56 / 744
連載
142、ユニークボス戦
しおりを挟むここでクエストが来るってことは、ここから先何かあるってことかな。
歩きながら、そっとクエスト欄を開く。
『【NEW】ユニークボスを討伐せよ
トレの森深部にユニークボスが現れた!
トレの精鋭たちと共にユニークボスを討伐し、街を魔物の脅威から守れ!
クリア報酬:???
クエスト失敗:ユニークボス討伐ならず トレの精鋭の戦闘不能状態 トレの街南門破壊 トレの街3分の1機能低下』
トレの精鋭って門番さんたちだよな。門番さんの誰かが戦闘不能になったらクエスト失敗ってことか。それにしても報酬がまたしてもはてなになってるんだけど。ランク次第ってことなのかな。エミリさんの時みたいに、その場の流れで決まるとか?
これ、全員でかからないと多分倒せないんだろうな。なにせユニークボスだし。
ヴィデロさんは、雄太より強かったはずだから心配ないとして、他の人は。
インベントリをチェックしながら、狩りの用意してきてよかった、と一人胸を撫で下ろす。
腕にはしっかりとマジックセーブドイリーも結ばれている。もしいざというときは、全員で魔法陣で少しでも距離を置ければ立て直すことだってできるはず。
……戦闘不能が死ぬことだっていうのは、考えない。
俺は大きく深呼吸を一回して、インベントリを閉じた。
赤い点は大分周りに増えてきて、すでに先頭の門番さんはイノシシが出てきた瞬間剣で一撃で倒している。
強い。よかった。
一瞬にして光と化したイノシシを見上げながら、ほっと息を吐いた。
「マック、緊張してるのか? 大丈夫、他のやつら、俺より強い奴らばかりだから」
「ヴィデロさんより強い? そ、それは頼もしい。俺、足を引っ張らないといいけど」
一番弱いの俺だし。
そう思って呟いた瞬間、俺達の前を行く門番さんが笑った。
「マックは後衛な。前衛出来ねえのは見ててわかるっての。それより後衛でサポートしてくれた方がすげえ助かる。さすがに大物は無傷とはいかねえからな。当たり所が悪けりゃ、一撃でお陀仏ってことだってあり得るんだ。マックのよく効くハイポーションの一つでもぶっかけてくれりゃ、俺らそれだけで生きながらえるからよ。いるのといねえのとじゃ大違いだ」
「そう言ってもらえると……」
サムズアップする門番さんの言葉が嬉しくて、少しだけ肩の力が抜ける。
俺、頑張ろう。
絶対誰も死なせない。
次々出てくるイノシシ型の魔物を順調に屠りながら、俺達は森の深部に向かって進んだ。
時折方向を確認して、ユニークボスのいる方に軌道修正する。樹が生い茂っているせいか、門番さんたちは剣を振り回すのも一苦労している。薙ぎ払うようなしぐさをすると、途端に樹が邪魔になるみたいだった。動きに制限ありのクエストでユニークボスって、ちょっとハードル高いよ。
今のところは俺のハイポーションは必要ないのが救いだ。
「もうすぐ大物が出てくる……」
声を潜めて皆に伝える。
すると、先頭の門番さんが身震いするのをなだめるように腕をさすった。
「ああ、わかる。強いのがいるのがビリビリ刺さってくる……」
「俺らだけで行けるか……?」
草の間から遠くを見ている門番さんたちは、まるでそっちにいるユニークボスが視界に入ってるようだった。視線を一点に集中していて、そこから目を離さなかった。
「おい、ロイ。ビビるんじゃねえぞ」
「わかってるよブロッサム。お前こそ、先頭で大丈夫か? 震えてるぞ、くくく」
「おい、しっ! 敵さん来るぜ」
「わかってるよマルクス。ヴィデロ、いいか? マックは後ろ動くんじゃねえぞ」
あの威圧感が、どんどん近付いてくる。そこまでスピードは速くないんだけど、まだ視認できないっていうのがなんか、おかしい。てっきり大きなイノシシの親玉かと思ったんだけど、もっと小さくて強い魔物なのかな。
とりあえず一番に俺が出て目潰し投げよう。効くといいなあ。今までのボス戦では効いたから、多分大丈夫。
「いや、俺が先制を掛けるから、魔物の動きがおかしくなったら皆一斉に攻撃して」
「マック」
「大丈夫」
心配げに手を伸ばすヴィデロさんにそう言って笑いかけてから、俺は足早に先頭の門番さんの横に行った。
「マック。お前」
