これは報われない恋だ。

朝陽天満

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番外編3

最強パーティー肉を食む 7

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 たいやきくんと雄太は、早速インベントリをチェックしているようだった。

 そこで気付いて、俺もインベントリをチェックする。ドロップ品は何だろう。

 魔大陸ドラゴンって言ったら、きっと物凄い物が。



「うおおおおおおおおお! やべえ、やべえものをゲットしちまった!」



 ドキドキしながらインベントリを見ていると、たいやきくんの恐ろしいほどに大きな声が聞こえて来た。



「ドラゴンの卵! 卵ゲットしちまった!」

「うお! すげえ!」



 卵⁉ と俺もそっちに駈け寄った。

 たいやきくんの手には、一抱えもある薄っすら青みがかかった卵があった。

 うわあうわあ、と雄太と共に興奮する。



「たいやきくんもとうとうテイマーの仲間入りか!」

「めっちゃ激レア食材ゲット!」



 俺とたいやきくんの叫びが重なる。そして、二人は動きを止めた。



「え。食材……?」

「俺がテイマー……?」



 二人わけが分からず固まっていると、雄太が待て待てと仲裁に入った。



「たいやきくん、それ、聖獣の卵ではないのか? あれだろ、もし聖獣だったら食っちまったらやべえだろ……?」



 雄太が俺の気持ちを代弁してくれる。

 それを聞いたたいやきくんは、目を剥いた。



「いやいやいや、普通の魔物から聖獣の卵ゲットするわけねえだろ! ……って聖獣の卵がどうやって出来上がるのかわからねえから断言できねえけど、いやいや、これどう見ても世界最大絶品グルメの一つ、ドラゴンの卵だろ。幻の」

「世界最大絶品グルメって初めて聞いた……」

「料理界では有名なんだよ、ドラゴンの卵。その黄身はとてもまろやかで濃厚、白身は弾力があり栄養素満点、その白身から出来たメレンゲは極上の絹のような舌触りで、食べるものを魅了するって」

「知らないから」



 雄太の冷静なツッコミの横で、俺は改めてたいやきくんの手にある卵を鑑定眼で見た。



『ドラゴンの卵:ごく稀に高レベルの爬虫類系魔物からドロップする素材。主に料理に使われるが、『馬頭の相角』の粉末と混ぜる合わせることで魔力総量上昇薬が出来上がる 穢れている レア度4 魔力値298』



「うわ、本当に素材だった……ちょっと羨ましい」

「え、マジか。俺ちょっとドラゴン孵るやつかってドキドキしちまった。食材でも嬉しいはずなのにな」



 俺の鑑定結果を聞いて、なんだか皆微妙な感じになってしまった。

 でもドラゴンの卵、調薬素材としても超一流っぽい。魔力総量上昇薬って何だろう。レシピ持ってないよ。

 食材なら食材でどんなものが出来上がるのかすっごく気になるけれど。

 と思いながら自分のインベントリを見ると、なんだかキラッキラと光る瓶が入っていた。



『逆鱗の粉塵:錬金素材 ドラゴンの逆鱗を粉々にした素材 レア度4 魔力値199』



 ヤバい奴来た。 

 絶対何と錬金しても爆発物しか出来ないような名前だった。

 うわあ、ドキドキしてきた。

 ついつい魔大陸レシピ集を手に取って、調べてしまう。

 後ろの方のページに何個かこの素材を使うレシピが載っていたけれど、穴あきなので他の素材はまだ手に入ってないってことだ。これが埋まるのが楽しみすぎる。

 ニヤニヤしながらレシピをしまうと、同じような顔をしていたたいやきくんが卵に頬擦りしていた。



「おまええ、めっちゃ美味い料理に変えてやるからなあ。待ってろよ」

『たいやきくんティーロイもおりょうりたべたい』



 怪しげなたいやきくんにちょっと引いていると、ティーロイがたいやきくんの周りを飛び回りながらおりょうりおりょうりと騒ぎ始めた。



「おお! ティーロイちゃん初めて俺の料理に興味を持ってくれたんだな……! いいとも! 最高に美味い料理を作ってやるからな!」



 両手を広げてティーロイにウェルカムするも、ティーロイはそのままヴィデロさんの頭の上にフワッと乗った。ちょっと大きくなったティーロイとヴィデロさんの頭の大きさがそんなに変わりないので、なんだかおかしいし、より可愛い気がする。うん、可愛い。

 ティーロイに振られてもめげないたいやきくんは、卵をそっとカバンにしまうと、その場でがばっと頭を下げた。



「今日はホントに連れて来てくれてサンキュな! ありがとう! 本っ気で、最っ高に充実した一日だったよ! 一旦辺境に帰ったら、俺が借りてるところでなんか作るから、ぜひ食べていって欲しい!」



