異世界複利! 【単行本1巻発売中】 ~日利1%で始める追放生活~

蒼き流星ボトムズ

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【降臨66日目】 所持金3436万8000円 「頑張るぞい。」

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旗色がかなり悪い。
俺への包囲網が相当狭まっている。

まず警察。
俺の手配書が無人交番の掲示板にまで貼られるようになった。
眼前の児玉夫人曰く、《官邸が警察庁に対して強めのプレッシャーを掛けない限りこうも徹底されない》とのこと。
どうやらこれは全国的な流れらしく、俺の顔写真が貼られていない町は存在しないらしい。


『それは…
もうウィッグ無しでは外出不可ということですか?』


「お化粧もしなくちゃ駄目。
傷も完璧に隠しなさいよ。」


今日は目が覚めると既に児玉夫妻が来訪していた。
どうやら俺の服を持って来たらしい。
言うまでもなく全て女性物だ。
試着がてらに、この会話をしている。


『ストッキングって気持ち悪くて苦手なんですけど。
履かなきゃ駄目ですか?』


「男と女じゃ筋肉の付き方が全然違うから。
少なくとも私は足を見ただけで性別を見分ける事が可能。
当然、この業界には私以上の目利きなんて幾らでも居るわ。
それだけは覚えておいて。」


『わかりました。
気は進みませんが、努力します。

あ、エドさん。
どうです、似合ってます?  えへっ♪』


  「はい、とてもお綺麗です!」


『~♪』


「え?」


『え?』


「…まあ、動機がどうあれ意欲があるのは良い事よ。
今まで以上に気を付けてね。
有志の間で安宿狩りがブームになってるから。」


『安宿狩り…ですか?』


「ええ、チェックの甘い肉体労働者の宿泊施設に押し入って…
人相改めを強行するグループが増えてるの。
後、飯場と呼ばれる建築現場併設の仮眠所。
昔から逃亡者の潜伏先として有名だからね。」


『安宿は自分の中で候補の一つでした。』


「そうね。
逃亡者も追跡者もみんなそう考えるわ。
だから、各地の飯場は大変よ?
ヤクザ同士の小競り合いも発生してるから。
九州では結構な数の死人も出てるしね。
ただ、副産物として今週に入って指名手配犯の逮捕が相次いでる。
何十年も潜伏してた革マル派の構成員とかも含めてね。
我が国の治安面から言えば相当なプラスよ。」


『そんな状態になっていたとは。』


「今後、リン子ちゃんがどうするつもりかは分からないけど、そこら辺を一番警戒しなさい。
宿泊先の選定を失敗して人生詰む人間なんて幾らでもいるんだからね?」


『ええ、そこら辺はもう。
身に染みてます…
宿選びは重要ですよねぇ…』


「ここまでが、警察関係の話。」


『え?』


「組関連はもっとヤバいから。
各地のラブホテル、風俗店、パチンコ店等の賭博施設。
後、個室ビデオ店も決して利用しないこと。
全部手配が掛かってるの。
実質的に裏社会に総動員令が下されてるから。」


『…鷹見ですか?』


「今時、公然とヤクザを弁護してるのあの子だけだしね。
暴対法の緩和を公約にしている人間って他にいないんじゃないかな?
業界一丸でプッシュされるていのもよく分かるわ。
ちなみに私の父親もヤクザだから。
そういう呼吸、何となくわかるの。」


『…。』


「念を押しておくけど、ラブホテルだけは絶対駄目よ?
今、どこの系列も血眼になってるから。」


『逃げ場、無くなっちゃいましたね。』


「リン子ちゃんの場合、相手が悪いわ。
あの子、今洒落にならない数字持ってるから。

ほら、配信の通知が丁度来たから見てみなさい。」



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


【教員免許剥奪!?】 まだ終わらんニャ! [雑談]

※この配信では「たぬきの葉っぱ」で匿名コメントができます


「どうもー。
夜猫@の夜更かし担当!
相模の獅子ッ!!
ルナルナ@貫通済でーーす!!!

とりあえず体力全回複しましたー!!!
干し芋リストでお見舞いくれた人、ありがとー!!!」


「こニャニャちニャー♪
夜猫@の百合猫営業担当!
仰げば尊と恩師ッ!
奈々ちゃんでーーす!!!

