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夏樹の通うマンモス大学でも最近の流行に違わずアクティブラーニング型の講義が行われている。
座って聞いてテストを受けるだけではなくグループで様々な意見を出し合いまとめて行く作業は、短い大学生活を楽しみたい学生には不人気だ。
コミュニケーション能力と積極性、リーダーシップが必要で、グループに馴染めない学生もいるからだ。
今回は二回生の春から講義がありその後数ヶ月に及んで、くじで決めた6人のグループでワークを行う。最後は本来夏休みに入った時期の初めに集中したワークを行い、研究成果のプレゼンを終えてやっと長い夏休みに入ることができるのだ。
だからどんな人とグループを組むことになるのか、それがとても重要であった。
どうか、怖い人と一緒になりませんように。人任せで参加しない人とも一緒にならないと良いな。夏樹は心のなかで祈っている。真面目な夏樹は何かと押し付けられがちだった。
「やった。一緒じゃん。良かったね」
「え~?知ってる人が少ない」
「なんか地味なグループだな。誰がリーダーシップ取ってくれるんだ...」
「颯介君と一緒になりたかったな」
「アルファ様にまとめてもらえば楽だよな」
「はいはい。静かに。今日はグループに別れて大まかに意見を出し合い、メモしてください。時間は講義の終わりまで。そのまま昼休みに自己紹介やディスカッションが続いてもかまわないよ。テーマを説明します」
テーマは、地方創生。スポーツ、ドラマやアニメ、音楽といった何らかの方法で、ある地域を盛り上げる方法を議論し、調査、研究してプレゼンを行う。優秀なグループの作品は、実際に地方自治体に売り込みをかけることもあり得るという。
広い講義室の中、グループ毎に集まってまずは自己紹介である。皆が同じグループになることを羨ましがるアルファの金沢颯介。金沢コーポレーション代表取締役社長の御曹司で高身長の学内一と言われるイケメン。さらさらの焦げ茶色の髪に青みがかった切れ長の目が柔和な笑みを浮かべると目尻が下がって人好きする。
そして自らを普通と思っているがキラキラした茶の瞳が小さい顔にバランス良く配置されたオメガの夏樹。天然の柔らかい茶髪にすっぴんですべすべの白い肌を持ち、人目を引く。
アルファの颯介にオメガの夏樹という人口比からしたら珍しい二人が同じグループになった。他に山田、田中というベータの男子が二人と佐藤、高橋というベータの女子二人の合計6人だ。
「颯介君宜しくね」
「颯介君がいたらもう大丈夫だよね」
「リーダー役は頼んだ」
颯介に色目を使ってすり寄ってみたり、すっかり任せる気でいるものもいたが
「今回のワークは教授からも全員がディスカッションに参加して様々な意見を出すように言われている。参加しないと、教授が見ていて評価は下がるんだよ。皆で頑張ろうな」
嫌な顔をせずに爽やかな笑顔でそう言って議論を始める颯介に夏樹は感心した。
「まずは現状で知っていることとしたら、例えばJリーグのサッカーチームは地元密着で、地方を盛り上げる意味付けを持ってはじまった制度だよね」
「え~?サッカー知らない」
「野球は?」
「プロ野球?2つリーグがあって、地方球団もあるよな」
「野球もあんまり知らないなあ」
夏樹も頑張って意見を言うことにした。普段は引っ込み思案であるが颯介の話しはじめてくれたディスカッションを成立させたい。そしてしっかり勉強して将来に生かしたいと考えていた。
「野球には独立リーグや企業チームもあるよね。他にバスケのBリーグや北国だとカーリングとか。僕の地元では映画の撮影場所やアニメの舞台になって聖地巡礼で観光客がきてくれるところもあるよ」
「お。良いねえ。広げて行こうか。地方自治体は予算が少ない所も多いだろうし、低コストで結果が出るように宣伝にコスパも必要だよね」
