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第二章 地を知る者たち
第32話 Onxy社員一同より 4/6
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「これ、お前が買ったやつだろ。いいのか?」
「だって、春明はキャプテンに羊羹を持ってきてくれたジャン。いいよ、使って」
「……ありがとう」
シリウスの気持ちに感謝し、春明は一つ深呼吸を置く。
受け取ったピンクの紙袋を両手で大事に抱え込み、視線をどこに合わせようかと泳がせる。
上に行き、正面に行き。
そして、真横へ。
春明の視線は、隣にいた信楽焼へ吸い込まれていった。
「ところで、さっきからコイツは何なんだよ」
ソファーの横で太々しく立つ、傘を被ったタヌキの置物。
開いた口から白い歯を見せ、まんまるとした黒い目が愛嬌を見せる。
最も、春明からすれば、何故こんなものがここに? と疑問符しか浮かばない。
「イーストフィギュア群衆地だね」
シリウスもまた、視線を横に向けソレらを眺めている。
タヌキだけにはとどまらず、壁際のガラス製の棚には名産の品々が置かれている。
ご当地のキャラクターを模した玩具や、多種多様な壺。
その中で、上段に並ぶこけし達が特に異彩を放っていた。
ひょろりと胴体は細長く、頭が丸いこけし人形。
基盤となる体形は出来上がっているが、表情や服装に誰として同じ者はいない。
目が切れ長く、鋭い者。
どっしりと重量感のある体格の者。
赤い花が散りばめられた、華やかな着物を飾る者。
十二人の彼女たちは、ガラス棚の上段で待ち構える。
透明なガラス棚の上は、彩り豊かに。
置物として作られた彼らには、郷土の個性が宿っていた。
「なんでこんな、置物が多いんだよ」
「そうなのよー、こんな買ってもしょうがないって言ってるのに、あのバ……社長ったら出張に行くたびに何かしら買ってくるの」
呆れた声が聞こえ、春明はすぐに横を振り向く。
そこには、麦茶を乗せたお盆を持つ珠希がいた。
「ヘェー。これ全部、若社長のお土産なんですね。こけしって、こんなバリエーションが多いなんて、僕初めて知りました」
シリウスの青い目がじっくりと、並べられたこけし向けられていく。
すると、珠希は朗らかに笑みを浮かべて、二人の前に麦茶を差し出す。
「ほんと、賑やかすぎて困っちゃうわ。これでも整理させた方だけど……一つこだわりを見つけると、収集癖がすごいの」
「あ、あのっ」
咄嗟に辿々しい声が横から滑り込む。
春明は僅かばかりの勇気を振り絞り、彼女にピンクの紙袋を差し出す。
「これ……会社の皆さんと、召し上がって下さい」
「あら、やだ。これシャトレのクッキーでしょう?」
珠希は春明の震えた指先から紙袋を受け取り、明るく笑顔を見せる。
「休憩の合間、みんなここのお菓子をよく食べるのよ。ありがとう、とっても嬉しいわ」
「……っ!」
とても女性的な温和な笑みが、少年の思考を沸騰させていく。
へたんと、春明はソファーに深く座り込み、顔を真っ赤にしながら沈黙してしまう。
「あら、顔が真っ赤。本当に大丈夫? 暑くない?」
「ノープロブレム。しばらくすれば元に戻るから、そのままにして貰えますか?」
シリウスは彼の勇姿を讃え、そっと肩に手を置く。
春明はそのままにして大丈夫だろう。
少年の様子を見て一旦区切りを入れると、改めて珠希の方を見る。
「僕からもお礼を言わせて下さい」
二週間前、斉天祭で起こった災禍発生事件。
テムイから大量の妖魔が出現し、舞師と検非違使が大結界内に取り残される。
舞殿を追われ、窮地に陥ったその時。
黒瑪瑙の整備師が駆けつけたあの衝撃を、シリウスは忘れられなかった。
「さく……いや、桜下整備師がいなかったら、僕らはどうなっていたか分かなかった」
「斉天祭のことね。私も聞いているわ、二人とも頑張ったって」