文科省から警告来ちゃったニャー!!
教員免許剥奪されるかもニャーーー!!」


「えー?
まだ剥奪されてなかったの?
いいじゃん、アンタAV界で人気上がってるんだから。」


「はい、おかげさまでAV女優ランキング100選に選ばれましたニャ!
投票して下さった皆様ありがとうございますニャー♪
でもその所為で教員免許がヤベーニャ! 死ねオマエラ!」


「で、結局どうするの?
アルテミス企画さんの専属になるの?」


「うーーーん。
ギャラは破格ニャんだけど。
今、ファンティアだけでも食えちゃってるからニャ。
レズ物限定とは言え、わざわざカラミを撮る必然性もないニャ。」


「まあなあ。
奈々も羽振り良くなったもんなあ。」


「結局、現代社会って数字持ってるか否かが全てニャ。
一番数字持ってるルナお姉様にくっついてるのが正解ニャ。」


「いやあ、自分でもここまで跳ねるとは思ってなかったからなあ。
最近はLGBT勢は減ったけど、英語圏・漢語圏からの流入がすげえわ。
人口比率的に韓国・ベトナムもかなり貢献してくれてる。
ウ↑チ↓は男受け全振りしてるつもりなんだけど、意外に女子が多いんだよね。
この理由がわかんない。」


「えっとねえ。
これ言っていいのかニャあ。
女子DQNのファッションリーダー的な?
実はマニラとかバンコクの女子が和彫りに注目してるみたいニャ。」


「えー?
刺青はやめといた方がいいぞー。

オイよっぴー。
後で刺青の感染症リスクの説明tweetしといて。」


  「了解。」


「tweet見たくらいで、最近の子が自粛するかニャあ…」


「まあ、いいんじゃない。
刺青ってチー牛除けに丁度いいし、トータルしたらプラスだよ。」


「ああ、それは言えてるニャ。
陰キャに好かれるくらいなら刺青入れて、エイズで死ぬ方が遥かにマシだニャ。」


「で?
どうすんの?」


「ニャー?」


「いや、教員免許。
剥奪されたらAVのギャラ下がるよー?」


「FANZAの女教師タグが使えなくなるのがツレーのニャ。」


「まだ確定じゃないだろ?」


「えっとねえ。
AV出演と大麻トークと反社交際を止めたら剥奪は勘弁してくれるんだってニャ。」


「止めるの?」


「ルナお姉様と離れるのは辛いニャ。」


「え?
ウ↑チ↓反社なの?」


「え?」


「え?」


「まあいいや。
視聴者のみなさーん。
奈々の教員免許剥奪はほぼ確定っぽいでーす。」


「ぴえん。
ファンのみんなー。
奈々ちゃんの教員免許が残ってるうちに
《名門女子校の秘密レッスン 裏新体操部へようこそ》
を買ってニャー。
今ならFANZAで1380円!
レーベルは百合嬢様だニャ。 

予め言っておきますが!
本作にルナお姉様は出演してませんニャ!
百合嬢様にクレーム入れちゃ駄目ニャぞー。」


「あの企画、出演してやっても良かったんだけど。
撮ってる時、社長さんと打ち合わせしてたからな。
AV業界もなぁ、もうどこもカツカツだわ。」


「やっぱりネットの影響ニャ?」


「だってエロ動画なんて無料で幾らでも落ちてるじゃん。
ウ↑チ↓らの貢ぎマゾプランも勝手にアップされてるしさあ。」


「アップ30分後にPornhubに上がってるのを見た時は力が抜けたニャ。」


「あれもなー。
5分のショート動画でも撮影編集には、かなり時間かけてるからなぁ。

おい三橋。
5分動画の編集って、最近はどれくらい時間掛かってる?」


  「うーん。
  字幕挿入も含めると…
  最低90分は掛かりますね。
  志倉さんみたいにカメラ慣れしてないゲストが画面に入った時は…
  倍くらいの時間は掛けてます。」


