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3章 商人への道?
89.せっせとお料理です
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真っ白に見えた部屋は、入ってみるとごく普通のアイランドキッチンだった。……いや、普通じゃないかも。料理研究家のスタジオみたいなキッチン? つまりシャレオツ!
「これはなぁに?」
「コンロだよー。上にフライパンとか鍋とかのせて、温められるんだ」
イザベラちゃんに説明しながら、キッチンの設備を確認。
棚の中には調理道具がたくさん。見ただけじゃ、どう使うのかわからないものまである。
冷蔵庫の中には生鮮食品がこれでもかと入ってる。なんでも作れそうだねぇ。
「これからどうするの?」
「たぶんこれを見ればいいんだと思うよ」
一通り確認した後に、流し台の近くに置いてあった冊子を開く。タイトルは『僕と料理スキル』だって。
最初のページに書かれていたのは『ここは仮想空間です』という言葉。その下につらつらと続く言葉は、すでにヘルプで確認してる説明だった。
読み飛ばして、『利用方法』という項目に目を通す。
「――なるほど。ここにある食材を使って、料理スキルを使いながら料理を作れってことだね」
予想通りだ。戦闘スキルを鍛える目的だったら、仮想の敵モンスターが現れるのかな。それも面白そう。
「モモはどんな料理を作れるの?」
「う~ん……いろいろだよ。イザベラちゃんはどういう料理が好き?」
よく使う食材を冷蔵庫から取り出しながら聞いてみる。どうせならイザベラちゃんが好きなのを作りたいな~。
「わたくしが好きなもの……」
イザベラちゃんは大きな困難にぶつかったかのように、真剣に考え込んでる。好きなものって、そんなに考えないとわからないものかな?
「――おかあ様が作ってくれた、すりおろしりんごが好きよ」
どこか寂しげな響きが耳に届き、視線を上げる。
「すりおろしりんご……お母さんが作ってくれるんだ?」
「わたくしがかぜを引くとかならず作ってくれたの。久しぶりに食べたいわ」
「えっと……最近は風邪を引かなくなった?」
「……おかあ様とはずっと会ってないわ。お空からわたくしたちをみまもっているの」
あー、それはお亡くなりになったということですね? き、気まずい……。そんで、こんな小さな子が母親の味を求めてるとしても、その望みに叶うだけのものを作ってあげられる気がしない!
しかも、すりおろしってことは料理スキルの【混ぜる】じゃ無理だよね? このスキルの汎用性高くて、イチゴミルクとかはあっという間にできちゃうんだけど、すりおろしは意味合いが違う気がする。
でも、せっかく食べたいって言ってるんだから、作ってみたいなぁ。
「う~ん……すりおろしにはすりおろし器……」
調理道具を漁ってみたら発見した。上がトゲトゲのついた板みたいで、下が透明な容器になってるやつ。
りんごを錬金術で四等分にカットして皮を剥いて、自力で調理を試みる。
「すれないよぉ」
両手でりんごを握ってすろうとしても、すりおろし器が動いちゃう。でも、僕の体だと片手で作業するのは無理なんだ。
「これ、持っていたらいいの?」
イザベラちゃんが首を傾げながら押さえてくれる。グッジョブ!
スリスリ、と地道にすっていたら、容器にちょっとずつ溜まっていく。
「こんな感じでどうだー」
「すごいわ! いっぱいできたわね!」
イザベラちゃんは褒め上手。たくさん時間を掛けてもりんご四分の一しかすれなかったし、ちょっと変色し始めちゃっててあんまり美味しそうじゃない。
「食べてみてー。お母さんのほど美味しくないかもしれないけど」
「いただくわ。——……美味しいわよ。なつかしい気がする」
ふわっと笑ってくれた。お世辞かな? イザベラちゃん優しいよぉ。
僕にもスプーンを向けてくれたから、パクッと一口。……うん、りんごですね。それ以外に感想がない。りんご自体が甘くて美味しいから、普通に食べられるけど。
「僕も久しぶりに食べたなぁ」
「そうなの? もう一口食べる?」
「ううん。良ければイザベラちゃんが全部食べちゃって」
なんせ、あと二口くらいしかないからね!
ゆっくり味わっているイザベラちゃんの隣で、今度はちゃんと料理スキルを使うメニューを考える。
りんごをもっと美味しく食べられないかなぁ?
ということで、りんごを薄切りして砂糖と水と一緒に【煮る】! これでりんご煮の完成だー。……簡単すぎる?
「モモ、すごいわ! すぐにできたわね!」
「これが料理スキルというものなのです」
ドヤッと言ってみたら、「モモ、てんさい! お料理の魔法使いね!」とさらなる褒め言葉が。……照れちゃうぞ。すごいのは料理スキルなんだけどね。
「たくさんできたやつ、どうしよう?」
持ち帰り可能かな? アイテムボックスに入らないみたいだから無理?
鍋を見ながら首を傾げてたら、不意にアナウンスが聞こえた。
〈スキルを用いて作った料理は二分後に経験値に変換されます〉
なん、だと……!?
