マリオネットが、糸を断つ時。

せんぷう

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第十一王子と、その守護者

流浪のはずが、はずだった

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 第十一王子御一行による騒ぎが終わって数分間、オレは人々に担ぎ上げられる、揉みくちゃにされる、質問責めにされると散々だった。


 なので、鞄に有るだけの荷物をぶち込んで街を出て街道に出た瞬間。


『………』


『………』


 同じく街を出て行く第十一王子御一行様と鉢合わせたのだった。


 うやうやしく頭を下げて、せっせと歩き出すものの逃亡は叶わなかった。恐らくあのバカ王子を乗せているであろう竜車の中が騒がしくなり、バンッと壊れんばかりにその扉が開いたものだから堪らず糸を出して逃走の準備に掛かる。


 ええい、王族のくせに帰宅が早すぎる!! もう少し旅の疲れを癒せよ、あんなことがあったって持ち前のバカさ加減で余裕だろ!?


『待て、そこの下民っ!! そうだ、そこの少し小綺麗な黒い容姿の、お前だお前!』


 数歩後退しただけで、オレはあっさりと捕まってしまった。待てと言われれば待たねばなるまい、悲しいかなそれが下民の宿命なのだから。


『ハルジオン殿下、もうお帰りですか? 何もない街ですが風呂屋は少しは綺麗なものですし宿屋もありますよ』


 黒髪、黒目、黒い上下服。無駄な足掻きだが、振り返ってもオレほど黒い奴はいないな。


 ……小綺麗? いや普通に清潔感あるだろ?


『このような場所で、王族である第十一王子たるこの僕が寝泊まり出来るはずないだろっ!!

 そ、そんなことよりも貴様だ! 何故こんなところにいるのだ? 仕事か? それとも何か用事があるから街を出るのか?』


『街を出る、というので正しいでしょうか? ただ……



 もう二度と戻りませんが』


 ポカンと口を開く間抜け面にそれでは、と再び腰を折って街道の端を歩き出すとまたオレを引き止める声がした。


『ま、待て、待つのだ!! えっと、その……確か名前……名前、は?』


 何やら後ろで一人暴れているバカ王子に、一体何をやっているのかと思わず笑みを浮かべてしまい慌てて頬を軽く叩く。ついでに少し長くなった髪を結っていたので、無意識に手が髪飾りへと移動する。


 短く、ちょこんと跳ねた結び目にはオレの糸で作られたあの花が控えめにそこを華やかにしている。花は小さいのであまり目立たず、よく見ないとわからないのだ。


『待て!! タタラ!!』


 ピタリと足を止め、やっとかという思いで振り向けばそこには難しい顔をしたバカ王子がいて……引き留めたものの何を言って良いかわからないのか、何度も何度もグルグル回る目の動きが面白くてしょうがない。


『折角、ハルジオン殿下のご慈悲をいただけたのですが、私はもうあの街にはいられないのです』


『何故だ!?』


 いやそりゃ、だってさぁ。


『……個人魔法の使いで、特に後ろ盾もないスラムの子どもである私はあのまま街にいれば未来は精々二つです。

 権力者によって魔法を酷使される道。夜襲に遭って拷問され、無理矢理……同意書を書かされ魔核を奪われ、その魔核は売られて私自身は野垂れ死ぬ道。

 ……ハルジオン殿下。私は、殿下に生かされたこの命を他の人間に容易く奪われたくないのです。だから街を発ちます。平気ですよ、これだけ早く動き出せば容易に逃げられますからね』


 こんなん野生の個人魔法の使いなら誰だって想像できる。


 魔核は宝。一個でも手に入れば物によっては随分働かなくて済むからな。一攫千金の大儲け。スラムにいりゃ、そういうのを狙う奴等はゴロゴロいるのだ。安心しておちおち眠れやしない。


『なん、だと……』


 目の前にいる人間の命が、ある意味では風前の灯火であることが余程ショックだったのかバカ王子は完全なアホ面のまま固まってしまった。


 まあ、バカにはわかんないよな、バカだもん。


 どっちみち、あそこで自分の魔法を出した時点で詰みだったんだ。


『そんな、そんな馬鹿なことがあって良いのか……? だって貴様の魔法は凄いのだ……我が騎士らを相手にしたのだぞ? そこらの野盗などに』


『私の魔法は凄くとも、があまりにマイナスなのですよ。……でも、私の魔法、凄かったですか?

 嬉しいです。練習しかしていなかったので……殿下に初めて私の魔法を見ていただき、お褒めに預かれるなんて』


 はっはっは!!


