虐げられた皇女は父の愛人とその娘に復讐する

ましゅぺちーの

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皇女シャーロット編

ウィンドウ公爵家

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その翌日、ウィンドウ前公爵と公爵夫人が皇宮に訪れたとの知らせが入った。


「シャーロット!久しぶりだな!」


お祖父様は私を見るなり駆け寄って抱きしめた。


後ろには泣きかけているお祖母様もいる。


「シャーロット・・・。本当にフレアにそっくりだわ。」


「お祖父様、お祖母様、お久しぶりです。」


私とお祖父様とお祖母様は客間のソファに向かい合って座る。


「シャーロット、まずは謝らせてほしい。何度も面会を申し込んだんだが全て皇帝陛下に門前払いされてしまっていて・・・。」


お祖父様・・・・。


「あなたがこんなに辛い思いをしているのなら無理矢理でも会いに行くべきだったわ。」


お祖母様・・・。


二人とも私を心配してくれていたんだ。


「私たちに頼みたいことがあるんだろう?なんでも言うといい。」


「ありがとうございます。お祖父様、お祖母様。」


そうして私は二人に話し始める。


二人とも私の話をしっかり聞いてくれていた。


「なるほど。話は分かった。キャサリンという愛妾が国庫の金に手を付けている証拠を集めればいいんだな?」


「はい、そうすればあの愛妾を断罪することができますから・・・。」


お祖父様とお祖母様は私の頼みを快く引き受けてくれた。


「任せろ。何が何でも集めてみせる。」


「ありがとうございます。」


「少しだけ待っていてちょうだい、シャーロット。」











お祖父様とお祖母様が証拠を持って皇宮へ訪れたのはそれから数日後のことだった。


「シャーロット、これがその証拠だ。あの愛妾は頭が悪いな。少し調べれば大量に証拠が出てきたぞ。」


「ホント、フレアとは正反対だわ。陛下はあの愛妾のどこがいいのかしら。」


私のためにそこまで言ってくれるなんて・・・


胸が温かくなる。


「ありがとうございます、お祖父様、お祖母様。これで上手くいきそうです。」


私が二人に対してそう言うと二人は暗い顔をした。


「・・・シャーロット。」


「はい・・・?」


何だろうか。


「私たちが出来ることはこのくらいだが・・・」


お祖父様とお祖母様が顔を上げた。


その顔はまさに鬼だった。


「―どうか!どうか頼むっ!!!フレアを苦しめたあの愛妾を地獄に堕としてくれっ!!!!」


「あの子はこんな扱いを受けていい人じゃないっ!!!」


お祖父様・・・。


お祖母様・・・。


二人はお母様を物凄く愛していたんだ・・・。


「もちろんです。お祖父様、お祖母様。あの愛妾は地獄に堕としてみせます。」


「ありがとう・・・シャーロット・・・。」


お祖父様とお祖母様のためにも、私はやらなければいけない。


お母様、見ていてください。


もうすぐあなたの無念が晴れますから―


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