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5章 もふもふいっぱい?
179.友だちとの時間も大切だね
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岩砕熊にはショコラって名前を付けたよ。チョコ好きだったし、茶系の色だからピッタリでしょ。
これでテイマーの業績『テイムモンスターを五体保有する』を達成できたはず。
〈ミッション『オールラウンダーになるための試練』2/3をクリアしました。報酬としてアイテム【ポイント振り直しチケット】が贈られます〉
クリア、やったー!
もらえたアイテムを使うと、SPを一回振り直しできるんだって。
後で使うか考えよう。たぶん職業によって重視するステータスが変わることがあるから、ここでプレゼントしてもらえたんだろうな。
もうここですることはないし、ホームに帰還しよう。狂雪獣対策の防寒具を作らないとね。
狂雪獣もテイムできるかな~?
◇◆◇
ホームまで転移して、工房内で錬金玉を使ってレシピ検索をする。
「んー、色々あるんだなぁ……」
防寒具はコートやマント、マフラー、手袋など色々。珍しい物だと、【ほかほかシール】っていう貼るホッカイロみたいなのもある。
「そもそも僕、どれくらい寒さの影響を受けるんだろう?」
これまで寒いとか暑いとか、ゲームの中で感じたことないなぁ――と考えてたら、工房の扉が開いた。
「あ、やっぱりモモいた!」
「リリ、こんちゃー」
「こんちゃー。なに作ってるの?」
「防寒具どれにしようか考えてる」
答えたら、リリが傍の椅子に座りながら「あぁ、北の霊峰ね」と頷いた。
「私が弟子入りしてる裁縫士さんのところにも、防寒具製作の依頼がたくさん来てるよ」
「あ、そっか。これ、裁縫士の仕事なんだね」
「当然! まぁ、錬金術アイテムもあるんだろうけど」
「ホッカイロとかね」
「え、ホッカイロあるの!?」
なぜだかすごく驚かれた。
リリが言うには、ルトと北の霊峰に挑戦して狂雪獣に遭遇した時、防寒具を着てても寒かったらしい。でも、装備的には重ね着に限界があると悩んでたんだとか。
「それなら、ホッカイロ作る? 一定の範囲を保温状態にする【暖空間】っていうアイテムもあるよ。これは地面に設置したら移動させられないし、時間制限があるんだけど」
「アットホームって意味違くない?」
「設定されてるアイテム名だから、僕に言われても困っちゃう」
運営ちゃんのせいだよ。
そんなことはともかく、リリは二つとも作って欲しいらしい。北の霊峰はセーフティエリアさえ寒いから、そこで暖空間を使いたいんだって。
「それ作ってもらう代わりに、私がモモの防寒具作ってあげるよ。霊峰で防寒効果のある素材をゲットしたの。普通の素材で作る防寒具より、効果が高くなるよ」
リリは寒さをなんとかしようと、師匠さんに聞いてこれまでにいろいろと試して作ったらしい。その技術で作ってもらえるなら、きっと良いものができるね!
「わーい、ありがとう。じゃあ、交換で」
ササッと【ほかほかシール】と【暖空間】を作り、リリに渡す。防寒具は明日くれるんだって。楽しみだなぁ。リリならきっと、良いデザインで作ってくれるはず!
「お、ここにいたのか」
「ルトだー。こんちゃー」
「こんちゃ?」
ルトが首を傾げてる。なんか可愛いね。
こんにちはっていう意味だけど伝わらないのかな? リリは当たり前のように返してくれたんだけど。
ルトがリリの横にあった椅子に座る。今日は二人ともここで寛ぐつもりだね。椅子を用意しておいて良かったー。
とりあえず、休憩がてらお菓子でも食べながら話そう。
えっと……【うさぎ印のチョコマフィン】と【うさぎ印の緑宝マスカットのタルト】でいいかな? 飲み物はコーヒーという名のカフェラテだよ。
「これ、初めて見たな」
「チョコは第三の街で売ってたけど、マスカットって店で見たことないかも」
「異空間(森)産だよー」
「あ?」
ルトが眉を寄せる横で、リリが「そういえば、森カプセルもらったね」と呟いた。
「二人はまだ異空間に行ってないの?」
「行ってない。設置できる私有地持ってねぇし」
「あ、その問題があったね」
そっか、農地とか持ってないと使えないのかぁ。とはいえ、それだけのために農地を取得するのはもったいない気がするし……。
「――僕の農地に設置してあるから、ルトたちも使っていいよ」
初日以降、僕は何度か採集に行ってる。だから、採集ポイントはリアル時間一日で回復するってことはわかってるんだ。
でも、アイテム作成に使うものは農地で育てて成功してるから、異空間内の採集ポイントはあんまり使ってない。というか、ほぼ毎日手つかずだ。
「マジ? 行ってみてぇな」
「私も! あ、それなら、私の分の森カプセルあげるよ。確か、モンスター空間の素材になるんだよね?」
「いいの?」
「うん、今のところ使わないし。それに、このカプセル系って、魔術学院に行けば作れるようになるらしいから」
「そうなんだ?」
新情報と森カプセルをゲット。
魔術学院って、王都にあるんだよね。いつ行けるかなぁ。
「――異空間にある素材は好きに使っていいよ。空間系の素材とか面白いし」
「あっ、お前、そういえば急に空間ボムとか売り出すから、わりと掲示板がパニックになってたぞ?」
「パニックになるほどかな?」
ルトが騒動について教えてくれた。掲示板をあんまりチェックしてないから全然知らなかったよ。
「タマモちゃんは、空間転移ドロップのおかげで助かったみたいだよ」
「転移スキル持ってるよね?」
「うん。でも、第三の街に到着してすぐに天兎目指して霊峰に行ったら、死に戻りしちゃったんだって。転移ピン設定してなくて、第二の街に戻されちゃったから、またボス退治しなきゃって落ち込んでたみたい」
……タマモらしいなぁ。
なんかそれくらいしか言えない。狐じゃなくて猪だったのでは、なんて言ったらリリに怒られそうだし。
「バカじゃん」
「こら、ルト。そんな風に言っちゃダメ」
リリに軽く頭を叩かれたルトが、プイッとそっぽを向く。
「まぁ、とにかく、空間系素材を使ってみて。今、二人は鍛冶とか裁縫とかがんばってるんでしょ?」
「裁縫にも使えるかなー? 楽しみ」
「……空間ボムっぽい能力を剣に付与できたら面白そうだな」
リリはわかりやすくウキウキしてて、ルトはクールを装いつつ楽しそう。
「付与と言えば、錬金術でこういうのもできたよ」
アイテムボックスから二人にあげようと思っていたものを取り出す。
小瓶の中で緑色の液体が揺れた。
「それなに?」
「空間草を使った【付与薬(空間)】だよ。アイテムに振りかけたら、ランダムで空間系の効果が付与されるんだって」
「マジか!」
ルトが身を乗り出して付与薬(空間)を凝視する。
空間ボムとかと一緒に作ってたんだけど、これまで使ってなかったんだよねぇ。
「たくさんあるからどーぞ」
「……遠慮なくもらう。いくら?」
「えー……一個百リョウ?」
「ちゃんと利益出てるのか、それ」
出てるよ。原価タダだもん。友情価格でいいよー。
ルトはブツブツとなにかを呟きつつ、五百リョウ出してきた。五個だね、毎度ありー。
「私も五個ちょうだい。――それで、付与薬(空間)は売らないの?」
「販売し忘れてたんだよね。でも、商品がそろそろいっぱいで、並べるのは悩んでる」
販売カウンターに並べられる商品数には限界がある。
僕はいろんな種類の料理を並べてるから、そろそろ販売するアイテム数を絞った方がいいかなって思ってるんだよねぇ。
「まぁ、売るのは好きにしたらいいんじゃね? モモの店だし」
肩をすくめたルトが、早速空間系の武器を作りたいって言ったから、この場はお開きに。
僕は海でスラリンたちと遊ぼうかなー。
――あ、ルトたちに狂化と浄化のことを報告し忘れた。
「…………まぁ、いっか。今度で」
そういうことにしよう。
これでテイマーの業績『テイムモンスターを五体保有する』を達成できたはず。
〈ミッション『オールラウンダーになるための試練』2/3をクリアしました。報酬としてアイテム【ポイント振り直しチケット】が贈られます〉
クリア、やったー!
もらえたアイテムを使うと、SPを一回振り直しできるんだって。
後で使うか考えよう。たぶん職業によって重視するステータスが変わることがあるから、ここでプレゼントしてもらえたんだろうな。
もうここですることはないし、ホームに帰還しよう。狂雪獣対策の防寒具を作らないとね。
狂雪獣もテイムできるかな~?
◇◆◇
ホームまで転移して、工房内で錬金玉を使ってレシピ検索をする。
「んー、色々あるんだなぁ……」
防寒具はコートやマント、マフラー、手袋など色々。珍しい物だと、【ほかほかシール】っていう貼るホッカイロみたいなのもある。
「そもそも僕、どれくらい寒さの影響を受けるんだろう?」
これまで寒いとか暑いとか、ゲームの中で感じたことないなぁ――と考えてたら、工房の扉が開いた。
「あ、やっぱりモモいた!」
「リリ、こんちゃー」
「こんちゃー。なに作ってるの?」
「防寒具どれにしようか考えてる」
答えたら、リリが傍の椅子に座りながら「あぁ、北の霊峰ね」と頷いた。
「私が弟子入りしてる裁縫士さんのところにも、防寒具製作の依頼がたくさん来てるよ」
「あ、そっか。これ、裁縫士の仕事なんだね」
「当然! まぁ、錬金術アイテムもあるんだろうけど」
「ホッカイロとかね」
「え、ホッカイロあるの!?」
なぜだかすごく驚かれた。
リリが言うには、ルトと北の霊峰に挑戦して狂雪獣に遭遇した時、防寒具を着てても寒かったらしい。でも、装備的には重ね着に限界があると悩んでたんだとか。
「それなら、ホッカイロ作る? 一定の範囲を保温状態にする【暖空間】っていうアイテムもあるよ。これは地面に設置したら移動させられないし、時間制限があるんだけど」
「アットホームって意味違くない?」
「設定されてるアイテム名だから、僕に言われても困っちゃう」
運営ちゃんのせいだよ。
そんなことはともかく、リリは二つとも作って欲しいらしい。北の霊峰はセーフティエリアさえ寒いから、そこで暖空間を使いたいんだって。
「それ作ってもらう代わりに、私がモモの防寒具作ってあげるよ。霊峰で防寒効果のある素材をゲットしたの。普通の素材で作る防寒具より、効果が高くなるよ」
リリは寒さをなんとかしようと、師匠さんに聞いてこれまでにいろいろと試して作ったらしい。その技術で作ってもらえるなら、きっと良いものができるね!
「わーい、ありがとう。じゃあ、交換で」
ササッと【ほかほかシール】と【暖空間】を作り、リリに渡す。防寒具は明日くれるんだって。楽しみだなぁ。リリならきっと、良いデザインで作ってくれるはず!
「お、ここにいたのか」
「ルトだー。こんちゃー」
「こんちゃ?」
ルトが首を傾げてる。なんか可愛いね。
こんにちはっていう意味だけど伝わらないのかな? リリは当たり前のように返してくれたんだけど。
ルトがリリの横にあった椅子に座る。今日は二人ともここで寛ぐつもりだね。椅子を用意しておいて良かったー。
とりあえず、休憩がてらお菓子でも食べながら話そう。
えっと……【うさぎ印のチョコマフィン】と【うさぎ印の緑宝マスカットのタルト】でいいかな? 飲み物はコーヒーという名のカフェラテだよ。
「これ、初めて見たな」
「チョコは第三の街で売ってたけど、マスカットって店で見たことないかも」
「異空間(森)産だよー」
「あ?」
ルトが眉を寄せる横で、リリが「そういえば、森カプセルもらったね」と呟いた。
「二人はまだ異空間に行ってないの?」
「行ってない。設置できる私有地持ってねぇし」
「あ、その問題があったね」
そっか、農地とか持ってないと使えないのかぁ。とはいえ、それだけのために農地を取得するのはもったいない気がするし……。
「――僕の農地に設置してあるから、ルトたちも使っていいよ」
初日以降、僕は何度か採集に行ってる。だから、採集ポイントはリアル時間一日で回復するってことはわかってるんだ。
でも、アイテム作成に使うものは農地で育てて成功してるから、異空間内の採集ポイントはあんまり使ってない。というか、ほぼ毎日手つかずだ。
「マジ? 行ってみてぇな」
「私も! あ、それなら、私の分の森カプセルあげるよ。確か、モンスター空間の素材になるんだよね?」
「いいの?」
「うん、今のところ使わないし。それに、このカプセル系って、魔術学院に行けば作れるようになるらしいから」
「そうなんだ?」
新情報と森カプセルをゲット。
魔術学院って、王都にあるんだよね。いつ行けるかなぁ。
「――異空間にある素材は好きに使っていいよ。空間系の素材とか面白いし」
「あっ、お前、そういえば急に空間ボムとか売り出すから、わりと掲示板がパニックになってたぞ?」
「パニックになるほどかな?」
ルトが騒動について教えてくれた。掲示板をあんまりチェックしてないから全然知らなかったよ。
「タマモちゃんは、空間転移ドロップのおかげで助かったみたいだよ」
「転移スキル持ってるよね?」
「うん。でも、第三の街に到着してすぐに天兎目指して霊峰に行ったら、死に戻りしちゃったんだって。転移ピン設定してなくて、第二の街に戻されちゃったから、またボス退治しなきゃって落ち込んでたみたい」
……タマモらしいなぁ。
なんかそれくらいしか言えない。狐じゃなくて猪だったのでは、なんて言ったらリリに怒られそうだし。
「バカじゃん」
「こら、ルト。そんな風に言っちゃダメ」
リリに軽く頭を叩かれたルトが、プイッとそっぽを向く。
「まぁ、とにかく、空間系素材を使ってみて。今、二人は鍛冶とか裁縫とかがんばってるんでしょ?」
「裁縫にも使えるかなー? 楽しみ」
「……空間ボムっぽい能力を剣に付与できたら面白そうだな」
リリはわかりやすくウキウキしてて、ルトはクールを装いつつ楽しそう。
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アイテムボックスから二人にあげようと思っていたものを取り出す。
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「それなに?」
「空間草を使った【付与薬(空間)】だよ。アイテムに振りかけたら、ランダムで空間系の効果が付与されるんだって」
「マジか!」
ルトが身を乗り出して付与薬(空間)を凝視する。
空間ボムとかと一緒に作ってたんだけど、これまで使ってなかったんだよねぇ。
「たくさんあるからどーぞ」
「……遠慮なくもらう。いくら?」
「えー……一個百リョウ?」
「ちゃんと利益出てるのか、それ」
出てるよ。原価タダだもん。友情価格でいいよー。
ルトはブツブツとなにかを呟きつつ、五百リョウ出してきた。五個だね、毎度ありー。
「私も五個ちょうだい。――それで、付与薬(空間)は売らないの?」
「販売し忘れてたんだよね。でも、商品がそろそろいっぱいで、並べるのは悩んでる」
販売カウンターに並べられる商品数には限界がある。
僕はいろんな種類の料理を並べてるから、そろそろ販売するアイテム数を絞った方がいいかなって思ってるんだよねぇ。
「まぁ、売るのは好きにしたらいいんじゃね? モモの店だし」
肩をすくめたルトが、早速空間系の武器を作りたいって言ったから、この場はお開きに。
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