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30.推しが眩しいっっ!!
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「どうしたの?」
鈴を転がすようなレティシアの声がして、彼女もこちらを見た。
如才なくにっこりと微笑む彼女の笑顔の美しさに思わず見惚れてしまう。
恋情は湧かないが、美しいものは美しい。
そんな俺に厳しい目線を向けた蒼玉に慌ててしまう。そうだ俺の推しの最愛はレティシアだった。邪な目で見ていたわけではないがなんとなく気まずい。
「初めまして。私は孔雀・ブライトと申します。クラスメイトとして仲良くして頂けると嬉しいな」
「まぁ!嬉しいですわ。私はレティシア・クローネと申しますわ。こちらは蒼玉。隣国から参りましたのであまりお友達がいないのです。こちらこそ仲良くして頂けると嬉しいですわ。
…こら、蒼玉ったら!そんな怖い顔しちゃダメよ?
ごめんなさい。蒼玉は乳母が同じで幼馴染みたいなものなんですが…ちょっと過保護なの」
「いや、こんなに美しく聡明な方でしたら幼馴染として心配してしまうのも無理はありませんよ。お気になさらず」
「ふふ、お上手ですこと」
周辺諸国の中でこの学園はかなりレベルの高く、国内でも何気に倍率が高いため隣国から留学できるってのはレティシア達の学力も相当なものなのだ。
ただ、学力だけが高いだけではないと本人も思っているのだろう。
初対面の人から聡明と言われても謙遜しないのはその自負が彼女にもあるということ。
実際に彼女は聡明な女性だということは俺がよく知っている。
レティシアの第一印象はそんなに悪くないと思うが蒼玉にはさっそく「危険な虫」として認識されてしまったかもしれない。
その証拠に今も視線が厳しいです。
「申し訳ない。レティシア様の護衛も兼ねているものだから、少し気が立っていたようだ」
隠さずに護衛と言って逆に牽制されている気がしまするよう…俺は敵じゃないんす。
お二人の味方です!蒼玉とは今生では仲良くしたいので敵認定はされたくないのです。。
「いや、それは仕方ないよ。よろしく」
お互いにっこりと笑って握手を求める。ん…手が痛いですぅ。
ま、信頼はおいおいってことで…。
チリっと首筋に刺さるような視線を感じて振り向くと紅玉が憎々しげにこちらを見ていた。
やめて。推しの蒼玉に初っ端から敵認定されてお兄ちゃんのライフはゼロよ!これ以上俺を追い詰めないで!!!
すす…と目線を逸らして気付かないふりをする、が。
「これはこれは孔雀兄様ではありませんか」
「お、おう。久しぶりだな。
それにしてもすごいな、紅玉!飛び級だなんて!!!さすがは紅玉だ!これからクラスメイトとしてよろし…く…オネガイシマス」
思わずタメ口きいちゃったわ。紅玉の腰巾着たちの目線が痛いわ。
俺は”元”王族ですからねぇ…。しかも王妃に煙たがられている第二元王子ですからねぇ…すみませんねぇ。
鈴を転がすようなレティシアの声がして、彼女もこちらを見た。
如才なくにっこりと微笑む彼女の笑顔の美しさに思わず見惚れてしまう。
恋情は湧かないが、美しいものは美しい。
そんな俺に厳しい目線を向けた蒼玉に慌ててしまう。そうだ俺の推しの最愛はレティシアだった。邪な目で見ていたわけではないがなんとなく気まずい。
「初めまして。私は孔雀・ブライトと申します。クラスメイトとして仲良くして頂けると嬉しいな」
「まぁ!嬉しいですわ。私はレティシア・クローネと申しますわ。こちらは蒼玉。隣国から参りましたのであまりお友達がいないのです。こちらこそ仲良くして頂けると嬉しいですわ。
…こら、蒼玉ったら!そんな怖い顔しちゃダメよ?
ごめんなさい。蒼玉は乳母が同じで幼馴染みたいなものなんですが…ちょっと過保護なの」
「いや、こんなに美しく聡明な方でしたら幼馴染として心配してしまうのも無理はありませんよ。お気になさらず」
「ふふ、お上手ですこと」
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ただ、学力だけが高いだけではないと本人も思っているのだろう。
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実際に彼女は聡明な女性だということは俺がよく知っている。
レティシアの第一印象はそんなに悪くないと思うが蒼玉にはさっそく「危険な虫」として認識されてしまったかもしれない。
その証拠に今も視線が厳しいです。
「申し訳ない。レティシア様の護衛も兼ねているものだから、少し気が立っていたようだ」
隠さずに護衛と言って逆に牽制されている気がしまするよう…俺は敵じゃないんす。
お二人の味方です!蒼玉とは今生では仲良くしたいので敵認定はされたくないのです。。
「いや、それは仕方ないよ。よろしく」
お互いにっこりと笑って握手を求める。ん…手が痛いですぅ。
ま、信頼はおいおいってことで…。
チリっと首筋に刺さるような視線を感じて振り向くと紅玉が憎々しげにこちらを見ていた。
やめて。推しの蒼玉に初っ端から敵認定されてお兄ちゃんのライフはゼロよ!これ以上俺を追い詰めないで!!!
すす…と目線を逸らして気付かないふりをする、が。
「これはこれは孔雀兄様ではありませんか」
「お、おう。久しぶりだな。
それにしてもすごいな、紅玉!飛び級だなんて!!!さすがは紅玉だ!これからクラスメイトとしてよろし…く…オネガイシマス」
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