 毎日の日常生活で酷使してただけなんだけどね!! まあ、それも練習みたいなもんだよな!


『んなっ!? ち、違う! 僕は褒めてなどっ』


『……やはり、私程度の魔法では取るに足らないものだったでしょうか』


 絡め取ってやろうか?


 しかし態度には決して出さない。少ししおらしく目線を下に下げれば目の前のバカ王子は慌てて前言を撤回してきた。


『い、いや!! ……は、初めてにしては上出来だったかもしれぬ。うむ……僕がそう思うのだから、少しはマトモだった』


『身に余る光栄です、殿下』


 例え褒めてくれたのがバカ王子だとしても、誰かにオレの糸魔法を認めてもらえたのは純粋に嬉しかった。再び髪飾りを撫でながら、えへえへと笑っていれば目の前のバカ王子が慌てて咳払いをする。


 なんだ、もう少しヨイショしてくれても罰は当たんねーのに。


 そういえば……王族とこんなに気軽に会話するなんて、人生どうなるかわかんないもんだねぇ。さっきからバカ王子の後ろで石みたいに固まってる騎士たちが面白くて仕方ない。


 直立不動だな。


『いつか、また殿下にお会い出来る日まで日々、魔法の鍛錬に励み……今よりも立派な魔導師になってみせます。

 どうか御身体を大切に。殿下の未来に日輪の光が照らされるよう深くお祈り致します』


『……っ、』


 あばよ、もう二度と会わないだろうが……波瀾万丈で楽しかったし。やっぱり大手を振って魔法が使えるくらい強くなんねーとな。


 自分史上最大限のお見送りの言葉を吐いて、今度こそオレは旅に出る。


 やべーな……流浪の旅人とか、すげーカッコイイ気がしてきた!!




『僕は!!』


『第十一王子、ハルジオン・常世・バーリカリーナ!!

 貴様のような虫ケラ、本来なら僕に背を向けるなど斬首ものだ。しかし、僕は寛大だ!!


 許す!! そして喜べ、貴様を今日から王族である僕の傍に置いてやろう!』


 思わず背中で受け止めてしまった言葉を、混乱する頭でゆっくりと飲み込み……そして思わず、え? と言って振り返ればなんというか。


 あんなに無茶苦茶、自分勝手な言い方しといて……なんて顔してんだ。


『……っ、返事がないぞ!! 今すぐ打首にしてやろうか! は、早く受け入れろ!!』


 虫ケラだの打首だの、物騒な物言いだが……言っているバカ王子はどこか縋るような目を向けてくる。本心ではないことはわかってはいるが、あんまりな言葉遣いに呆れ返る。


 しかし、そんなことは置いておく。転生した身で中身は大分成長しているのだ。言い返すような子どもっぽい真似はしない。


 むしろ、これはチャンスだ。


『……私が、殿下のお側に?』


 つまり!!


 このスラムでの薄汚れた生活とも、犯罪者のような気分で逃亡する生活も送らなくて良いと!!


『貴様の個人魔法に、その……内面の高潔さも、まぁ悪くはない……。年齢の近い守護者を探していたというのもある、王族には守護騎士や守護魔導師、守護獣がいるのが当たり前だ。

 ……僕の命を、その糸魔法とお前自身で護れ』


 と、いうことは?


 この周りにいるのはバカ王子の守護騎士たち、ということか? こんなにいるならオレ、要らなくね?


『言っておくがこの者たちは王国騎士団であって、任務で僕の護衛をしているだけだ。直属の騎士ではない』


 え? ちょっと待て、じゃあまさか、


『……今、僕には守護者はいない。貴様が受けるというなら貴様が僕の唯一の守護魔導師となる』


『そ、そのような大役を簡単に受けさせて宜しいのですか!? もっとこう……守護者を決めるためのトーナメントとか、家柄など』


『そんなものはない。各王子、王女が己で守護者を一任する決まりだ。そこに家柄も身分もない。

 実力と、その……個人の好みで判断して良いのだ』


 やだなぁ、なんか面倒臭そう。


 だってこの王子だぜ? 服装ギンギラギンで、金髪縦ロール、化粧濃いし高圧的。口を開けば不愉快極まりない我儘。あと失礼。


 だけどなぁ、王都かぁ。美味いもんとか良いベッドとか……それこそ強くて珍しい魔導師がいっぱいなんだろうな。


 ……多少のストレスには、目を瞑るとしますか。


『では、烏滸がましくも殿下……


 ハルジオン殿下。私の命を賭してもお護りする日輪の光。このような未熟な身ですが、お側に置いて下さい』


 眩しい日輪が照らす、爽やかな風が吹く最高の日の始まり。


 その日、貧しい街の片隅にてバーリカリーナ国でもの異名すら持つ超我儘王子 第十一王子ハルジオン・常世・バーリカリーナと、文献にもない史上初の個人魔法の使い 糸魔法使いタタラによる主従関係と守護魔導師の誓いが結ばれた。





