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ゆっくり寝て起きて、さあ朝食だ。今日からは目一杯ランちゃんと遊べる。ランちゃんを起こそうと見に行くと。すでに着替えを済ませて、ダイニングルームに行こうとしていた。あれ?今まではお世話が必要だったのに...
「ランちゃん、しばらく遊んであげられなくてごめんね。許してね。大好きだよ。良い子で過ごしてくれてありがとう」
「僕は王子ですから、心得ています。でもお母様の技術はお母様だけのものなんですね。勿体無い。継承出来れば良いのに」
「…ランちゃん…数週間でしっかりしちゃった…どうしたの?いつの間にそんな難しい言葉…」
「図書館で勉学に励み、騎士の皆に手解きを受けておりました」
「アル!大変だよ、ランちゃんが急に大人みたいになっちゃったんだよ。難しい言葉を言ってる。どうすれば良いの?」
ダイニングルームにランちゃんと向かって、座っていたアルに訴えた。5歳のはずが、なんだか中学生みたい?
「そんなものだ。私の子供の頃も似たようなものだった」
「ええ~!もっと子育て楽しみたかったのに...」
「ならばもう1人作ろうな」
「う~…」
「賛成です。一緒に遊んだり助け合える弟を希望します」
「だそうだ。もうすぐ発情期だから、丁度良いだろう」
「そんな~…」
ランちゃんは、西洋の少年みたいな見た目になり、アルに似て来た。赤ちゃんの時から完全な獣型、人型に変化出来るのは、強い証拠なんだそうだ。そしてアルファらしく、どんどん成長して優秀になっている。大変だ。小さいうちにもっとランちゃんとベタベタしたい。可愛がりたい。
僕は図書館にも一緒に行って勉強して、ランちゃんが騎士さんと稽古する時は近くで見守った。ご飯も一緒に食べて、なるべく抱っこしたり手を繋ぐ。早くしないと僕より大きくなって、繋いでくれなくなりそうだ。
「ランちゃん、お散歩行こう」
「はい。お花が綺麗ですよね」
休み時間は二人で散歩して、花束や花冠を一緒に作った。被せあって
「ランちゃんかわいいね」
「お母様きれいです」
ふふふ。ニコニコと二人で過ごして、とても嬉しい。夜は眠る前に
「ランちゃん。発情期にはまた離れないといけないから、寂しくなってしまうね。ごめんなさい」
「大丈夫ですよ。皆がその分たくさん構ってくれます」
「しっかりしたね。ランちゃん、お母様に獣型見せてもふもふさせてくれる?もっと抱っこしたいんだ」
「はい」
ポンと白い小さなライオン。アルよりも毛並みが柔らかく、サイズ感も違うからとても気持ちいい。
赤ちゃんの頃の甘い香りは無くなった。ランちゃんのフェロモンは僕にはわからないけど、出ているのかどうか?いずれそのフェロモンと呼応する運命の番を見つけて欲しいな。ランちゃんの毛並みを触りながら、ネコ科の綺麗な瞳を覗き込んだ。
「ランちゃん。かわいい。大好きだよ。僕のかわいい息子」
ランちゃんを抱っこすると、アルの時とは違う幸せホルモンが出ている感じ。ありがとうランちゃん。