颯介が夏樹を褒めるように言葉を継いだ。男子二人も概ね好意的な表情だが、女子は苦手なスポーツから話題を反らした夏樹に同意するのではなく、颯介が褒めた事に少しジェラシーを感じているように受け取れた。
そうだよね。皆に人気の颯介君に平凡な僕が話しかけてもらったり近づくと、分不相応だって嫉妬されてしまう。気を付けないと。
そんな夏樹の気持ちを知ってか知らずか、その後のディスカッションでも他の四人の発言は少なめで、颯介と夏樹の発言がやや多くなった。
夏樹が発言する度に颯介はにっこりと笑顔を浮かべてほめる。
それは他の四人が地域活性化にそもそもの興味や知識が少なく、ディスカッションにあまりやる気がない様子だったからでもあった。
そこに他のグループの会話の様子が聞こえてきた。
「毎年だいたいさ、中高一貫校出身でアクティブラーニング慣れしてて要領の良いやつの意見に纏まってるらしいよ」
「だからそういうやつが集まるようなグループ編成にならないようにくじ引きしたらしい」
「それならアルファが一人でもいたら十分有利じゃないか」
「良いよな、あのグループ。ずるい」
他のグループからもやっかみがあり居心地があまり良くない。颯介はそんな声が耳に入っても、気にしていない風でしっかり議論をすすめようとしていた。
アルファが優秀なのは確かだが、だからってズルいと言われたり、近づくと嫉妬されるのも大変だ。才能だけで生きているわけではなく努力だってしているはずなのに。それでも真面目に淡々としている同い年の颯介に、夏樹は尊敬に近い念を抱いた。
「では今日はここまで。授業を終わります」
「颯介君~。学食行ってもっと話さない?」
「ねえ。是非一緒に行きましょうよ」
女子二人が颯介の腕に巻き付いた。するとそれまで夏樹の方を見て微笑んでいた颯介から、突如表情が消えた。
周囲の空気を5度くらい下げるような冷たい目を女子二人に向けてから腕をするっと抜いた颯介は、夏樹の肩をそっと引き寄せた。
「夏樹が了承して6人で行くなら良いよ」
夏樹の肩を抱いてうっそりと笑み口角を引き上げると、耳元に直接響くように甘い声を耳介に注ぎ込んだ。
「え?」
「ね?行く?夏樹」
「う、うん」
「皆は?」
「…じゃあ行くか」
耳を吐息で愛撫するような振動にびくっと震えた夏樹は、自身の名前、しかもファーストネームで突然呼ばれた事に驚いていた。まずもって自分はフルネームを名乗っただろうか。
びっくりして目をパチパチさせていた夏樹は、自らのうなじに顔を寄せた颯介が仄暗い笑みを浮かべてすうっと香りを嗅いでいたことに気付いていなかった。
そんな暗い笑みをはじめてみた他の男子は、優秀なアルファの一筋縄ではいかない内面に言い知れぬ怖れを抱くのだった。
「颯介君、何食べる?」
「俺の事は良いから自分の分を選んでね」
「え~」
女子は何度も颯介に話しかけてはあしらわれている。一方で颯介は、何かと夏樹を気遣って会話を持とうとしている。
「夏樹は何が好き?」
「今日のラインナップならA定食」
「気が合うね。俺も」
「そう?お肉が好きなの?」
「何でも食べるよ。自炊もする」
「ホントに?自炊なんてやらなさそう」
「夏樹の中で俺、どんなイメージなのかな」
「お坊ちゃん?かも?」
「マジで?家事出来るよ。それとこれからは颯介って呼び捨てて欲しいな」
颯介は夏樹に向かって話し続けた。爽やかで甘い笑顔を添えて、しかし耳元に熱い声を吹き掛ける。
耳をなぶる暖かい息にぴくっと反応する夏樹の表情を楽しむかのように。
「颯介君すごい~。何でもできるのね~」
「…。夏樹、課題発表終わったら打ち上げで旅行しない?」
「え?まだ先のことだし、予定がわからない」
「休みの間どうしてるの?」
「うーん。実家に帰るくらいかなぁ」
「颯介くーん。発表終わったら打ち上げ、私達としない?」
