異世界複利! 【単行本1巻発売中】 ~日利1%で始める追放生活~

蒼き流星ボトムズ

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【転移50日目】 所持金4630億7230万ウェン 「賭けてくれてもいいが、親のカネ禁止な?」

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ヒルダもコレットも極めて機嫌が良い。
エリクサーにより大幅な美的改善がなされた上に、仇敵エルデフリダと顔を合せずに済むからだ。


「リン、凄いよ!
私の旦那様が大使なんて素敵!
すごい!
大使って何をするのか知らないけど、すごいからすごい!」


安心しろ、俺も知らん。



==========================



大使館(再建築不可物件)には住みようもないので、隣接物件に入居することに決める。
母娘が急かすので、政治局に転居の旨を伝えてから馬車に乗る。


クッソ、自分で住むと分かっていたらもっといい家を買ったのに!
隣席物件は悪い造りではなかったが、致命的にバリアフリーから程遠い。
玄関に小階段とか勘弁してくれよ…


まあ、母娘が喜んでるからいいか。
随分、苦労を掛けたからな。
馬車旅よりもエルデフリダと顔を合わせるのが苦痛だったそうなので、男と女では価値観が多少異なるのかも知れない。



俺がバリアフリー的に苦労していると清掃会社ボンボンのポールがドヤ顔で近づいて来る。



「どうです、弊社の清掃能力は!
2万ウェン賭けてもいいですよ、弊社こそがナンバーワンだとね!」



賭けてくれてもいいが、親のカネ禁止な?



『あの、この物件階段多くて辛いんですよ。
俺、しばらく車椅子生活が続きそうですし。』



「わかりました! ジュース買って来ます!」



マジかよ、最高だなアンタ。
ちょっと好きになって来た。




==========================



ウェーバー局長がやって来て、目ざとく玄関の段差に気付く。
挨拶の後に、介護用リフォーム業者の存在をそれとなく教えてくれたので感謝。

しばらくしてポールがジュースを届けに来る、予備にも数本買ってあるのかウェーバーの分もあった。
お茶受けまでちゃんと買い揃えて来てくれている。


「いやあ、大使閣下。
入居間もないのに、お気遣い恐縮です。」


『あ、いえ。
その節は御迷惑をお掛けしました。』


ウェーバーは内心俺が大使職を兼任する事を予感していたらしい。
これは予知能力でもなんでもなくて、連邦のこれまでの人事傾向を見れば想像の範囲内とのこと。


俺は連邦政府からの信任状を提出し、ウェーバーに確認して貰う。
彼の反応を鑑みるに書式に幾つかの欠落はありそうだったが、「問題ありません」との返答を頂く。
恐らくは野蛮国特権なのだろう。

その後、信任状捧呈式の日程を調整。
今週か来週には実施したいね、という線で落ち着く。


「申し訳ありませんが、大使閣下には式典前に各担当との顔合わせをお願いするかも知れません。」


正直、億劫なのだがウェーバーの顔を立てることにする。
但し、俺がこの身体である事も考慮し、顔合わせは極力この建物で行う事をお願いしておく。


『式典とかって車椅子で出席してもいいのでしょうか?』


何気なく言ったのだが、ウェーバーの表情が一瞬で蒼白になる。
あ、ゴメン。
深い意味はないから気にしないでね。
これ外交的皮肉とかじゃないからね?


「…一切問題ありません! 
自由都市同盟市民一同はコリンズ閣下の着任を全面的に歓迎致しております!
式典はつつがなく行われます!!」


あー、これ前例がないパターンだな。
多分、車椅子の大使なんて迎えた事がないんだろう。
この世界って頻繁に和戦を繰り返しているから、元来大使って高位の武官かそれに匹敵する軍事的発言権を持った文官でなくては務まらない。
それを考えるとアウグスブルグ卿ってベストな人選だったよな。
自由都市への留学経験があって、神聖教団とのパイプがあって、戦争指揮まで取れるんだからな。
惜しい人物を亡くしたものだ。


『なにぶん、私は素人ですので。
これからは局長に色々相談させて下さい。』


最後にそう言って締め括った。
本当に相談したかったので、アポ可能時間やら面会手続きとかを執拗に掘り下げると困ったような表情をされてしまう。
困ってるのは俺もなんですよ。
貴方はいいじゃないですか、苦労が国益に直結するのですから。
俺なんてあの国の国益に直結すればするほど腹が立つんですからね!



==========================


別れ際に隣の再建築不可物件についての相談をして、文化庁から人を派遣して貰う事を約束して貰う。
ゴメンね局長、お仕事増やしちゃって。


それにしてもボロい建物だなー。
これ外側にペラペラのパネルを取り付けて住宅風にしてあるのか?
中は…  文化財…  っぽいのか?
少なくとも現代的な建築様式ではないな。


これ…
買い手が付かないぞ…

いや立地はいいんだ。
大使館として使われるくらいだからな。

…水道引けない再建築不可物件って
ぶっちゃけゴミじゃね?