翌朝起きたら覚えのある熱さが頭を支配していた。ぼーっとして、熱くて苦しい。ランちゃんが産まれて、発情期が再開してからもまだ小さいランちゃんの育児を優先したい僕のためにアルには孕ませ欲求を我慢して貰っていた。それは獣人にはとても大変な事だったようで、他のアルファの官僚方からはアルの鋼の精神力を称賛される程だった。
今回はランちゃんのお墨付きもあるから久しぶりに発情期を堪能出来る。アルは楽しみにしているようだが僕の体力がもつだろうか。そろそろ皆の出勤時間になった。まだ完全に発情に入っていないうちに、頼まないと…
「リノさん、居ますか?」
「はい。こちらに」
「良かった。アルに発情を伝えて貰えますか?あとランちゃんの事お願いします」
「かしこまりました。只今お伝え致します。ラン様のこともどうぞご心配なくお任せくださいませ」
「ありがとうリノさん。助かります」
ぼーっ、としながらベッドの中でごろごろしていた。アルのフェロモンが恋しい。早く来ないかな。
「ハル…良い香りだ。美しいよ。愛しい」
「ありがとう。アル。良い薫り…好き、愛してる」
アルが来ていた服を脱ぎ散らかしながら、ベッドにあがってきた。目が爛々として欲望を湛えている。いつもよりギラギラとした強いフェロモンが漂ってきて酔ってしまいそう。
アルに抱きしめられて、首を抱き返した。アルの目が輝く。二人で顔を寄せて唇を交わす。触れる唇から愛が流れてくるようだ。口を開けアルの肉厚の舌が入るとざらざらとした感触が口内の粘膜をはい回りぞわぞわと快感を得る。
いつの間にか脱がされた全身を固い手が愛撫していく。繊細な指先が僕の反応をみては的確に追い上げて、直ぐに放出してしまった。
「アルのが欲しい…」
「ああ。きれいだ。ハルト…愛してる」
後ろを丹念に解してくれるがもうすでに愛液で溢れていた。前の良いところを押されて、気持ちいい時間が長く続く。
「あ…早く」
「いくよ」
アルの大きなものが入ってきた。やっと待ち望んだ剛直に中が悦んで受け入れている。うねって誘うような動きに羞恥心を感じていたら
「ハルト…好きだ。素晴らしい。愛してる」
アルが褒めてくれて、欲望に素直になれた。
「アル、良い…愛してる」
動きが激しくなり、登り詰めた僕に続くように中に放たれた。熱い…。嬉しい。もっと欲しい。
何日も何度も、交わっては愛を囁き合う。情熱的な発情期を終えたらとても体力が削がれてぐったりだった。
「すまない…」
「いいよ、大丈夫。でも腰が…」
アルが心配してあれこれ世話をやいてくれ、それを見た皆がにまにまとしているのがまた恥ずかしかった。
「ランちゃん、しばらく遊んであげられなくてごめんね。許してね。大好きだよ。良い子で過ごしてくれてありがとう」
「僕は王子ですから、心得ています。でもお母様の技術はお母様だけのものなんですね。勿体無い。継承出来れば良いのに」
「…ランちゃん…数週間でしっかりしちゃった…どうしたの?いつの間にそんな難しい言葉…」
「図書館で勉学に励み、騎士の皆に手解きを受けておりました」
「アル!大変だよ、ランちゃんが急に大人みたいになっちゃったんだよ。難しい言葉を言ってる。どうすれば良いの?」
ダイニングルームにランちゃんと向かって、座っていたアルに訴えた。5歳のはずが、なんだか中学生みたい?