珠希はシリウスと春明、それぞれに視線を向ける。
一人はきょとんと、青い目を丸くさせ。
もう一人は、顔を赤らめ俯いてしまう。
やがて彼女は上に目を逸らしながら、ゆっくりと語り聞かせるように話し出す。
「桜下君はね、昔からそうなの。大結界の点検中でも、妖魔が出るとすぐに追い払いに行っちゃったりしてね。正義感が強い……とは、また違うんだけど、本人が言うには見える範囲でやれることをやっているだけなんだって。まあ、そのせいで案件抱え込んで何日も休まないのは、会社としてやめて欲しいんだけどね」
珠希は腕を組みながら、悩みをそっと仄めかす。
けれど、目の前には桜下の客人たちがいることもあり、すぐにコホンと軽い咳払いで切り替える。
「マイペースで変わった性格だけど、根は優しいからさ。それが、貴方たちを助けるきっかけになれたのなら、本人が一番嬉しいんじゃないのかな」
「そう、ですか……」
その性格が故に自身を顧みない。
二人を助けるために、一人で抱え込む危うさ。
シリウスは珠希の見解に頷くが、内心は素直に喜べなかった。
「彼のこと、心配してくれているのね」
シリウスは顔を上げると、小豆色の目と視線が合わさる。
彼女の優しく様子を伺う温和な瞳。
それに対し、シリウスはほんの少しだけ目を細めてしまっていた。
「……だって、さく無茶するから」
「ええ、本当に困った人よ。けれど、貴方たちのように想ってくれる人が増えれば、私も少しは安心出来るかな」
珠希はシリウスの誠実さに肩を落とし、やれやれと笑みを零しながら頷く。
「会いに来てくれたんだ、桜下君に」
「……はい。それで、さくは……今、外回りに出ているんですか?」
シリウスがソファー席から後ろを振り向いても、桜下がやってくる様子はない。
今も忙しなく働く社員たちの日常が眼前にあるのみ。
オフィスの入り口ともなる木造造りのガラス扉から、新たに誰が入ることもなく。
「ミス宮浜?」
青い目の男は疑問を露わにして、彼女のほうを見る。
すると、穏やか笑みから様変わり。
素直に頭を下げる、大人の姿があった。
「ゴメンナサイ。桜下君、今日一日、会社にいないのよ」
「だって、春明はキャプテンに羊羹を持ってきてくれたジャン。いいよ、使って」
「……ありがとう」
シリウスの気持ちに感謝し、春明は一つ深呼吸を置く。
受け取ったピンクの紙袋を両手で大事に抱え込み、視線をどこに合わせようかと泳がせる。
上に行き、正面に行き。
そして、真横へ。
春明の視線は、隣にいた信楽焼へ吸い込まれていった。
「ところで、さっきからコイツは何なんだよ」
ソファーの横で太々しく立つ、傘を被ったタヌキの置物。
開いた口から白い歯を見せ、まんまるとした黒い目が愛嬌を見せる。
最も、春明からすれば、何故こんなものがここに? と疑問符しか浮かばない。
「イーストフィギュア群衆地だね」
シリウスもまた、視線を横に向けソレらを眺めている。
タヌキだけにはとどまらず、壁際のガラス製の棚には名産の品々が置かれている。
ご当地のキャラクターを模した玩具や、多種多様な壺。
その中で、上段に並ぶこけし達が特に異彩を放っていた。
ひょろりと胴体は細長く、頭が丸いこけし人形。
基盤となる体形は出来上がっているが、表情や服装に誰として同じ者はいない。
目が切れ長く、鋭い者。
どっしりと重量感のある体格の者。
赤い花が散りばめられた、華やかな着物を飾る者。
十二人の彼女たちは、ガラス棚の上段で待ち構える。
透明なガラス棚の上は、彩り豊かに。
置物として作られた彼らには、郷土の個性が宿っていた。
「なんでこんな、置物が多いんだよ」
「そうなのよー、こんな買ってもしょうがないって言ってるのに、あのバ……社長ったら出張に行くたびに何かしら買ってくるの」
呆れた声が聞こえ、春明はすぐに横を振り向く。
そこには、麦茶を乗せたお盆を持つ珠希がいた。