せめて更地に…
って許可下りないから放置されているんだろうな。



『ポールさん。
この建物の利用方法とか思いつきます?』



「リン君が住めば?」



『いや、水道も断熱もない家にどうやって住めと。

あ、ポールさん。
ここでジュース屋でも始めたらどうっすか?』



「やだよ。
お店あったら出勤しなくちゃいけなくなるじゃない。」



『じゃあ、誰かにジュース売らせれば?』


「やだよ。
俺の存在価値なくなるだろ!」



アンタもそろそろ別の仕事覚えろよ。
来年40だろ?
だから親父さんに殴られるんだよ。



==========================



ポールが切れ者のベーカー課長を呼んできてくれたので、以降は課長に物件相談。


「コリンズ社長。
登記簿を取得して参りました。
どうやら連邦は、自由都市が持て余している物件を掴まされたようですね。
固定資産税の滞納もそこらへんに原因があるのかも知れません。

どうやら連邦でもライプチヒ家という家門が担当しているようなのですが…
問い合わせてみられますか?」



『あ、ライプチヒ伯爵家は先の内戦で絶滅しました。
城も炎上して落城したので、恐らく記録類は残っていないかと…』



「そ、そうですか。
困りましたね。」



「2人とも、ジュースは何がいい?」


「『あ、ポールさんは帰って貰っていいですよ。』」



連邦でも真面目に外交に取り組んでいた勢力は幾つかあったそうなのだ。
ただ、名の挙がるのは、アウグスブルグ家・ライプチヒ家・ライナー家・マインツ家ばかりである。
残念ながら彼らは悉く族滅済みであり、殺した側は外交に関心が無い。


つまり連邦からの引継ぎが全く期待できない。
なので、ルドルフ・フォン・アウグスブルグの遺著である「国土論」を読み込み
《多分アイツらはこういう路線で行きたかったんだろうな?》
という範囲で動くつもりではある。


俺も学が無いのでそこまで分かっていないのだが、ルドルフ氏の構想は以下のようなものだろう。


1、連邦と周辺諸国の経済協定を完全な形で締結する。
2、当面は交易の中継拠点に徹し、可能であれば加工貿易に転換する。
3、外交面での齟齬を防ぐ為、当面は仲介者を置いてワンクッション挟む。
4、海洋インフラを整え、公国・魔界との交易を行う
5、国債市場を整備するまでは、自由都市での起債に専心する。


俺の解釈ミスもあるだろうが…
恐らくはこういう事をやりたかったのだろう。
俺個人にとっては好ましい政策ではある。
何故なら流通の円滑化は資本家サイドにとって有益だからだ。
逆に言えば貧者にとって不利な側面も多い筈なので、そこは注意すべきだろう。
地球に居た頃、俺達貧民を最も苦しめたのが《新自由主義》という概念である。
そこはよくよく戒めて行きたい。


「うーん。
コリンズ社長。
私なりに法律の抜け穴がないか探っておきます。
それまでは下手に手を出さず、本来の使用方法に徹しておくのが無難かと。」


『本来?』


「いえ神殿として。」


『私…
特に神聖教団の信徒でもないですからねえ。』


「あ、いえ。
神聖教団は関係ありません。
彼らは彼らで大聖堂を持ってますので。

要は土着の諸信仰の合同ホールですね。
ほら、先祖供養とか命日集会とか?
昨日図書館で調べて来たのですが、昔は普通に宗教・宗派関係なく
利用者がフラットに使っていたそうですね。
ほら、自由都市は移民国家ですので。」


『ああ、神殿ってそういう。
皆さんの公有財のような。』


「ええ。
合衆国とか魔界とか、そういう辺境の多民族国家には普通にあるようですよ。
だから神聖教団が目の敵にしているのでしょうけど。」


『目の敵、ですか?』


「客を取られるとでも思っているのでしょう。」


『なるほど。
開放したら課長はここ使いますか?』


「いやあ、私はあまり。
あー、でも祭りの会場探している主催団体は多いんじゃないですか?
ほら、この辺は地価が高いですから。」


『ん?
祭り?
神殿と関係あるんですか?』


「え?
いえ、祭りなんてどれも土着信仰由来じゃないですか?
例えば、私の姉が収穫祭の会場を探してますけど、あれも元々帝国方面の豊穣神信仰が由来ですしね。
多分、無学な姉は知らないとは思いますが。」


『あ、じゃあ課長のお姉様が使って頂いて結構ですよ?』


「いえいえ!
我が家は勤め人ばかりの庶民家庭ですので
こんな一等地のレンタル料は支払えないですよ!」


『いえ、お代は不要です。』


「いや!
こんな一等地が無料とか逆に問題ですよ!」


「まあどうせ使ってないですし。
祭祀に使って頂くのなら、本来の利用用途ですよね?』


「ええ、まあ。
理屈の上ではそうですが。
この辺の坪単価考えれば、時間/18万ウェン以上で貸せますよ?」


『まあまあ、信仰に地価は関係ありませんよ。
一応、お姉様に伝えておいて下さい。』


「うーーーん。
承知しました!
御言葉に甘えさせて下さい!」



ま、ほったらかしよりマシでしょ。
ちゃんと使ってればミュラー卿もゴチャゴチャ言わない筈だし。
そもそも滞納してた固定資産税払ったの俺だしな。



==========================



一々、仕事が増えるな。
元金が減らないなら幾らでも支援するのだが…

自分の時間が奪われるのは正直キツイ。
まあ、どうせ暇だからいいけどさ。


《900億ウェンの配当が支払われました。》


カネで時間って買えないのかね?

あ、違う違う。
時間を買う為に、みんな人を雇ってるんだ。


俺も誰を雇えば、煩わしい事を考えずに済むのだろうか?
キャラバンを組んだ時の要領か?
わからん。
何をすればいいんだ。



==========================



夜。
ヒルダに相談する。


この女は妙に人使いが上手いので全部丸投げしたかった。


「私に異存はありませんが…
殿方の指揮はリンが取らねばなりませんよ?」


『え? 俺?』


「女が殿方の指揮を執るなど、ふしだらな事ですから。」


そ、そういうものなのか?



…いや、わかった!

直訳すれば
『雇用名目で従業員に偽装した愛人を囲うのは許さん』
ってことですよね?

わかりますよー。
最近少しわかってきましたよー!
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