「あー、90分かぁ。
どんどんオマエの負担増えてくな。

…うん、わかった。
カネか休憩時間で補償させてくれ。
ゴメンな、そこまで目が届いて無かったわ。」


  「いえ、自分から志望したことですよ。」


「まあ、そうは言ってもなあ。
タダで人を使うのは…
やっぱ良くないわ。
指示出す側にも責任は伴うわな。」


「何?
賞金の話?」


「うん、現場での揉め事がこれだけ増えるとなあ。
いや本職同士はちゃんと調整して下さってるんだよ。
普段対立してる組同士でも、ウ↑チ↓のオヤジの顔を立ててくれてるんだわ。
問題は素人さん同士が現場でかち合った時なあ。

うーーーん。
ウ↑チ↓の不徳だなぁ。」


「大金絡む以上、喧嘩沙汰は避けられないニャ。」


「まあ、そうなんだけどさ。」


「結構有名な指名手配犯捕まったニャ?」


「例の極左テロ犯だろ?
福岡県警さんから確認の電話あったわ。
ウ↑チ↓も協力はしてやりたいんだが、昭和時代の話をされてもなあ。」


「ああ、80過ぎの革命家さん。」


「革命って世代交代の前倒しだからな。
厄年過ぎたらとっととくたばるのが最大の革命貢献だとは思うぞ?」


「BBA笑うニャ行く道ニャ。」


「メスガキ叱るな来た道じゃ。」


「でも、これだけ横断的に殆どの組が協力してくれてるのに…
トイチの情報が全然出て来ないのは不自然ニャ。
やっぱり大BBAが囲ってるんじゃニャい?」


「いや、アイツの性格ならダーリン様を見せびらかしてくるからな。
それをしないって事は、ヒルダの手元にも居ないんでしょ。」


「他の女?
お水のヒモになってるニャ?」


「…。」


「ん? どうしたニャ?」


「今、視線を感じた。」  


「ニャ? ニャ?」


「いまねー、ダーリン様がこっちを見てるわ。
うん、周りに何人かいるねえ。」


「ちょ? 今、本番中ニャ!
キチゲはカメラ回ってない所で解放しろニャ。」


「ダーリン様…
いや、遠市厘。
テメエ、今こっちを見てるだろ?

オマエ甘やかしたら際限なく調子乗るタイプだよなぁ…
こっちが優しくしてやってるうちにさあ…」


「ヤバい! 三橋! カメラ止めろニャ!!!」


  「2秒後緊急離脱します!!!」


「遠市ッ!!
殺すぞテメッーーーー!!!!!」


【この配信は終了しました】


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


『あ、あ、あ、あ…』


「リン子ちゃん、お水よ!」


『ごくごく。』


「飲み方もメス化してるわ!」


『あ、あ、あ、あ、あ…』


「捕まったら殺されるわよ、アンタ。」


『ぷるぷるぷる。』


「怯え方が既にメス化してるわ!」


『ふええ、怖いですぅ。』


「菓子折りでも送っとく?
無駄だと思うけど。」


『ぴえん。』


「この短期間に完全にメス化したわね。
アナタ素質あるわぁ。」


さて、ここからが本題。
ここから逆転する方法を考えなくてはならない。
問題なのが、女共が俺への敵意を持っていない点。
ヒルダにしろ鷹見にしろ、そこまで俺を憎んでいる訳ではない。
むしろ奴らに言わせれば愛するが故の行動である。
(でもノリで殺されそうではある)

じゃあ、女の言う《愛》とは何ぞや、と言えばオスを独占して、自分の産んだ子の血統のみに相続させる事を意味する。
この数日、合間を見て女向けなろうを読み漁ったが、誰一人としてヒーローをシェアしようとする殊勝な女は居なかった。

女向けコンテンツの万能ヒーローをスパダリと呼称するらしいのだが…
美形で富裕で精悍で社会の頂点に君臨するスパダリを作中の女共は浅ましくも独占し、自分だけが溺愛される事を要求していた。
一人たりとも身の程を弁えている女は居なかった。
良くも悪くも、そういう生き物なのだろう。

人間とは社会の部品に過ぎない。
最高権力者はその最たるものである。
それを私有しようという邪悪な発想こそが、社会が貧窮している原因であるし、これを打倒しなければ人類に未来はない。