 嬉しいお呼ばれに、俺たちは一も二もなく頷いた。





 たいやきくんが借りていた場所は、前はお店だったと思われる、厨房が本格的の場所だった。店舗になるところもあるけれど、店自体はやってないみたいだった。屋台が店なんだとか。この厨房で大量に料理を作って、試行錯誤して、色々と仕込んでからそれを全てインベントリに入れて屋台で売っているらしい。なんていうか、こだわりが凄すぎる。

 店のインベントリは最大まで拡張済みで、自分のインベントリも課金して最大まで大きくしているけれど、それでも食材が詰め込まれて置き場がひっ迫しているんだとか。



 厨房が一望できるカウンターらしき席に案内された俺たちは、たいやきくんが山ほどの食材を取り出すのを見て、ただただ感心していた。



「俺ら、すごい現場に居合わせてる気がする」

「え、何で?」

「だって、たいやきくんが料理してるのって、基本その場で串焼き作ってんのしか見れねえんだよ。それが、他のメニュー作りを目の前で見れるなんて、ラッキー以外の何物でもねえだろ」

「そうだね。そっか、そうだよね。本物の料理人の手つきを見るのも楽しいしね」

『ティーロイはねえ、マックのシチューもいっしょにたべたい』

「この店舗を使ってないというのは少し勿体ない気もするが、職人のこだわりは凄いな」



 ヴィデロさんも店を見回して、複雑な顔をしている。そのままドアを開ければ店になりそうな感じなのに、カーテンは閉まったまま、開ける気もないらしい。外に看板すら出てなかったし。



「なんならマック君もここで一緒に作らないか? ティーロイちゃんが美味しいっていう料理がどんななのか知りたいから。ティーロイちゃんが美味しいっていう料理も研究してみたい」



 お誘いがあったので、俺は広すぎる厨房にお邪魔して、片隅でシチューを作ることにした。店で働いてるみたいで新鮮。





 食材は好きに使っていいよと言ってもらえたので、あとで使った食材の費用を払う約束をして、大きな鍋を一つ借りる。

 取って来た『高級肉』を取り出して、たいやきくん素材から野菜を選ぶ。最高級品の野菜たちは、たいやきくんが辺境の農園と契約して買っている食材なんだとか。滅茶苦茶美味しそう。

 鍋に魔法陣で高濃度魔素の水を入れていると、たいやきくんが目を輝かせてこっちを見ていた。



「なんで魔法陣から水が出てくるんだ?」

「そういう魔法陣だから。ティーロイは基本魔力が濃いのが美味しく感じるみたいだから、魔法陣魔法で魔素の濃い水を出して料理してるんだよ」

「ほほう……こりゃあ……魔法陣魔法習わねえとな」



 感心しながらも、手は見えない速さで食材を切っている。すごい。俺の手の動きとは雲泥の差だ。



『マック、いのっていのって』

「え、でもそれ聖水になっちゃうよ」

『おいしいからいいのいいの』



 ティーロイがカウンターの上をタカタカ歩きながら口を開く。スムーズなおしゃべりが出来るようになったら、自分の意思を伝えることも楽しくなったらしい。俺に口を出さない時はずっとヴィデロさんと雄太に話しかけている。お喋り好きだったんだね。

 ティーロイを横目で見ながら、野菜を鍋に突っ込んでいく。火にかけてグツグツさせようとしたら、隣にセットされていたたいやきくんの鍋がよくわからない動きをした。そして、一瞬で中の食材が煮立った。



「これ、火魔法の応用。そっちにしようか?」

「して欲しい。なにそれ。面白い」

「中の水に火をぶつけて水の中で蒸発させてブワッと食材に火を通してみたらうまいこと柔らかく食材が煮えたからそれから使ってるんだ。ちょっとコツがいるけど」

「そっか。いいなあ火魔法俺使えないからなあ。魔法ポンコツなんだよね……」

「聖魔法すごかったじゃねえか」

「あれは聖短剣があるからこそ使えるんだよね。短剣がないとだめなんだ」

「ああ、そういう限定だから強いのか。俺も包丁がねえとダメだから似たようなもんだな」



 あははと笑うたいやきくんは、実は得物が包丁じゃないと攻撃力がガタ落ちらしい。『万物調理師オールコック』の特性なんだとか。でも、料理する道具を手にしたら、どんなものでも食材にするんだとか。本当かどうかはわからないけれど、もし本当だったら包丁とフライパンを装備して欲しい。フライパンって地味に盾と武器になりそうだし。何より火に耐性ありそう。



