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限界離婚
電話で知らされた行方
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良は義父の言葉に驚いた。
「入院ですか?鈴奈に何があったのですか?勇太はどこに?」
義父は言った。
「鈴奈はあと数日で退院できる予定だよ。勇太は元気にしている。近くの一時保育を利用する事ができた。それより、鈴奈から良君と連絡が取れないと聞いていたが、なにかあったのかね?」
良は言った。
「出張先でトラブルがあり、携帯電話を破損してしまいました。水曜日の夜には新しい携帯電話を購入しましたが、電話帳が復旧できなくて。実家の固定電話に連絡していましが、電話に出ていた祖母は認知症だったみたいで、分からなかったみたいです。」
義父は言った。
「そうか、君も大変だったね。鈴奈は、子宮外妊娠をしていたらしい。入院手術が必要だから、京香さんに手術の付き添いと勇太の世話を頼んだそうだが断られたそうだよ。それで、紹介状を書いて貰いこちらで手術をする事になった。京香さんには私も憤りを感じている。しばらくはこちらでゆっくりさせるつもりだよ。」
良は言った。
「すみません。お義父さん。まさかこんなことになるなんて、、、」
義父は言った。
「そういう事もあるだろう。こちらは大丈夫だから心配しないでくれ。だが、広一さんも倒れたのではなかったかな。良君は大丈夫か?」
良は言った。
「ええ、父には今日会ってきました。もう立ち上がれるようになっています。実は従妹の麗奈さんが祖母を引き取ってくれる事になりそうです。母の京香は、通帳を持って出て行ったらしくて連絡が取れません。父と離婚が成立しているかもしれません。」
義父は言った。
「そうか。いろいろ重なったな。鈴奈は手術が昨日無事に終わって、来週の水曜日には退院する予定になっている。もし余裕があれば会いに来てやってくれ。かなり今回の事で落ち込んでいるみたいでな。離婚届を置いてきたと言っていたが、、、」
良は言った。
「ええ、見ました。でも、俺は離婚するつもりなんてありません。明日の日曜日に行っても大丈夫でしょうか?」
義父は言った。
「ああ、もちろん。」
良は、義父から鈴奈が入院している病院と部屋番号を聞いた。義父と勇太も同じ時間に病院へ見舞に行く事になった。
鈴奈の為に、勇太の為に、二人目を産む為に同居を決めたはずだった。
まさかこんな事になるとは思っていなかった。
家族が誰もいなくなった広い丸田家で、良は溜息をついた。
「入院ですか?鈴奈に何があったのですか?勇太はどこに?」
義父は言った。
「鈴奈はあと数日で退院できる予定だよ。勇太は元気にしている。近くの一時保育を利用する事ができた。それより、鈴奈から良君と連絡が取れないと聞いていたが、なにかあったのかね?」
良は言った。
「出張先でトラブルがあり、携帯電話を破損してしまいました。水曜日の夜には新しい携帯電話を購入しましたが、電話帳が復旧できなくて。実家の固定電話に連絡していましが、電話に出ていた祖母は認知症だったみたいで、分からなかったみたいです。」
義父は言った。
「そうか、君も大変だったね。鈴奈は、子宮外妊娠をしていたらしい。入院手術が必要だから、京香さんに手術の付き添いと勇太の世話を頼んだそうだが断られたそうだよ。それで、紹介状を書いて貰いこちらで手術をする事になった。京香さんには私も憤りを感じている。しばらくはこちらでゆっくりさせるつもりだよ。」
良は言った。
「すみません。お義父さん。まさかこんなことになるなんて、、、」
義父は言った。
「そういう事もあるだろう。こちらは大丈夫だから心配しないでくれ。だが、広一さんも倒れたのではなかったかな。良君は大丈夫か?」
良は言った。
「ええ、父には今日会ってきました。もう立ち上がれるようになっています。実は従妹の麗奈さんが祖母を引き取ってくれる事になりそうです。母の京香は、通帳を持って出て行ったらしくて連絡が取れません。父と離婚が成立しているかもしれません。」
義父は言った。
「そうか。いろいろ重なったな。鈴奈は手術が昨日無事に終わって、来週の水曜日には退院する予定になっている。もし余裕があれば会いに来てやってくれ。かなり今回の事で落ち込んでいるみたいでな。離婚届を置いてきたと言っていたが、、、」
良は言った。
「ええ、見ました。でも、俺は離婚するつもりなんてありません。明日の日曜日に行っても大丈夫でしょうか?」
義父は言った。
「ああ、もちろん。」
良は、義父から鈴奈が入院している病院と部屋番号を聞いた。義父と勇太も同じ時間に病院へ見舞に行く事になった。
鈴奈の為に、勇太の為に、二人目を産む為に同居を決めたはずだった。
まさかこんな事になるとは思っていなかった。
家族が誰もいなくなった広い丸田家で、良は溜息をついた。
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