俺は無価値な男だが、富をオスの評価に含めた場合はどうあがいても宇宙最高の男となってしまう。
要は理論値のみのスパダリだ。
ヒルダや鷹見は嗅覚でそれに気付き、早期の囲い込みに動いていた。
それが現在の情勢。
恐ろしい事にあの2人のスペックであれば、俺を有効活用出来る。
ヒルダなら王朝建国戦も十分勝ち抜く事が可能だろう。

つまり、俺の戦争のルールは至ってシンプル。
特定の女に囲われたら負け。
フリーハンドを保てれば、社会を一歩ずつ理想に近づけることが可能。

さて、あの女共をどうするか。
見つかったら終わりだな。
ヤクザだの警察だのが出てこなくても、奴らなら片手で俺を制圧可能だからである。
隠れているだけでは勝ち目がない。
俺の武器はカネしかない。
そしてカネは社会にリンクさせなければ威力を発揮しない。
どこかに手を広げなきゃ駄目だな。
俺の自由を守る手勢が欲しい。
それも女共が存在を知らない相手…
意識外の存在。
そんな人間居るかなぁ…

これから九十九里で組織を地道に作るか?
駄目だな、この土地が目立ってしまう。
ピンポイントで追手を差し向けられたら、すぐに発見されてしまうだろう。
100%の確信が出来る味方が欲しい。


『カネは幾らでも増やせるんですよ。』


「人類の夢、リン子さんは叶えちゃってますねぇ。」


『というより、定量化可能な物質なら全て増やせると思います。』


「それもう無敵じゃないですか。
そこまで強くて、どうして勝てないんですか?」


『強いと言っても、女の欲に比べればささやかなものですから。』


「なるほど。
世の中上手く出来てますねえ。」


『全くです。
エドさん、何か増やしたいものとかあります?』


「うーん。
無難に原油とか小麦とか…」


『やはりそこら辺に落ち着きますか。』


「リン子さんが本気を出せば、すぐに人類全員を養える量は生み出せると思うんです。」


『はい、同感です。』


「でも、それをすると産油国と穀物輸出国が即座に破綻します。
コモディティを扱っている彼らはギリギリのラインで生産計画を組んでますから。」


『うーん、確かに。
難しいですねえ。
あちらを立てればこちらが立たずです。』


「リン子さんが地球に統一政権を作ってしまうのが、一番無難ではあるんですけどね。」


『それっぽい物は出来てしまうでしょうね。』


「気が進みませんか?」


『生まれる弊害が見えているだけに。
天下平定は最後の手段にしたいです。

…この場を借りてお詫びしておきますね。
エドさんの世界に勝手に干渉してしまって申し訳ありませんでした。
どんな理由があったとしても、私のあの振る舞いは良くなかったです。』


「いえ、同意なく召喚してしまったのは当方ですから。
仮に弊害があったとしても、その責は全面的に私が負うべきであると認識しております。
リン子さんには一切の責任は御座いません。」


『…お気遣いに感謝します。
王様って大変でしたか?』


「王政ほど安定した政治形態はありません。
本来、まともに運営していればそこまで大変ではないのですよ。」


『大変な時期に御即位されたと伺いました。』


「大変なのは全員同じですよ。
前線の将兵達、そして何より人民達。
私などより苦労した筈です。」


それだけ言うとエドワードは寂しそうに窓の外に目を移した。
当時の王国が破綻状態にあった事は、キャラバンで縦走した俺が身をもって知っている。
内戦を見た、盗賊を見た、汚職を見た、逃亡を見た。
大国故に何とか形は保っていたが、既に王国は終わっていたのだ。


『エドさん評判良かったですよ。
自由都市では賢王と讃えられておりました。』


「未だに信じられません。
本国では真逆の悪罵を受けておりましたから。」


窓の外を眺めたまま2人で笑う。


「じゃあ、最後に己の賢愚を確かめてみようかな。」


何気なくそう言ってエドワードは身を起こした。


「リン子さんの打開策を考えてみます。」


『おお。
エドさんが本気出したら…』


「よし、思いついた!」


『早っ!』


「急ぎ調達して来ます!
楽しみに待っていて下さい!」


言うなり飛び出していったので、化粧をして時間を潰す。
黒系のストッキングに赤いパンプスを合わせるので、口紅も同色で合わせよう。
エドワードは気に入ってくれるだろうか?
うーん。
チークって加減が難しいな。
何か男に媚びを売ってるような雰囲気になるから嫌なんだよな。

