異世界複利! 【単行本1巻発売中】 ~日利1%で始める追放生活~

蒼き流星ボトムズ

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【転移64日目】 所持金2兆7440億1170万ウェン 「子育てって打率666でも批判されるんだから大変だよね。」

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もう日付が変わっているのにミュラー卿が乱痴気騒ぎをやめてくれない。
どうしてこの老人が欲望のままに行動出来るのか? いやそもそも還暦過ぎてる癖に、どうしてここまで精力的なのか理解出来ないのだが。


ヒルダ曰く「番犬は獰猛でさえあれば、使い道があるのです。」とのことなので、強引に自分を納得させる。


転移前に学生身分だったせいか、日付が変わっての女遊びには抵抗があった。
だが、結構みんな残っている。
周囲をよく見ると要人同士の打ち合わせは寧ろこの時間からが本番らしく、階下では書類を持った正装のビジネスマン同士がヒソヒソと密談をしている。
VIPフロアにも、外国風の衣装の紳士淑女が散見され、名刺交換的な挨拶を交わしている。


制服を着た役人も小走りで機敏に移動しているので、恐らくはフォーマルな社交なのだろう。


コレットにあやされて微睡んでいると、不意に揺り起こされる。


「リン。
政治局の人が来た。」


俺は慌てて起き上がると、寝たきり設定を思い出して機敏に寝転んだ。



「大使閣下、先日はありがとうございました。」


声はウェーバーの直属の部下のブルック氏である。
ハッキリとそう確認した訳ではないのだが、上司部下というよりも同志的な関係性に見える。
その証拠にウェーバーは数ある部下の中でブルックだけをコリンズ家全体に対して紹介した。
(なので他の部下の方の名前を知らない)
この男が来たという事は、それ自体がメッセージなのだ。


『いえいえ。
ブルック主査にはお世話になりっぱなしで。』


「…現在、首長国からVIPが極秘来訪されておられるのですが。
是非とも、面会をお願い出来ますか?」


『はい。』



王制国家のVIPと言ったら十中八九、王様か王子様しかいない。
そして案の定、姿を見せたのは王太子殿下であった。

年齢までは聞かずじまいであったが、恐らくは30代中盤くらいであろうか?
寡黙だが非常に意志の強い雰囲気の方であった。

先日の胸骨騒ぎの折、見舞いの使者を送って下さっていたので、心からの礼を述べておく。


「コリンズ社長には何としてもお目に掛かりたいと思っておりました。
また、急ぎ謝罪をしなければとも焦っておりました。」


開口一番の台詞である。
謝罪?
何だ?
首長国と俺に接点とかあったか?

いや、殿下待って下さい。
先に俺に百回以上謝らなくてはならない連中がおります。
その野蛮人共の順番が終わるまで暫くお待ち下さい。



「しかし、こうして機会を作って下さって助かりました。
この様な御容態の中、時間を割いて頂けるなんて
感激しております。」


ブルック氏が死角からアイコンタクトを取って来る。
成程。
殿下の御要望に俺が無理をして応えた事になっているのか。


「例の皇帝殿ですが。
私との縁談を断念した途端に、節操も無く貴方に娘を押し付けようとしているそうで。
責任を感じておりました。」


…いや、謝るのも責任を感じるのも、その皇帝殿とやらの方ではないのか?



「この数か月、皇帝殿が《側室で良いから貰ってくれまいか?》としつこく打診し続けてきていたのです。
私にそのつもりは無かったのですが、国家間の問題ですから無下にも出来ず。」


『それは…
婚姻同盟的な?』


「はい、皇帝殿は諸侯を抑えきれていませんから。
我々首長国王室との結びつきを強めることによって
何とか配下の暴走… ああ、つまり首長国への攻撃を止めようとしていたらしいのです。

で、破談が知られた途端、一部の帝国諸侯が《これで遠慮は要らぬ》とばかりに侵攻して来ました。
単純な連中です。」


『縁談、断っちゃって良かったんですか?』


「断った、というより。
その姫君が出奔したらしいのです。
両国間のセレモニーに出席する約束だったのですが…
姿は見せず。
我が国の諜報部が、姫が王国に密入国した所までは突き止めたのですが…
それ以上の追跡調査は断念しました。
国際問題に発展しかねませんからね。」


