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45.さぁちゃんのこと
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「班分けを行います。5人チームを組んでください」
ワイワイと教室中が騒がしくなる。
来月に控えた野外学習のチーム分けだ。
自慢ではないがレティシア以外未だ友達が出来ていない俺である。
レティシアが人に囲まれる前にと迷わず彼女に声をかけた。
「チームを組まない?」
「よろこんで!」
レティシアは良い子だから断らないとは思いつつもほっとした。
レティシアと蒼玉はニコイチなので、彼女とチーム=蒼玉とチームという、
俺にとって非常にオイシイ展開なのである。
彼女に群がるクラスメイト達の何人かは蒼玉目当ての輩もいる。
俺も人のこと言えないけどね!でも、レティシアのことも友達として好きだし!
どこからともなく強い視線を感じる。お兄ちゃんには分かるぞ。
紅玉が俺を見ていることをな!
だけど残念ながら一緒に組むことは出来ないのである。
それに…この野外学習でレティシアが最初の悪役令嬢ポジションの芽がまかれるのだ。
絶対に阻止しなければならない。
レティシアは攻撃系の魔術コントロールがうまくいかず、ヒナに攻撃未遂を行ってしまう。
それに激怒した俺がレティシアとの距離を置くきっかけとなってしまった。
とはいえ今、俺は別にヒナとつるんでいない。
考えられるとしたら蒼玉だが…彼がレティシアに激怒する絵面が浮かばないんだよなー。
とはいえ、休み時間毎に押しかけるヒナの肩を優しく抱く蒼玉を見ているとあまり楽観視もしていられない。
それにヒナのハーレムは徐々に出来ている。
宰相の息子、騎士団長の息子、大手商人の息子。ここまではシナリオどおりの展開だ。
他にも貴族子息がちらほらと…入学してひと月も経たないうちに順調に攻略していくその手腕はさすがである。
今のところ王族がハーレム内にいないのは安心できるが、いつその毒牙が紅玉や兄に向かうか分からない。
そのために、変な種を撒かぬよう魔術特訓をするのだ。
王族(前世の俺な)ルートの時は、今回の野外学習でちょっとした魔物暴走が起きる。
自分に向かってきた魔物へ咄嗟に攻撃魔術を放ったレティシアは焦っていたことと、元々ノーコンだったコントロールミスで怪我人を癒していたヒナにそれが向かってしまう。
ヒナは婚約者のいる貴族子息に色目を使っているとその婚約者たちが苛立ちを感じており、貴族令嬢にふさわしくない行動を度々取る彼女に苦言を呈していたのがレティシアだ。
レティシアとしても自分の婚約者に悪評を立てたくなかったことと、ヒナの軽率な行動によって今以上にヒナにヘイトが溜まることを懸念しての行動だった。
だがそれもこれも全て裏目に出てしまう。
よくある乙女ゲームの展開になっていくのだ。
前世の俺から見るとレティシアの行動の方が目に余ったし、公爵令嬢の言動として相応しいとは思えなかったのだ。
俺のぽんこつ脳みそっぷりったらないね。
ハーレムルートに突入したヒナは俺の側近たちと関係を持った。
そして俺たちは穴兄弟となったのである…。
しかも彼女は避妊なぞしなかった。生至上主義だったのである。
やーもー、めっちゃ気持ちよかったよね!ちょっとした背徳感がスパイスになってさぁ!
(いや、ちょっとどころじゃないけど)
前の穴も後ろの穴も使いまくりの彼女はビッチという称号に恥じないヒロインだった。
ゲームではそこまで露骨に描かれていなかったけどな。
はっ!
ま、まさか蒼玉もすでにその毒牙に…?
番だしなぁー。セックスくらいしてるよなぁー。
あ、なんか胸がチクチクするぅ!
2人の営みを想像したら興奮するかなって思ってたんだけどな。
いいんだ…俺にはさぁちゃんという最高の番がいるもん。
あれ以来会えてないけど。
最近は隣国との関係も落ち着いてきたから、さぁちゃんの家にコンタクトを取ってみたのだけど、返ってきたのは最悪の結果だった。
彼女の家は、当主が砦で突然起きた魔物の暴走で行方不明になっていた。
死体が見つかっていないので死んだと断定できないためだ。
だが…魔物の中には人肉を好むものもいるから、食べられてしまったことも否定できない。
セフィロスはめちゃくちゃ落ち込んでいた。
今は当主の弟が代理でその役目を担っている。
色々と混乱しているようで、さぁちゃんのことを尋ねたが返事が曖昧でよく分からない。
もちろん諦めていない。
改めて手紙を送るのと同時に、彼女の父親の捜索も兼ねてうちの屋敷の人が隣国に行っているがなかなか明確な情報はまだ返ってきていない。
子供の俺には何もできないから、少しでも強くなって迎えにいけるよう日々鍛錬を積んでいる。
早く大人になりたい。
ワイワイと教室中が騒がしくなる。
来月に控えた野外学習のチーム分けだ。
自慢ではないがレティシア以外未だ友達が出来ていない俺である。
レティシアが人に囲まれる前にと迷わず彼女に声をかけた。
「チームを組まない?」
「よろこんで!」
レティシアは良い子だから断らないとは思いつつもほっとした。
レティシアと蒼玉はニコイチなので、彼女とチーム=蒼玉とチームという、
俺にとって非常にオイシイ展開なのである。
彼女に群がるクラスメイト達の何人かは蒼玉目当ての輩もいる。
俺も人のこと言えないけどね!でも、レティシアのことも友達として好きだし!
