君との空へ【BL要素あり・短編おまけ完結】

Motoki

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蒼い約束

23

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  足を絡めた事から始まって、俊介を蹴った時には、びっくりする程あいつに怒られた。ヒデの後ろの女の子の時には、彼女の正体を探るのに三人で大騒ぎして、冬樹さんやムカつくバカ刑事とも知り合いになれた。

 今までなら知る事のなかった他人の愛情に触れて、これから十字架を背負いながら、子の親になろうとする男の苦しみを知った。


 ふいに。


 これからも隆哉の隣にいる自分を思い描いて、彬は思わず笑みを零していた。

 それこそ、夢物語のようだった。きっと、この後眠りにつく自分が見る夢に違いない。そう思って、笑い続けた。

 大通り沿いを歩いていた彬は、「そういや、どっかの脇道に入ってどうとかって言ってなかったか?」と思い出し、目についた角を曲がった。そうして暫く歩いて、ふと立ち止まった。

「――で。ここ、どこ?」

 もう何度も呟いた言葉を口にする。

 大通りを外れて進んだ先。そこには車線はあるが人通りも車の通りも少ない何処か不自然な道が、只真っ直ぐと伸びていた。キョロキョロと周りを見回しながら、歩く。

「ちょっと外れただけで、なんでこんな場所に出るんだ?」
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