『随分アグレッシブなお姫様も居られるのですね。』


「女性に対してこの様な事は言いたくないのですが…
悪い噂が絶えない姫君なので。」


『悪い噂!?』


「どうやら皇帝殿の血をかなり濃厚に引いたらしく
その…  自立性に富み、楽観的とでも申しましょうか…」



ああ、我儘で無神経なのね。



「姉君と妹君はお母上の気性を受け継いだらしく
聡明で貞淑な方らしいのですがね…
真ん中の方は…  皇帝殿と気性が瓜二つ。
その所為か父娘間の関係はかなり悪いようなのです。」


そりゃあ、我儘で無神経な者同士の組合わせが上手く行くわけないよな。
子育てって打率666でも批判されるんだから大変だよね。


「…先に謝罪しておきます。」


『はい?』


「国際社会は件の姫君と貴方の婚姻を歓迎しております。」


『????
え? え?  何故私?
え?』


「だってそうでしょう。
貴方が彼の姫を娶ったとしたら、それはそのまま帝国と連邦の同盟を意味します。
もしもその両国に同盟が成立したら、コリンズ社長の本社所在地である自由都市も当然加盟するでしょう。
帝国・連邦・自由都市の三国同盟が成立したとすれば、当然その三国に囲まれてる我が国も加盟を申請します。」


『いや、そんな!?
そんな大雑把な!』


「大国同士の外交なんてそんなものですよ?
まあ、兎も角。
貴方の婚姻を起点とした四か国同盟が成立した場合。
合衆国と王国は和平交渉を申し入れてくるでしょう。

…まさしく人類が望み続けて得られなかった完全世界平和です。」



『…いや、流石にそんな!
そんな大雑把に外交が動く訳ないじゃないですか!』



「…動きますよ?」


『え? そういうものなのですか?』


「我が首長国は政略結婚と柔軟な外交戦略で現在の地位を築きました。
当然、嫡男である私も幼少の頃から政治学・外交術を徹底的に叩き込まれています。

…その私の見立てなのですが、劇的に変わりますよ?」


『私が…  真ん中の人を娶れば、世界平和ってことですか?』


「我が国の外交部にもかなり念入りにシミュレートさせました。
少なくとも列強間の紛争はかなり起き辛くなります。
いや、政治力学上 紛争状態の口火を切れる国が本当に無くなってしまうのです。」


『え…  殿下、それは私に…?』


「いやいや。
流石に初対面で…
そんな…
他家に婚礼を押し付けるような真似は…
普通はしないじゃないですか?
普通は?」


『いやいやいや!
殿下としてはどうなんですか?』


「ご存知の通り、国土が侵略されている状況ですから。
前線では民が追われ、兵が斃れている訳ですよ。
私としても形振り構っていられない状況でして…」


『私は平民ですよ!?』


「でも資産をお持ちでいらっしゃる。」


『そもそも、私は自由都市人でも連邦人でも王国人でも無いんですよ!?』


「でも資産をお持ちでいらっしゃる。」


『だから! カネを持ってるだけなんですよ!』


「志もお持ちでしょ?」


『ありませんよ!
私は我が身が可愛いだけのつまらない男です。
それに政治的な知識も皆無ですし。』


「?
私はコリンズ社長の政治的知見にこそ期待しているのですがね。」


『わ、私の知見?
殿下は何を仰っておられるのか。』


「かなり真面目に読み込んで下さったと聞き及んでおりますよ。」


『??』


「ルドルフは、私の可愛い後輩でして。
ブリンガー教授のゼミでは切磋琢磨し合った仲です。
少なくとも私は奴を盟友として尊敬しておりました。」


『では、殿下はアウグスブルグ卿の!?