 改めて王子御一行について行くことになったが、街の門からこちらを見守る群衆の中に知っている人間を見付けた。すぐに逃げるために最後の挨拶すらしないで来たので、少しでも話したかったがオレのために出発を遅らせるわけにはいかない。


『行って来なさい、最初はゆっくり行進するよう命じます。君の魔法ならすぐに追い付けるでしょう』


 後ろ髪を引かれるように列の一番後ろに並んだオレに声を掛けてくれたのは、護衛の騎士団の人だった。優しい声に甘えたくて……でも、と竜車を見れば彼はすぐに頷く。


『ハルジオン王子は我々がきちんと護衛します。仕え先が決まったとしても、次はいつ帰って来れるかわかりません。

 行きなさい、別れはいつでも言えるものではないのですから』


 そう言って他の騎士たちに指示を出す人の背中にお辞儀をして、オレは門の方まで走った。


 あの人の言う通りだ。スラムでも死は身近に感じるものだったが、街を出て……更に王族の側にいるようになれば後者の方がよっぽど身の危険も高まる。何せいざとなればその身を投げ打っても守り切らなければならない。


 ……馬鹿馬鹿しい。オレがそこまで出来るわけないだろ。取り敢えずは安定した就職先ってだけさ。


 オレが近付いてくることがわかると街の連中たちも歓声を上げながら近付いて来た。


 待て!! お前ら大半が知らない他人だろ!! しれっとこっち来るなよ!?


『タタラ!! アンタ、あれ王族の一行って本当なの!? というか、アンタ大丈夫なの?』


『コーリー。無事だったか……ったく、お前は自国の王族の旗くらい覚えろよ。竜車についてんの、王族の紋章だぞ』


 大きな王冠に白と黒の重なった円があり、それらをハートのようなものが囲っているのがバーリカリーナ王国の王家の紋章だ。


 それを指摘すればコーリーを始めとした多くの民が息を呑み、数人は街へとまた引っ込んで行った。


 ……こんな片田舎に王族も、その関係者も滅多に来ないからな。忘れてても仕方ない……仕方ないか?


『なんかオレの魔法が役に立ちそうってんで、召し抱えられることになったらしい。今まで世話になったな。ありがとよ』


『王族に!? だ、大丈夫……? すぐに不敬罪、とか言って殺されるんじゃないの。だってアイツ……広間でもみんなを、』


 痛いところを突く。やめてくれ、オレも考えたくないんだから。


『でも断ったところでどうせ打首だしな。

 オレの出身でもないのに、ここにも迷惑かけたら申し訳ないし、オレ行くわ。大丈夫だって、ヤバそうだったらすぐ逃げるよ。


 昔からどっかの姉貴分が、逃げ足だけはよく目の前で披露してくれたからな』


 だから平気だと笑えば、コーリーは着古したエプロンをギュッと握ってからその手を解いてオレの頭を撫でてくれた。


 無表情なオレを、可愛げのないオレを、いつも良い子良い子と撫でてくれた優しい姉貴。


『……アンタのことだから、逃げても一生この街には帰って来ないんでしょうね。


 どこでも良いわ。危なくなったら、なりふり構わず逃げなさい。格好悪くても無様でも構わないわ。それがアタシたち……下民の特権よ』


 いってらっしゃい、


 気を付けて、


 日輪の加護を。


 たくさんの言葉を貰って、一番嬉しかった瞬間だと思う。いつまでも心配そうに手を振るコーリーに、人生で一番の笑顔を作って手を振り返した。


『達者でな! いってくるよ!!』


『死ぬんじゃないわよ、ここは!! ここはアンタの生まれた街じゃないけど! アンタがいて、アンタが育った街よ!!


 いってらっしゃい、バカ弟!!』




 すっかり見えなくなってしまった一団だが、向かった先は分かっているのですぐに辺りの森に入って木々に糸を投げ付ける。まるでターザンのように次々と糸を出しては木々を利用して森をあっという間に抜けた。


 抜けた先には地獄があった。


『何故タタラがいないのだ!! 誰が勝手に僕のタタラを動かした、言え!!』


 わぁ、修羅場~!!