どこからともなく強い視線を感じる。お兄ちゃんには分かるぞ。
紅玉が俺を見ていることをな!
だけど残念ながら一緒に組むことは出来ないのである。
それに…この野外学習でレティシアが最初の悪役令嬢ポジションの芽がまかれるのだ。
絶対に阻止しなければならない。
レティシアは攻撃系の魔術コントロールがうまくいかず、ヒナに攻撃未遂を行ってしまう。
それに激怒した俺がレティシアとの距離を置くきっかけとなってしまった。
とはいえ今、俺は別にヒナとつるんでいない。
考えられるとしたら蒼玉だが…彼がレティシアに激怒する絵面が浮かばないんだよなー。
とはいえ、休み時間毎に押しかけるヒナの肩を優しく抱く蒼玉を見ているとあまり楽観視もしていられない。
それにヒナのハーレムは徐々に出来ている。
宰相の息子、騎士団長の息子、大手商人の息子。ここまではシナリオどおりの展開だ。
他にも貴族子息がちらほらと…入学してひと月も経たないうちに順調に攻略していくその手腕はさすがである。
今のところ王族がハーレム内にいないのは安心できるが、いつその毒牙が紅玉や兄に向かうか分からない。
そのために、変な種を撒かぬよう魔術特訓をするのだ。
王族(前世の俺な)ルートの時は、今回の野外学習でちょっとした魔物暴走が起きる。
自分に向かってきた魔物へ咄嗟に攻撃魔術を放ったレティシアは焦っていたことと、元々ノーコンだったコントロールミスで怪我人を癒していたヒナにそれが向かってしまう。
ヒナは婚約者のいる貴族子息に色目を使っているとその婚約者たちが苛立ちを感じており、貴族令嬢にふさわしくない行動を度々取る彼女に苦言を呈していたのがレティシアだ。
レティシアとしても自分の婚約者に悪評を立てたくなかったことと、ヒナの軽率な行動によって今以上にヒナにヘイトが溜まることを懸念しての行動だった。
だがそれもこれも全て裏目に出てしまう。
よくある乙女ゲームの展開になっていくのだ。
前世の俺から見るとレティシアの行動の方が目に余ったし、公爵令嬢の言動として相応しいとは思えなかったのだ。
俺のぽんこつ脳みそっぷりったらないね。
ハーレムルートに突入したヒナは俺の側近たちと関係を持った。
そして俺たちは穴兄弟となったのである…。
しかも彼女は避妊なぞしなかった。生至上主義だったのである。
やーもー、めっちゃ気持ちよかったよね!ちょっとした背徳感がスパイスになってさぁ!
(いや、ちょっとどころじゃないけど)
前の穴も後ろの穴も使いまくりの彼女はビッチという称号に恥じないヒロインだった。
ゲームではそこまで露骨に描かれていなかったけどな。
はっ!
ま、まさか蒼玉もすでにその毒牙に…?
番だしなぁー。セックスくらいしてるよなぁー。
あ、なんか胸がチクチクするぅ!
2人の営みを想像したら興奮するかなって思ってたんだけどな。
いいんだ…俺にはさぁちゃんという最高の番がいるもん。
あれ以来会えてないけど。
最近は隣国との関係も落ち着いてきたから、さぁちゃんの家にコンタクトを取ってみたのだけど、返ってきたのは最悪の結果だった。
彼女の家は、当主が砦で突然起きた魔物の暴走で行方不明になっていた。
死体が見つかっていないので死んだと断定できないためだ。
だが…魔物の中には人肉を好むものもいるから、食べられてしまったことも否定できない。
セフィロスはめちゃくちゃ落ち込んでいた。
今は当主の弟が代理でその役目を担っている。
色々と混乱しているようで、さぁちゃんのことを尋ねたが返事が曖昧でよく分からない。
もちろん諦めていない。
改めて手紙を送るのと同時に、彼女の父親の捜索も兼ねてうちの屋敷の人が隣国に行っているがなかなか明確な情報はまだ返ってきていない。
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早く大人になりたい。
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