…殿下は御存知かと思いますが
先の内戦では、私はアウグスブルグ卿の敵方に回り。
卿の命を奪ったのも私の手の者です。』


「勝敗は兵家の常。
奴も貴族である以上は、その点は覚悟していた筈です。
私が感銘を受けたのは、コリンズ社長が国土論の理念を実践して下さっていることです。

港湾区での配給活動。
お見事です。
きっと奴も泉下であの光景を喜んでいる筈です。」



==========================


その後、仮眠。

寝ている間にキーンが合流してくれたらしく、俺の枕頭で様々な情報を解りやすく整理していてくれていた。


起床するなり、幾名かの挨拶を受ける。
俺が総合債券市場で寝泊まりしているという情報が流れているそうだ。
ミュラー翁が遊び飽きてくれれば帰れるのだが、残念ながらあの下品な笑い声が途切れることはない。
若い頃は二徹で戦場を駆け続けた、というから凡人の物差しで測るべきではないのだろう。



「もうゴールは見えましたね。」


『そうなのでしょうか?
俺はキーンさんほどの先見の明が無いので…』


「貴方の完全勝利です。」


『いや…
勝利と言われても
どんな勝利になるかの見当もつかず。』


「貴方が望んだ形の勝利を獲得可能です。
故に完全勝利。」


『まだ障害はあるでしょう?』


足とかね。



「無いですね。
正直、王国やら教団にあまり脅威を感じてないでしょう?」


『まあ、体感大丈夫かな、と。
なりふり構わず軍事的に圧迫されたら詰みますけど。』


「ああ、それ解決しておきました。」


『?』


「ヒルダさんの提案で、傷痍軍人会に多額の寄付金を支払ったのです。
その伝手で退役軍人会にも話がついて。

あ、事後承諾で恐縮なのですが
その2団体に毎年2000億ウェンずつミカジメを払うことになりました。」


『え?え?え?』


「早い話が自由都市同盟の軍隊と話がついたってことですね。
あー、正確に言えば軍トップの先輩や元上官ですけど。
クーパー会長も天下り枠の面で協力して下さってますし。」


『あ、あ、あ。』


「現にベッドに寝転んで往来を移動したのに、まだどこからもクレーム来てないでしょう?
今、完全に国軍がガードしてくれているんですよ?
ちなみにアレは道路交通法違反です。」


『そ、そうだったんですね。』


「あ、そうか。
コリンズさんは、仰向けで移動されていたのか。

普通に騎兵が先導協力してくれていたのですが…
表にも歩哨を立てて下さってますし。
まだその話は聞いてません?」


『あ、いえ。
何が何だか。』


「OK。
それでは簡略な経緯報告書を制作しておきます。
起床したら目を通しておいて下さい。」



話の規模が大きくなり過ぎたのでよく分からない。
ただ、脳が疲れたので、寝た。




《…ンの配当が支払われました。》


疲れていたので、アナウンスは聞こえなかったが
廊下の外から聞こえるミュラー卿の馬鹿笑いで起こされる。



==========================


【所持金】

2兆1240億1170万ウェン
  ↓
2兆7440億1170万ウェン


※6200億ウェンの配当を受け取り。


==========================



「ねえ、リン。」


『うん。』


「リンはどんなゴールに向かうの?」


『多分、無難な線で収めると思う。』


「無難って?」


『適度におカネ配って、適度に気を配って。
余ったカネで帰る方法を思いつく人を雇うよ。』


これは予感だが、もしもこの世界に帰還技術が存在したとすれば、俺は普通にこれを買える。
俺より高値を出せる人間が居ない以上、情報なり人材は結局俺の下に集まるからである。
キーンがアカデミーにも寄付金をバラ撒き始めているので、その道の研究者からレクを受ける機会はすぐに作れるだろう。
この世界は日本同様、学者の給料安いみたいだしね。



「ねえ、帰るの?」


『…正直どっちでもいい。
コレットの居る方で暮らすよ。』


「お妾を増やそうとしている癖に!」


『だから、俺は養子だから…
そういうのはヒルダとコレットが決定権持ってるんだよ。
道義的も民法的にも。』


「男の人ってズルい!!
そういう所がズルい!
ズルいからズルい!」



まあ、言い分は分らんでもない。
体調が良くなってきてるのか、腹が減ったので久しぶりにボリュームのある物を食べた。

片手だけを使ってステーキを貪るが腱鞘炎は再発しなかった。
あれだけ悩まされた腱鞘炎の後遺症を殆ど感じない。
マーティンのリハビリ技術が本当に凄いのだ。
スキルを使わずとも、接骨マッサージのような体技でも貢献してくれている。

うん、少なくとも右手首はほぼ完治した。
プロって凄い!
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