「…っ。そうだね。上手く行ったら皆を軽井沢の別荘に招待してもいいかな。だから頑張って皆仲良く課題に取り組んで欲しいな」
座って聞いてテストを受けるだけではなくグループで様々な意見を出し合いまとめて行く作業は、短い大学生活を楽しみたい学生には不人気だ。
コミュニケーション能力と積極性、リーダーシップが必要で、グループに馴染めない学生もいるからだ。
今回は二回生の春から講義がありその後数ヶ月に及んで、くじで決めた6人のグループでワークを行う。最後は本来夏休みに入った時期の初めに集中したワークを行い、研究成果のプレゼンを終えてやっと長い夏休みに入ることができるのだ。
だからどんな人とグループを組むことになるのか、それがとても重要であった。
どうか、怖い人と一緒になりませんように。人任せで参加しない人とも一緒にならないと良いな。夏樹は心のなかで祈っている。真面目な夏樹は何かと押し付けられがちだった。
「やった。一緒じゃん。良かったね」
「え~?知ってる人が少ない」
「なんか地味なグループだな。誰がリーダーシップ取ってくれるんだ...」
「颯介君と一緒になりたかったな」
「アルファ様にまとめてもらえば楽だよな」
「はいはい。静かに。今日はグループに別れて大まかに意見を出し合い、メモしてください。時間は講義の終わりまで。そのまま昼休みに自己紹介やディスカッションが続いてもかまわないよ。テーマを説明します」
テーマは、地方創生。スポーツ、ドラマやアニメ、音楽といった何らかの方法で、ある地域を盛り上げる方法を議論し、調査、研究してプレゼンを行う。優秀なグループの作品は、実際に地方自治体に売り込みをかけることもあり得るという。
広い講義室の中、グループ毎に集まってまずは自己紹介である。皆が同じグループになることを羨ましがるアルファの金沢颯介。金沢コーポレーション代表取締役社長の御曹司で高身長の学内一と言われるイケメン。さらさらの焦げ茶色の髪に青みがかった切れ長の目が柔和な笑みを浮かべると目尻が下がって人好きする。
そして自らを普通と思っているがキラキラした茶の瞳が小さい顔にバランス良く配置されたオメガの夏樹。天然の柔らかい茶髪にすっぴんですべすべの白い肌を持ち、人目を引く。
アルファの颯介にオメガの夏樹という人口比からしたら珍しい二人が同じグループになった。他に山田、田中というベータの男子が二人と佐藤、高橋というベータの女子二人の合計6人だ。
「颯介君宜しくね」
「颯介君がいたらもう大丈夫だよね」
「リーダー役は頼んだ」
颯介に色目を使ってすり寄ってみたり、すっかり任せる気でいるものもいたが
「今回のワークは教授からも全員がディスカッションに参加して様々な意見を出すように言われている。参加しないと、教授が見ていて評価は下がるんだよ。皆で頑張ろうな」
嫌な顔をせずに爽やかな笑顔でそう言って議論を始める颯介に夏樹は感心した。
「まずは現状で知っていることとしたら、例えばJリーグのサッカーチームは地元密着で、地方を盛り上げる意味付けを持ってはじまった制度だよね」
「え~?サッカー知らない」
「野球は?」
「プロ野球?2つリーグがあって、地方球団もあるよな」
「野球もあんまり知らないなあ」
夏樹も頑張って意見を言うことにした。普段は引っ込み思案であるが颯介の話しはじめてくれたディスカッションを成立させたい。そしてしっかり勉強して将来に生かしたいと考えていた。
「野球には独立リーグや企業チームもあるよね。他にバスケのBリーグや北国だとカーリングとか。僕の地元では映画の撮影場所やアニメの舞台になって聖地巡礼で観光客がきてくれるところもあるよ」
「お。良いねえ。広げて行こうか。地方自治体は予算が少ない所も多いだろうし、低コストで結果が出るように宣伝にコスパも必要だよね」
颯介が夏樹を褒めるように言葉を継いだ。男子二人も概ね好意的な表情だが、女子は苦手なスポーツから話題を反らした夏樹に同意するのではなく、颯介が褒めた事に少しジェラシーを感じているように受け取れた。
そうだよね。皆に人気の颯介君に平凡な僕が話しかけてもらったり近づくと、分不相応だって嫉妬されてしまう。気を付けないと。
そんな夏樹の気持ちを知ってか知らずか、その後のディスカッションでも他の四人の発言は少なめで、颯介と夏樹の発言がやや多くなった。
夏樹が発言する度に颯介はにっこりと笑顔を浮かべてほめる。
それは他の四人が地域活性化にそもそもの興味や知識が少なく、ディスカッションにあまりやる気がない様子だったからでもあった。
そこに他のグループの会話の様子が聞こえてきた。
「毎年だいたいさ、中高一貫校出身でアクティブラーニング慣れしてて要領の良いやつの意見に纏まってるらしいよ」
「だからそういうやつが集まるようなグループ編成にならないようにくじ引きしたらしい」
「それならアルファが一人でもいたら十分有利じゃないか」
「良いよな、あのグループ。ずるい」
他のグループからもやっかみがあり居心地があまり良くない。颯介はそんな声が耳に入っても、気にしていない風でしっかり議論をすすめようとしていた。
アルファが優秀なのは確かだが、だからってズルいと言われたり、近づくと嫉妬されるのも大変だ。才能だけで生きているわけではなく努力だってしているはずなのに。それでも真面目に淡々としている同い年の颯介に、夏樹は尊敬に近い念を抱いた。
「では今日はここまで。授業を終わります」
「颯介君~。学食行ってもっと話さない?」
「ねえ。是非一緒に行きましょうよ」
女子二人が颯介の腕に巻き付いた。するとそれまで夏樹の方を見て微笑んでいた颯介から、突如表情が消えた。
周囲の空気を5度くらい下げるような冷たい目を女子二人に向けてから腕をするっと抜いた颯介は、夏樹の肩をそっと引き寄せた。
「夏樹が了承して6人で行くなら良いよ」
夏樹の肩を抱いてうっそりと笑み口角を引き上げると、耳元に直接響くように甘い声を耳介に注ぎ込んだ。
「え?」
「ね?行く?夏樹」
「う、うん」
「皆は?」
「…じゃあ行くか」
耳を吐息で愛撫するような振動にびくっと震えた夏樹は、自身の名前、しかもファーストネームで突然呼ばれた事に驚いていた。まずもって自分はフルネームを名乗っただろうか。
びっくりして目をパチパチさせていた夏樹は、自らのうなじに顔を寄せた颯介が仄暗い笑みを浮かべてすうっと香りを嗅いでいたことに気付いていなかった。
そんな暗い笑みをはじめてみた他の男子は、優秀なアルファの一筋縄ではいかない内面に言い知れぬ怖れを抱くのだった。
「颯介君、何食べる?」
「俺の事は良いから自分の分を選んでね」
「え~」
女子は何度も颯介に話しかけてはあしらわれている。一方で颯介は、何かと夏樹を気遣って会話を持とうとしている。
「夏樹は何が好き?」
「今日のラインナップならA定食」
「気が合うね。俺も」
「そう?お肉が好きなの?」
「何でも食べるよ。自炊もする」
「ホントに?自炊なんてやらなさそう」
「夏樹の中で俺、どんなイメージなのかな」
「お坊ちゃん?かも?」
「マジで?家事出来るよ。それとこれからは颯介って呼び捨てて欲しいな」
颯介は夏樹に向かって話し続けた。爽やかで甘い笑顔を添えて、しかし耳元に熱い声を吹き掛ける。
耳をなぶる暖かい息にぴくっと反応する夏樹の表情を楽しむかのように。
「颯介君すごい~。何でもできるのね~」
「…。夏樹、課題発表終わったら打ち上げで旅行しない?」
「え?まだ先のことだし、予定がわからない」
「休みの間どうしてるの?」
「うーん。実家に帰るくらいかなぁ」
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