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CHAPTER Ⅲ
第115話 未踏領域開拓任務⑤
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「え! 山崎さん! どういうことですか!?」
オレは山崎がこの任務から降りると聞いて焦りを隠せない。
「いや、佐々木。勘違いしているかもしれんが、任務は続行するぞ。ただグールの矢面に立っての戦闘は辞退する」
「……?」
「佐々木くん。私が提案したの」
「鈴子さん?」
「私たちはあなた達と比べるとやはり戦力として劣っている。この一連の戦闘で痛感したわ。ユメちゃんも同じ気持ち。山崎班長とユウジくんは最初反対だったけど、この先を考えて折れてくれた」
「ええ? 劣ってる? そんなことありませんよ」
オレは正直な気持ちを口にした。鈴子も山崎も、南も高野も新ツクバで共に任務をした経験がある。オレは何度も助けられたし、頼りになる先輩という認識しかない。
「……ありがとう。でも群体との戦いでは結城班とは少し離れていたから。私たちは危ない場面が何度もあったし、柊さんや鏑木さんにも助けられた。いいえ、足をひっぱってしまった」
そういう鈴子の顔は暗い。
「え? そうなんですか?」
オレは思っても見ないことだったのでつい声に出して柊を見た。
「あなただったら助けずにトドメを刺していたわ」
(こ、答えになってないよな……、いちいちオレの命を狙ってくるな……)
「とにかく、これ以上の戦闘では私たちは役に立てない。だから、シェルターベースで後衛の援護要員になることにしたの」
「援護要員……」
オレは山崎班のような強部隊が援護に回るということが納得出来なかった。というよりも何故? という疑問だらけだった。
オレの疑問に答えるように山崎が言葉を続けた。
「佐々木、援護要員というのはそれで重要な役割がある。都市で言う防衛隊員と同じだ。都市での防衛戦争の際も、討伐隊員だけでは勝てないのはわかるだろう? 戦線の移動手配。武器弾薬の供給、負傷した隊員の救護、索敵情報の管理。まだまだたくさんの仕事がある。この任務でこれから起こる大規模な戦闘となると、こう言った役割の隊員も必要だ。オレたちがその役割を担うことが、この部隊にとって最善だと判断したんだ」
オレは返す言葉が見つからないでいた。
すると、柊が仕方ないといった態度で口を開いた。
「まあ、そうね。確かにあなた達ではこの先は実力不足でしょう。私は賛成よ」
「え!?」
「おいおい……」
オレは柊の突然の発言には驚きと少しの怒りを感じた。横にいる天沢も言いやがったという顔をしている。
「……」
山崎は特に反論はしないようだ。
「いや! 実力不足ってことはないだろ! 柊さん、さすがに言い過ぎだ!」
「セイ、止めろ」
セイヤがオレをなだめた。
「山崎さん達が実力不足、それは確かにオレも少し感じていた」
今度はセイヤが思いもよらないことを言った。
「は?」
「佐々木さん、私達は強くなったんです。分かってください。山崎班への尊敬と信頼は変わらないんです」
「ああ、そうだな。佐々木。適材適所ってやつだよ」
ユウナとアオイもセイヤに続いた。
オレはこの3人がこんなことを言うのが信じられなかった。
「ユウナにアオイも! そんなこと言うのか!? 山崎さん達だぞ!」
「……」
誰も返事はしない、重い沈黙だ。
「佐々木、お前はいいやつだな。だけど、それだけお前らは成長したってだけだ。気にすんな」
「山崎さん……」
「柊班長もハッキリ言ってくれて助かるよ」
「いいわよ。別に」
オレは釈然としないが、みんな納得したような顔だ。
「オレたちは明日から援護要員になる」
その2日後、オレたちはC地点での基地設営を終えた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