 森を抜けた先にいた一行は、どうやら王子が途中でオレがいないことに気付いて慌てて進行を止めたらしい。そして話を聞いて機転を利かせてくれた騎士に怒り狂っている。


 やべぇ、これが噂に聞く『私のために争わないで!』か、当事者になるとなんとも複雑でどこか恥ずかしい気分だな。


『っと、流暢なこと言ってる場合じゃない』


 木の上に留まっていた状態から下に降り、糸をまた木に括り付けてからそれを取り、ぶら下がってから一気に体を反動させてジャンプする。騎士を問い詰める王子のすぐ目の前に着地すれば、全員が目を白黒させてオレを見る。


 スマイル、スマイル~。


『殿下! 私が来るのを待っていただけたのですか? 到着が遅れて申し訳ありません、すぐに追い付けると思いましたが……殿下に一言言ってから行くべきでした』


『タタラ……? な、なんと……凄い、いや違う!! そうだ! お前が僕に行き先を言わないからこうしてっ』


 え? 今凄いって言った? いやぁ~、照れちゃうなぁ。


 目の前で王子がプンスカ怒っているが、褒められるのが好きなオレはまたえへえへしながら謝罪する。


『そちらの方が、暫くは会えないだろうからと別れの時間を設けて下さいました。私はもうあの街には戻らないつもりでしたが……別れを済ませて、より決心が強まった気がします。


 殿下に相応しい守護魔導師になれるよう、皆が背中を押してくれましたので! 私も精一杯、殿下にお仕えしたいと思います!』


 実際は危なくなったら即逃げろ、だけどね! 嘘も方便だ、致し方なし。


 しかし、嘘も方便作戦は上手くいった。目の前でキラキラとした瞳で自分を守るのだと息巻く新しい護衛の気合いに負けたのか、王子はすぐに頷いて再び行進を始めることとなる。


『……離れる時は、きちんと僕に言うのだぞ』


『はい、殿下』


 ならば良いと竜車に乗った王子を見届けて、オレはすぐに地面に額を擦り付けていた騎士の体を支えて立たせた。


 ああ、オレのせいで兜まで脱がされたのか……。


 見れば男の頬には血が滲み、側には帯剣していたはずの剣が地面に転がっていた。


 まさかこれで打った?! マジかよ!!


『も、申し訳ありませんっオレのせいでこんな……すぐに手当てを!』


 あのバカ王子め!!


『いえ、この程度は問題ありません。むしろこれくらいで済んで良かったくらいです。……ハルジオン殿下が気付く前に早く隊列を立て直さなくては。


 ……貴方は、本当に会ったばかりなのに不思議な人ですね。あの殿下をこうも……』


 兜を取った騎士は、三十代後半くらいの男性だった。西洋系の彫りの深い顔立ちに金髪に茶色い目をしたいかにも外国の人って感じ。少し細身だけど弱々しくはない歴とした騎士。オレは元が日本人の転生者のせいか、どうも以前と似たような顔立ちだし、こっちじゃまあ珍しい黒髪黒目だから羨ましい。


 しかしそんなイケメンの顔には痛々しい傷。ダラリと流れる血を見て慌ててポケットからハンカチを出すも、洗濯はしていてもあまり綺麗ではないそれを見て控えめにポケットに仕舞おうとした。


 知ってる……王国騎士団って貴族とか、身分の高い奴等で固められてるんだ……こんな布切れ出せぬ。


『借りても良いかな? 光魔導師はいるが、彼はいざという時のために少しでも力を温存させておきたいし、既にここに来るまでにも何度か力を使っていまして。

 恥ずかしながら鎧を脱がなければ自分のハンカチも取り出せなくて』


『そういうことでしたら……。あの、使い終わったら捨てて下さいね? 洗ったりしないで下さいよ、末代までの恥になってしまいます』


 やめて? 絶対やめろよ? フリじゃねーからな、マジでやめろ?


 必死の訴えが効いたのか、彼は朗らかに笑いながら承知した、と言ってオレから受け取ったハンカチで頬の血を拭った。


『感謝します、タタラ殿。

 我が名はナルバサラ・サーキー。僭越ながらこの小隊の指揮を任されています。王城へ着くまで、どうかよろしくお願いします。個人魔法使いが同行してくれるなんて心強い。

 ……ところでこのハンカチ。なんだかとても良い香りがしますけど? ハーブか何かで染めたのでしょうか……匂い付けも……やはり洗って』


『……お捨て下さい、即刻』



 染めたり良い匂いのハーブでもないと何度も何度も使えないんだよ!!


 やめて! 貧乏だよ、どうせオレは貧乏だよ!! でもこれからうんと稼いで忘れるんだ、ほっといてくれー!!







 


 

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