「そんなものだ。私の子供の頃も似たようなものだった」
「ええ~!もっと子育て楽しみたかったのに...」
「ならばもう1人作ろうな」
「う~…」
「賛成です。一緒に遊んだり助け合える弟を希望します」
「だそうだ。もうすぐ発情期だから、丁度良いだろう」
「そんな~…」
ランちゃんは、西洋の少年みたいな見た目になり、アルに似て来た。赤ちゃんの時から完全な獣型、人型に変化出来るのは、強い証拠なんだそうだ。そしてアルファらしく、どんどん成長して優秀になっている。大変だ。小さいうちにもっとランちゃんとベタベタしたい。可愛がりたい。
僕は図書館にも一緒に行って勉強して、ランちゃんが騎士さんと稽古する時は近くで見守った。ご飯も一緒に食べて、なるべく抱っこしたり手を繋ぐ。早くしないと僕より大きくなって、繋いでくれなくなりそうだ。
「ランちゃん、お散歩行こう」
「はい。お花が綺麗ですよね」
休み時間は二人で散歩して、花束や花冠を一緒に作った。被せあって
「ランちゃんかわいいね」
「お母様きれいです」
ふふふ。ニコニコと二人で過ごして、とても嬉しい。夜は眠る前に
「ランちゃん。発情期にはまた離れないといけないから、寂しくなってしまうね。ごめんなさい」
「大丈夫ですよ。皆がその分たくさん構ってくれます」
「しっかりしたね。ランちゃん、お母様に獣型見せてもふもふさせてくれる?もっと抱っこしたいんだ」
「はい」
ポンと白い小さなライオン。アルよりも毛並みが柔らかく、サイズ感も違うからとても気持ちいい。
赤ちゃんの頃の甘い香りは無くなった。ランちゃんのフェロモンは僕にはわからないけど、出ているのかどうか?いずれそのフェロモンと呼応する運命の番を見つけて欲しいな。ランちゃんの毛並みを触りながら、ネコ科の綺麗な瞳を覗き込んだ。
「ランちゃん。かわいい。大好きだよ。僕のかわいい息子」
ランちゃんを抱っこすると、アルの時とは違う幸せホルモンが出ている感じ。ありがとうランちゃん。
翌朝起きたら覚えのある熱さが頭を支配していた。ぼーっとして、熱くて苦しい。ランちゃんが産まれて、発情期が再開してからもまだ小さいランちゃんの育児を優先したい僕のためにアルには孕ませ欲求を我慢して貰っていた。それは獣人にはとても大変な事だったようで、他のアルファの官僚方からはアルの鋼の精神力を称賛される程だった。
今回はランちゃんのお墨付きもあるから久しぶりに発情期を堪能出来る。アルは楽しみにしているようだが僕の体力がもつだろうか。そろそろ皆の出勤時間になった。まだ完全に発情に入っていないうちに、頼まないと…
「リノさん、居ますか?」
「はい。こちらに」
「良かった。アルに発情を伝えて貰えますか?あとランちゃんの事お願いします」
「かしこまりました。只今お伝え致します。ラン様のこともどうぞご心配なくお任せくださいませ」
「ありがとうリノさん。助かります」
ぼーっ、としながらベッドの中でごろごろしていた。アルのフェロモンが恋しい。早く来ないかな。
「ハル…良い香りだ。美しいよ。愛しい」
「ありがとう。アル。良い薫り…好き、愛してる」
アルが来ていた服を脱ぎ散らかしながら、ベッドにあがってきた。目が爛々として欲望を湛えている。いつもよりギラギラとした強いフェロモンが漂ってきて酔ってしまいそう。
アルに抱きしめられて、首を抱き返した。アルの目が輝く。二人で顔を寄せて唇を交わす。触れる唇から愛が流れてくるようだ。口を開けアルの肉厚の舌が入るとざらざらとした感触が口内の粘膜をはい回りぞわぞわと快感を得る。
いつの間にか脱がされた全身を固い手が愛撫していく。繊細な指先が僕の反応をみては的確に追い上げて、直ぐに放出してしまった。
「アルのが欲しい…」
「ああ。きれいだ。ハルト…愛してる」
後ろを丹念に解してくれるがもうすでに愛液で溢れていた。前の良いところを押されて、気持ちいい時間が長く続く。
「あ…早く」
「いくよ」
アルの大きなものが入ってきた。やっと待ち望んだ剛直に中が悦んで受け入れている。うねって誘うような動きに羞恥心を感じていたら
「ハルト…好きだ。素晴らしい。愛してる」
アルが褒めてくれて、欲望に素直になれた。
「アル、良い…愛してる」
動きが激しくなり、登り詰めた僕に続くように中に放たれた。熱い…。嬉しい。もっと欲しい。
何日も何度も、交わっては愛を囁き合う。情熱的な発情期を終えたらとても体力が削がれてぐったりだった。
「すまない…」
「いいよ、大丈夫。でも腰が…」
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