「ここまで来たら俺もちゃんと仲間に入れてね、門番さん。剣では絶対に足手まといになるから、それ以外で」
「門番さん、っておま、俺の名前はブロッサムだ」
「ブロッサムさん」
裏リストにピコンと通知が来る。ちょっとだけ嬉しくなって、インベントリから取り出した目潰しを握る手に力が入った。
「ヴィデロ、もしかしてマックに俺らの名前とか教えてねえのか? マック独り占めか?」
「何当たり前のこと言ってるんだよ。マックに名前を呼んで欲しいんなら、自分で名乗れよ」
ヴィデロさんも前に出てきて、俺の横でフン、と鼻を鳴らした。あ、そのどや顔可愛いです。ヤル気でますありがとうございます。
「俺、ロイな。今度からそう呼んでくれ」
「ロイさん」
「俺はマルクス。って、名乗ってなかったっけか。わりいわりい」
ちょっとだけ優男風の垂れ目の門番さんといつも俺とヴィデロさんをからかってくる門番さんにも名前を教えて貰った。裏リストのビックリマークが嬉しい。
余計にこのクエスト失敗できないじゃん。
っていうか、冒険者ギルド以外で貰うクエストって、こういう失敗できないの多すぎるよな。
でも。
とヴィデロさんの方をちらりと見てから、俺は手に目潰し、もう片手に剣を持って、足を踏み出した。
「ぅらあ!」
気合いと共に、樹の間から飛び出してきた魔物に得物を投げつけた。よし、命中。
飛び出してきた魔物は、俺の目潰しを食らって、身の毛もよだつ咆哮を上げた。
うわ、鳥肌が立った。何今の声。威圧系ともまた違う咆哮。
門番さんたちも顔を険しくしながら剣を構えて一斉に魔物に飛び掛かっていく。
出てきたユニークボスは、それほど大きなものではないけれど、見た目がものすごいものだった。
イノシシというよりは小ぶりのマンモスのような、もさっと毛の生えた全身で、口から生えた牙は頭の上まで伸びている。大きさは大人の頭の高さくらいだから、ボスにしてみたらそこまで大きくはないんだけれど、全身から立ち上がる黒い靄が、見ているだけで鳥肌が立つような様相を呈していた。そして、その顔。縦半分に裂けて、中にびっしり生えた尖った歯が、威嚇するたびにちらりと見えた。うえ、気持ち悪い。顔が4つにわれる魔物とか、初めて見た。
じたばたと苦しんでいるユニークボスの頭の上には、青色のHPバーが見える。
そこまでHPが高くない魔物のHPバーの色は赤、その倍HPがある魔物は黄色、次は緑、そしてボスレベルのHPがバカ高い強い魔物はだいたいが青のHPバーになるんだけど、このユニークボスは青だから強くてHPめっちゃ高いってことだ。
そしておかしいのが、イノシシを一撃で倒せるくらい強いはずの皆の攻撃が、ほぼ一向に効いてないってことだ。HPの減りがめちゃくちゃ少ない。
「何で、攻撃効かないの……?!」
後ろに下がった俺の呟きが耳に入ったらしいロイさんが、険しい顔をしながら一旦距離を置いた。
「ダメだな、こいつ、穢れてる。俺らの普通の剣じゃあんまり攻撃が通らねえよ……」
「穢れてるって」
どこかの掲示板でちらっと読んだことがある。なんか、ゾンビみたいな感じのやつだって。物理攻撃がほぼ効かないから、魔法攻撃か、穢れを祓ってから攻撃しないとだめだって。
「どうすれば穢れが払える?!」
「そりゃあ聖水をぶっかけるしかねえな! でも普通聖水なんて持ってねえし!」
今だ魔物は目潰しに苦しんでいてこっちに攻撃を加えてこないけど、らちが明かずに一度全員が下がる。
「聖水! 俺、持ってる! クワットロの教会で買ってきたから!」
「何だってそんなもんを……」
聖水と聞いて、嬉々としてインベントリから取り出した俺を見た門番さんたちが、ちょっとだけ呆れた目つきで見てたのは気のせいだ。
ほんと、買っててよかった。
動きに整合性が出てきた魔物を見て、俺は今のうちに、と聖水の瓶の蓋を外した。そして投擲。
顔に聖水が掛かった魔物は、より一層黒い靄を吹き出しながら、さらに酷い咆哮を上げた。
途端に身体が硬直する。鳥肌が凄い。ぞわっと背筋を何かが駆け上がっていって、途端に足が重くなった。
う、ヤバい今の咆哮で硬直しちゃったかも。
咆哮を上げる魔物の赤い瞳が、近くにいる俺をじろりと見下ろした。