その後もさらに2度、問題なく基地設営の任務を終え、オレたちはC地点での作業は終了した。
山崎班は先日の宣言の通り、援護要員になった。
山崎班が前線から抜けて、数千ものグールとの戦いが厳しくなるとオレは考えていたが、なんと逆に楽になった。
シェルターベースからの砲撃や爆撃によって巧みに敵戦力を分断したり、詳細な索敵情報を元に地形をも考慮した戦場の設定などを即座に送信してくれたり、オレたちの戦いやすいように彼らは何でもしてくれる。
オレは援護要員がどこか戦力外通告みたいに感じていたが、とてもそんなことは無かったのだと痛感した。
山崎が前線から退くと言うのは本当に部隊の事を考えてのことだった。
そうして6月も終わりに近づき、かなり暑い季節になってきた。
オレたちは今、開拓部隊全員で新トウキョウ都市の作戦室の一室に集まっていた。
次からはD地点での基地設営、つまり、未踏領域の最奥に向かう。グールの大群が現れることが予想されるからだ。
都市に帰って来たオレたちは、部隊長である千城が阿倍野と面談して、その後に部隊全員でその内容を共有して解散。そして、数日後に再度出発という流れで毎回進んでいた。
今は阿倍野との面談を終えた千城が部屋の椅子に腰かけたところだ。
いつも通り、まずは千城が皆に声を掛けた。
「出発は3日後だ! 各自今回も宜しく頼む! 以上!」
(いや、以上じゃないだろ)
「千城隊長、私から補足させてもらってもいいですか?」
「おお! 鏑木! 頼む!」
千城は毎回いつもああなのでここ最近はいつも鏑木がこの開拓部隊のメンバーにいろいろと説明や補足をしてくれるようになっていた。
何故か彼女は千城と同じ情報を持っていたりするが、姉がS級隊員だからだろうとオレは勝手に納得していた。
「今回の目的地はここ。まずは立体地図を出すわ。今、皆にも送信しておく」
鏑木がそう言うと、宙に地図が現れ、光のラインがオレたちの移動ルートを示してくれた。
(さすが鏑木さん! やっぱりあなたがオレたちの真の隊長です! )
オレは内心で千城に対してかなり失礼なことを考えてしまう。
当たり前だが、今回はかなり北部まで進む事になる。詳しい地名は忘れてしまったが、確か福島県の最北部とか、宮城県の最南部あたりだ。
この場所に中継基地を設営すれば新センダイ都市まではあと1日程度の時間距離だろう。
ずっと海側のルートを進んでいたのは今回も変わらない。おそらく海側の方が平坦な地形が多いからだろう。これもオレは勝手に推測して納得していた。
その後鏑木からもいろいろな説明を受け、一通りの話は終わった。千城は隣でうむうむ言っている。
「それで、援軍については何か話はあったのか?」
山崎が鏑木に質問を投げた。
(援軍?)
「ああ、援護要員の補助班の要請についてよね。確かに山崎班の働きは素晴らしいけど、明らかに人手不足だからね。阿倍野マスターは何か言ってましたか? 千城隊長」
ここのところ確かにオレたちはかなり戦いやすくなっているが、それは山崎班の抜群のサポートのお陰だ。
そういえば鈴子がこの前にもう手が回らないと言っていたなとオレは思い出していた。
「いや、ないな! 皆忙しいからこのまま頑張ってとのことだ!」
(阿倍野さん、また軽い感じで返事したんだろうな……)
「……やっぱりね。阿倍野さんらしいわ」
オレは鏑木も阿倍野のノリは知っているんだなと感じた。
「まあ、仕方無いな。D地点に向けて努力を重ねよう」
山崎は少し苦い顔をしている。それだけ援護要員の仕事が大変なのだろう。
「その補助班が来たらオレたちが援護要員になろうなかー」
「あなた達はダメよ。御美苗班長」
御美苗が何か言っていたが、鏑木に冷たく却下されていた。
山崎班の仕事を軽減させるため、今回は新開発されたという広範囲索敵装置、爆撃装置など色々な兵器がシェルターベースに搭載された。
3日後、オレたちは再度、基地設営へ向けて新トウキョウ都市を出発した。
オレは山崎がこの任務から降りると聞いて焦りを隠せない。
「いや、佐々木。勘違いしているかもしれんが、任務は続行するぞ。ただグールの矢面に立っての戦闘は辞退する」
「……?」
「佐々木くん。私が提案したの」
「鈴子さん?」
「私たちはあなた達と比べるとやはり戦力として劣っている。この一連の戦闘で痛感したわ。ユメちゃんも同じ気持ち。山崎班長とユウジくんは最初反対だったけど、この先を考えて折れてくれた」
「ええ? 劣ってる? そんなことありませんよ」
オレは正直な気持ちを口にした。鈴子も山崎も、南も高野も新ツクバで共に任務をした経験がある。オレは何度も助けられたし、頼りになる先輩という認識しかない。
「……ありがとう。でも群体との戦いでは結城班とは少し離れていたから。私たちは危ない場面が何度もあったし、柊さんや鏑木さんにも助けられた。いいえ、足をひっぱってしまった」
そういう鈴子の顔は暗い。
「え? そうなんですか?」
オレは思っても見ないことだったのでつい声に出して柊を見た。
「あなただったら助けずにトドメを刺していたわ」
(こ、答えになってないよな……、いちいちオレの命を狙ってくるな……)
「とにかく、これ以上の戦闘では私たちは役に立てない。だから、シェルターベースで後衛の援護要員になることにしたの」
「援護要員……」
オレは山崎班のような強部隊が援護に回るということが納得出来なかった。というよりも何故? という疑問だらけだった。
オレの疑問に答えるように山崎が言葉を続けた。
「佐々木、援護要員というのはそれで重要な役割がある。都市で言う防衛隊員と同じだ。都市での防衛戦争の際も、討伐隊員だけでは勝てないのはわかるだろう? 戦線の移動手配。武器弾薬の供給、負傷した隊員の救護、索敵情報の管理。まだまだたくさんの仕事がある。この任務でこれから起こる大規模な戦闘となると、こう言った役割の隊員も必要だ。オレたちがその役割を担うことが、この部隊にとって最善だと判断したんだ」
オレは返す言葉が見つからないでいた。
すると、柊が仕方ないといった態度で口を開いた。
「まあ、そうね。確かにあなた達ではこの先は実力不足でしょう。私は賛成よ」
「え!?」
「おいおい……」
オレは柊の突然の発言には驚きと少しの怒りを感じた。横にいる天沢も言いやがったという顔をしている。
「……」
山崎は特に反論はしないようだ。
「いや! 実力不足ってことはないだろ! 柊さん、さすがに言い過ぎだ!」
「セイ、止めろ」
セイヤがオレをなだめた。
「山崎さん達が実力不足、それは確かにオレも少し感じていた」
今度はセイヤが思いもよらないことを言った。
「は?」
「佐々木さん、私達は強くなったんです。分かってください。山崎班への尊敬と信頼は変わらないんです」
「ああ、そうだな。佐々木。適材適所ってやつだよ」
ユウナとアオイもセイヤに続いた。
オレはこの3人がこんなことを言うのが信じられなかった。
「ユウナにアオイも! そんなこと言うのか!? 山崎さん達だぞ!」
「……」
誰も返事はしない、重い沈黙だ。
「佐々木、お前はいいやつだな。だけど、それだけお前らは成長したってだけだ。気にすんな」
「山崎さん……」
「柊班長もハッキリ言ってくれて助かるよ」
「いいわよ。別に」
オレは釈然としないが、みんな納得したような顔だ。
「オレたちは明日から援護要員になる」
その2日後、オレたちはC地点での基地設営を終えた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
その後もさらに2度、問題なく基地設営の任務を終え、オレたちはC地点での作業は終了した。
山崎班は先日の宣言の通り、援護要員になった。
山崎班が前線から抜けて、数千ものグールとの戦いが厳しくなるとオレは考えていたが、なんと逆に楽になった。
シェルターベースからの砲撃や爆撃によって巧みに敵戦力を分断したり、詳細な索敵情報を元に地形をも考慮した戦場の設定などを即座に送信してくれたり、オレたちの戦いやすいように彼らは何でもしてくれる。
オレは援護要員がどこか戦力外通告みたいに感じていたが、とてもそんなことは無かったのだと痛感した。
山崎が前線から退くと言うのは本当に部隊の事を考えてのことだった。
そうして6月も終わりに近づき、かなり暑い季節になってきた。
オレたちは今、開拓部隊全員で新トウキョウ都市の作戦室の一室に集まっていた。
次からはD地点での基地設営、つまり、未踏領域の最奥に向かう。グールの大群が現れることが予想されるからだ。
都市に帰って来たオレたちは、部隊長である千城が阿倍野と面談して、その後に部隊全員でその内容を共有して解散。そして、数日後に再度出発という流れで毎回進んでいた。
今は阿倍野との面談を終えた千城が部屋の椅子に腰かけたところだ。
いつも通り、まずは千城が皆に声を掛けた。
「出発は3日後だ! 各自今回も宜しく頼む! 以上!」
(いや、以上じゃないだろ)
「千城隊長、私から補足させてもらってもいいですか?」
「おお! 鏑木! 頼む!」
千城は毎回いつもああなのでここ最近はいつも鏑木がこの開拓部隊のメンバーにいろいろと説明や補足をしてくれるようになっていた。
何故か彼女は千城と同じ情報を持っていたりするが、姉がS級隊員だからだろうとオレは勝手に納得していた。
「今回の目的地はここ。まずは立体地図を出すわ。今、皆にも送信しておく」
鏑木がそう言うと、宙に地図が現れ、光のラインがオレたちの移動ルートを示してくれた。
(さすが鏑木さん! やっぱりあなたがオレたちの真の隊長です! )
オレは内心で千城に対してかなり失礼なことを考えてしまう。
当たり前だが、今回はかなり北部まで進む事になる。詳しい地名は忘れてしまったが、確か福島県の最北部とか、宮城県の最南部あたりだ。
この場所に中継基地を設営すれば新センダイ都市まではあと1日程度の時間距離だろう。
ずっと海側のルートを進んでいたのは今回も変わらない。おそらく海側の方が平坦な地形が多いからだろう。これもオレは勝手に推測して納得していた。
その後鏑木からもいろいろな説明を受け、一通りの話は終わった。千城は隣でうむうむ言っている。
「それで、援軍については何か話はあったのか?」
山崎が鏑木に質問を投げた。
(援軍?)
「ああ、援護要員の補助班の要請についてよね。確かに山崎班の働きは素晴らしいけど、明らかに人手不足だからね。阿倍野マスターは何か言ってましたか? 千城隊長」
ここのところ確かにオレたちはかなり戦いやすくなっているが、それは山崎班の抜群のサポートのお陰だ。
そういえば鈴子がこの前にもう手が回らないと言っていたなとオレは思い出していた。
「いや、ないな! 皆忙しいからこのまま頑張ってとのことだ!」
(阿倍野さん、また軽い感じで返事したんだろうな……)
「……やっぱりね。阿倍野さんらしいわ」
オレは鏑木も阿倍野のノリは知っているんだなと感じた。
「まあ、仕方無いな。D地点に向けて努力を重ねよう」
山崎は少し苦い顔をしている。それだけ援護要員の仕事が大変なのだろう。
「その補助班が来たらオレたちが援護要員になろうなかー」
「あなた達はダメよ。御美苗班長」
御美苗が何か言っていたが、鏑木に冷たく却下されていた。
山崎班の仕事を軽減させるため、今回は新開発されたという広範囲索敵装置、爆撃装置など色々な兵器がシェルターベースに搭載された。
3日後、オレたちは再度、基地設営へ向けて新トウキョウ都市を出発した。
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