「ヘェー。これ全部、若社長のお土産なんですね。こけしって、こんなバリエーションが多いなんて、僕初めて知りました」
シリウスの青い目がじっくりと、並べられたこけし向けられていく。
すると、珠希は朗らかに笑みを浮かべて、二人の前に麦茶を差し出す。
「ほんと、賑やかすぎて困っちゃうわ。これでも整理させた方だけど……一つこだわりを見つけると、収集癖がすごいの」
「あ、あのっ」
咄嗟に辿々しい声が横から滑り込む。
春明は僅かばかりの勇気を振り絞り、彼女にピンクの紙袋を差し出す。
「これ……会社の皆さんと、召し上がって下さい」
「あら、やだ。これシャトレのクッキーでしょう?」
珠希は春明の震えた指先から紙袋を受け取り、明るく笑顔を見せる。
「休憩の合間、みんなここのお菓子をよく食べるのよ。ありがとう、とっても嬉しいわ」
「……っ!」
とても女性的な温和な笑みが、少年の思考を沸騰させていく。
へたんと、春明はソファーに深く座り込み、顔を真っ赤にしながら沈黙してしまう。
「あら、顔が真っ赤。本当に大丈夫? 暑くない?」
「ノープロブレム。しばらくすれば元に戻るから、そのままにして貰えますか?」
シリウスは彼の勇姿を讃え、そっと肩に手を置く。
春明はそのままにして大丈夫だろう。
少年の様子を見て一旦区切りを入れると、改めて珠希の方を見る。
「僕からもお礼を言わせて下さい」
二週間前、斉天祭で起こった災禍発生事件。
テムイから大量の妖魔が出現し、舞師と検非違使が大結界内に取り残される。
舞殿を追われ、窮地に陥ったその時。
黒瑪瑙の整備師が駆けつけたあの衝撃を、シリウスは忘れられなかった。
「さく……いや、桜下整備師がいなかったら、僕らはどうなっていたか分かなかった」
「斉天祭のことね。私も聞いているわ、二人とも頑張ったって」
珠希はシリウスと春明、それぞれに視線を向ける。
一人はきょとんと、青い目を丸くさせ。
もう一人は、顔を赤らめ俯いてしまう。
やがて彼女は上に目を逸らしながら、ゆっくりと語り聞かせるように話し出す。
「桜下君はね、昔からそうなの。大結界の点検中でも、妖魔が出るとすぐに追い払いに行っちゃったりしてね。正義感が強い……とは、また違うんだけど、本人が言うには見える範囲でやれることをやっているだけなんだって。まあ、そのせいで案件抱え込んで何日も休まないのは、会社としてやめて欲しいんだけどね」
珠希は腕を組みながら、悩みをそっと仄めかす。
けれど、目の前には桜下の客人たちがいることもあり、すぐにコホンと軽い咳払いで切り替える。
「マイペースで変わった性格だけど、根は優しいからさ。それが、貴方たちを助けるきっかけになれたのなら、本人が一番嬉しいんじゃないのかな」
「そう、ですか……」
その性格が故に自身を顧みない。
二人を助けるために、一人で抱え込む危うさ。
シリウスは珠希の見解に頷くが、内心は素直に喜べなかった。
「彼のこと、心配してくれているのね」
シリウスは顔を上げると、小豆色の目と視線が合わさる。
彼女の優しく様子を伺う温和な瞳。
それに対し、シリウスはほんの少しだけ目を細めてしまっていた。
「……だって、さく無茶するから」
「ええ、本当に困った人よ。けれど、貴方たちのように想ってくれる人が増えれば、私も少しは安心出来るかな」
珠希はシリウスの誠実さに肩を落とし、やれやれと笑みを零しながら頷く。
「会いに来てくれたんだ、桜下君に」
「……はい。それで、さくは……今、外回りに出ているんですか?」
シリウスがソファー席から後ろを振り向いても、桜下がやってくる様子はない。
今も忙しなく働く社員たちの日常が眼前にあるのみ。
オフィスの入り口ともなる木造造りのガラス扉から、新たに誰が入ることもなく。
「ミス宮浜?」
青い目の男は疑問を露わにして、彼女のほうを見る。
すると、穏やか笑みから様変わり。
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