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白い影
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「まあ聞けって。お前に心当たりがないって事は、勿論一つ目は消える訳だ。二つ目も、まあ条件付きでって感じで残るな。お前が俺の事を信じてくれるのと同様、俺もお前の記憶力を信じてるから、お前の知らないところで死んでる可能性が高いと思う」
意外と物事を考えてる友人を目の前に、秀行は「へぇ」と感心の声をあげた。
普段は能天気な彬がここまで頭を使っているとなると、『幽霊に取り憑かれている』という秀行にとっては馬鹿馬鹿しいとしか言えない話も、本人は至極真剣に取り組んでいるらしかった。
「でも。四、五歳くらいの時の友達だろ? 幼稚園の頃を含めたにしても、人数は限られてくる。その上、そこまで仲良くなった女の子で死んだ可能性のある子なんて……」
彬の真剣さに、秀行も真面目に昔を思い出そうと頭を捻る。しかしどう考えてみても、それに該当する女の子などいはしなかった。
「例えば、なんか約束したまま引っ越して行った子がいるとか」
「いいや」
「親の知り合いの子供かなんかで、昔はよく遊びに来てたけどその後音信不通になった子がいるとか」
「いないな」
意外と物事を考えてる友人を目の前に、秀行は「へぇ」と感心の声をあげた。
普段は能天気な彬がここまで頭を使っているとなると、『幽霊に取り憑かれている』という秀行にとっては馬鹿馬鹿しいとしか言えない話も、本人は至極真剣に取り組んでいるらしかった。
「でも。四、五歳くらいの時の友達だろ? 幼稚園の頃を含めたにしても、人数は限られてくる。その上、そこまで仲良くなった女の子で死んだ可能性のある子なんて……」
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