俺は普通の高校生なので、

雨ノ千雨

文字の大きさ
745 / 793
2章 バイト先で偶然出逢わない

2章31 The True Traitor ②

しおりを挟む

 夜の空から火の粉が舞い落ちてくる。


 ポートパークホテル美景。

 火災が激化した建物から要救助者を3名連れてウェアキャットが出てきた。


「――黄沙フワンシャちゃん! この人たちは⁉」

「ケガ人カ?」


 現場指揮官の黄沙フワンシャに指示を請うと、犬耳ロリはぶっきらぼうに尋ね返す。


「一人軽い火傷を……」

「ソイツ、救急車ツッコむ。コッチ、寄コセ。残りは、あっちのバン」

「うん。お願い」


 ウェアキャットがケガ人を引き渡すと黄沙フワンシャはそのケガ人の容態を見て目を細めた。

 怪我の具合はウェアキャットの報告と相違ないのだが――


「――火元に近い場所、ヨクこの軽傷で済んだナ」

「え?」

「コレなら後回し。ソイツらと一緒」

「あ、うん……」


 緊急の措置は必要ないようで軽傷者を突き返す。

 そのままジッと胡乱な瞳をウェアキャットへと向けた。


「……オマエ連れてくる、ケガ人、ミンナ大したケガない。偶然カ?」

「へ? えっと……、間に合ってよかったっていうか、運が良かったっていうか……?」

「……マァ、イイ」

「あはは……」


 黄沙フワンシャが追及をやめるとウェアキャットはどこか曖昧苦笑いをした。


「後ハ?」

「上の方の階とか、爆発したとこに近い火の激しいところはもう大丈夫。後は、下の方の階でテロリストと戦ってた人たちかな」

「ワカッタ」

「いやぁ、助かったよ。キミが居てくれて」

「あ、佐藤さん」


 要救助者の居場所の情報をやりとりしていると、清祓課の今回の現場責任者である佐藤がやってくる。


「キミの異能ギフトのおかげでかなりの人を助けられたよ。ありがとうウェアキャットくん」


 ホテル内の要救助者の居場所を見つける能力。

 そして機動力を活かして危険地帯から単独でその要救助者を救出してくる。

 さらに、かなり爆心地に近い場所のはずなのに要救助者は全員が軽傷で済んでいる。


 そのウェアキャットの活躍ぶりを佐藤は称賛したのだ。

 だが――


「いえ……」


 ウェアキャット本人はそれを素直には喜べなかった。

 その理由は3つある。


 まず1つは、福市博士だ。

 彼女は敵のヘリで攫われてしまったままだ。


 本当はすぐに自分もヘリの追跡をしたかった。

 実際にそうしようとしたのだが――


 弥堂がヘリに追い縋り、増援のヘリが現れた後、このホテルでまた爆発が起きた。

 今度は先程のものよりも多くの箇所で。

 そのため、こちらの救助を優先せざるを得なくなったのだ。


 2つめは――


(――この爆発って、あいつ……だよね……?)


――弥堂のことだ。


 1回目の爆発は――どうやって起こしたかは置いておいて――状況的に弥堂が狙って起こしたものだと思われる。

 今回の2回目の爆発も同様の現象に思えるが、しかしそれが起きた時は弥堂はヘリに飛び乗った後だ。

 こっちのホテルを気にしていたとも思えないし、またわざわざ用済みになったこのホテルを離れた後に爆破する理由もわからない。

 2回目の爆破も本当に彼の仕業なのだろうか。


 そして3つめは――


「どうしたんだい? なんか浮かない様子だね?」

「え……?」


 態度に出てしまっていたのか、佐藤に気遣われる。

 ウェアキャットは作った表情ではなく、つい情けない笑みを浮かべてしまった。


「……助けられなかった人もいたから……」


 そのことが一番心を痛めていた。


 ホテル内には少なくない数の死体が転がっていた。


 1Fのエントランス近くには銃撃戦で死んだ“G.H.O.S.Tゴースト”の隊員やテロリストたちの――

 そして上の方の階には、より凄惨で生々しい死体がいくつか廊下に捨てられていた。


(そっちをやったのは多分……)


 嫌な想像に胃が反応をする。


「オマエ、死体、ハジメテか?」

「え……? あ、うん……」


 見えない帽子の陰で顔色を悪くしていると黄沙フワンシャにそう訊かれる。


「慣レロ。今回の戦場、死体、少ない方」

「うーん、慣れたくないなぁ……あはは……」

「まぁまぁ黄沙フワンシャちゃん。ウェアキャット君はよくやってくれてるよ」


 鋭い目で見上げてくる黄沙フワンシャを佐藤がとりなしながら間に入ってきた。


「誤解しないであげてね、ウェアキャットくん。黄沙フワンシャちゃんはこれでもホメてるんだよ」

「え? そうなの?」

「キミのおかげで死者が増えないで済んだって言ってくれてるんだよ」

「へ?」


 反射的に黄沙フワンシャの方を見ると、彼女はプイっとそっぽを向いてしまう。

 クスリとウェアキャットからも笑みが漏れた。

 少しだけ気分が軽くなる。


「それに、事実としてキミが居てくれてよかったよ。さっきも言ったけどね」

「いや、その、どうも……」

「聞いたよ。獣人ライカンスロープもぶっ飛ばしたんだって?」

「あー……、なんか襲ってきたんで、つい……」

「オヤジ。あれはミス、ホメるな」

「え? そうなのかい?」

「中途半端、痛めつけて、逃がシタ。オマエ、シロウト」

「あー、はい……、それもつい……」


 犬耳のロリっ娘にまたも睨まれてしまうと、佐藤は「まぁまぁ」と入ってくる。


「それより、マッドドッグ君の方は、やっぱり……?」

「あ、はい。ロストしちゃいました」


 それも弥堂のことで気掛かりな点だった。


 弥堂が乗っ取ったヘリを追おうとしたら、ホテルで爆発が起き、仕方なく救助に切り替えて、少ししたらマークしていた弥堂の反応が消えた。


 その前の屋上にヘリが来る前にも一度ロストしたような気がしたのだが、その時はすぐに回帰したのに。

 今回はロストしたまま基には戻っていない。


「それは能力の範囲外に行っちゃったからってことかな?」

「その可能性が高いです……でも――」

「――でも?」

「あっ、いえ……。多分そうです。港の方に向かったところまでは追えてました」

「……また港かぁ」


 複雑そうな顔をする佐藤から目を逸らし――


(でも――)


 ウェアキャットも複雑な心境になる。


 MAPからマーク対象の反応が消えるのはMAPの範囲外に出られてしまった時。

 それと、対象が自力でマークを剥がした時。

 あとは――


――対象が死んだ時だ。


 現在はその可能性は否定できない。

 彼は死んでもおかしくないような危険な行動をしていたから。


(だけど、それじゃ……)


 そのルールに従うのなら、一回目のロストの時はどうだろうか。

 強く疑問が浮かぶ。


 能力の範囲外ではないし、死んでもいない。

 すぐに反応が戻ったことから、弥堂に解除されたわけでもない。


 この不可解さに言い知れぬ不安が膨れ上がった。


「まぁ、“G.H.O.S.Tゴースト”が追ってるだろうし、とりあえず僕たちは人命救助が優先だね。本音では博士を追いたいけれど……」


 言いながら佐藤はスマホを取りだしてどこかへ通話を発信する。

 少し前までは何者かの妨害で各種通信が不通になっていたが、現在は復帰していた。


「ハカセ、奪われタラ、負ケ」


 スマホを耳にあてて相手が出るのを待っている佐藤を睨みながら黄沙フワンシャがそんな愚痴のようなことを呟く。

 その言葉がウェアキャットには引っ掛かった。


(本当にそうなのかな……?)


 今回の事件は、テロリストに狙われている福市博士を守れれば勝ち、奪われれば負け――

 確かにそういう話で始まったはずだ。


 しかし――


(違う……、なんか気持ち悪い……)


 明確な根拠と理屈が揃っているわけではないが、「そうではない」と勘が言っている。


 テロリストを倒して博士を奪還すれば終わる――そういうものではないような気がした。


(敵って誰……? ううん。そうじゃないか。敵ってテロリストだけなの……?)


 そう思わせるきっかけは弥堂の行動だ。

 彼はテロリストだけでなく、“G.H.O.S.Tゴースト”の隊員まで殺した。

 その行動の善悪的な意味での善し悪しは置いておく。

 それを考えたら『悪い』以外の答えを出せないから一旦外に除く。


(あいつは誰の敵なの……?)


 テロリストと“G.H.O.S.Tゴースト”には敵対をした。

 じゃあ自分にとって彼は敵なのか。

 “G.H.O.S.Tゴースト”の敵は自分の敵――とはならないかもしれない。


(ううん。これもやっぱり違う。あいつは……、誰の味方なの……?)


