ないのですが、ご同行を願います。」と言ってきた。
俺はスコットさん達の顔を見て、どうするのか様子をうかがう。
「……良いだろう。その代わり、その場には魔法師団長を同席させてくれ。勧誘があってもミラー騎士団長には俺の方から断りを入れるが、それを納得しなかったら魔法師団長から騎士団長を説得してもらいたい。それが条件だ。」
スコットさんはそう軍人さんに答える。
……おぉ~、こんな所でルーシェさんのお父さんに会えるんだね?
そういう意味では、騎士団長に会っても良いかな?とチラッと思ってしまったよ。
ほとんど寝ることのないセバスは、また転移装置から軍の関係者が来ても良いようにテントの外でテーブルと椅子を出してティータイムを楽しむことにしたようだ。
そして次に俺が起きた時はみんなはもう起きていて、セバスと一緒にお茶を飲んでいた。ごめん、起きるの遅くて。
俺が起きるすまでの間に早朝の出来事をセバスから聞いていたらしく、スコットさんから「俺たちが寝ている間に厄介な奴らが来たようだな」と苦笑いしながら言われた。
「ミラー騎士団長はなぁ~……権力を振りかざして従わせようとしてくるからあまり好きじゃないんだよな。あの人、『自分は王族の次に偉い』とでも思っているんじゃないかと思うほど態度でかかっただろ?」
リッキーも嫌そうな顔でそう言う。
……確かにそうだったねぇ。
「シエルには言ってなかったが、実は俺たちは以前、その実力を買われて軍所属にならないかと打診が来たんだ。もちろん自由が無くなるから断ったが。その時に奴が強引に契約させようとしてきて、俺たちは友人のギルマスであるルーシェに相談したんだよ。そしたらその所属契約の話が国王まで行ってな。厳重注意を受けたらしい。『Aランク冒険者ならいざ知らず、まだBランク冒険者なのだから強引な契約はしてはならない』って言われたらしい。」
「……でもまぁ、その国王にも『さっさとAランクに上げて、国の所属になってはもらえないか?』とは打診されたがな。もちろん、断ったよ。『あまりしつこく言ってくるようなら他国に行く』とね!」
スコットさんとリッキーはそう言う。
……なるほど、そんなやり取りが過去にあったんだね。
その当時から実力は国のトップに知られていたのかぁ。
今はさらに4人の実力も高くなって、新たに俺達3人も加わり、その当時よりも強くなっている。
それこそ実力でいえばAランクなんてとっくになれるはずだ。
それをあえてならないのは『自由がなくなってしまう』からだって、初めて会ったときにも言ってたもんね。
これからも俺たちは『限りなくAランクに近いBランク冒険者』で世界中を自由に旅しようね!
それから俺たちは朝食を手早く食べると、俺が張った結界の外にある『16階層へと続く階段』を登る。
この階段はフロアボスを倒すと出てくるんだよね。
他の階層とは違って光の階段だから、毎回『登り切る前に消えるのでは?』って不安になる。
16階層はそれまでと同じようにまた石造りの通路になった。
それまでと違うのは、石の色が真っ白になったくらいだね。
しばらく歩いて進んでいるが、今のところ全く魔物と遭遇しない。おかしいなぁ?
「朝来たっていう軍の連中のおかげか、まったく魔物がいないな。どんどん進むには助かるが、冒険者としては商売上がったり、だな。」
そんな事をスコットさんが笑いながら話す。
「まぁな。でも俺たちの目的は『結界を維持するための巨大な魔石を手に入れる事』だから、『魔物の数を間引く』のはついででしかないだろ?こうやって軍が頑張ってくれているなら、本来の目的を達成したら帰ろうぜ?」
「そうよ、私はそろそろ地上が恋しいわ。確かにダンジョンの中でもシエルのおかげで快適に過ごせているけれども、やっぱり地上とは全然違うもの。」
そう言って互いに見やるリッキーとリリーさん。
まぁ……その気持ちは分からないでもない。
なんとなく閉塞感を感じるんだよね。
ボスのいるフロアはフィールドフロアだからまだマシだけど、こういう通路が延々と続くと、ね?
なんか地震大国の日本に住んでいたからか、地震みたいなのが起きると生き埋めになってしまう印象が拭えないんだよ。
みんなに話を聞くと、『生前の自分』を思い出したからか今までとはちょっと違った見方で物事を見るようになって、普段の生活にも変化があったみたい。
……なるほど、そんなところでも変化があったんだね。
さらに暫く通路を進むと、スコットさんから「変わっていなければ、この近くの部屋に宝箱があるんだ」との情報が。
角を曲がった所のすぐの部屋らしく、どうせ通るなら……と行くことになった。
そして角を曲がってすぐの所に、軍人らしき軍服を着た人が2人立っていた。
どうやらその2人の立っている所がその部屋の入り口らしい。
「……すまないが、その部屋に入って宝箱を取りたいんだが、構わないか?」
スコットさんが立っている軍人に声をかける。
すると軍人たちはスコットさんに「もしかして『スノーホワイト』の方たちですか?」と返答した。
それを聞いてスコットさんは眉間にしわを寄せ、どう返答するのが良いかと考えている。
多分「イエス」と答えたら何かあると考えているんだろう。……俺でもそれは考えるもんね。
するとリッキーさんがため息をついて、その軍人さんを見る。
「……それを答えてどうする?連行するんだろ、ミラー騎士団長の前に。どんな手を使っても結界を作った奴を知りたいんだろ?いい加減にしてもらいたいんだけど。」
リッキーのその答えに驚き、狼狽える軍人さん2人。
やっぱり連行するつもりだったんだね?
しかもどうあっても、俺の存在を知りたい、と。
困ったなぁ……1度どんな奴か知れば納得してくれるんだろうか?
俺がそう心に思うと、リッキーは俺を見て横に首を振る。……なるほど、ダメなんだね?
すると意を決したのか軍人さんの1人が「申し訳ないのですが、ご同行を願います。」と言ってきた。
俺はスコットさん達の顔を見て、どうするのか様子をうかがう。
「……良いだろう。その代わり、その場には魔法師団長を同席させてくれ。勧誘があってもミラー騎士団長には俺の方から断りを入れるが、それを納得しなかったら魔法師団長から騎士団長を説得してもらいたい。それが条件だ。」
スコットさんはそう軍人さんに答える。
……おぉ~、こんな所でルーシェさんのお父さんに会えるんだね?
そういう意味では、騎士団長に会っても良いかな?とチラッと思ってしまったよ。
347
あなたにおすすめの小説
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
追放されたけど実は世界最強でした ~元下僕の俺、気ままに旅していたら神々に愛されてた件~
fuwamofu
ファンタジー
「お前なんか要らない」と勇者パーティから追放された青年リオ。
しかし彼は知らなかった。自分が古代最強の血筋であり、封印級スキル「創世の権能」を無意識に使いこなしていたことを。
気ままな旅の途中で救ったのは、王女、竜族、聖女、そして神。彼女たちは次々とリオに惹かれていく。
裏切った勇者たちは没落し、リオの存在はやがて全大陸を巻き込む伝説となる――。
無自覚にチートでハーレムな最強冒険譚、ここに開幕!
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる