君との空へ【BL要素あり・短編おまけ完結】

Motoki

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白い影

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「どうぞ。好きに視てくれ。立った方がいいとか、後ろ向いた方がいいとか、指示があるんなら、その通りにするけど?」

 その秀行を恨めしそうな瞳で見つめた彬は、呻き声と共に両手で頭を抱え込み、机に突っ伏した。

「そぉーれが出来ねぇから、困ってんだろぉーッ!」

「……は?」

 眉を寄せる秀行にジロリと目だけを覗かせると、彬はその瞳とは裏腹に、情けない声で秀行に告げた。

「俺にはその子、白い影にしか視えねぇんだもん」






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