あーでも、ストッキング履くなら、スカートはもう少し短い方が良くないか?
いや、バランス的にね。
スカートを一段階こうやって折り込んでっと。
ああ、こっちの方が脚が綺麗に見えるかも。


「ただいま戻りました!」


『おかえりなさーい。』


「あれっ?
リン子さん少し雰囲気変わりました?」


『えへへー。
クイズです、どこが変わったでしょうか♪』


「えー、どこかなー。
髪型変えました?」


『うふふー。
違いますよぉ♪』


30分ほど、そんな遣り取りを楽しんでから土産を拝見する。
玄関に置かれていたのは、大型のキャスターに乗った黒い物体。


『こ、これは何ですか?』


「はい!
蓄電器です!!」


『あ!!』


「結論から申し上げます!
この電動力全盛の地球文明において!
富とは電力に他なりません!!
電力を握った者が地球を掌握するのです!!」


『おおおおおお!!!!』


確かに、その発想は無かった。
そうだよな。
異世界人から見たら、地球なんて電気を基軸とした電気文明にしか見えんよな。
ヒルダもやたらと電気自動車を研究していたし。


「この商品は!
ポータブル蓄電池『Tamerulab.(タメルラボ.)!!
電池容量12432Wh!!
AC定格出力 3000W!!
側面には視認性の強い電池残量インジケーター!!」


『おお!
よくわかりませんが凄い!
凄いから凄い!』


「まあ、宮永翁からの貰い物ですけどね。
今日は電気が資産となり得るかを検証させて下さい。」


ふうむ。
流石は賢王だ。
アイデアがどれも正鵠を射ている。
そうだよな。
この人は炸裂弾を使った狩猟を推奨していたり、基本的に開明的なんだよな。


続いて、エドワードがクッキーの空き缶からカネを取り出す。
児玉夫妻に当たりクジを売ったので、少し金額が増えている。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


【所持金】

1450万8000円
  ↓
5650万8000円
  

※エドワード・ギャロから3200万円を借入。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


さて、今日の課題は電気を増やせるか否かである。


『正直、自信がありません。』


「そうですか?」


『いやあ、電気って…
資産なんですかね?
そこら辺がどうしてもピンとこないんです。
例えば電力会社の株式でしたら、私は資産と認識出来ると思います。
後、発電に用いる石油や石炭もです。
でも…
電力そのものは…
資産と呼べるんでしょうか?』


「うーーん
お言葉ですが、EU内では電力の売買が盛んに行われてますよね?」


『あ、そうか。
ドイツとフランスとか。』


「ええ。
国家間であれば電力売買は珍しいことではないので。
なので、地球文明を勉強していた頃の私は電力を地球の皆さんが保有する資産の一つと認識しておりました。」


『エドさんの仰る通りです。
ただ、資産というには保存性がね…
やはり金銭のように価値損耗しないものでなくては。』


「いやリン子さんの仰る通りなんですよ。
例えば、この蓄電器も高性能ではあるんですが…
年間2割の自然放電はあります。
そういう意味では価値損耗が激しいので資産性は乏しいですね。」


『2割ですか。
いや、逆ですね。
そんなに保てるとは知りませんでした。
コモディティ商品なら1年で2割値下がりする事もありますからね。』


「しかも!
蓄電技術は年々向上しています。
そして、この日本国こそが蓄電研究のトップランナーなのです!
蓄電関係の重要特許を保有する企業の如何に多い事か!」


『あ、思い出した。
そういう企業の証券、ヒルダが買い漁ってました。』


「…。」


『…。』


「…そうですか。」


『話の流れを切って申し訳ありません。』


「…いえ。」


『…。』


「さあ!
気分を切り替えますよー!!
リン子さんは電力をも増加させる事が出来るか!!」


『リン子がんばるー♪』


…そうか、思い出した。
ヒルダはそこら辺を綿密に研究し抜いていた。
アイツ異世界人の癖に機械とか車とか滅茶苦茶詳しかったからな。
まあヒルダが価値を感じているという事は、電力も資産なんだろう。
あー、何かあっさり納得してしまった。