 彼の存在と行動が、現状を混迷させている。

 だけど、彼だけが原因でもない。


「あれぇー? おかしいなあ……」

「どうした。オヤジ」

「“G.H.O.S.Tゴースト”の指揮官さんが電話に出ないんだよぉ。コールは鳴るんだけどねぇ……」

「あの女の死体、見つかってナイ」

「うん。“G.H.O.S.Tゴースト”の人たちも慌ててないから、死んだってことはないと思うんだ。せっかく港のこと教えてあげようと思ったのに。というか、あそこで戦闘になるんなら封鎖もしなきゃいけないから相談したかったのに……」

「……クサイ」

「……黄沙フワンシャちゃん。敵さんは?」

「ホボ撤退。散ッテ、逃ゲタ。多分、外人街。いくつカ、追ッテル」

「あそこに入られると手が出しにくいなぁ。それに、散って逃げてる連中は本命を逃がすための陽動だろうしねえ……。仕方ない。捕虜の方に訊くかあ。尋問よろしくね」

「ワカッタ」


 佐藤と黄沙フワンシャのやりとりを横目で見遣り、ウェアキャットはまた思考に戻る。


 気懸かりな点。それは――


 博士の安否。

 弥堂の安否。それから本心。

 それと――


(やっぱりあの爆発……! スゴイ気になる……っ!)


――2回目の爆発が強く心に引っ掛かる。

 これも勘だ。


 一番表にあるのはテロリストたちの犯罪意思。

 その陰を蠢く清祓課や“G.H.O.S.Tゴースト”の思惑。

 そこで暴れる弥堂の意味不明さ。


(あともう一つ……!)


 さらにその裏側に誰かがいるような気がした。

 あの2回目の爆発がその誰かの何らかの意図だと。

 強くそう感じた。


 あのタイミングでの2回目の爆破。

 あれで自分の――もしかしたら他にも誰かの――行動が操られたと。

 直感的なモノが強くそう主張している。


「――ニセネコ。ボーっとスルナ」

「……あ」


 そこまで考えが進んだところで、黄沙フワンシャから注意を受ける。

 大分思考に没頭してしまっていたようだ。


「……ねぇ? さっきの2回目の爆発って……」


 二人にも聞いてみることにする。


「うん。いい目の付け所だね」


 すると、佐藤が感心したように頷いた。


「そもそもね、あんな規模の大きい爆発を起こせるような爆発物がいくつもホテル内に残っているのがおかしいんだよ」

「おかしい……?」


 しかし、それはウェアキャットの考えていたこととは別の切り口だった。

 彼の説明を聞いてみる。


「こんな建物に籠るんだ。爆発物なんてまず最初にチェックする。彼らは素人じゃない」

「そういえば……。それなのに気付かなかったの?」

「ウチの分析班に調べさせたんだけどね。どうもどこかの物置や室内にポンっと置かれて隠されていた爆発物じゃないようなんだよ」

「え? どういうこと?」


 だが、指を立てて愉しげに語る佐藤の話にあまりピンとこない。

 ウェアキャットは首を傾げてしまった。


「じゃあ、どこに仕掛けられていたのかって話さ」

「あ、うん……」

「壁の中や配管部分など……。つまり、業者でもないと簡単には立ち入れない場所だ。なんなら改装工事の時でもないと仕込めないような場所にまで……。ちなみに、この建物に最後に改装工事が入ったのは半年ほど前だ」

「え、それって……」

「そう。おかしいんだ。ここを使うのが決まったのは今日だ。そんなに以前から仕込めるはずがない。今回の博士の来日のスケジュールが決まるずっと以前から、今日という日に何が起こるか知ってでもいないと……」

「…………」


 あまりの薄気味悪さに思わず黙り込んでしまう。

 すると――


「ソンナことヨリ、救助」

「あっ……、そ、そうだよね……っ」 


 一瞬自失しかけたが黄沙フワンシャの指摘で我にかえる。


 すごく重要な話で、とても気を惹かれる。

 事件の真相に近い部分、そして現在の最前線は攫われた博士のいる場所だ。

 その場所へ強く意識が向いてしまう。


 しかし、今の自分の役目はそうではない。


 黄沙フワンシャに指示をされた救助活動。

 それをしない理由がない。


 だけど、自分が本当に居るべき場所は――

 自分が戦うべき場所はここではない――


 ウェアキャットは強くそう感じていた。

 それでも、目の前で死にかけている人たちを放ってここを離れるわけにもいかない。

 自分は清祓課と一般人の味方なのだから。


(それでいいのかな……? 本当の敵って……誰なの……?)


 慌ただしくホテルの中へと戻っていく。

 思考の掛け違いに気付かぬまま――







 港倉庫――


「――テメエがオレの敵だァ……ッ!」


 ビアンキの凶悪な獣の爪が振り下ろされる。

 弥堂はそれを横に身を逸らす最低限の動きで躱した。


「随分と熱くなっているな。また落ちるぞ」

「地面を踏んでてどこに落ちるってんだ!」

「もちろん、地獄に――」


 続いて振られた大振りの腕を掻い潜って弥堂はビアンキの懐に踏み込む。

 零衝ではなく、左をコンパクトに振って下から突き上げるようにボディを打った。


「グッ……! こんなんで死ぬかよ……ッ!」


 積み重ねられる細かな痛みにビアンキは増々熱くなって、また腕を大きく振るう。

 弥堂は追撃には固執せずにバックステップで距離を作った。


「テメエだ……ッ! テメエさえいなければ……ッ!」


 打たれた箇所を擦ってビアンキは唾を飛ばす。

 弥堂も先程顔面を殴られた時に切れた口の端の血を拭い、唾と一緒に吐き捨てた。


「自分が下手を打ったんだ。俺のせいにするな。間抜けめ」


 ここまではお互いに何発か軽い打撃を打ち合った程度で、どちらにも有効打となるほどのものはない。

 だが、ビアンキの方は目に見えて怒りに我を失いつつあった。

 それというのも――


「――トボけんなッ! テメエが仲間を何人も捕まえた! テメエのせいだろうがッ!」


――無差別なスパイ検挙で彼らの仲間が捕まり、そしてその後のホテルの爆破や、無差別な殺害など――弥堂の行動が大幅に彼らの計画を狂わせたからだ。

 少なくとも彼らはそのように認識している。

 さらに――


「そうか。ところで、その捕まった仲間とやらはどこだ? 見当たらないが?」

「テメエ……ッ!」


 弥堂がわざとらしく周囲を見回してみると、ビアンキの顏に血管が浮かぶ。


「まさか仲間を見捨てて自分たちだけ逃げてきたのか? この人でなしめ」

「テメエが言うなァ――ッ!」


 感情の灯っていないその言葉に激昂してビアンキは再び襲い掛かってきた。

 弥堂は積極的に反撃には出ず、捌くことを優先する。


「博士を奪って逃げたんだ。今頃仲間は拷問をされているだろうな」

「ウルセェッ!」

「彼らが殺されるのはお前が弱いせいだ。俺のせいにして、それを見えないフリをするのか? クズめ」

「黙れェッ! オレは強い……ッ! オマエを殺して……! それから“G.H.O.S.Tゴースト”どもも皆殺しだッ! 仲間は全員取り戻す……ッ!」


 完全にキレたビアンキの攻勢が強まった。

 弥堂は【身体強化】を調節しながらギリギリで捌いていく。


「…………」


 その対決を見ているアレックスの元に仲間が一人寄ってきた。


「なぁ、アレックス。ビアンキのヤロウは勝てるよな?」

「……アイツは獣人ライアンスロープだぜ? 殴りっこで負けるかよ」

「そ、そうだけどよォ……。アイツとあそこまでやりあえるヤロウなんて見たことなかったからさ……」

「相手は魔術師だからな」

「魔術使ってなくね? 獣人と殴り合う魔術師なんて見たことねェよ」

「まぁ、なんか使ってんだろ。それよりよ――」


 アレックスは煙草を取り出して口に咥え、フィルターに歯を立てる。


「――ダリオは? まだか?」

「さっき連絡飛ばしたんだが、通じなかったぜ……。なぁ? まさかダリオのアニキまで敵に……」

「そりゃあねェよ。アイツはそんなヘマをしねェ」


 アレックスにとって、ダリオはこの傭兵団の副リーダーであり参謀であり、そして頼れる相棒だ。


「不良のガキだった時からアイツと組んでたんだ。だからオレにはわかる。ダリオは絶対に間に合わせるぜ」

「そ、そうだよな……! 潜水艦で逃げるんだろ? それさえ来ればこの仕事も終わりだ……ッ! ビアンキもそろそろ勝つよな⁉」

「そうだな。それよりよ――」

「え?」

「オマエ、火もってねェ?」

「い、いや、オレは――ッ⁉」


 仲間の傭兵はそこでアレックスの顔を見て息を呑む。

 身体を緊張で硬直させた。


「だ、誰か、持ってねェか探してくるよ……ッ!」


 そして怯えたように走って離れて行く。

 アレックスはその背中に目を向けることもしない。

 口に咥えていた煙草のフィルターが千切れて落ちた。


 アレックスの目はずっとビアンキと弥堂の戦いを映している。


 そして、その表情は静かに――だが、見ればわかるほどの、苛立ちと怒りを浮かべていた。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。

たかなしポン太
青春
   僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。  助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。  でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。 「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」 「ちょっと、確認しなくていいですから!」 「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」 「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」    天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。  異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー! ※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。 ※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~

エース皇命
ファンタジー
 学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。  そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。 「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」  なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。  これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。 ※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

異世界帰りのハーレム王

ぬんまる兄貴
ファンタジー
俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。 で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか? 異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕! 異世界帰りのハーレム王 朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

処理中です...