66 / 76
小噺集
斉天祭より8ヶ月前 2/2
しおりを挟む
そして大晦日、当日。
年末の大結界整備もなんとか終えて、オレらは鬼門の塔の上から下の様子を眺めていた。
除夜の鐘が本堂の方角からよく聞こえ、その音に吸い取られるように人の波が進んでいく。
あちらこちらで紅白の屋台が用意され、奥の方にはあれは山車か?
ちらっと正月の気配が見え隠れして、いよいよ年越しって意気込みだ。
まあ、その前にちゃんと整備を終えて良かったよ。ホント。
「報告は毎回目を通していたけどよ、実際やるとこりゃキツイな……。毎年これかよ」
「ここ数年で今回が一番乱れていた。前回、私がやった時は『南』の影響がすごかったし、年々法則性が無くなってきてるのは頭抱えるね」
「まじかー……。オレがやってた時より数値が変わってきてるのは確かだな。信野さんに任せっきりだったから悪いことしたなぁ……。あ、さくはノーカンな。今回はオレ指名だったけど、これからはお前が年末の鬼門の専属になって、毎年胃を痛めるがいい」
「おい」
さくとオレ。
寒空の下、鬼門の展望場で腰を下ろして、屋台で買った年越し蕎麦を啜りながら仕事の話をしていた。
こうして関東域の結界で年末過ごすのは、オレが社長になって以来実は初めてだ。
社員だった頃はオレは鬼門をやるのが当たり前で、さくは最初の方は配線だったかな。
それが年数重ねていけば、四門の担当にも上り詰めて。いつの間にか鬼門の整備師資格も取っていやがる。
……全く、初めて会った頃は右腕を動かせられなかったお前が。本当に、大したものだよ。
「何、顔をまじまじ見て。気持ち悪っ」
ま、その分この口の悪さが年々酷いことになっているんだが。
なんだこれ。10代の頃は人形めいた表情が鉄板だったはずなのに、あのガラスの青春時代はどこいった。
あ、オレが気に食わないから消し飛ばしたんだっけか。メンゴ、メンゴ。
「いんやぁ? それより、今はいいにしても、毎年こんな数値だと結界だけじゃ限度がある。舞師、誰がやってるんだ?」
「うーん……、西東家から派遣された人だと思うけれど。あんまり印象残ってないかな」
「雅楽寮でも西東家は舞よりも式神重視だからなぁ。質より量を求めるって言うと嫌な言い方だけど、依頼を断ることもねぇし何より人手が足りている。けどなぁ……、土地のこと理解している舞師が少ないから、シワ寄せが結界に来るのは解せないな」
大結界の中にある土地見衆の本部には、通年で祭事を行う舞殿がある。
と言っても、陰陽衆が所蔵しているどでかい建物じゃなくて、神社とかでよく見る赤い柵が囲われた6メートルほどの舞台だ。
祭事の際は舞師が舞いを奉納して土地の安寧を祈祷するんだけど、これも舞師の質が絡んでくるんだろうな。
何回か西東家の舞を見たことがあるんだけど、式神に代替えしたり、場所のイメージとちょっとズレた動きするし。
素人目線だからうまく伝えづらいんだが、土地のことを理解していない。そんな風にも見えるんだ。
あ、でも一人。気になる奴はいるんだっけ。
「そういえばさ、お前が気になっていた舞師。あの子、名前なんだっけ?」
「……春明様のこと? けれど私会ったことないよ。何年か前に夏に、仕事で行ったけどやらずに帰ってきちゃっただけ」
「あのさ、普通に話してるけどさそれって異例のことだぞ」
西東家の重鎮でさえ、多少なりとズレは出てくる。これは技量じゃなくて、大地の構造上の問題だ。
それが一過性であってもしても、霊力のズレが無く場を納めて、しかも舞の奉納後3日間は継続された記録もある。
小さな規模の祭事だったから話題には上がっていないが、これがデカい舞台の奉納だったとしたら……。
「よし、今年の抱負が決まった。さく、その春明様と一度面識取ってこい」
「……はぁ??」
油揚げを箸で持ったまま、さくは大口開けてこっちを睨みつけている。ちなみに、ヤツの耳は真っ赤なまま。
まったく、嬉しいのか驚いてるのか苛立ってるのか。
情緒を一個に統一しなさいっ!