前半分は黒い靄が消えたけど、あのパカっと開く顔は健在なままで俺を見下ろす魔物は、今までの気持ち悪い魔物ランキング上位に輝くほどの不気味さで、硬直中の俺は、恐怖と戦いながら身体が動くのを今か今かと待っていた。
『グオァァァァ!!』
いきなり頭が俺目がけて振り下ろされてきて、顔じゅうの口が迫ってくる。
「ひっ!」
あまりの恐怖に目を瞑ることも忘れてただ落ちてくる口を見ていた俺は、次の瞬間、全身に衝撃を受けて転がった。
「マック、大丈夫か……?!」
やられたか、と思った俺の身体は、ヴィデロさんによって間一髪助け出されていた。
そして、俺を包む腕と、愛しい声が俺を現実に呼び戻す。
浅い息を繰り返して、一緒になって地面に転がったヴィデロさんを見下ろす。すると、ヴィデロさんはよかったと薄く微笑んだ。好き。
状況を確認しようと顔を上げて魔物を見ると、魔物は穢れのなくなった顔の一角をマルクスさんに切られて、暴れていた。
「悪い、俺達も少しの間動けなくなってた。怪我は?」
「大丈夫、どこも怪我してない。ありがとう、ヴィデロさん」
ヴィデロさんの腕から抜け出し、二人で立ち上がる。靄の消えた場所は物理もサクサク効くらしく、門番さんたちが連携で攻撃を加えていた。
でも身体の大半はまだ靄が掛かった状態で、俺は今度はそっちに聖水を撒きに行こうと、聖水をカバンから取り出した。
それを、スッとヴィデロさんが取り上げる。
「俺が行くから、マックはロイに回復を。ロイの腕が牙に掠っているから」
俺の返事を訊く前に、ヴィデロさんは剣と聖水を手に、魔物の側面に走っていってしまった。
あれ掛けるとまた咆哮来るのかな。少しだけ心配になりながら、俺はロイさんの所に走った。
二の腕の所がざっくりと切れていて、片手がブランとしている。
うわ痛そう、と取り出したハイポーションを急いでそこに掛けると、みるみる傷がふさがっていった。
「悪いな、マック。サンキュ」
傷はふさがっても、ロイさんの顔色は青いままだった。
傷周りも、紫色に変色したまま。
「まだ治ってない! どうしたらいい?!」
魔物の咆哮と、剣の音、そして樹の倒れる音があたりに響く。
それに負けないように声を張り上げると、ブロッサムさんが戦闘の合間にちらりとこっちを確認した。
「穢れたやつに攻撃されると傷口が穢れてそうなるんだよ! 聖水まだあるなら掛けろ!」
「わかった!」
ブロッサムさんに助言を貰って、俺は聖水を取り出してロイさんの腕にそれを掛けた。途端にジュウウウ、と不快な音がして、患部から黒い靄が立ち上り、ロイさんが「ぅぅぅ……」と苦しそうに呻く。
「ロイさん……!」
「大丈夫、まだいける……! こんな穢れたやつ、街に近付かせられるかよ……!」
黒い靄が消えると、ロイさんはまたも剣を構えて前線に走っていった。
次の瞬間、またもあの身の毛もよだつ咆哮が耳に突き刺さる。
咄嗟に耳を抑え、動け、動け! と気合を入れると、ノロ……と足が動いた。
よし、動く!
硬直はすごく短く済んで、俺は慌ててヴィデロさんの方に目を向けた。
魔物の首が後ろに曲がり、小さな赤い瞳がヴィデロさんを睨んでいる。
ダメだ、ダメ!
「やめろ!」
俺の叫びは、魔物の咆哮にかき消された。
2,522
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
妹を救うためにヒロインを口説いたら、王子に求愛されました。
藤原遊
BL
乙女ゲームの悪役令息に転生したアラン。
妹リリィが「悪役令嬢として断罪される」未来を変えるため、
彼は決意する――ヒロインを先に口説けば、妹は破滅しない、と。
だがその“奇行”を見ていた王太子シリウスが、
なぜかアラン本人に興味を持ち始める。
「君は、なぜそこまで必死なんだ?」
「妹のためです!」
……噛み合わないはずの会話が、少しずつ心を動かしていく。
妹は完璧令嬢、でも内心は隠れ腐女子。
ヒロインは巻き込まれて腐女子覚醒。
そして王子と悪役令息は、誰も知らない“仮面の恋”へ――。
断罪回避から始まる勘違い転生BL×宮廷ラブストーリー。
誰も不幸にならない、偽りと真実のハッピーエンド。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。