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そちらも、生徒会のお仕事ですわ!2
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「そこの方々?このような公衆の場で、何をなさっておられますの?」
『うわ!生徒会だ!』
『シェリエリーオの双子のご姉弟は、いつ見てもお麗しいわ...。』
あら、私達は双子ではありませんわよ?同じ歳ではありますけれど...。
『彼女のことを、どうか助けてあげて欲しいわ。』
『ルミニーク様が何を言っても離さないのだもの...彼女には婚約者もおりますのに、あんな、恋人のような扱いをされてしまうなんて可哀想だわ。』
『婚約者のいる女性の腰を、あんなにも嫌がっているのに抱くなんて、最っ低だわ!』
『彼女はあんなに嫌がっておられますのに...ねぇ?』
えぇ、助けますわよ?その為に来ましたもの。彼女はあんなにも嫌がっておりますのにねぇ?
『ルミニーク様が嫌がらせをされていたのは、別の方ですわよね?』
『確か..."ルミニーク様が教授に、身体を許している"だとかいう、根も葉もない噂を吹聴していた方でしょう?ルミニーク様は、"実のお兄様"に会いに行かれていただけですのに、身体を許しているとか...そんな噂を立てられたら、嫌がらせもしたくなりますわ。』
あぁ...ロドルク教授は伯爵の庶子でしたものね。たしかに実のお兄様ですわ。
「あら、皆様わざわざ避けて通してくださいますのね?とても助かりますわ。ありがとうございます。」
「お姉様、フェバリーズの捕縛完了しました。あ、被害者のレミン・オルセーさんですね?恋人でもない男にあのようにされて、さぞや気持ちが悪かったことでしょう。青褪めておられますし、こちらの椅子をどうぞ...。」
「あ、ありがとうございます。」
オルセーさんは、赤茶の髪を耳よりも高い位置で1つに結んでいる、いつも明るい元気な方ですけれど、とても怖かったことでしょう。まぁ、ルークに任せておけば大丈夫ね。ルミニークさんは、やっぱり気丈に振る舞おうと頑張っておられましたけれど、安定の小動物化してますわね。あぁ、可愛らしいわ。
「ルミニークさん?大丈夫かしら?」
「えぇ、フェバリーズ様の取り巻き程度であれば、私でも対抗出来ますわ。駆け付けてくださり、どうもありがとうございます。」
「あら、生徒会として当然のことですわ。どうぞ、頭をおあげくださいませ。」
「はぅ。」
可愛らしいわ...苦手な男に囲まれて怖かったのよね?けれど、私達に心配させまいと目に涙を溜めて頑張っていたのよね?もう大丈夫ですわよ?私よりも低い位置にあるふわふわの黄金色の髪を撫でると、ふくふくの頬を朱に染めて、うっとりと目を閉じてしまいましたわ。あら、もっと撫でても良いのかしら?こんなにも可愛らしいルミニークさんが、あのフェバリーズの婚約者だなんてとっても勿体無いわ。
「ルーケッド!貴様!何をするのだ!これを解くのだ!僕ちんは愛しのレミンを守るのだ!」
僕ちん...気持ち悪っ!あ、失礼いたしましたわ。とっても気持ちが悪ぅございますわ。100年以上前に没落した、某帝国のでっぷりと肥え太った皇帝が使っていたと覚えておりますわ。本当に、気持ちが悪ぅございますわねぇ?婚約者のいる方の名前を呼び捨てにするなんて、ただのお馬鹿ではありませんわね。救いようのないお馬鹿ですわ!