 そんなこんなで、めっちゃ(魔素が)濃いシチューと、たいやきくんが腕を振るったドラゴン卵料理その他もろもろが出来上がった。

 すごく勉強になった。たいやきくんは凄かった。戦い方もすごかったけれど、料理はさらに豪快だった。見ていると楽しくなる料理の作り方をしていた。そして、俺の作り方を見て、「丁寧だなあ。流石薬師」と感心していた。そういうたいやきくんも、豪快だけど味付けとかはほんとに丁寧で繊細なんだよ。きっちり量を測っているし、粉を引きながら数を数えたりしているから、最適なところを知っているみたいだし。



 そして出来上がった料理は。



「ううう俺もう普通のご飯食べられない……」

「酒が欲しくなる味だな……」

「美味しすぎて手が止まらない」

「だろお! たんと食べてくれ。っつうかドラゴン卵、マジでうまいな。こんなに繊細な味だとは思わなかったぜ」

『ティーロイシチューがおいしいの。あと、たまご。たまごのふわふわおいしいの』



 『高級肉』とドラゴンの卵メレンゲをふんだんに使った親子丼は、なんていうかもうこれ以上に美味しい食べ物はないんじゃないかと思うような夢のような味だった。コツも教えてもらったので、普通の卵で作ってみようと思う。これ、普通に家で作れるんじゃないかな。今度皆に出してみよう。このおいしさは出せないけれど!

 他にも串焼き、『高級肉』ステーキ特製ソース添え、フルーツサラダ、肉団子スープ、ハンバーグとかが所狭しと並んでいる。全部食べれる気がしない。と思っていたけれど、雄太とヴィデロさんの食べっぷりは気持ちいい程で、残すことはなさそうだった。

 シチューはたいやきくんに好評で、MP回復が早い! とビビられた。魔法陣魔法を使えるようになったら俺もこれ作っていいか、と訊かれたのでもちろん頷いた。屋台でご飯を食べてMP回復早まるっていいよね。他にもたいやきくんは一定時間能力を伸ばす料理を作れるみたいだし。俺のタルトみたいなものだよね。

 こんなにたくさんの極上の食べ物を頂いたお礼に、と俺は作り置いていたタルトを取り出して、皆の分を切り分けた。

 たいやきくんはハッと顔を上げて、もしや……と呟くと、ガッと俺の手を握った。ヴィデロさんの視線がたいやきくんを貫いて、ひるんで一瞬で離したけれども。



「もしかして、美味いもんスレの無名のタルト……マック君か?」



 それっていつの話ですか。

 確かにそんなこともあったような。あの後そんなに覗いてなかったからどうなったのかは知らないけれど。あれと今まであったタルト依頼は結びついていなかった模様。

 俺としたことが、となぜか悔しそうに歯ぎしりするたいやきくんに首をかしげていると、雄太から爆弾発言が飛んだ。



「タルトなら勇者の方がさらにうまいぜ」



 その一言は、後にたいやきくんと勇者の関係を今までとは全く違う物に変える発言だったことに、そこに居る人たちは気付いてはいない。







 こうして、『高級肉』狩りは終わりを告げた。

 たんまり手に入った『高級肉』にヴィデロさんはいつもより嬉しそうで、俺まで嬉しくなる。

 ドラゴンの逆鱗も手に入れて、今日は一日滅茶苦茶濃度の高い日だった。たいやきくんもすごい人だった。職人として。



「楽しかったね」

「ああ。そして美味かったな」

「うん」



 やっぱり恍惚としたヴィデロさんの表情を複雑な気分で楽しんだ俺は、今度こそ俺の料理でヴィデロさんを恍惚とさせようと気合いを新たにするのだった。









 その後、辺境では勇者の家の前で三日くらい土下座するたいやきくんを見かけたという情報が入ってきた。

 どうやらタルトの極意を教えて欲しいと頼み込んでいるらしい。

 そうでなくても王女様のご懐妊と騎士団、そしてプレイヤー育成に忙しい勇者はひたすら返事を渋っていたんだとか。

 でも、王女様のうっとりした「あなたのタルト、食べたいわ」の一言で無事弟子入りすることが出来たとか、なんだかおもしろい噂が色々と情報に疎い俺の耳にも入ってきた。ヴィデロさんとヴィルさん経由で。二人とも情報を仕入れるの早すぎ。



 今度は屋台にタルトも並ぶかもね、とヴィデロさんと顔を見合わせた俺は、じゃあその時は二人で辺境に行って食べようね、とデートの約束をして微笑んだのだった。

 辺境デート、楽しみ!





 終わり。

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