「それ、お前の役割じゃないの? なんで、私?」
「外堀は埋めるよ。さく一人でいきなり営業は無理だし、オレが雅楽寮に先に行って阿部家のツテを探ってみるわ。土地見衆経由で会えっかなぁ……、なんだか今年の夏に新京都で集まりがあるから行くのもアリだな」
一番いいのが、混天大聖、阿部藤照と面識を持つのが理想だけれど、そこまでは高望みかな。
とにかくだ。
舞師と面識を持って、うちの会社専属になってくれたら、ここまで整備の時に疲弊することはないはずだ。
土地に理解を持って、どんな場所でも舞ってくれる。
そんな根性が座った舞師……。
「ンン、やっぱり最後はお前が頼りだ! 頑張れ、さくちゃん! 社長は応援してるゾ!」
「はぁぁ……」
また毒霧みたいなため息をするさくの横で、オレは音を立てながら蕎麦をすする。
正直無理言ってるのは自覚してるし、あまりさくに期待を持ちすぎて圧をかけたくもない。
けれど何かしらの改善入れしなきゃ自体は収まらない。
事業の発展はもちろんあるが、現場が整っていないと足元から崩れるのは目に見えているからな。
それにさくも、その春明とか言う舞師が多少なりと気になっているみてぇだし。丁度いいだろう。
「お、ちょうど始まったみたいだな」
参道のずっと奥、本堂の方角から雅楽の音色が聞こえてきた。
わぁっと賑やかな歓声と、華々しい宴。
ちょうど今、新年の年を跨いだみたいだな。
「まあ、何はともあれ。あけましておめでとうだ。今後ともよろしく頼むぞ」
「……うん」
さくはこっちに見向きもせず、ただ真っ直ぐに賑やかな縁日の街並みを見つめていた。
生意気に、そしてオレに対してだけは太々しく。
そして、ズズっと一口。音を立てて蕎麦をすすってやがる。
……ったく、美味そうに食いやがって。
こうして、珍しくオレら揃って年越しをしたわけだが。
この8ヶ月後、まさかさくが例の春明クンとコンタクト取ってるし、しかもアメリカンな検非違使っていうこれまた面白そうなヤツと知り合っているとは。
そんなことは梅雨知らず、オレもさくに釣られて蕎麦をもう一口すすった。
年末の大結界整備もなんとか終えて、オレらは鬼門の塔の上から下の様子を眺めていた。
除夜の鐘が本堂の方角からよく聞こえ、その音に吸い取られるように人の波が進んでいく。
あちらこちらで紅白の屋台が用意され、奥の方にはあれは山車か?
ちらっと正月の気配が見え隠れして、いよいよ年越しって意気込みだ。
まあ、その前にちゃんと整備を終えて良かったよ。ホント。
「報告は毎回目を通していたけどよ、実際やるとこりゃキツイな……。毎年これかよ」
「ここ数年で今回が一番乱れていた。前回、私がやった時は『南』の影響がすごかったし、年々法則性が無くなってきてるのは頭抱えるね」
「まじかー……。オレがやってた時より数値が変わってきてるのは確かだな。信野さんに任せっきりだったから悪いことしたなぁ……。あ、さくはノーカンな。今回はオレ指名だったけど、これからはお前が年末の鬼門の専属になって、毎年胃を痛めるがいい」
「おい」
さくとオレ。
寒空の下、鬼門の展望場で腰を下ろして、屋台で買った年越し蕎麦を啜りながら仕事の話をしていた。
こうして関東域の結界で年末過ごすのは、オレが社長になって以来実は初めてだ。
社員だった頃はオレは鬼門をやるのが当たり前で、さくは最初の方は配線だったかな。
それが年数重ねていけば、四門の担当にも上り詰めて。いつの間にか鬼門の整備師資格も取っていやがる。
……全く、初めて会った頃は右腕を動かせられなかったお前が。本当に、大したものだよ。
「何、顔をまじまじ見て。気持ち悪っ」
ま、その分この口の悪さが年々酷いことになっているんだが。
なんだこれ。10代の頃は人形めいた表情が鉄板だったはずなのに、あのガラスの青春時代はどこいった。
あ、オレが気に食わないから消し飛ばしたんだっけか。メンゴ、メンゴ。
「いんやぁ? それより、今はいいにしても、毎年こんな数値だと結界だけじゃ限度がある。舞師、誰がやってるんだ?」
「うーん……、西東家から派遣された人だと思うけれど。あんまり印象残ってないかな」