冊子を再確認してみたら、ちゃんと書いてあった。作った料理から変換された経験値を含めて、普通の五倍の取得経験値になるらしい。
食べちゃったら経験値が減るのかー。その分作ればいいんだけど。
「モモ、どうしたの? これ、食べる?」
「イザベラちゃんは食べたい?」
「……一口」
悩ましげな表情で返事があった。
僕はいくら食べても体調に変化がないけど、イザベラちゃんたち異世界の住人は影響あるのかな? 太っちゃうとか……?
スプーンで一口食べて、ふわっと微笑むイザベラちゃんを見守り、次の料理に取り掛かる。
次はレシピ登録してあるやつを作って、時間短縮しちゃおうかなー。その方が効率良さそうだもん。
「完成! グラタン~」
「本当に魔法みたいね」
馴染みのある料理を次々に作る僕を、イザベラちゃんが目を丸くしながら眺めてる。一瞬で作れちゃうのびっくりだよねぇ。魔術とは違うけど、魔法というのは合ってるのかもしれない。
「次々作っちゃうよ。今はひたすらグラタンのターン!」
「何個作るの?」
「僕が飽きるまでです」
「一つ食べてもいい?」
「もちろん、お好きにどうぞ~。普段食べている料理より美味しくないかもしれないけど」
貴族のご令嬢の食事って、すごく豪華で美味しそうだよね。一流料理人が作ってるんじゃないかなぁ。それと比べられるのはイヤかも。
グラタンを口に運ぶイザベラちゃんをこっそりと窺う。にこ、と微笑んだから、それなりに美味しいと思ってもらえたんだろうな。
「おいしいわ。モモも一口食べて」
「うん。……美味しいね!」
食べさせてもらって、僕もにっこり。レシピ登録して作ったやつだから、味はまぁまぁ。でも、誰かと分け合って食べるのが楽しいから、より美味しく感じる。
「……あたたかくて、やさしい味がする。モモといっしょに食べているから、かしら」
ふわりと微笑むイザベラちゃんに「僕も同じこと思ってた! イザベラちゃんと一緒に食べると、さらに美味しく感じるよー」と答える。
イザベラちゃんは嬉しそうに頬を薄紅色に染めた後、「ひとりでの食事とぜんぜんちがうわ……」と呟いた。
もしかして、普段は一人でご飯食べてるの? それは寂しいねぇ。貴族って、それが普通なのかなぁ?
僕になにかしてあげられないかな、と悶々と考えながら料理を続ける。
……これ、シークレットミッションの一つになっていた気がするぞ? え、解決法あるの?
ミッション欄を確認したら、『イザベラの悩みごと』というミッションがあって、報酬は『???』となってた。
べ、別に、報酬目当てでがんばろうと思ってるんじゃないからね! 仲良くなったイザベラちゃんのためなんだから!
「これはなぁに?」
「コンロだよー。上にフライパンとか鍋とかのせて、温められるんだ」
イザベラちゃんに説明しながら、キッチンの設備を確認。
棚の中には調理道具がたくさん。見ただけじゃ、どう使うのかわからないものまである。
冷蔵庫の中には生鮮食品がこれでもかと入ってる。なんでも作れそうだねぇ。
「これからどうするの?」
「たぶんこれを見ればいいんだと思うよ」
一通り確認した後に、流し台の近くに置いてあった冊子を開く。タイトルは『僕と料理スキル』だって。
最初のページに書かれていたのは『ここは仮想空間です』という言葉。その下につらつらと続く言葉は、すでにヘルプで確認してる説明だった。
読み飛ばして、『利用方法』という項目に目を通す。
「――なるほど。ここにある食材を使って、料理スキルを使いながら料理を作れってことだね」
予想通りだ。戦闘スキルを鍛える目的だったら、仮想の敵モンスターが現れるのかな。それも面白そう。
「モモはどんな料理を作れるの?」
「う~ん……いろいろだよ。イザベラちゃんはどういう料理が好き?」
よく使う食材を冷蔵庫から取り出しながら聞いてみる。どうせならイザベラちゃんが好きなのを作りたいな~。
「わたくしが好きなもの……」
イザベラちゃんは大きな困難にぶつかったかのように、真剣に考え込んでる。好きなものって、そんなに考えないとわからないものかな?
「――おかあ様が作ってくれた、すりおろしりんごが好きよ」
どこか寂しげな響きが耳に届き、視線を上げる。
「すりおろしりんご……お母さんが作ってくれるんだ?」
「わたくしがかぜを引くとかならず作ってくれたの。久しぶりに食べたいわ」
「えっと……最近は風邪を引かなくなった?」
「……おかあ様とはずっと会ってないわ。お空からわたくしたちをみまもっているの」
あー、それはお亡くなりになったということですね? き、気まずい……。そんで、こんな小さな子が母親の味を求めてるとしても、その望みに叶うだけのものを作ってあげられる気がしない!
しかも、すりおろしってことは料理スキルの【混ぜる】じゃ無理だよね? このスキルの汎用性高くて、イチゴミルクとかはあっという間にできちゃうんだけど、すりおろしは意味合いが違う気がする。
でも、せっかく食べたいって言ってるんだから、作ってみたいなぁ。
「う~ん……すりおろしにはすりおろし器……」
調理道具を漁ってみたら発見した。上がトゲトゲのついた板みたいで、下が透明な容器になってるやつ。
りんごを錬金術で四等分にカットして皮を剥いて、自力で調理を試みる。
「すれないよぉ」
両手でりんごを握ってすろうとしても、すりおろし器が動いちゃう。でも、僕の体だと片手で作業するのは無理なんだ。
「これ、持っていたらいいの?」
イザベラちゃんが首を傾げながら押さえてくれる。グッジョブ!
スリスリ、と地道にすっていたら、容器にちょっとずつ溜まっていく。
「こんな感じでどうだー」
「すごいわ! いっぱいできたわね!」
イザベラちゃんは褒め上手。たくさん時間を掛けてもりんご四分の一しかすれなかったし、ちょっと変色し始めちゃっててあんまり美味しそうじゃない。
「食べてみてー。お母さんのほど美味しくないかもしれないけど」
「いただくわ。——……美味しいわよ。なつかしい気がする」
ふわっと笑ってくれた。お世辞かな? イザベラちゃん優しいよぉ。
僕にもスプーンを向けてくれたから、パクッと一口。……うん、りんごですね。それ以外に感想がない。りんご自体が甘くて美味しいから、普通に食べられるけど。
「僕も久しぶりに食べたなぁ」
「そうなの? もう一口食べる?」
「ううん。良ければイザベラちゃんが全部食べちゃって」
なんせ、あと二口くらいしかないからね!
ゆっくり味わっているイザベラちゃんの隣で、今度はちゃんと料理スキルを使うメニューを考える。
りんごをもっと美味しく食べられないかなぁ?
ということで、りんごを薄切りして砂糖と水と一緒に【煮る】! これでりんご煮の完成だー。……簡単すぎる?
「モモ、すごいわ! すぐにできたわね!」
「これが料理スキルというものなのです」
ドヤッと言ってみたら、「モモ、てんさい! お料理の魔法使いね!」とさらなる褒め言葉が。……照れちゃうぞ。すごいのは料理スキルなんだけどね。
「たくさんできたやつ、どうしよう?」
持ち帰り可能かな? アイテムボックスに入らないみたいだから無理?
鍋を見ながら首を傾げてたら、不意にアナウンスが聞こえた。
〈スキルを用いて作った料理は二分後に経験値に変換されます〉
なん、だと……!?
冊子を再確認してみたら、ちゃんと書いてあった。作った料理から変換された経験値を含めて、普通の五倍の取得経験値になるらしい。
食べちゃったら経験値が減るのかー。その分作ればいいんだけど。
「モモ、どうしたの? これ、食べる?」
「イザベラちゃんは食べたい?」
「……一口」
悩ましげな表情で返事があった。
僕はいくら食べても体調に変化がないけど、イザベラちゃんたち異世界の住人は影響あるのかな? 太っちゃうとか……?
スプーンで一口食べて、ふわっと微笑むイザベラちゃんを見守り、次の料理に取り掛かる。
次はレシピ登録してあるやつを作って、時間短縮しちゃおうかなー。その方が効率良さそうだもん。
「完成! グラタン~」
「本当に魔法みたいね」
馴染みのある料理を次々に作る僕を、イザベラちゃんが目を丸くしながら眺めてる。一瞬で作れちゃうのびっくりだよねぇ。魔術とは違うけど、魔法というのは合ってるのかもしれない。
「次々作っちゃうよ。今はひたすらグラタンのターン!」
「何個作るの?」
「僕が飽きるまでです」
「一つ食べてもいい?」
「もちろん、お好きにどうぞ~。普段食べている料理より美味しくないかもしれないけど」
貴族のご令嬢の食事って、すごく豪華で美味しそうだよね。一流料理人が作ってるんじゃないかなぁ。それと比べられるのはイヤかも。
グラタンを口に運ぶイザベラちゃんをこっそりと窺う。にこ、と微笑んだから、それなりに美味しいと思ってもらえたんだろうな。
「おいしいわ。モモも一口食べて」
「うん。……美味しいね!」
食べさせてもらって、僕もにっこり。レシピ登録して作ったやつだから、味はまぁまぁ。でも、誰かと分け合って食べるのが楽しいから、より美味しく感じる。
「……あたたかくて、やさしい味がする。モモといっしょに食べているから、かしら」
ふわりと微笑むイザベラちゃんに「僕も同じこと思ってた! イザベラちゃんと一緒に食べると、さらに美味しく感じるよー」と答える。
イザベラちゃんは嬉しそうに頬を薄紅色に染めた後、「ひとりでの食事とぜんぜんちがうわ……」と呟いた。
もしかして、普段は一人でご飯食べてるの? それは寂しいねぇ。貴族って、それが普通なのかなぁ?
僕になにかしてあげられないかな、と悶々と考えながら料理を続ける。
……これ、シークレットミッションの一つになっていた気がするぞ? え、解決法あるの?
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