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2章 バイト先で偶然出逢わない
2章11 Bitterness supplements ⑩
しおりを挟む同日、夜――
「――はい。そうなんです……。リィゼちゃんがうっかり船を燃やしてしまいまして……。えぇ……、はい……」
無人島の洋館。
望莱は自室にて窓の外へ目を向けながらスマホを耳に当てている。
「……代わりの手配をしなければなので、また何日か延びそうで。はい……。七海ちゃんも明日がんばってくださいね。わたしもサポートしますから……。パンツはちゃんとカワイイ系にするんですよ? えー? はい……。じゃあ、おやすみなさい……」
軽口で締めて通話を切る。
相手は希咲で今日の報告と明日の打ち合わせ、その確認だけの軽い内容だった。
カーテンを閉め、スマホの画面を消して部屋の中央へ戻ろうとすると――
――コンコンと。
廊下へと繋がる扉がノックされる。
「どなたですかー?」
望莱はてててっと駆け足で扉まで行くと、ぴったりと張り付いて身体でドアを押さえる。
「あ、みらい?」
「む。この女が群がりそうな爽やかイケメンボイスは……」
「こんな時間にゴメンね? ちょっといいかな?」
「こんな時間と言いながらも入ってくる気まんまんです。今日はわたし危険が危ない日なのでお引き取りください」
「なんの話⁉ 頼むよ! 話があるんだ」
「んもぅ、兄さんったら強引なんですから……。仕方ありませんね」
適当に揶揄ってからみらいさんはドアを開けて、訪問者を部屋に招き入れる。
訪れたのは彼女の兄である紅月 聖人だ。
時刻はもうじき日付が変わるかという頃。
こんな時間に一体何の話が――という疑問も浮かびそうな場面だが。
望莱は兄に何も尋ねず、彼を部屋に入れるとカチャリとドアにカギをかける。
「ん? 僕そんなに長居しないよ?」
訝しげにする兄を置いて次に部屋の奥にあるベッドへ向かう。
歩きながら着ているワンピースの肩ひもをずらし――
「――はい、どーぞっ……」
――ぱふっと、背中からベッドに倒れた。
「いい、ですよ……? でも早く済ませてくださいね? 明日も午前中からお仕事ですから……」
口元にゆるく握ったお手てを添え、目を逸らしながら実の兄に何かの許可を出す。
そんな姿を見て、お兄さんは目元を覆って妹の成長ぶりを嘆いた。
聖人は溜息を吐いて望莱に近寄る。
悲しげな顔で肩ひもを直してやり、彼女をちゃんと座らせた。
「みらい。ダメだよ? そういうのは……」
「あら? 違いました?」
「当たり前でしょ?」
「時間も時間だったのでてっきり、寝る前に実の妹で手軽に性欲を処理しに来たものだとばかり」
「そんな兄がいるわけないでしょ⁉ それに実の妹は大分重めだよ⁉ 話があるって僕言ったじゃん!」
「すみません。『話がある』というのは『抜いてくれ』の隠語だと思っていました」
「聞いたことないよ。そんなの……」
ガックシと項垂れる兄の姿に妹は上機嫌に笑う。
「それで? 話とはなんでしょうか?」
「あ、うん。船のことなんだけどさ」
それはタイムリーな話題だった。
この島に監査として訪れていた陰陽府の者たちが乗ってきた船が、停泊中に不運にも爆破されてしまったのだ。
犯人はマリア=リィーゼ様である。
ついさっき、ちょうど希咲に電話で報告した話だ。
みらいさんはコクリと頷く。
「それならつい今、七海ちゃんとお話していたところです」
「あ、そうなんだ」
「はい。なので、七海ちゃんに聞いてください」
「なんで⁉」
みらいさんは優しくて甘々なお兄ちゃんに積極的にイジワルをする。
「七海ちゃんが知ってるので」
「で、でも、みらいが教えてくれればよくない? 目の前にいるんだし」
「えー? 連続で同じこと言うのだるいです」
「そ、そっか……」
女に対してNOと言えない聖人はスマホを取り出し画面を見つめ、そして結局何もすることなくそれを仕舞った。
「おや? 電話しないんですか?」
「え? うん。なんかさ、今電話したら七海に怒られる気がして……」
「さすがは兄さん。流石の直感ですね。冴えてます」
「七海はその、美景で大丈夫なの……?」
「はい。まぁまぁだいじょうぶです」
「まぁまぁ? えっと、七海は今どういう状況なのかな?」
「安心してください。面白いことになってます」
「どういうこと⁉」
今に始まったことではないが、何かを聞いてもロクな答えが返ってこない。
だが、そんな彼女でも必要な時に必要な情報を出してくれるという点では信頼があるので、聖人はここでは諦めることにした。
「ケガした人は大丈夫だった?」
「はい。だいじょうぶです」
「よかった」
「顔面に一生消えないレベルの火傷がありましたが、気絶してる間に治しておいたのでバレてません。セーフです」
「それは大丈夫とは言わないんだよなぁ……」
ニッコリ笑顔で親指を立てるみらいさんとは対照的に聖人は微妙な顔になってしまう。
今回の事件は、停泊中の船を護衛・監視中のマリア=リィーゼ様に起こったものである。
護衛・監視と言っても何か差し迫った危機が船にあったわけではなく、メンバーが監査の人たちの相手で忙しいので彼女の面倒を見る者がいなく、仕事に同行させても何の役にも立たないマリア=リィーゼにとりあえず仕事としてやらせていただけのものだった。
要は邪魔だから浜で座って一日海でも眺めていろということである。
そうしたら、任務中の彼女に不幸が起こる。
何故か鳥さんの群れが彼女の頭上を挑発的に鳴きながら飛び回ったのだ。
それに怒り狂った彼女が魔法を放ったら、運悪くその射線上に件の船があったのである。
さらにツイてないことに、たまたまそのタイミングで船内で荷物チェックをしていた陰陽府の方が爆発に巻き込まれて重傷を負ってしまったのだった。
マリア=リィーゼ様は泣きながら「自分は悪くない」ということを主張していたが、みんな忙しくて話を聞いてくれないので、現在はイジけて部屋に引き籠ってしまっている。
そんな悲しい出来事があった。
「でもでも、わたしのヒールで彼らは今、ケガ前よりも元気になってるはずですよ?」
「あ、うん。それはそうみたいなんだけど……」
「なにか問題でも?」
「すっごいクレームを言われててさ……」
困り顔になってしまった兄を安心させるように望莱は力強く頷く。
「ご安心を。こんなこともあろうかと、このみらいちゃん。在り余った彼らの元気を削ぐ策を既に展開してます」
「あ、いや……」
「真刀錵ちゃんに、陰陽府の人たちと“MOGISEN”をするように勧めました。彼女がきっと彼らを文句も言えないほどに疲弊させてくれることでしょう」
みらいさんの華麗な“SAKURYAKU”が発表されたが、しかし聖人はまだ浮かない顏だ。
「どうしました?」
「いや……ね? 僕のところにきてるクレームって、その真刀錵を何とかしてくれってことなんだ」
「まぁ、そうなんですね」
「真刀錵さ、彼らの顏を見るたびに近寄ってきて『手合わせをしろ』しか言わないらしくてさ……。監査の人たち、本気で迷惑というか、怖がってるみたいなんだよ」
「まぁ、それは大変です。でも、考えてみれば当然ですね。あの凄惨な事件からまだ二ヶ月ほどですし……」
「事件……?」
首を傾げる兄に望莱は人差し指を立てて、実に愉しげな顔で説明する。
「ほら? ちょっと前に真刀錵ちゃんが、陰陽府の人の腕一本斬っちゃったじゃないですか? “MOGISEN”で」
「あぁ……、そういえばそんなこともあったよね……」
記憶を封印でもしていたのか、聖人は遠い目になる。
「まだ記憶に新しい事件ですし。彼らの間で『あの人斬り女ヤベエ』って話題になっているのかもしれません。でも、困りました……」
「えっと……、何が……?」
突然頬に手を当てて悩ましげな溜息を吐く望莱に聖人は慎重に尋ねる。
「いえ、あの件は示談で済ませたはずなのに。話が漏れているのだとしたら条件破りも甚だしいです。ここはパパの弁護団に言いつけて訴訟を起こし、こちらが支払った示談金の倍額を毟り取るしかありません」
「や、やめようよ……。ほ、ほら? 弁護団は今、みらいの卒業式の件ですっごく忙しそうにしてるし、やめてあげよう? ね?」
「まぁ。敵対組織の卑劣な嘘吐きすら快く許してあげるなんて、なんて優しいのでしょう! さすがです兄さん!」
「い、いや、僕は別に陰陽府と敵対してるつもりは……」
みらいさんは渾身の『さすおに』を繰り出したが、兄には通用しなかった。
「あのさみらい。船は……」
「大破を通り越して全裸って感じです」
「え……?」
「つまりもうダメってことです」
「そ、そう……。代わりの船を――」
「――大丈夫です。もう手配してます。ところで各所の復旧はどうですか?」
「あ、うん……」
やんわりと――だが、キッパリと聖人の申し出を言わせずに断る。
「……蛮の話だと大きなトラブルがなければあと二日もあれば終わるって」
「まぁ、それはよかったです。ですが、なんてことでしょう……。それなのにまたお船がなくなってしまうなんて……。ところで食糧の方は足りますか?」
「それは大丈夫。監査の人たちが持ってきてくれた物であと一週間は……」
「なるほど。一安心です」
「…………」
望莱はパンっと手を打ち合わせて大袈裟に驚いてみせる。
対照的に聖人は俯き、何かを逡巡するような顔をした。
彼は基本的に他人に強く何かを言うことをしない。
特に相手を否定したり非難したりするようなことを口にするのを嫌う。
だが、今回は言うべきだと判断をしたのか――
顔を上げて、望莱としっかりと目を合わせた。
「ねぇ、みらい――」
「はい」
その瞬間、俄かに肌が粟立つのを望莱は感じた。
「――あんまり“オイタ”をしちゃダメだよ?」
「えー?」
望莱はそれを意識しないようにしながら、いつものように惚けてみせる。
聖人の表情や声音にいつもと変わったところは別にない。
だが、妹である彼女にはわかる。
これは真剣なやつだと。
「兄さんは、わたしがどんな“オイタ”をしてるのかわかってるんですか?」
「それは……、わからないんだよねぇ……」
聖人は情けない困り顔になった。
同時に不可視の圧迫も和らぐ。
「わからないんだけど、多分みらいが何かやってるのかなぁって。そんな気がしたんだ」
「まぁ。兄さんったらヒドイです。実の妹を疑うなんて」
「そういうわけじゃないんだけど……、そろそろ美景に帰りたいなぁって思ってさ」
「へぇ」
ここで攻守交替――というわけではないが、今度は望莱が目を細める。
「兄さんは今、『美景に帰りたい』って思ってます?」
「え? うん」
「それはそろそろ旅行に飽きたからとかで?」
「いや、そういう『普通に帰りたい』じゃなくって……」
「ふむ……」
望莱は顎に触れて少し思案した。
そして質問の仕方を変える。
「ちなみに、この間の“龍脈暴走”の時は、どういう『帰りたい』でした?」
「え……?」
言われて初めて考えるように、聖人は一度宙空に視線を彷徨わせた。
「えっとね……、こないだのは『帰りたい』じゃなくって、『帰らないといけない』かな?」
「より緊急性が高いというニュアンスですね」
「そうだね。あの時は今すぐにでも戻らないと、何か取り返しのつかないことになるって、そんな焦りがあったかな」
「よくガマンしてくれましたね」
「あはは……。七海が恐かったし……、それに七海が行くならって。それはそれで心配ではあったんだけどね」
「ふむ」
さらに質問を重ねる。
「今回のはそれほどの使命感のようなものはないと?」
「うーん……、多分……?」
「なるほど……」
「ゴメンね。なんか曖昧で」
「いいえ。いいんですよ、兄さんはそのままで」
「そう、かな?」
「はい。そうやってファンタジスタ感を演出して女の気を惹くスキルなんですよね?」
「そんなつもりはないんだけどなぁ……」
サッカー部に所属していながら大して練習にも試合にも出ていないくせに、女子マネージャーたちから手厚いサポート受けて他の部員に恨まれている男は、不本意そうに後ろ頭を掻いた。
「ところでさ、水無瀬さんの件はどうなったの?」
「今更ですか?」
「わ、忘れてたわけじゃないんだよ……」
言い訳をする兄にジト目を向けながら望莱は心中で考える。
この兄が今更思い出したようにこんなことを聞いてくるということは、現在の彼女に差し迫った危機はない――そんな風に考えることも出来る。
(ですが、七海ちゃんの気持ちを考えたら楽観視するべきじゃないですね……)
もう死亡しているからこれ以上の危機を感じる必要がなくなった――そうとも解釈できるからだ。
「現在調査中です」
「そっか。七海はどうしてるの?」
「こっちと似たようなものです。後始末で忙しいですよ」
「向こうの方が大変だったみたいだもんね」
「七海ちゃんも手伝ってくれてます。バイトをこなしながら」
「あはは……、さすがは七海だけど……、いつも大変そうだなぁ……」
望莱は聖人へ向ける目を少し冷たいものにした。
「兄さんが七海ちゃんを『好き好き大好き』状態にしてくれたら、七海ちゃんの大変は半分以上は解決するんですけどね……」
「い、いや、そんなこと言われても……」
「もう……、兄さんはダメダメです」
「ご、ごめん……?」
謝罪を口にした兄にさらに説教をする。
「それもダメです。いいですか兄さん? 前にも言いましたよね?」
「えっと……? どの話のことかな?」
「女に都合の悪いことを言われたら、『え? なんだって?』って聴こえなかったフリで通すように言ったじゃないですか」
「い、いや、それは無理があるって……」
「ただしイケメンに限る! のですが、兄さんは幸いにもイケメン。イケメンでしかないです。そんな自分を信じてください」
「それホメられてるのかなぁ……? でもさ、前に先輩の女子にそれやってみたらすっごい怒らせちゃって……」
「まぁ、それは大変です。で? どうなりましたか?」
「いっぱい謝ってさ。結局、休日に買い物の荷物持ちをしたら許してくれるって」
「……それでお買い物に着いて行ったと?」
「え? うん。晩御飯まで一緒になっちゃったけど、許してくれたよ。優しい人だよね」
「ソーデスネ。上手くいったようで安心しました」
「うん。うん……?」
微妙に噛み合わない会話で兄は首を傾げてしまった。
だが、自分の見ていないところでまた一人女をモノにしていた様子の兄に、みらいさんは一定の満足感を覚える。
そして、その件についてはもう何も言わなかった。
聖人もしばらく頭を捻ってから「ま、いいか」と流すことにしたようだ。
「じゃあ、そろそろ僕は部屋に戻るね」
「お話はそれだけですか?」
「うん」
本当にそれだけが聞きたかっただけのようで、聖人は部屋の出口へ向かおうとする。
しかし、視界を回したことでこの部屋の中の様相に気付き足を止めた。
「――ていうか……」
「はい?」
苦笑いをしながら望莱に振り返る。
「すごいね、この部屋」
「部屋? なにがですか?」
「いや、旅行先なのに望莱の家の部屋みたいになってて……」
聖人は言いながら改めて部屋の中を見廻す。
大量の服と下着が散らばったベッドと床。
その辺に転がる飲みかけのペットボトル飲料や空き缶に食べかけのお菓子の袋。
極めつけが数枚のモニターが設置されたデスクと、やたらと物々しくビカビカと光るケース内に組まれたPCだ。
旅行先の宿泊室とは思えない様相に変わっていた。
「これ全部持ってきてたんだ……」
「あぁ……、まぁ、わたしとしても念のために持ってきただけで、ここまで広げるつもりはなかったんです。でも、こんなことになってしまったので、どうしても自分のPCじゃないと出来ない仕事もありまして」
「でも、ネットはどうしてるの?」
「今はスマホのテザリングで騙し騙しやってるんですが……」
言いながら窓の方を指差す。
「ん? あれは……?」
窓際には見慣れない機械が積まれていた。
「あれはみらいちゃん専用のどこでもWi-Fiとそのブースターです。天才ロリに作らせました」
「えっと、ポケットWi-Fiみたいなものってことかな?」
「まぁ、大体そんな感じです。市街地で有線を使用した時とほぼ変わらぬ通信速度をこの島でも叩き出せます」
「へぇ、それはすごいねぇ」
聖人は感心した様子を見せる。
だが、これはよくわかってない時のリアクションであることをみらいさんは見抜いていた。
「でも、こういうのって電気は大丈夫なの? あんまり電力食うやつは使えないんじゃなかったっけ」
「兄さんにしてはいい気付きですね。ですが、わたしも紅月の女。しっかりと策は用意しています。外をご覧ください」
「いや、紅月の家はむしろITとかと対極の家なんじゃないかなぁ……」
微妙な顔をしながら陰陽師一族の息子は窓際に向かう妹に続く。
「あ、わたしがこう……パチンって指でやったら、このリモコンの“ON”のスイッチを押してくださいね?」
「え? うん。いいけど……」
聖人は妹の言いなりになってリモコンを受け取り、“ON”のボタンの上に自身の親指を待機させる。
みらいさんは景気よくカーテンをシャッと開いた。
そして窓も開け放つ。
「おーぷんっ! 外をご覧ください!」
「えっと……」
窓の下を覗こうとしたら、みらいさんが親指と人差し指を擦り合わせて何やら湿気た音を出したので慌ててボタンを押す。
すると、窓の下がパッとライトアップされた。
「あれは――」
人工の灯りの少ない無人島の夜中に、光の中のモノが鮮明に浮かび上がる。
「あれは……、えっと……、なにをやってるの……?」
だが、その鮮明な映像を以てしても、聖人にはそれが何なのかさっぱり理解出来なかった。
「ふっ……」
望莱は意味ありげにほくそ笑んだ。
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