「雅楽寮でも西東家は舞よりも式神重視だからなぁ。質より量を求めるって言うと嫌な言い方だけど、依頼を断ることもねぇし何より人手が足りている。けどなぁ……、土地のこと理解している舞師が少ないから、シワ寄せが結界に来るのは解せないな」
大結界の中にある土地見衆の本部には、通年で祭事を行う舞殿がある。
と言っても、陰陽衆が所蔵しているどでかい建物じゃなくて、神社とかでよく見る赤い柵が囲われた6メートルほどの舞台だ。
祭事の際は舞師が舞いを奉納して土地の安寧を祈祷するんだけど、これも舞師の質が絡んでくるんだろうな。
何回か西東家の舞を見たことがあるんだけど、式神に代替えしたり、場所のイメージとちょっとズレた動きするし。
素人目線だからうまく伝えづらいんだが、土地のことを理解していない。そんな風にも見えるんだ。
あ、でも一人。気になる奴はいるんだっけ。
「そういえばさ、お前が気になっていた舞師。あの子、名前なんだっけ?」
「……春明様のこと? けれど私会ったことないよ。何年か前に夏に、仕事で行ったけどやらずに帰ってきちゃっただけ」
「あのさ、普通に話してるけどさそれって異例のことだぞ」
西東家の重鎮でさえ、多少なりとズレは出てくる。これは技量じゃなくて、大地の構造上の問題だ。
それが一過性であってもしても、霊力のズレが無く場を納めて、しかも舞の奉納後3日間は継続された記録もある。
小さな規模の祭事だったから話題には上がっていないが、これがデカい舞台の奉納だったとしたら……。
「よし、今年の抱負が決まった。さく、その春明様と一度面識取ってこい」
「……はぁ??」
油揚げを箸で持ったまま、さくは大口開けてこっちを睨みつけている。ちなみに、ヤツの耳は真っ赤なまま。
まったく、嬉しいのか驚いてるのか苛立ってるのか。
情緒を一個に統一しなさいっ!
「それ、お前の役割じゃないの? なんで、私?」
「外堀は埋めるよ。さく一人でいきなり営業は無理だし、オレが雅楽寮に先に行って阿部家のツテを探ってみるわ。土地見衆経由で会えっかなぁ……、なんだか今年の夏に新京都で集まりがあるから行くのもアリだな」
一番いいのが、混天大聖、阿部藤照と面識を持つのが理想だけれど、そこまでは高望みかな。
とにかくだ。
舞師と面識を持って、うちの会社専属になってくれたら、ここまで整備の時に疲弊することはないはずだ。
土地に理解を持って、どんな場所でも舞ってくれる。
そんな根性が座った舞師……。
「ンン、やっぱり最後はお前が頼りだ! 頑張れ、さくちゃん! 社長は応援してるゾ!」
「はぁぁ……」
また毒霧みたいなため息をするさくの横で、オレは音を立てながら蕎麦をすする。
正直無理言ってるのは自覚してるし、あまりさくに期待を持ちすぎて圧をかけたくもない。
けれど何かしらの改善入れしなきゃ自体は収まらない。
事業の発展はもちろんあるが、現場が整っていないと足元から崩れるのは目に見えているからな。
それにさくも、その春明とか言う舞師が多少なりと気になっているみてぇだし。丁度いいだろう。
「お、ちょうど始まったみたいだな」
参道のずっと奥、本堂の方角から雅楽の音色が聞こえてきた。
わぁっと賑やかな歓声と、華々しい宴。
ちょうど今、新年の年を跨いだみたいだな。
「まあ、何はともあれ。あけましておめでとうだ。今後ともよろしく頼むぞ」
「……うん」
さくはこっちに見向きもせず、ただ真っ直ぐに賑やかな縁日の街並みを見つめていた。
生意気に、そしてオレに対してだけは太々しく。
そして、ズズっと一口。音を立てて蕎麦をすすってやがる。
……ったく、美味そうに食いやがって。
こうして、珍しくオレら揃って年越しをしたわけだが。
この8ヶ月後、まさかさくが例の春明クンとコンタクト取ってるし、しかもアメリカンな検非違使っていうこれまた面白そうなヤツと知り合っているとは。
そんなことは梅雨知らず、オレもさくに釣られて蕎麦をもう一口すすった。
10
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