『エドさん。
この蓄電器って私が頂いて宜しいんですか?』


「はい、当然です!
私からのささやかなプレゼントですよ。」


『わー、嬉しいですぅ。
お礼にchu♪』


「///。
いや、困ったな。
からかわないで下さいよ。」


『えへへー♪』


そんな会話をしているうちに時間が来る。



《1018万円の配当が支払われました。》



まず、カネが舞い散る。
この動作は正常。
そして俺達が玄関の蓄電器を覗き込むと…


「あ!!
やっぱり目盛が増えてる!!
目算2割!!!」


『うわあ。
これって電気にも適用されるんですねえ。
我ながら滅茶苦茶ですよ。』


それから30分ほど、フェルナンデス司祭の勘の鈍さを2人で非難する。
アイツ選挙のことばっかり考えているから、一番必要なパーツを獲り逃すんだよなあ。
俺のスキルなんて、あのオッサンが一番喜びそうなものなのに。


『今ですねぇ。
私のスキルがですねぇ。
1日18%ずつ資産が増える効果があるんですよ。』


「えー。
やっぱり、そういう感じなんですか?」


『いやあ、地味なスキルで恐縮ですよ。』


「派手ですよ!」


『え?』


「リン子さんが王位を継承したら、初日で中興の祖になれますよ!」


…だろうなあ。
俺のスキルって、王様向きではあるんだよな。
要は王位って国家備蓄とか通貨発行権とかの独占だからな。
でも俺の目標は独占の打破なんだよなあ。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


【所持金】

5650万8000円
  ↓
6668万8000円
  ↓
3468万8000円
  ↓
3436万8000円


※配当1018万円を取得
※エドワード・ギャロに3200万円を返済
※エドワード・ギャロに32万円を支払い


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


『エドさーん。
これ以上、おカネ持てないですよ?』


「え?
1億までは持てるって仰ってたじゃないですか?」


『いえ、男と女では使う鞄も異なるんですよ。
1億も背負ってたら、全体のコーデが崩れちゃいます。』


「ああ、確かに。
女性の鞄って小さければ小さいほどいいみたいですよね。」


『だから。
これ以上増えても困ります。』


「ご安心下さい!
リン子さんの為なら、札束の100キロや200キロ。
幾らでも担いで差し上げますよ。」


『わあ、凄いですぅ。』


「はっはっは。
こう見えても士官学校時代は荷物走が得意だったんです。
大船に乗ったつもりでいて下さい!」


『頼もしいですぅ。』


そんな遣り取りをしながら、エドワードに送迎して貰ってスナックに出勤。
妙に客が多くて驚いたが、頑張るぞい。




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



【名前】

遠市・コリンズ・リン子・厘


【職業】

ホステス

神聖教団 大主教
東横キッズ
詐欺師


【称号】

淫売
賞金首


【ステータス】 (地球上にステータス閲覧手段無し)

《LV》 18
《HP》 ふぇぇ
《MP》 ですぅ
《力》  メスガキ
《速度》 小走り不可
《器用》 ライジング・カード!
《魔力》 悪の王器
《知性》 悪魔/ド低能/自分の名前は言えます。
《精神》 吐き気を催す邪悪
《幸運》 的盧

《経験》 1677219

本日取得 0
本日利息 255847

次のレベルまでの必要経験値944211

※レベル19到達まで合計2621430ポイント必要
※キョンの経験値を1と断定
※イノシシの経験値を40と断定
※うり坊(イノシシの幼獣)の経験値を成獣並みと断定
※クジラの経験値を13000と断定
※経験値計算は全て仮説


【スキル】

「複利」 

※日利18%
下4桁切り上げ 


【所持金】

所持金3436万8000円

1万BTC (下4桁切り上げ)
 ↓ 
2万BTC


【所持品】

女の子セット
蓄電器


【約束】

 古屋正興     「異世界に飛ばして欲しい。」
 飯田清麿     「結婚式へ出席して欲しい。」
〇         「同年代の友達を作って欲しい。」
          『100倍デーの開催!』
×         「一般回線で異世界の話をするな。」
          『世襲政権の誕生阻止。』
〇後藤響      「今度居酒屋に付き合って下さい(但しワリカン)」
          「大阪を滅ぼさないで下さい!!!」
          「空飛ぶ車を運転します!」
 江本昴流     「後藤響を護って下さい。」
          『遠市王朝の建国阻止。』
×弓長真姫     「二度と女性を殴らないこと!」
×         「女性を大切にして!」   
〇寺之庄煕規    「今度都内でメシでも行きましょう。」
×森芙美香     「我ら三人、生まれ(拒否)」
×中矢遼介     「ホストになったら遼介派に加入してよ。」
          「今度、焼肉でも行こうぜ!」
〇藤田勇作     『日当3万円。』
〇堀田源      「トイレコインの使い方を皆に教えておいて。」
〇山田典弘     「一緒にイケてる動画を撮ろう。」
〇         「お土産を郵送してくれ。」
          「月刊東京の編集長に就任する。」
 楢崎龍虎     「いつかまた、上で会おう!」
×警視庁有志一同  「オマエだけは絶対に逃さん!」
          「オマエだけは絶対に守る!」
×国連人権委員会  「全ての女性が安全で健(以下略)」
〇安宅一冬     「浅草寺周辺を一緒に散策しましょう。」
 水岡一郎     「タックスヘイブンの利用・移住をしないこと。」
×平原猛人     「殺す。」
          「鹿児島旅行に一緒に行く。」
          「一緒にかすうどんを食べる」
 車坂聖夜Mk-II   「世界中の皆が笑顔で暮らせる、優しい世界を築く」
×今井透      「原油価格の引き下げたのんます。」
          「小麦価格の引き下げをお願いします」
〇荒木鉄男     「伊藤教諭の墓参りに行く。」
 鈴木翔      「配信に出演して。」 
×遠藤恭平     「ハーレム製造装置を下さい。」
〇         『子ども食堂を起ち上げます。』
          「紙幣焼却によりインフレを阻止する。」
〇田名部淳     「全財産を預けさせて下さい!」
          「共に地獄に堕ちましょう。」
 三橋真也     「実は配信者になりたいので相談に乗って下さい。」 
〇DJ斬馬      『音楽を絡めたイベントを開催する際、日当10万で雇用します。』
 金本宇宙     「異世界に飛ばして欲しい。」
 金本聖衣     「同上。」
 金本七感     「17歳メインヒロインなので旦那との復縁を手伝って。」
〇天空院翔真    「ポンジ勝負で再戦しろ!」
          「再戦するまで勝手に死ぬな。」
〇小牧某      「我が国の防諜機関への予算配分をお願いします。」
 阿閉圭祐     「日本国の赤化防止を希望します。」
〇坊門万太郎    「天空院写真集を献納します!」
 宋鳳国      「全人類救済計画に協力します!」
 堀内信彦     『和牛盗難事件を解決します。』
〇内閣国際連絡局  『予算1000億円の確保します』
 毛内敏文     『青森に行きます!』
 神聖LB血盟団   「我々の意志を尊重する者が必ずや遠市厘を抹殺するだろう。」
〇大西竜志     「知り得る限り全ての犯罪者情報の提供。」
          『貴方の遺族に篤く報います。』
 坂東信弘     「四国内でのイベント協力」
 国重辰馬     「四国内でのイベント協力」
 涌嶋武彦     「畜産業界の総力を挙げて遠市派議員を衆議院に最低10名押し込みます!」
 斑鳩太郎     『処刑免除を保証します。』
 志倉しぃ     「カッコいいホモの人を紹介して下さい。」
〇孝文・j・G   「英国大使館パーティーにて利息支払い」
〇グランツ(英)  「perape-ra!!!!!!!!」
 E・ギャロ     「農政助言」
          「王都で星を見る。」



 金本光戦士    「どんな危機からも必ず救い絶対に守る。」


〇木下樹理奈    「一緒に住ませて」


×松村奈々     「二度と靴は舐めないにゃ♥」
〇         「仲間を売るから私は許して♥」


◎鷹見夜色     「ウ↑チ↓を護って。」
〇         「カノジョさんに挨拶させて。」
〇         「責任をもって養ってくれるんスよね?」


×ヒルダ・コリンズ 「芋羊羹…。」
          「王国の酒…。」
          「表参道のスイーツ…。」 
×         「ポン酢で寿司を喰いに行く。」


 土佐の局     「生まれた子が男子であればリイチ。
          女子であればリコと命名する。」

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