「...汚らわしい口で被害者であるオルセーさんの名を呼ぶなど...許しがたいですねぇ?お姉様、蹴っても良いですか?」
「あら、1回だけよ?気絶されると証言が取れなくなってしまって困るから、軽ぅーく蹴るのよ?」
「はい!ありがとうございます!」
「ゲフゥッ!!」
あら、ルークったら...きちんと足を蹴りましたわね。あの音では、きっと青紫に変色しているのでしょうね...まぁ、足が折れていれば逃走防止にもなりますし...後で治せば良いのですから、構わないでしょう。彼はもう罪人ですもの。
*
『うわ!生徒会だ!』
『シェリエリーオの双子のご姉弟は、いつ見てもお麗しいわ...。』
あら、私達は双子ではありませんわよ?同じ歳ではありますけれど...。
『彼女のことを、どうか助けてあげて欲しいわ。』
『ルミニーク様が何を言っても離さないのだもの...彼女には婚約者もおりますのに、あんな、恋人のような扱いをされてしまうなんて可哀想だわ。』
『婚約者のいる女性の腰を、あんなにも嫌がっているのに抱くなんて、最っ低だわ!』
『彼女はあんなに嫌がっておられますのに...ねぇ?』
えぇ、助けますわよ?その為に来ましたもの。彼女はあんなにも嫌がっておりますのにねぇ?
『ルミニーク様が嫌がらせをされていたのは、別の方ですわよね?』
『確か..."ルミニーク様が教授に、身体を許している"だとかいう、根も葉もない噂を吹聴していた方でしょう?ルミニーク様は、"実のお兄様"に会いに行かれていただけですのに、身体を許しているとか...そんな噂を立てられたら、嫌がらせもしたくなりますわ。』
あぁ...ロドルク教授は伯爵の庶子でしたものね。たしかに実のお兄様ですわ。
「あら、皆様わざわざ避けて通してくださいますのね?とても助かりますわ。ありがとうございます。」
「お姉様、フェバリーズの捕縛完了しました。あ、被害者のレミン・オルセーさんですね?恋人でもない男にあのようにされて、さぞや気持ちが悪かったことでしょう。青褪めておられますし、こちらの椅子をどうぞ...。」
「あ、ありがとうございます。」
オルセーさんは、赤茶の髪を耳よりも高い位置で1つに結んでいる、いつも明るい元気な方ですけれど、とても怖かったことでしょう。まぁ、ルークに任せておけば大丈夫ね。ルミニークさんは、やっぱり気丈に振る舞おうと頑張っておられましたけれど、安定の小動物化してますわね。あぁ、可愛らしいわ。
「ルミニークさん?大丈夫かしら?」
「えぇ、フェバリーズ様の取り巻き程度であれば、私でも対抗出来ますわ。駆け付けてくださり、どうもありがとうございます。」
「あら、生徒会として当然のことですわ。どうぞ、頭をおあげくださいませ。」
「はぅ。」
可愛らしいわ...苦手な男に囲まれて怖かったのよね?けれど、私達に心配させまいと目に涙を溜めて頑張っていたのよね?もう大丈夫ですわよ?私よりも低い位置にあるふわふわの黄金色の髪を撫でると、ふくふくの頬を朱に染めて、うっとりと目を閉じてしまいましたわ。あら、もっと撫でても良いのかしら?こんなにも可愛らしいルミニークさんが、あのフェバリーズの婚約者だなんてとっても勿体無いわ。
「ルーケッド!貴様!何をするのだ!これを解くのだ!僕ちんは愛しのレミンを守るのだ!」
僕ちん...気持ち悪っ!あ、失礼いたしましたわ。とっても気持ちが悪ぅございますわ。100年以上前に没落した、某帝国のでっぷりと肥え太った皇帝が使っていたと覚えておりますわ。本当に、気持ちが悪ぅございますわねぇ?婚約者のいる方の名前を呼び捨てにするなんて、ただのお馬鹿ではありませんわね。救いようのないお馬鹿ですわ!
「...汚らわしい口で被害者であるオルセーさんの名を呼ぶなど...許しがたいですねぇ?お姉様、蹴っても良いですか?」
「あら、1回だけよ?気絶されると証言が取れなくなってしまって困るから、軽ぅーく蹴るのよ?」
「はい!ありがとうございます!」
「ゲフゥッ!!」
あら、ルークったら...きちんと足を蹴りましたわね。あの音では、きっと青紫に変色しているのでしょうね...まぁ、足が折れていれば逃走防止にもなりますし...後で治せば良いのですから、構わないでしょう。彼はもう罪人ですもの。
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