惚れた男は根暗で陰気な同僚でした【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
イベント企画会社に勤める水木 茉穂は今日も彼氏欲しさに合コンに勤しむ、結婚願望が強い女だった。
ある日の週末、合コンのメンツが茉穂に合わず、抜け出そうと考えていたのを、茉穂狙いの男から言い寄られ、困っていた所に助けに入ったのは、まさかの男。
同僚で根暗の印象の男、【暗雨】こと村雨 彬良。その彬良が会社での印象とは全く真逆の風貌で茉穂の前に現れ、茉穂を助けたのである………。
※♡話はHシーンです
※【Mにされた女はドS上司に翻弄される】のキャラを出してます。
※ これはシリーズ化してますが、他を読んでなくても分かる様には書いてあると思います。
※終了したら【プラトニックの恋が突然実ったら】を公開します。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
番いに嫌われて薬草を煎じるだけの私が、竜王様を救う唯一の希望でした
八尋
恋愛
星詠の祭りの夜。
薬師の少女ユーファは、竜王ヴァルクスと“番い”の証――光るアザを分かち合った。
けれど、竜王は彼女を拒んだ。
理由は語られず、ユーファは「薬師」として宮殿に迎えられる。
それでも、彼を想う心だけは捨てられなかった。
嫌われても、言葉すら交わせなくとも。
ユーファは薬を煎じ続けた──ただ、この国を、彼の命を守るために。
やがて明かされる、竜王を蝕む“魂の病”。
それを癒せるのは、禁忌の地に咲く幻の花。
運命に背を向けた竜王と、命を賭して愛を貫くユーファ。
魂をかけた恋の物語の結末は──。
完結済みなので定期投稿になります。
作者の考える架空世界の話しなのでご都合主義となります。
他サイトにも掲載予定。
隣国が戦を仕掛けてきたので返り討ちにし、人質として三国の王女を貰い受けました
しろねこ。
恋愛
三国から攻め入られ、四面楚歌の絶体絶命の危機だったけど、何とか戦を終わらせられました。
つきましては和平の為の政略結婚に移ります。
冷酷と呼ばれる第一王子。
脳筋マッチョの第二王子。
要領良しな腹黒第三王子。
選ぶのは三人の難ありな王子様方。
宝石と貴金属が有名なパルス国。
騎士と聖女がいるシェスタ国。
緑が多く農業盛んなセラフィム国。
それぞれの国から王女を貰い受けたいと思います。
戦を仕掛けた事を後悔してもらいましょう。
ご都合主義、ハピエン、両片想い大好きな作者による作品です。
現在10万字以上となっています、私の作品で一番長いです。
基本甘々です。
同名キャラにて、様々な作品を書いています。
作品によりキャラの性格、立場が違いますので、それぞれの差分をお楽しみ下さい。
全員ではないですが、イメージイラストあります。
皆様の心に残るような、そして自分の好みを詰め込んだ甘々な作品を書いていきますので、よろしくお願い致します(*´ω`*)
カクヨムさんでも投稿中で、そちらでコンテスト参加している作品となりますm(_ _)m
小説家になろうさん、ネオページさんでも掲載中。
三歩先行くサンタさん ~トレジャーハンターは幼女にごまをする~
杵築しゅん
ファンタジー
戦争で父を亡くしたサンタナリア2歳は、母や兄と一緒に父の家から追い出され、母の実家であるファイト子爵家に身を寄せる。でも、そこも安住の地ではなかった。
3歳の職業選別で【過去】という奇怪な職業を授かったサンタナリアは、失われた超古代高度文明紀に生きた守護霊である魔法使いの能力を受け継ぐ。
家族には内緒で魔法の練習をし、古代遺跡でトレジャーハンターとして活躍することを夢見る。
そして、新たな家門を興し母と兄を養うと決心し奮闘する。
こっそり古代遺跡に潜っては、ピンチになったトレジャーハンターを助けるサンタさん。
身分差も授かった能力の偏見も投げ飛ばし、今日も元気に三歩先を行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる